脳梗塞・心筋梗塞の予防法

脳梗塞・心筋梗塞にならない食べ方&プラークを低下させるための要件(RAP食)

2021年8月11日改訂(ご注意:最新記事は文末に追記で記載 )

以下には、血管プラークの増減と、摂取した食品との関係を緻密に調べて、その結果に基づき、動脈硬化(プラーク)を治すためのRAP食(後述)を完成の域まで高めるに至った9年間の試行錯誤の経緯が書かれています。なお、2018年4月20日発行の書籍「脳梗塞・心筋梗塞・高血圧は油が原因 動脈硬化は自分で治せる」(幻冬舎)に判りやすく解説しています。

血管にプラークが溜まっていない人(私の基準でレベル:0〜1の方)は今まで通りでかまいません。レベル:2の方は注意する必要があります。

特にレベル3〜4の方・糖尿病・大腸ガン・前立腺ガンの方・その他の動脈硬化関連疾患(サイトの別項目参照)の方は以下の事柄を少なくとも2年間はお続けください。その後はそのような食習慣が当たり前に感じます。プラークレベルの詳細は(動脈硬化の未来塾 31)へ。

この食事療法は動脈硬化改善・治療および予防、更にすでに脳梗塞・心筋梗塞になられた方や認知症の傾向がある方への食事療法とお考え下さい。頸動脈プラークが肥厚している人は認知症になりやすい(Wendell CR et al.: Stroke 2012;43(12))との一流雑誌で報告有り・・つまり・・この食事療法は・・認知症予防の食事療法でもあり・・・血管病全ての予防・治療に効果が期待できます。

この食事療法には、エパデールSなどの病院処方でいただくEPA製剤(魚油ではなく純度98%以上のEPA)の服用がお勧めです。なお、EPA+DHA製剤であるロトリガ(2g)1Pでも抗血小板作用(血液サラサラ効果)・プラーク退縮に大差ありませんので心配無用です。LDLを下げるスタチン製剤はお勧めしていません(理由のエビデンスはサイトの各所に掲載)

なお、当院へ受診された脳梗塞・心筋梗塞後の方や血管プラークの改善がみられない方・レベル4の方へは、以下の文面よりもっと厳しい文書をお渡しして指導を行っております。

「3〜4ヶ月の精進で一生の五体満足への展望が得られます。努力しましょう、するしかない」

**フライ物・揚げ物・脂身類・油炒め類**

1)ギョウザの中身は脂身&肉です。 野菜だけの餃子でもフライにせず水餃子で。
B級グルメで人気の餃子ですが・・意外な落とし穴があります。
2008年度の餃子消費量の上位10県の内の4県は、2010年度の大動脈瘤破裂(女性)での県別死亡ランキングの上位10県にランクインしていますが(当サイトに紹介)、偶然なら凄い確率です。
2)亜麻仁油・エゴマ油・ココナッツオイル・米油・ゴマ油・オリーブ油など、レベル2〜4の方は、プラークが改善しない・・または悪化しますので・・生の使用でも控えましょう。酸化してもしていなくても、頻回の摂取は危険です(後述)。
(ふりかけゴマ・ゴマ豆腐のゴマ・生のオリーブ油などは、レベル0〜1の方は普通に可です)
3)コロッケ・天ぷら・から揚げなどの衣は控える。(劣化・酸化脂質を多く含む)
4)揚げ物・油炒めは極力控えましょう。
5)加熱調理時のベーコン・食用油など(脂身、全ての食用油)での味付けは控えましょう。油なしで焦げ付かないフライパンが必須です。

メモ:血管プラークが一番少ない食習慣のグループは、アルコール少量(ビール換算なら1日500cc以下)で天ぷら・揚げ物類が嫌いな人達のグループでした。当サイトの脳梗塞・大腸ガンなどになりやすい県別ランキングに掲載。

メモ:油を使わないフライ調理器具がありますが、たまに作る子供の弁当用ならいいでしょうが、50過ぎの大人がフライ物をわざわざ食べる必要はないでしょう。脂肪成分は少なくはなりますが、ゼロにはなりません。また、子供だからこそ揚げ物を好きにさせないこと・・が・子どもの将来のためです。
親やお爺さんが食べていると子どもはその食品を欲しがります(生き物の生きる術として)。

また、食習慣で揚げ物・油炒め食品・脂身類などの味や、その食感を快感に思っていた自分の脳細胞を教育する意味合いからも、頸動脈にプラークが肥厚・堆積している人も、していない人も、子供ならなおさら、そのような食品を"好む脳"にさせないことが肝要です。・・頚動脈エコーでは動脈硬化の3〜4割程度しか判定出来ず、健診の採血結果では動脈硬化の程度をほとんど判定出来ない・・のです。「君子危うきに近寄らず」 

**肉類**

1) 動物性蛋白は脂が少ない魚(後述)、鶏肉(皮なし)、豚肉(赤身:特にヒレ肉)、卵白などから摂取。牛肉を食べたいときは、輸入肉(オージービーフなど)のモモ肉の赤身部分を茹でて調理するか、“西洋水炊き“のポトフなどで頂くのがお勧め。豚のバラ肉などは脂身を調理前に取り除けば、普通に料理に使っても問題ありません。(脂の多い青魚や霜降り肉は特に避けたい食材です)
2)ステーキ食べたいなら、特に脂が少ない牛肉のモモ肉(輸入牛は脂肪量が少ないですが、和牛なら完全放牧野生牛など)や、豚のヒレステーキを。添え物の油炒め・ポテトチップスなどは残す。霜降りのロース・サーロインは避ける。
(半年過ぎると、他の人が脂身の多い肉を食べていても欲しくならないでしょう。それがヒトの本能です)
3)焼き肉(鳥)の場では、ホルモン、豚バラ、ハラミ・カルビ・ロース・鶏皮は控えて、砂ズリ(砂肝)・鶏肉や脂身の少ない赤身の肉を選択しましょう。
4)チャンポンなどのバラ肉でも脂身は箸で外して食べない。汁は残す。
5)すき焼き・しゃぶしゃぶなどでも脂身は残す。お湯で脂はとれません。
6)ハム類は脂身を残して食べる。サラミは控える。

**果物・お菓子類**

1)果物はバナナ以外の果物を多めに摂取を推奨(詳細は後述:2020年12月追記)
2)飽和脂肪酸の少ないお菓子を(やはり和菓子がベター:でも油で揚げていないこと)
饅頭や焼き芋・甘栗・などは・・時々なら可。バター・マーガリン・植物油脂・ショートニングなどを使っていない食品を選ぶ。基本的に手で触って・潰して、指に油がつく食べ物は避けましょう。餡入りまんじゅうを食べるときは、2個以上食べない。
洋菓子より和菓子がいいですよ・・とお話ししたら、餡入り饅頭を毎日5個も食べてプラークを悪化させた方がおられました。
3)砂糖入り飴はシュガーレスの飴に変える。黒砂糖も砂糖です。

4)センベイは甘党の人が食べたがる代物ですが、プラークが改善しない人の中で4名にセンベイを毎日食べている人がいました。当初は餅と同じだから・・と、軽く考えていましたが・・食用油を練り込んだ製品が多いそうです。また、油を敷いた鉄板で焼くからかもしれません。療養中の方は控えましょう・・餡を外した饅頭でも召し上がり下さい。(煎餅を食べる人は1袋全て食べる傾向にありますから脂質過剰になるのかも・・・)

備考) 煎餅に限らず、麺類、餅など・・全ての食材で、植物油脂や植物油の添加品にご注意を(高級オリーブ油なども例外ではなく、全ての植物油の添加品)。 (植物油添加でも、食品としての総脂質量が少なければOKです。詳細は後述(2018年3月改定)。
魚や肉、およびその加工品の脂質の量は問題です。同様に、アボガドや大豆・ナッツなどの植物自体やその加工製品でも、余計な脂質はプラークになることが判明しました(2018年3月)。

注意)
a)テレビで"黒砂糖が健康にいい"と言っていたので、毎日昼のおやつに黒砂糖を多く食べて、プラークが激しく悪化した事例有り。
b)バナナを毎日食べている人は血管プラークがほとんどの人で多く堆積していました。カロリーの多い果物の食べ過ぎはいけません。
c)赤ワインはポリフェノールが多いので健康にいい・・焼酎は健康にいい・・と聞いたので、信じて?飲み過ぎてプラークを改善させない人、悪化させた人もいます。

メモ:NHK大河ドラマ「八重の桜」でも有名な新島襄:46歳で心臓病(おそらく心筋梗塞)が悪化して永眠。応接間に鍵付きのボックスがあり、新島襄が客人用の西洋お菓子を食べてしまわないようにしていた・・そのくらいの西洋菓子を好きな甘党だった・・・・ために・・・>心臓病になったのです。

**卵***

1)生卵またはゆで卵などは毎日1個いただきましょう。卵焼きは油を使わないで調理を。
(油を敷いて焼いた目玉焼きは、底の焦げた部分に、油が張り付いていますので、残すこと)

(2017年10月10日修正)

**乳製品**

1)市販の牛乳:20才以上での牛乳飲用に関して、50歳以上の男性1023人を調べた結果、男性では毎日コップ2杯以上(400cc以上)を5年間以上続けて飲用すると、血管プラークが明らかに多く溜まりますが、毎日コップ1杯以内であれば、牛乳を飲用していない人と比較して、血管プラークの程度は同じでした。(理由は、牛乳に含まれる脂質を多く摂取した事による相違によると思われます。牛乳の脂質が悪いのではなく、大豆の脂質も同様です:2018年8月6日追記。)

女性の場合、50歳以上の1485名で調査したところ、プラークに関しては毎日牛乳を5年以上も飲んでいた群と、時々牛乳を飲んでいた群、ほとんど飲んでいなかった群で検討しました。
結果は、毎日牛乳を飲んでいた群の方はプラークが多く堆積していましたが、時々牛乳を飲用していた群のプラーク堆積が最も少なかった。つまり、女性の場合は牛乳を時々飲んでも動脈硬化は進行しないことが判明。(女性の場合も、牛乳により脂質摂取量が多くなればプラークが溜まりやすいと考えられます:2018年8月6日追記。)

女性の場合は、毎日の牛乳摂取は決して勧められませんが、時々(おおよそ週にコップ1〜3杯)程度の牛乳摂取は全く問題ないと考えられます。成人の女性には低〜無脂肪牛乳がお勧め。
(牛乳と乳ガン・前立腺ガン・骨折・プラークに関する詳細は調査中→書籍に記載)

2)チーズ:牛乳とプラークに関する研究から、料理に少量使うことや、時々普通に食べても問題ありません。(納豆の脂質もチーズの脂質もプラーク堆積の視点からは基本的には同じ)

3)ヨーグルト:牛乳同様に、血管プラークの視点から考えれば“脂肪ゼロヨーグルト”にすべきです。(詳細な解説は後述の2018年10月31日以降の追記に記載)

4)アイスクリーム・ソフトクリーム:牛乳飲用とプラーク(T-max)との関係データから、たまに1個食べても大丈夫です。

注意):血管プラークを減らす努力が必要な方は・・
牛乳の場合は、上記の記述は事実です。
しかし、プラークがレベル3〜4までに堆積している方は、プラークを減らすという治療目的から、脂肪0ヨーグルトの過食でプラークが悪化するという事実を踏まえ、適量の特定のヨーグルト以外の乳製品はお勧めできません。カルシウム、マグネシウム補給は塩無添加煮干しで対応ください(2020年5月以降の追記に詳細を記述)。

(2018年8月6日修正)(2020年7月20日:再修正)

**アルコール**

1)1)「ビール換算で350cc/日まで」が目安ですが、プラーク改善・治療の経験から、ビール以外のアルコールでは、25%焼酎なら40cc/日まで、12.5%ワインなら60cc/日まで、15%日本酒なら60cc/日まで。

血管内を濃度が高いアルコールが流れると、血管内の内側の内膜が、いわゆる「皮膚の火傷」状態になり、ボコボコに傷んで、縮んだり・はげ落ちたりした内皮細胞が修復するのに1ヶ月位かかりますので、その間に、わずかの酸化・劣化脂質・酸化していない脂質でもどんどん血管の壁の中へ、マクロファージと関係なく、単に流体物理学的な作用で入り込んでいきます。

上記の量を守らなければ、脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=1〜2の人は、プラークが進行してレベル3〜4になり、特にレベル3〜4の人は近いうちに脳梗塞・心筋梗塞になるでしょう。***多くの事例があります。月に1〜2回でも・・本当にアルコール多飲は怖いです***

最近アルコール濃度3.5%のビールがサントリーから発売されています(名:和膳)。これならビールを少し多く飲めます。糖質の量はどうでもいいのです。

なぜ? 血液内のアルコール濃度がある限度以上ならアウトなのでしょうか・・・?

理由説明:5%のアルコール濃度液0.5ccを皮内注射したらどうなると思います? 一瞬で皮膚が5mm程陥没して凹みます・・しかも激しい疼痛!と同時です。皮膚の細胞の細胞膜が溶けて細胞が一瞬に縮んだのです(自分自身の腕で実験:痛みを感じない皮膚にする目的)。

ただし、血管の中の内皮細胞に神経はなく、アルコールで内皮細胞が縮んで、内皮細胞の細胞間隙が広がり、良質の脂質も血管壁に潜り込みやすい状態になっても、痛みがないので本人は気付かないのです。

2)つまみにフライ物、バター製品、植物油脂添加食品を避けましょう。ナッツ類ですが、ナッツの重量の約50〜60%は脂質です。ナッツは週に2〜3個に止めましょう。血管の弾力性が良くなっても、プラークが悪化しては本末転倒です。脂質の少ないソラマメなどお勧めですが、豆に含まれている脂質もプラークの原料になりますので、枝豆・炒り豆などの大豆の過剰摂取はNGです。竹輪や蒲鉾もいいですが、くれぐれも原材料の項目(栄養成分表ではなく)を見て、植物油脂添加品は避けましょう。

メモ:あの石原裕次郎氏はアルコール多飲・ステーキ大好きで有名でしたが、結局、解離性大動脈瘤になり手術したものの、肝細胞癌の悪化で永眠:52歳。ちなみに、非ウイルス型の肝細胞癌も大動脈瘤も生活習慣病なのです。特に非ウイルス型の肝細胞癌の人は、心筋梗塞や大動脈瘤の人と同じ程度に血管プラークが肥厚しています(サイト掲載済み)。

**パン? ごはん?**2016年3月28追記

1)レベル3〜4なら、絶対に“ごはん”に。ごはんにはジャム・バター・牛乳など似合いません・・。
2)ごはんは白米100%で充分です。雑穀や玄米などを混ぜる場合は2割以内に止めましょう。

備考)2016年3月28日時点での追記
療養中の方で、毎日ドイツパン(フランスパンと同じ製法の品)を昼に1年間食べていて、プラークがかなり順調に減った方がおられます。脂質の絶対量が僅かであれば、脂質の質(高級でも高級でなくても、加熱で酸化していても)の差は大した問題では無いことが判明しました。酸化していない脂質:刺身でもプラークが悪化します。

脂質の少ない米やパンなど、電子レンジを使ってもオーブンで焼いて、蒸しても大差ありません。

療養中の方は・・フランスパンなどを食べる際は、バターやマーガリン、ハチミツ、砂糖、ジャム、チーズ、牛乳製ヨーグルトなどを付けないで・・・1日1食だけ・・いただきましょう。

3)ごはんや甘くないイモ類(里芋・ジャガイモ)を沢山食べても血管に脂は溜まりません。皮下脂肪になるだけです。(2018年12月17日追記:サツマイモも、脂質は100g中0.2gですからOKです。肥満の方はご注意ください)
炭水化物を多く摂ると太るのですが、それは余った炭水化物を良質の脂肪で体内に蓄えるから。
軽い運動でも毎日行うことで良質の脂肪が減り、筋肉になります。なお、運動してもゴミ状態の脂(プラーク)は燃焼されませんが、プラークの原料(血中脂質)は減るでしょう。

4)“いなり”より“おにぎり”を。“いなり”の皮は油を多く含んでいます。
(工場で作るおにぎり“コンビニのおにぎり”など、には植物油添加の記載がなくても、油が添加されている場合がありますのでご注意下さい。詳細はネットに記載されてます 2017年7月19日追記)

**めん類**

1)麺類のお勧めは“うどん・そうめん・冷や麦”です。ソバでもいいですが、脂質が多めですので、頻回食は控えましょう。天カス・天ぷら系の具は避ける。
(麺類・パスタなど・・植物油脂添加の有無よりも脂質の量を優先して選びましょう)
2)ラーメン:豚骨ラーメンの汁は飲まない。チャンポンの汁も飲むのは控えましょう。
3)カップ麺食品:なるべく摂らない。1カップの脂質が1.5gの製品もありますが、少なくとも脂質が6.0g以下の製品を探しましょう。糖質は問題ではありません。
4)イタリア料理ではピザより、脂質の少ない具材で作った和風スパゲッティなどを選択しましょう。

**カレー類**

1)市販のカレールーは食用油や肉の脂などを煮詰めて作られています。
脂質を非常に多く含みますのでご注意下さい。
自家製カレーなら食用油不使用のスープカレーのレシピを考案しましょう。

コメント)脳梗塞で入院しても、食用油(脂)で調理した食品・揚げ物が平気で病院食として出てきますのでご注意下さい。

**塩分制限は?**

1)塩分とプラークとの関係はありません。血圧が高くない方は普通に摂取して結構です。
2)西洋人のパン食&肉類は塩分が少ない・・なのに動脈硬化は超先進国なのです。
3)日本人は“おにぎり”と“漬け物”“魚”と塩分多いですが、日本人の動脈硬化は欧米人より良。
4)塩分多めの昔育ちの日本人が一番長生き・この事実を覆す疫学調査が存在するのでしょうか?
5)塩分消費が多い県は、確かに心筋梗塞・脳梗塞の多い県ですが、その裏事情をご存じですか?。
塩分消費量の多い県は、食用油・砂糖・豚肉・アルコール・餃子などの消費も多い県なのです。
本当の理由はそこにあるのです。過去の疫学調査に油・砂糖・アルコールなどの摂取量は考慮されていないと考えざるをえません。
(当サイト:脳梗塞・・・大腸ガンになりやすい県別ランキング。参照を)
5)現在(2014年4月14日)440名の方のプラークが改善し、多くの方が血圧も低下して喜ばれていますが、誰1人として塩分制限を行っていません。また、高血圧が進行した人は記憶にありません。老人の方は安心して卵かけご飯に漬け物(薄味)・海苔などをお召し上がり下さい。
ノンカロリーでNa Clの元素しかない物質(塩)が、脂:プラークに変わる訳はないのです。
・ 今までの医学は漬け物業者の方々に気の毒なことをしてきました・・。申し訳ありません。・・

**魚介類・海藻類**

1)青魚・白身・赤身に関係なく、後述の脂肪分の少ない魚を選択すべきです。脂の乗った魚は・・・度々食べると・・青魚でも・・刺身で食べても・・プラークが溜まります・・脳梗塞・心筋梗塞・認知症などの方は危険です(常識の誤り)。
海にいる魚介類(貝類、エビ類、イカ、タコなど)はすべてOKです。(調理に油を使わない)
2)海藻は何でもOKです。イカ・タコ・魚卵などのコレステロールは・・過度に多食しなければ・・特に問題にしないでいいでしょう。(イクラの過食は控えましょう)
食品成分表のコレステロールの量ではなく、食品の脂質の量が問題なのです。
3)ウニも寿司程度ならOKですが、食べ過ぎはいけません。
4)鯨のベーコンは控えましょう。
脂の少ない赤身部分を缶詰や刺身で食べるのはOKです。
5)魚の煮付け料理も、魚のダシ粉・みりん・醤油・日本酒などを使い、うま味で甘さを演出する。
オリゴ糖は低カロリーの甘味料ですが、甘党の方は“甘み中毒“状態ですから、脳細胞を”甘やかす状況“になるので、あまりお勧めできません。”甘み欲求“に打ち勝つことが治療には必要です。
その意味で、“希少糖”入りのお菓子も控えておくのが無難です。
注)魚介類、蒲鉾でもフライ物は避ける。注)プラークレベルが2〜4の人達は、白身魚であっても、青魚であっても脂の多い魚肉は控える(今までの常識が間違っていました)。

**野菜のドレッシングについて**

サラダのドレッシングは必ず、ノンオイルにしましょう。オリーブ油でも同様です。ただし、ノンオイルでも砂糖などの糖類で味付けした製品がほとんどですし、「ポン酢」なども果糖・ブドウ糖などが原材料に含まれていますが、普通に摂取して問題ありません。醤油・味噌・酢醤油なども選択肢です。

マヨネーズは普通にオイルを使った製品です。ゴマだれでもオイル使用なら控えましょう。
最近、食事はバッチリなのにプラークが肥厚した人がいました。「野菜も毎日たくさん食べている」と自慢されていましたが、その沢山の野菜を食べるのに「オイル使用のドレッシング」を普通に使っていたようです。毎日の食品だからこそ注意しましょう。

**お勧め食品**

1)トコロテン:毎日最低でも150g、プラーク(動脈硬化)を治すべき人は毎日300gを勧めます。
海藻(もずく、メカブ、ガゴメ、トロロこんぶ)には、マクロファージを活性化させる働きがあるフコイダンが含まれていますので週に3〜5回程度いただきましょう。
トコロテン+その他の海藻とお考え下さい。当院では甲状腺機能亢進症でも、低下症でも必要な方には食べていただいていますが、甲状腺機能がトコロテンで変化することはありません。
心配な方は担当医にその旨を申し上げて、定期的に甲状腺機能検査をしながらでもトコロテンを食べましょう。動脈硬化を治すという大きな目的のために、トコロテンは冬でも必要です。

2)魚介類(生がベストですが、焼く、煮る・・いずれもOKです。脂の多い魚に注意)
*注意)肝硬変の人、重度の糖尿病の人など、中等度の糖尿病を合併した慢性肝炎(やや進行した)やアルコール性肝障害のある人、免疫抑制剤や制がん剤で免疫機能が低下している人、貧血で鉄剤を服用中の人などが、生の魚介類、魚介類の塩辛、魚介類の干物(一夜干しや目刺し(加工工程で菌が付着する可能性あり)、海水が付着した海藻などを食べると、腸炎ビブリオの親戚であるビブリオ・バルニフィカス感染症になりやすく、腕や足の筋肉が化膿して激しく腐り、一命を落とすこともまれではありませんので一刻も早く専門医に相談しましょう。(特に肝硬変の人(肝硬変に近い慢性肝炎の人も)は重症化しやすく、特に注意が必要)
生牡蠣の生食は、健康な人もノロウイルス感染症やA型肝炎を発症した事例がありますので、控えた方が無難です。なお、生牡蠣を鍋で加熱する際は牡蠣(むき身)の中心温度が問題なので3分以上ボイルしましょう。2枚貝の場合は、貝が開いて5分以上ボイルしましょう。)


3)野菜(葉物、根菜、芋類・何でもOK。バランス良く摂りましょう)天ぷら・油炒めは極力避けましょう。油炒めはオリーブ油でも控えましょう。加熱すると劣化します。
オリーブ油は生でも摂取は控えましょう(ドレッシングとしての使用でも)。
オリーブ油を生で摂取することで、血管のプラークが増加しても減少する訳がありません。

4)トマト・納豆(適量は半パック:約20gを週に1〜2回までです)・豆腐(過食はNG)・味噌・青汁・特に、プラークレベル3〜4の人はトマトジュース(無糖・無塩)を毎日コップ1〜2杯飲みましょう(野菜を食べていても)&ビール酵母(エビオス:粉末)の小さじ1〜2杯を、トマトジュースに混ぜて、毎日いただきましょう。ビール酵母であるエビオス錠剤は硬化油で固めていますが、ごく微量であるために問題ありません。錠剤なら1日10錠が目安です。

5)無脂肪ヨーグルト(乳製品でもOKです)
(ヨーグルトに関する新しい見解は2018年10月31日の記事に掲載)

6)主食なら自家炊飯の“白ごはん100%”を推奨。当然ですが、食用油を使って調理する飯類・麺類などは控えましょう。大麦・麦の混入はOKです。

特に外食時の寿司の“シャリ”や外食チェーン店やコンビニのごはん類や“おにぎり”、弁当の“白ごはん”は機械で大量に炊飯・成型・外見改良などの必要性から“炊飯油”を混入して炊飯されている場合がありますので、くれぐれも“白いごはん類”には御注意下さい。
詳細な情報は「炊飯油・OOO」で検索下さい。コップにごはんと水を入れて自己チェックも可能です。どうしてもコンビニ食が必要なら、おにぎりなら月に3〜4個まで、弁当なら月に2〜3回まで。なるべく努力して自家製の弁当にしましょう。

***プラークが努力しても減少しなかった・悪化した実例***

15通りのパターンがありました。

1)好きな餃子は別枠で食べ続けていた。(餃子好きの県では大動脈瘤破裂・解離、大腸ガンが多い)
2)オリーブ油はいいと聞いていたので、ほとんど毎日オリーブ油で油炒めにして食べていた。
3)昔からパン食なので、朝は普通に食パンにバターを付けて加熱して食べていた。
4)牛乳を毎日500cc飲んでいた人で、プラークが激しく堆積していた例あり。
(牛乳を毎日180cc飲んでいた10数人は、牛乳飲用中、プラーク改善・改善傾向例は1例もなく、プラーク悪化傾向または不変でした。)(後日談:牛乳という乳製品が悪いのではなく、牛乳に含有する脂質を毎日摂取していたことが根本原因であり、無脂肪の牛乳または無脂肪のヨーグルトならプラーク堆積に関与しなかったでしょう:この考えは2018年10月時点で・・着実に実証されつつあります)
カルシウムは小魚・野菜ジュース・生野菜・海藻などから摂取を。
5)食後にお菓子をよく食べていた。(和菓子もしばしば食べるとプラークは減りません)
6)付き合いで油炒めは度々食べていた。
毎日の些細なことですが、電気の節電と同じで無視できません。毎日100円玉を落としても悔しくないかもしれませんが、1年で36,000円の損、6ヶ月ごとに1万円落とすと泣きたくなりますが、1年で20,000円の損で済みます。毎日の小さな食習慣にこそご注意ください。
7)毎日チーズ:他の食事は完璧でも、チーズをワイン(600cc/日)のつまみにして毎日食べていた人のプラークは明らかに悪化しました。**その原因の2割はチーズ・8割はワインの量**)
8)手羽先を2週間に1度程度、2-3個、上等の油で炒めて食べていた。
9)ヨーグルトは健康にいいときいて、毎日ヨーグルト(牛乳で作った)を食べていた。
10)野菜がいいと聞いたので、大盛りの野菜をオイル入りドレッシングで毎日食べていた。
11)指導された食生活を完璧に守っていたが、アルコール飲量を守れなかった10人以上の人はプラークが悪化した。
12)黒砂糖は健康にいいと聞いて、昼のおやつにしばしば食べていた人はプラークが激しく悪化。
13)青魚はいいと聞いていたので、毎日おいしい(脂ののった)青魚を多めに食べていた。
14)「ココナッツオイルは健康にいい」と聞いたので、毎日炒め物にして摂取していた。
15)「甘酒は健康にいい」と聞いたので、酒粕に砂糖を入れて作る・・「偽物甘酒」を1日180cc・・1ヶ月半も飲み続けた人は・・・・プラークが明らかに肥厚(悪化)しました。

**食を考える上で非常に参考になる実験の紹介***

記事最上部の写真は1998年にカリフォルニア大学から出された論文ですが、26羽のウサギを非加熱のピュアな脂質を餌として与えた群(ピュアな脂質群)、ピュアな脂質を100度8時間だけ加熱した後に餌として与えた群(劣化・酸化脂質群)に分けて12週間後に、大動脈の動脈硬化病変を調べたもので、劣化・酸化脂質が動脈硬化にどの程度関与しているかを調べたものです。
ウサギの体重に関しては記載がないようですが、カロリーは同じなので劣化・酸化脂質群でもピュアな脂質群でも体重は同じと思います。
結果は、
1)劣化・酸化脂質群はピュアな脂質群に対して面積比で2倍も動脈硬化(大動脈のプラーク)に関与することを示した。(ただし、非公表資料の実際の写真を見れば、両群共に4例ずつの大動脈カラー写真が呈示されているが、両群2例共に全く同じ量のプラーク面積であった。研究者の良心的な配慮が垣間見える)
2)ピュアな脂質でも大動脈におけるプラーク面積比で20〜50%も血管に脂が沈着する。
3)LDL値は劣化・酸化脂質群でも、ピュアな脂質群でもほぼ同値でした。
このことは、劣化・酸化脂質を多量摂取してプラークが沢山溜まってもLDL値はあまり高くならないだろうという推測になり、人による今まで述べてきた私の集積データと同じ結果ではないかと思います。また、体重が動脈硬化の程度を反映しないとする私のプラークのデータをこの実験は説明してくれているように思います。

このことは、劣化コレステロールを多量摂取してプラークが沢山溜まってもLDL値はあまり高くならないだろうという推測になり、人による今まで述べてきた私の集積データと同じ結果ではないかと思います。また、体重が動脈硬化の程度を反映しないとする私のプラークのデータをこの実験は説明してくれているように思います。

(論文の要約の抜粋:酸化していない脂質の餌でも大動脈にプラークは堆積するが、酸化した脂肪酸を含む食事(劣化・酸化した脂質食)が、ウサギのアテローム性動脈硬化症を速めることを示した)  (2018年8月1日:実験結果の解説を修正)

コメント:
2) 酸化していない脂肪酸を含むエサでも、酸化しているエサでも同等にプラークが堆積することもある(非公式に配布された生データでは50%の確率で)。つまり・・・脂質を多く含む食品を食べることに関して、酸化していない刺身であっても・・決して安心してはいけない。

追記
「2012年8月25日付け朝日新聞」によると、
認知症急増305万人(65歳以上の1割に相当)、更に増加中。・・・その他に、脳梗塞・心筋梗塞の急増・・

映画「千と千尋の神隠し」の冒頭のシーン・・・“千尋が止めるのも聞かず、両親が美味しそうに肉類・揚げ物にむしゃぶりついて食べ続け・・ついにはブタに変身・・そこは幽霊・お化け達の世界”・・そんな映画のシーンが「血管の汚れが見える今の私」には強烈に脳裏に焼き付きました。
映画化した宮崎 駿 監督のメッセージを受け止めてはいかがでしょう。・・・認知症になって、現実離れした映画の世界に迷い込まないように・・・引き返すのは今です。

追記
血管プラークが低下(減少)しない人の原因の第1位は、牛乳でした。牛乳を(低脂肪でも)毎日飲んでいる人は、どんなに努力してもプラークが悪化、または不変なのです。  以前の食事マニュアルには「牛乳は生だから・・」と書いていましたが、現在まで、毎日の牛乳を止めてやっとプラークが改善しだした症例が12例程度になりました。(後日の検討結果から、プラークを減らす必要がある人にとっては、牛乳の毎日摂取は好ましくない。せめて時々、それも週にコップ1〜3杯に止めた方が無難です)
「2018年8月における後日談:牛乳が悪いのではなく、毎日の余分な脂質をたまたま牛乳から摂取していただけです。これは豆乳、納豆、チョコレート、ピーナッツ、ナッツ由来の植物性脂質でも同じ事が言えます。牛乳も低脂肪ではなく無脂肪牛乳だったら問題なかったでしょう。事実関係の積み重ねによって、6年後に真実が見えてきました」→本当の真実は「2020年1月の記述」に記載

また、自家製のヨーグルトを毎日多く食べていた人は、プラークの改善が2年も認められませんでしたが、止めた途端にプラークが改善しだしました。
牛乳で作ったヨーグルトも毎日摂取は控えた方が無難です。 そのヨーグルトは確かに身体によいのでしょうが、現代人での健康面での優先順位第一位は血管にプラークを溜めないことなのです。その点の配慮が現代医学では欠けています。
「2018年10月31日における後日談:豆乳ヨーグルトを多く摂取してプラークの改善が悪くなり、減らした途端にプラークが改善する多くの症例を経験しています。プラークが治りにくいのは牛乳で作ったヨーグルトだからではなく、牛乳製のヨーグルトに含まれる脂質が余計だったのです。(脂質だけの問題ではありませんでした。→2020年5月追記文を参照)→本当の真実は「2020年1月以降の記述」に記載・・ショッキングな内容です。

追記)
最近はコレステロールゼロ!表示の食用油が消費者を惑わせています。脂肪100%と記載されていますのでご注意下さい。食べ物のコレステロールではなく脂肪分・脂質が危険なのです。
「2018年8月の後日談:コレステロールゼロの表示はダメですが、脂肪ゼロ(脂質ゼロ)ならOKです。」→本当の真実は「2020年1月の記述」に記載:乳製品に関して脂肪0は安心できません。

追記)
ある食用油のメーカーの宣伝に、「コレステロールを下げる食用油・・」をうたい文句にしている製品があります。油ですから脂肪分100%に違いありませんが、なるほど!、「揚げ物」「甘い物」「アルコール」大好きな人で、血管プラークが沢山溜まっていて、コレステロール値が低い方が非常に多くいらっしゃいます。でもコレステロールが下がってもプラークが溜まれば心筋梗塞・脳梗塞になるのです。
危険なのはコレステロールではなく、脂質(主に植物油、植物油料理、肉の脂、肉の脂汁、青魚や白身魚の脂、魚の脂汁、大豆の煮豆、納豆、豆腐、豆乳、豆乳ヨーグルト、炒り豆、枝豆、チョコレート、ピーナッツ、ミックスナッツ(クルミ、アーモンド他)などに含まれている脂質の過剰摂取)なのです。植物性の油脂も、動物性の油脂もプラークの原因としては全く同じ影響を及ぼす。プラーク堆積(動脈硬化の進行)に関して、油脂の氏素性には全く関係がありません。全ての食品の脂質&プラーク堆積に関して、血管内の流体力学的な作用は、特定の食品の脂質に対して、決して忖度してはいません。

食用油を多く消費している県が、心筋梗塞・脳梗塞・大動脈瘤の破裂・大腸ガン・前立腺ガンで死亡する事が多い県であることをご存じですか?(掲載済み)。コレステロール:ゼロという食品が如何に怖い代物であるかをその統計は物語っていますのでぜひご覧下さい。

アルコールの多飲・食品で血管が汚れることを全く念頭にない日本の現代医学の常識には、多くの誤りがありますので、食品のチョイスではごまかされないようにしましょう。

「何を食べるか・・・」だけをメディアでは流しますが、「何を食べないか・・」が長期を見据えた健康のためには優先順位第一位なのです。

追記)
「糖質制限食」は本当に危険です。血管プラークがより堆積(悪化)し、4〜5年後には脳梗塞・心筋梗塞、10年後には認知症・大腸ガン・前立腺ガンのリスクが極めて高くなるでしょう(根拠はこのサイトに掲載)。

つい最近、知人で、1年前に糖質制限食を勧める本を読んでご飯やパンを控えて、揚げ物・甘い物を好む糖質制限食をしていたDrが心筋梗塞で一命を落としそうになりました。そして初めて診察させていただくと、頸動脈以外の血管にプラークがかなり溜まっていたのです。頸動脈エコーは以前に検査を受けており、プラークも極軽度で安心していたらしいです。1年間の糖質制限食でも心筋梗塞を後押ししたのは間違いありません。
プラークは2年で0.4mmも溜まることがあるからです(サイト掲載済み)。

身体8カ所の「血管プラーク」を検査することなく、糖質制限食の「酸化ストレス、糖化ストレス、A1c、体重、体脂肪率・疫学調査結果・・・」がどうだ、こうだからとか、肯定派のDrも、慎重派のDrも、ましてDrではない方々も議論などをしている場合ではないのです。

追記)
血管プラークの掃除はマクロファージという細胞(白血球の一部)がしてくれますが、この細胞の貪食能を高める食品をできれば頻繁に摂取しましょう。豆乳ヨーグルトの乳酸菌や酵母菌による発酵成分であるスフィンゴシンなど,ビール酵母(製品としてエビオス:粉末・錠剤の製品)の食物繊維として含まれる多糖類のβ-グルカンなどがマクロファージの活性を高めてくれます。他にモズクなどに含まれている多糖類のフコイダンにもそのような作用があるらしく、ある大学で研究中。その他、ビール酵母に含まれているナイアシン(補酵素)は脂肪代謝を促進し、頸動脈プラークの形成抑制効果も報告されています(米国:ARBITER 6-HALTS試験)。また、ビール酵母にはグルタチオンという成分も含まれており、これは抗酸化作用があり、脂質などの酸化をある程度は予防してくれるでしょう。古典的なサプリが一番安くて、貴重な希少成分やアミノ酸(蛋白質であるアルブミンの原材料)も多く含まれており、一番最先端のサプリだと思います。
さらに気をつけたい方には、脂質の酸化(劣化)を軽減する目的で、還元水の飲用が有益かもしれません。水道水を酸化水と還元水に分ける装置のレンタル使用などが便利でしょう。
(2018年10月31日時点での後日談:実際には乳製品である無脂肪ヨーグルトでもプラーク改善にプラスに働いていると感じられます(量は1日30〜40cc絶対に厳守を。回数が少ないからといって、1日量を100g摂取するなどNGです。これは薬です:後述)。無脂肪の豆乳ヨーグルトでなければならないというわけではありません)

追記)
当院ではエビオス(粉末・錠剤の製品)を、血管プラークがある方、風邪をひきやすい方・・・にお勧めしています。(2020/7月〜錠剤も解禁。効果に差を感じないので)
理由:人は「真核生物(酵母菌やミドリムシなど)から・・>魚・・>人」へと進化しています。
また、「真核生物(酵母菌やミドリムシなど)から・・・>藻・・・>野菜・バラなどの植物」へも進化しています。

つまり、酵母菌やミドリムシなどは、人間やバラに必要な酵素やアミノ酸やその他の必須成分など・・いわゆる栄養成分を全て兼ね備えていることになります。でも、ミドリムシのクッキーは脂質が多いので要注意です。

つまり、進化のプロセスを考えると、人類に必要な基本的成分は酵母菌やミドリムシを食べれば、野菜・魚の肉・動物の肉を食べないでも、必須な成分を補給できることになります。

さらにマウスの実験ですが、豆乳(無調整)を“酵母菌と乳酸菌”で発酵させたときにできる物質が、マクロファージの貪食能(プラークなどを食べる能力)やガン細胞を捕食する能力を高めてくれます(蔭浦禎士、他:日本栄養・食糧学会講演)。

プラーク改善の観点からも牛乳の発酵ではなく、豆乳の発酵であることがポイント。

******2013/10/28改訂。******

追記)
最近、個々の食品に対する質問が目立つようになりましたので、プラークを肥厚させないための食品・料理(調理)済みの食べ物に対する仕分け作業の基本原則を記載します。
砂糖や果糖などの糖分(糖質ではない)や脂質を減らすように指導していますが、闇雲に減らすわけではありません。

血管プラークを減らすための食品・食べ物・食べ方・調理法・料理法に関する基本的姿勢。
「砂糖・脂質・調味料に関して」

1. 今まで記載した食品に関してですが、日本人の食生活に必要不可欠な食材・調味料は容認。
例えば、寿司のご飯に入れる砂糖や味付きポン酢の砂糖成分、ノンオイルドレッシングの砂糖成分など。醤油・味噌は全く問題なし・・塩分は普通に摂取可です。砂糖入り醤油は避けるべきです。
(基本的に代替え品が無い場合は容認ですが、煮付けなどでは"うま味成分"を極力利用しましょう。「みりん」の使用は可ですが、煮物に植物油を入れるのは不可です。)

2.「全ての植物油」は加熱しないでも・・・摂取は控える方が無難です。

魚の缶詰は大丈夫か?******2016年3月28日 修正
私の書籍「脳梗塞・心筋梗塞は予知できる」(幻冬舎)2009年 に記載した血管プラーク病にならない食事(第五章)の中で、独り住まいの男性のための簡単でお手軽メニューとして、「メインは青魚缶詰」・・と記載しています。 ただし、現在までに3例の青魚缶詰の多食によると思われるプラークの悪化事例を経験しました。2例は週に4〜5缶以上の味噌煮や蒲焼き6ヶ月以上も継続して食べていた方。1例は最初の3ヶ月はWebの食習慣を守られてプラーク改善傾向にあったのですが、その直後からは、書籍が青魚缶詰を勧めているので、味噌煮や蒲焼きの魚の缶詰を週に3回食べる事を、3ヶ月間続けられた後に来院されました。驚きですが、初診時のプラークよりもやや悪化していたのです。原因としては魚の缶詰に使用する魚自体の脂質が多いからです(後に判明)。

備考:3例中の1例は、焼酎の飲み方にも問題がありそうで・・魚の缶詰に関しては更に時間をかけての検証が必要です。→2018 年1月現在:魚の過食はプラークが悪化する事が判明(後述)。

(2016年3月28日時点での考察:プラークが悪化した原因として、缶詰の魚の酸化やタレの影響は少なく、「魚そのものの脂質の量」が問題であり、一人で週に3個のサバ缶詰の魚肉は、この方では摂取過多だったと思われます。「サバ缶ダイエット」をされている方はご注意下さい。青魚(脂の多い、おいしい魚)の過食は危険です)サバの水煮缶を習慣化するとプラークが増加するでしょう。

(油入りの魚の缶詰は避けるべきです)
魚は面倒でもやっぱり「魚屋さん」で買って簡単に工夫して調理しましょう。

食後のスイーツ(甘いデザート)は何がよいか?
デザートにヨーグルトは禁止です。果物の生食がベストです。果物の量は特に制限ありませんが、糖尿病の方はご注意ください。なお、バナナだけは控えましょう。
ヨーグルトをデザート感覚で勧めたのは間違いでした。たとえ脂肪0のヨーグルトであっても、1回の摂取すべき量は30g です。しかも、毎日ではなく1日置き(週に3〜4回の摂取)にしましょう。(2021年4月29日修正)

(甘酒はなるべく砂糖不使用の発酵させた本物の自家製甘酒をご使用下さい。商品の甘酒は高温で加熱滅菌されていますので、消化酵素の効力は失われていますがビタミン類、他の栄養素などは温存されています。甘酒は1日30cc迄です)
(2018年10月31日時点の後日談:現在では無脂肪豆乳や無添加の無脂肪豆乳ヨーグルトが市販されていません。)
甘い物欲求に負けそうになった時は、白米のポン菓子や果物(バナナ以外)がお薦め。

<肥満の人達へ>

この世の中で最も痩せている人達の食習慣は?
様々な食習慣で、肥満度:BMIが低い人達を調べたら・・・(2014/7/22:最新のデータを掲載)
それは、揚げ物や肉を好きではない人達です。しかもプラークの堆積も少なく、糖尿病や高血圧の発病も少ないのです。

つまり、健康に(プラークを溜めない)痩せるには、肉の脂と揚げ物、油炒め、大豆食品、チョコレート、ピーナッツ、ミックスナッツなどを制限するのが合理的であることが判明しました。白ごはんをあまり制限しないでも痩せられます。

血管プラークが悪化する危険性について論じられていない危険なダイエット法にご注意下さい。その理由の詳細はこのサイトの最新項目をご覧下さい。

<2型の糖尿病(食習慣が原因)の人達へ>

揚げ物・肉を好きでない人の糖尿病発生率が低い(このサイトに最近掲載)ことから、2型糖尿病の原因の背景には、「揚げ物類・肉類・油炒め類の多食」があると思われます・・それによって膵臓全体が疲れて疲弊するのでしょう。つまり、糖尿病の治療としては、最大限に脂質・油を断ち、膵臓を休めるこが必要です(内分泌・外分泌の細胞は表裏一体の関係で一つの臓器に収められています)。

脂質が非常に少ない「ごはん」を食べても血糖はそれなりに上がりますが、膵臓さんはあまり疲れないのです。あまりに食べ過ぎて血糖が上がり過ぎた時だけ働けばいいからです。
不幸にも、もう既に糖尿病である方は、「ごはん」はやや少なめで食べた方がよろしいでしょう。カロリーは極力、油・脂抜きにして落としましょう。ごはんはプラーク(動脈硬化)の原因物質ではありませんから。

これは血管プラークの悪化・改善というプロセスの観察と、食習慣アンケートから得られた考察です。
あくまでも主治医の経過観察の元に行って下さい。

ただし、A1cの値に一喜一憂する前に、必ず・・少なくとも「頸動脈エコー」を受けて下さい・・「糖尿病の方で・・頸動脈エコーを受けておられない・・脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=4 ・・つまり・・「脳梗塞・心筋梗塞の直前状態」の方がかなり多く見受けられます。何度も述べますが・・「脳のMRI」では脳梗塞直前状態は決して判りません・・脳のMRIで異常が無く、6ヶ月以内に脳梗塞で倒れる人はめずらしくありません。テレビでは、脳MRIの有用性のコメントしか述べられていませんので・・くれぐれもご注意を。脳MRIの弱点を正直に述べられるDrは現在ほとんどおられません。その弱点に気付けるのは・・脳梗塞になった本人と・・8カ所の血管エコー(通常は左右椎骨動脈も観察し、追加で左右の膝窩動脈を加えた12ヶ所)を行えるようになった未来のDrだけなのでしょう。

<当院の食事療法で、体重が減少し過ぎるという悩みはありませんか?>

当院の治療の目的は血管プラークを改善させることで、体重を落とさせることではありませんが、不思議と皆さんがとても痩せられます。脂質制限の結果でしょう。

どんなダイエットも効果がなかったのに5ヶ月で13Kgも痩せられた方もいます。

動脈硬化の改善目的では、塩分やごはんは一切制限していませんので、そのような方は、お茶漬けや、美味しい漬け物などでごはんを多くいただいて下さい。小腹が空けば、お茶漬けや、自家製のおにぎりを海苔や「とろろこんぶ」などで巻いて食べても結構です。"あられ"は通常は油で揚げるのでいけません。

ピーナッツ・トウモロコシ・炒り大豆(および、その加工・乾燥食品)は脂質が多いので、プラークが平均以上も溜まっている人は控えましょう。バターピーナッツは論外です。

クルミやチョコレートの成分が健康にいいそうですが、果たしてその健康という言葉はどういう健康を指すのでしょうか? 脂質の質がいいとはいえ、血管プラークを改善させる力はありません。
「2018年8月の後日談:クルミ、アーモンドなどのミックスナッツやピーナッツ、チョコレートなどの頻回摂取を止めてプラークが改善する例が続出 最近のメディアの情報に踊らされないようにしましょう。これらの食品は、たまに楽しむために食べる程度にしましょう。」
甘党の方・・メディアの情報に我が意を得たり・・と食べ過ぎないようにしましょう。

追記:2014/9/13―2016/3/28―2018/1/29―2018/8/1修正

魚の缶詰に関して

私の食習慣マニュアルを120%守り(禁酒+食事療法)、20年間毎日1000cc(脂質39g)飲んでいた牛乳を止めて豆乳150cc(脂質約3.5g)だけにして、サバの水煮缶詰(脂質含有gは不明、およそ1缶で脂質12g)を毎日1人で1缶・・・1年間・・食べられた方が、1年ぶりに受診されました。 結果:頸動脈プラークのmax-IMT( C-max) 2.6mm→2.26mmと改善していましたが、水煮缶を毎日食べていなかったら、もっと良くなっていたことでしょう。
サバの水煮缶詰は、ほんの1例ですが、この方の場合は、プラークを悪化させる食材ではありませんでした。
ただし、この方は動物性脂質と植物性脂質のほとんどを水煮缶から摂取されているような特殊な方です。
しかも、比較的若年者(48歳)であるのでプラークが悪化しなかったものと思われます。「2018年8月の後日談:この方の受診前と受診後の脂質摂取が、変更した食品だけで計算すると、受診前39gから15g(12g+3.5g)へ23.5gも脂質摂取が減ったのでプラークが改善したのです。牛乳が悪いとか、サバ缶がいいとか・・食材の種類の問題ではありません。長年解けなかった謎がやっと解明できました。正確な測定と食品摂取の聞き取りの事実記載から、真実が明るみになります。」

前述のごとく、普通の食習慣の方でサバの水煮缶(脂質過剰)が原因で、プラークが悪化したと考えられる症例も経験しました。
缶詰以外の近海サバ、塩サバ(大西洋サバ)の多食でプラークが悪化する事は明白です。

なお、サバに含有されているEPAやDHAだけを、箸で摘んで食べることは不可能です。
ブタに39%含有されていて健康に悪いといわれている動物性の飽和脂肪酸が、魚にも何と30%も含まれている事実をご理解下さい。同じ赤い血が流れている動物ですから、ひと皮むけば構成成分は殆ど同じなのです。 血管プラークを見ていない基礎系の学者に誤魔化されないようにいたしましょう。

サバの脂質は多め(後述)ですから、通常は魚(タラなど脂質が少ない品:昔の知識で白身魚が健康に良いと思ったら間違い)・鶏肉・豚肉(赤身だけ)・卵白・蒲鉾・竹輪・豆類などから蛋白質を摂取しましょう。どうしてもサバ水煮缶を食べたいなら、脂質含有が最も少ない製品を選んで(100g当たりの脂質含有量が製品により6.3〜15.3g)、2〜3週に1缶程度食べる位が適当です。
2015年9月頃から「青魚(刺身でも)」を疑うようになりましたが・・・・(「青魚が健康にいい」「魚油は良い油」・・は迷信です:後述)
蒲焼き缶詰、味噌煮缶詰などは、脂質が多いので控えた方がいいでしょう。オイル入り缶詰はお勧めできません。

追記:2014/10/14
タバコ・喫煙について

今までは禁煙指導をほとんど行ってきませんでした。「喫煙とプラーク」に関する確かなデータが存在しないから・・・つまり、喫煙する人はアルコールや揚げ物類を好む傾向にあり、「喫煙とプラークの関係」を明らかにするには症例の集積が必要でした。でも今回やっとその関係が明らかになりました(当サイト:動脈硬化の未来塾 No 43)。

喫煙すると・・・やっぱり・・・ですが・・血管プラークが溜まりやすいのです。 タバコは止めましょう。 おまけに、喫煙する人は、喫煙しない人に比べて、約3倍も糖尿病になりやすいことも判明(今までの疫学調査と同様の結果)。

乳酸菌(ビフィズス菌、他)・ビール酵母(エビオス粉末・錠剤)・無脂肪ヨーグルトなどを摂取して・・マクロファージの貪食能を高める努力しても・・・タバコを吸えば・・・タバコ抽出物がマクロファージの貪食能を低下させるのです。

マクロファージの貪食能(血管プラークやガン細胞や肺炎菌などを食べてくれる能力)は、タバコ抽出物の濃度や時間依存性に低下する(峰松 直人:日呼吸誌 3(2)2014)そうですから・・・タバコをまず・・・1日・・・1本までに減らし、3ヶ月後には0本にしましょう。

マクロファージの能力が低下すると、癌になりやすく、エボラ出血熱・インフルエンザ・デング熱の感染で発病しやすくなります。喫煙は免疫能力を低下させることになるのですから・・損ですね。

また、安静時狭心症に関して、通常はエパデールS(900)2,2xと当院の食習慣で・・早々に・・狭心症発症時の症状が・・軽く・・発生回数も激減します(当サイト:動脈硬化の未来塾 No41)が・・すぐに改善しなかった1例があります・・それは・・夜中に頻回に起こる方で・・・女性ですが喫煙していました・・・ニトロ舌下錠でも改善せず・・救急病院で禁煙指導受けてからは・・狭心症が起こりません。

・・・昔から教科書に載っている・・・「タバコと心筋梗塞の関係」は・・プラークが溜まっている時点では・・まさしく正しいのです・・喫煙で冠動脈が痙攣し収縮(攣縮)します。

追記:2014/10/14
アルコールに関して

プラーク治療を目的とした食習慣アドバイスは、ケースバイケースで行い、ほとんどの症例で確実にプラークを減らせていますが・・最近では・・男性の難治例は・・ビール以外のアルコールを愛飲されている場合が多いのです。

理論上は、液体におけるエチルアルコールの分子量が同じなら・・酒類の種類でのプラーク改善効果に違いは出ないはずですが・・アルコール濃度の違いでしょうか?・・・経験上は・・明らかにプラーク改善に違いがあります。

ビールのみ飲用例・・のプラーク改善率は100%に近いですが・・・焼酎やワイン党の場合は・・・プラークの改善が悪いどころか・・悪化する例をしばしば経験し・・そんな時は・・ビールだけの飲用にしばらく変更・・または・・アルコールフリーにしていただいていますが・・そのような症例は・・プラークが3ヶ月で目に見えて改善します。

恐らく・・・ビール以外のアルコールの場合(焼酎の愛飲がほとんど)は・・・ロック、または5割から6割に薄めての飲用例が多く・・血管内皮細胞にダメージを与える血中アルコール濃度に・・・・・一過性でも上昇しやすいからでしょう(当サイト:動脈硬化の未来塾 No 42)。

例えば、ビール350ccと同等のアルコール成分を含む・・焼酎70ccを5割から6割に薄めて飲んでもプラーク悪化例有り・・・また、赤ワイン150cc 毎日でもプラーク悪化例有りなのです。

当院の食事療法は動脈硬化の本態である血管プラーク改善の為の食事療法ですから・・・今回・・ビール以外のアルコールの場合の、摂取基準量を修正させていただきました。

参考までに・・50歳以上の2782人中で・・プラークが脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=2以上ある方は2057人の73.9%もおられます・・・他人事ではないと思いますよ。

1)焼酎なら40ccを8割以上に薄めて(5倍に薄めて200cc)、ゆっくり時間をかけて飲むべきです。
2)薄めて飲めないワイン・日本酒はゆっくりした飲み方で・・・60ccまでに制限し・・・飲む前に野菜ジュース(果汁なし)をコップ1杯・・飲んでから・・・いただきましょう。
3)ところが、ビールのみなら350ccを毎日飲んでもプラークは悪化しないのです。
(ただし、治りが悪い方は・・少数ですがいらっしゃいました:2020年7月20日修正)

ワイン党・焼酎党・日本酒党の方で、プラークが溜まっている可能性のある方は特にご注意下さい。

脳梗塞・心筋梗塞などの後なら断酒がベストですが・・アルコール飲みたいなら・・ビールだけで350cc・・・ワインや日本酒は40cc以内・・焼酎は30ccを5倍(8割)に薄めて・・いただきましょう。ビール以外の場合は、なるべく飲む前に野菜ジュース(果汁なし)コップ1杯を先にお飲み下さい。

8ヶ所の血管エコーで、脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=0--1 の方は今まで通りの飲酒量で構いません。

追記:2014/11/17

<最近のグルメ番組について>
テレビを観ていて老婆心ながら一言・・テレビで話題になりやすい「揚げ物食」を好む文化を創ってはいけません。「揚げ物食」を工夫して創作し・・今のお客や友人に喜ばれたとしても・・現代人のほぼ全ての人達はプラークの本当の怖さを知らないのですから・・・未来の日本人の健康寿命がとても心配です。

<「健康弁当」について>
最近の実例ですが、カロリー計算・栄養バランスだけを考慮された「健康弁当」を昼に3ヶ月間・・完食でいただいていた方が・・残念ながら"プラーク悪化(肥厚)"していました。朝・夕は当院の指導通りでも・・毎日の・・毎日の昼食の弁当の影響は大きいのです。

血管プラークの事は・・な〜んにも・・考えられていない市販の「健康弁当」にご注意下さい。・・聞けば・・その弁当には・・普通に「揚げ物」・「油炒め」が入っているそうです。

カロリーと減塩・栄養バランスしか考えていない・・・そんな「栄養学」の古い知識では動脈硬化は防げません・・つまり・・食物・脂質の酸化の研究は・・特に米国で進んでいますが・・調理の現場に生かされていないのが原因です。・・医学でも同様のことがいえます。

弁当に刺身は不向きですので、揚げていない「蒲鉾」「竹輪」を多用してはいかがでしょう。育ちが判りますが、蒲鉾&カツオ節・辛子メンタイ・塩鯖・卵焼き・漬け物・梅干し・海藻の佃煮・白ごはんに「ふりかけ」や「とろろコンブ」で私の世代は育ってきました(現代の塩鯖は脂が乗り過ぎなので注意)。コレステロールが多い・・イカ・タコの煮付けもお勧め。(海藻・小魚の佃煮は砂糖添加でも弁当のおかず程度なら問題ありません)「たまご焼き」・「目玉焼き」・「辛子メンタイ」などはコレステロールが多いですが、脂質が少なく(後述)・・普通にOKです・・・ただし・・全ての油を使用しないで調理すること・・これでは野菜・蛋白質不足になりがちですので・・・以下に述べます。

イカ・タコ・エビ・カニ・貝類や、キビナゴなどの小魚は夕食で度々、食して下さい。脂質ではなくコレステロール・蛋白質・コラーゲン・骨や軟骨成分などの摂取が不足しないように心がけましょう。野菜は必ず必要ですが、定番はトマトです・・ナス・キュウリ・ニンジン・カボチャ、他の緑黄野菜や根菜の煮物・・など。さらに、トマト入り野菜ジュースや豆乳を食品の一部として摂取しましょう。それらは食後の薬やエビオス粉末・錠剤などを飲むのにも重宝です。

肉も時々・・最も脂が少ないヒレ肉(オージービーフなど:和牛・米国牛なら霜降りでない一番安いヒレ肉)を一口サイズにお切った後、茹でて・・・工夫したタレで味付け後・・弁当に詰めてはいかがでしょう。肉自体の蛋白質は全く問題ないのです。レストランでヒレ肉の横に付いてくる油まみれのポテトや添え物は残しましょう。

<・・血管プラークと向き合えば・・食べ物の価値観が・・180度変わります・・>
旅行では・・・駅弁など・・・・イカめし、カニ寿司、椎茸めし、揚げ物が入っていない精進料理みたいな安い「幕の内弁当」・・など探せばいいものがあるのですが・・野菜が付いてなくて・・でも、野菜ジュースを飲めばいいのです。

たまたま親切に買っていただいた・・・高価な「幕の内弁当」ほど・・油炒め・揚げ物・霜降り肉などが多く・・「猫に小判?」といいましょうか・・・私には・・食べる物がないのです・・。

<・・「皮膚の脂ぎれ」を心配される方・・・へ>
魚皮に含まれるコラーゲン・ケラチン・ヒアルロン酸・などを・・アラカブ:カサゴなどの味噌汁や・・魚の煮付け・・ナマコなどで摂取し、血管や皮膚の細胞に欠かせないコレステロールは・・イカ・タコ・などの海の軟体動物での摂取を心がけ・・・エビオス粉末(1日小さじ1〜2杯まで。錠剤なら1日10錠まで)やトマトを多く摂取下さい・・・皮膚がつるつるしてきます・・つまり・・揚げ物や肉の脂身・バター類で"べとついていた"過去の自分の皮膚が異常だったのではないでしょうか。たとえLDLが上昇しても問題ありません。

私のLDLは現在 180と高いですが頸動脈プラークは改善のままのimt=0.96mm ですし、皮膚もつるつるしています。LDLは悪玉ではないのです。

<プリン体について>
プリン体がどうだとか・・・尿酸がどうだとか・・LDLがどうだとか・・そんな数値にあまりこだわる必要はありません・・・尿酸やプリン体が血管に溜まりますか?・・そんな事はないからです・・血管プラークを心配致しましょう。腎臓の血管が脂汚れで・・腎機能悪化し・・Cr:クレアチニンが上昇すれば・・・食べ物の如何に関わらず・・尿から尿酸が排泄されにくくなり・・尿酸も上昇します・・尿酸は初期の腎障害のマーカーとしての役目もあるのです・・

ビールでプリン体が上昇し・・痛風を心配する観点から・・焼酎を勧める専門家もいらっしゃいますが・・アルコールとプラークとの関係(前述)の観点からは・プラークが溜まって認知症や・半身不随になるのが怖いのか・・・プリン体が上昇して足の親指が痛くなるのが怖いのか・・どちらが損か・・よ〜く考えてアルコールを選択すべきです。脳を守るためなら・・足の親指1本くらい切断する覚悟も必要でしょう。焼酎も日本酒もプラークが溜まらないような飲み方にすべきです(前述)

<・・超一流の・・プロサッカー選手の場合・・>
現在、プロサッカー選手で身体能力・技がトップなのは・・・クリスティアーノ・ロナウドでしょう。

彼の食生活ですが・・・(テレビ放送などから)・・「揚げ物」は食べない・・肉は脂の少ない「ヒレ肉」「鶏肉」・・蛋白質は多く摂取・・ 炭水化物=糖質(穀類)・野菜はキチンと摂取・・レストランでは水は飲まずオレンジジュースたっぷり・・・だそうです。

彼の血管プラークは皆無に等しいでしょう・・・それで・・血流がものすごくいいために・・疲れ知らずで・・あのキック力!・・あのジャンプ力!・・"一流"ではなく・・"超一流"のトップ・アスリートになるためには・・・努力もさることながら・・プラークを溜めない食事が必要でしょうね。

<正しく・・努力すれば報われる・・・>
脳梗塞・心筋梗塞・認知症に絶対ならない・・・脳梗塞・心筋梗塞に2度とならない・・ 具体的には・・血管(動脈)内のプラーク(脂汚れ)を減らすこと・・が根本的な治療なのですが・・・認知症もそうなのです・・認知症の根本的な真の原因のほとんどは・・脳血管のプラークですよ〜・・・

驚くことに・・・このことを・・ほとんどの方はご存じではありません。

<・・認知症は・・心を入れ替えれば・・簡単に予防できる・・・>
脳循環が低下(脳血流低下)と認知症・うつ病・自律神経失調との関連があることは既知の事実です。

・・・そこで・・脳血流が簡単に落ちる原因は?・・そうです・・・脳血管の内側にプラークが・・堆積すれば・・・簡単に・・脳血流は低下します・・・・つまり・・食べ物しだいで・・脳血管内にプラークが堆積し・・容易に・・認知症になりやすい脳内環境になるのです・・・認知症の人は8カ所の血管にもプラークが沢山溜まっていました(参照1)

では・・血管プラークを減らす事が出来れば・・当然・・脳動脈のプラークも減り・・・脳血流が改善し・・・認知症になりにくいのです・・・でも・・・血管のプラークを減らすなんて・・出来る訳がない!・・病院の先生にそんな事を言われた方がおられますが・・未来では治せます。

追記:2015年2月22日

甘党の方に。

甘酒・・毎日30ccの飲用追加まではOKです。(ブドウ糖ですから多飲はガン細胞の餌になります。ガンを見つけるPET検査でガン部が光るのは、ガン細胞が放射性物質とくっついたブドウ糖を沢山食べるからです)
現在、当院での医療において・・無脂肪ヨーグルトは必須のお勧め食品です。
脳梗塞・心筋梗塞リスクレベルが2以上で・・当院に通院されている方で・・理由なく無脂肪ヨーグルトを摂取していない場合は・・例外なく服用されるように指導致しています(ただし、最近は1日の摂取量や脂肪ゼロヨーグルトなど、修正して指導していますので、2018年10月31日の追記記事をご確認下さい)。

プラーク改善には・・乳酸菌や酵母菌の発酵成分摂取が優先順位第一位です・・エビオス抜きでもプラークの改善は良好です。

例えば、ビオフェルミン細粒で豆乳ヨーグルトは簡単にできますが・・ビオフェルミン錠を潰して粉にしても・・豆乳ヨーグルトは出来にくいのです(1回の実験ですが)・・・沈降炭酸カルシウムなどで粉末を錠剤として固めると・・菌の多くが死滅するか・・弱体化しているのかもしれません。

また、整腸剤目的で・・薬局にて乳酸菌製剤(ビオフェルミン、ラックビーなど)を店頭で購入する際は、可能なら錠剤ではなく粉末・細粒を選択しましょう。

追記:2015年3月25日・・具体的内容を2016年5月18日__修正。
<・・プラークが心配な方・・脂がのっている青魚を食べるのは控えましょう・・良好な結果は望めません>

テレビで青魚がいい・・と、聞いたので毎日青魚の煮物または焼き物を食べていた人のプラークが悪化していました。
(その後の研究:2016年5月時点)で、脂の乗った魚を週に2〜3回食べると、プラークは悪化することはあっても、改善しないことが判明)

魚の脂肪成分にも気をつけ、脂の乗っていない部分や、色んな魚介類を食べましょう。

また、たまには麺類、ノンオイルのカレー類、ご飯&豆腐、納豆(ミニパックを週に1〜2回が適量)、根菜の煮付けなどの炭水化物と野菜だけ食べても、蛋白質、アミノ酸は充分に摂取できます。例えば、トマトにも蛋白質の原料である・・アミノ酸はたっぷり含まれています・・ので・・野菜を食べても筋肉になるのです。野菜類・果物・木の葉・木の実・草・草の実(米粒)を食べて大きくなるのはゴリラだけではありません・・・遺伝子が似ている・・人類も同様です。

EPA、プラビックス(クロピドグレル)、バイアスピリン、プレタール(シロスタゾール)などの血液サラサラを飲まれている方は・・EPA摂取目的で・・脂がのった青魚を特別に食べる必要はありません・・むしろ脂質の少ない魚をチョイスしましょう。

<最近のテレビで話題の植物性油について>

プラークと食品について研究している者として、ほっとけない放送もあります。
"ココナッツ油が健康にいい"とかエゴマ油・亜麻仁油・オリーブ油・米油・・などなど。
油の成分には健康にいいものが含まれているのは・・当たり前です。ただし、それは生で現物を丸かじりしたときの栄養なのです。野生の動物に動脈硬化がないのはそのためです。人間が、木の実や種から油成分を加熱したりして絞り出した油には・・・身体が欲しくない悪い成分も多く含まれていると考えるのが自然です。

ω@@だから健康にいいとか・・全ての油や脂が少なくともプラークを改善させる証拠はありません。

また、HDLには・・血管壁に溜まった腐った脂を吸い取る力があるなどという仮説がありますが・・それ自体にエネルギーを持たないHDLに、血管壁内に溜まったプラークを吸い取る・・そんな物理学的な力があるわけがないのです。LDLの悪玉説同様に・・HDLの善玉説を信じてはいけません。

健康を保つ上での「最優先現象」は"血管の弾力性"ではなく・・"血管壁にプラークを溜めないこと"や"溜まったプラークを減らすこと"・・ですから、@@油が健康にいい・・などとは決して言えません。・・つまり・・信じてはいけません。むしろ、血管プラークが悪化する可能性の方が高いのです。

とにかく・・プラークが溜まっている人は・・あらゆる植物油を敬遠しましょう。

オリーブ油を毎日ドレッシングで・・生で摂取(バージンオイルでも)したり、時々でもそれらの油で炒め物をするとプラーク改善にブレーキになったり、急速にプラークが肥厚することはしばしば経験されます。

追記:2015年4月30日
<MEC食・・危険でしょう!>

MEC食(主に肉・卵・チーズを多く摂取&よく咀嚼して食べる)の書籍が売れているそうですね・・目先の・・見かけのみの健康?さえ良ければいいのでしょうか?

若い人は純粋すぎます・・とても危険です。・・でも、糖質制限食やMEC食などを本当に信じる人がいるということは・・そもそも・・動脈硬化とは何か・・その発生・進行に関する医学常識が正しくないのが根本的な原因です。・・脳梗塞・心筋梗塞で入院しても・・揚げ物や油炒めが・・平気で出てくるそうです・・おまけに・・牛乳まで。

ヒトの動脈硬化は食べ物とアルコールが原因です・・何回咀嚼しても・・酸化した脂や油が還元されるわけではありません。

頸動脈にプラークがないと安心しても・・古代人のミイラでも・・腕頭動脈、大動脈、大腿動脈に石灰化(プラークが変化したもの)がありました・・安心できます?

MEC食・糖質制限食などは語呂がいいので広まるのでしょうか?・・

私の食事療法も完成の域に近づいていますので・・ 動脈のプラークを退縮させる目的の医学的な食事療法として・・・「Medical diet for Regression of Arterial Plaque」(動脈プラーク退縮のための食事療法)・・略して「RAP食」と名付けようと思います。「RAP食」のおおよそ8割は摂取を控えるべき食品、2割は摂取すべき食品です。

「血管プラークダイエット食」で検索すると、私の食事指導を元に、レシピをクックパッドに公開しておられる方があります・・参考にされて下さい・・

「RAP食」をザックリと説明するなら・・「油炒め・天ぷら抜きの古典的な日本食で、脂質が多い青魚などを控え、大豆食品の多食を控える。そしてマクロファージの貪食能を高めるために、トコロテン260g/d以上を食べる」です。

動脈硬化を治せるRAP食と、治せないまたは進行を食い止められない食事療法との違いは・・直接プラークを観察できる科学技術を羅針盤にしているか、旧来手法である疫学調査を羅針盤にしているか、の違いです。

<「RAP食」&豆乳ヨーグルトを続けている人・・今年の花粉症は?>

今年の九州の花粉症の飛散状況は例年並みですが・・「RAP食」&豆乳ヨーグルト(既製品または自家製)を毎日飲用している人は・・今まで花粉症に悩んできた・・15人質問して・・13人(86.7%)が「今年は花粉症の症状が全くない」・・または「今年は軽くて薬が全く不要で気にならない程度」・・でした。

あくまで「RAP食」&「豆乳ヨーグルトを毎日食べる」の人達だけの集計ですが、「RAP食」&「豆乳ヨーグルトを毎日食べる」は間違いなく花粉症をかなり高い確率で予防してくれます。

花粉症でお悩みの方・・・「RAP食」&豆乳ヨーグルト・・試してみてください。
(2018年10月31日の後日談:脂肪0の豆乳ヨーグルトが動脈硬化には推奨です)

おそらく、豆乳が乳酸菌によって発酵されて・・その生成された成分がマクロファージの活動を正常化させる働きがあるのでしょう。つまり、免疫細胞が「花粉は身体に無害である」ことを理解した訳です。・・・

このことから・・・マクロファージがガン細胞を「悪い細胞」と認識する能力がアップするかも。・・ガン細胞は・・マクロファージなどの免疫細胞に「悪い細胞」であることを悟られないようにして・・「味方の顔」して・・大きくなるに相違ありません・・・つまり・・「RAP食」&「脂肪0gの豆乳ヨーグルトを毎日飲用」は・・「ガン細胞が増えるのを阻止」してくれるかもしれません。 

「RAP食」&「脂肪0gのヨーグルトを毎日食べる」はガン予防・ガンの再発予防・脳梗塞や心筋梗塞の予防・狭心症の予防・認知症の予防・動脈硬化による各種の血管病の予防・花粉症の予防など・・現代人の悩みの・・・多くを解決してくれるかもしれません。

プラークが減る現象を確認できる・・マクロファージが貪食したゴミの量を評価できる・・つまり・・プラークが減るということは・・マクロファージの他のお仕事である・・「ガン細胞を食べる」・・作業もはかどっているに違いありません。もう一つのマクロファージのお仕事は・・ウイルスや細菌をやっつける仕事ですが・・「RAP食」&「脂肪0gのヨーグルトを毎日食べる」の人達は・・今年はインフルエンザ罹患者が1人も出ていません。風邪もひきにくくなったそうです。

大切な方が"ガン"になられたら・・「RAP食」&「脂肪0gのブルガリアヨーグルト40-50g/d」&「トコロテン390g/日」を再発予防や進行抑制に・・可能な範囲でご検討ください。

追記:2015年5月18日

<魚をフライパンで焼いた時の残り汁の魚油は危険です>

4月に・・脂の多い魚にはご注意を!・・との記事を掲載しましたが、青魚の脂はいい脂とテレビで聞いたので・・アジやサンマなど魚を・・焦げないフライパンで焼いたときに出る・・汁がもったいないのでと・・1年間も・・その出汁を週に3日程度は野菜炒めとして・・また・・週に3日は「肉じゃが」の味付けとして・・つまり・・魚の焼き汁をほぼ毎日口にしていた人のプラークは明らかに(1.47→1.47→1.50→1.60mmへと)悪化しました。

魚は網で焼きましょう。焼くときにしたたり落ちる・・あの油・・下の受け皿に落ちて・・へばりつきますね・・酸化したその油は食べてはいけません。

魚や肉を頻繁に焼くと・・換気扇が油汚れしませんか?揚げ物料理をする台所の換気扇も油汚れがすごいです。加熱・酸化した微粒子の油は・・見えないけれど・・超微粒子となって・・煙や蒸気と共に空中に舞い上がり・・換気扇が汚れる・・ということは・・料理をする際は・・自分も超微粒子の油を肺の中へ吸い込んでいることになります。焦げた微粒子の油・・肺がんの原因物質にならないのか?・・心配です。

そこで調べました・・私の予感は大当たりです。JACC studyという日本の大規模コホート研究で「肺がんとの食習慣の研究」の項目を 小笹晃太郎先生が報告されています。

結果:女性でハム・ソーセージ・レバー・揚げ物をよく食べる人が肺がんで死亡しやすい。男性ではこの関係は認められない。

同じ脂肪豊富な食べ物を食べて男女差があるのが判らない・・との考察ですが・・

私の推論は・・「女性がハム・ソーセージ・レバーの油炒めを調理し、その脂が液体になり高熱で気化し・・その噴煙・蒸気を吸い込むためと考えます。揚げ物・天ぷら類も男性・子供達は食べるだけ・・調理する際に発生する微粒子の気化した酸化油が女性の肺がんを発生させていると考えるのが妥当です。・・

女性の方・・油炒め、ハム、ソーセージ炒め、てんぷら・揚げ物調理時は・・・必ずマスクを付けましょう。・でも・調理しなければ・・・食べなければ肺がんにもなりにくいのです。

たばこを吸わないでも・・気化・酸化した油を吸えば・・肺がんになりやすい(私の仮説)。

<エゴマ油・ココナッツオイルなど・・生でも摂取は控えましょう>

テレビの影響で認知症予防の為にと・・5ヶ月間の間・・エゴマ油とココナッツオイルを1週間毎に交互に毎日ドレッシングにかけて食べたり、スープに垂らして食した人のプラークが明らかに悪化しました。

エゴマ油とココナッツオイルを使用しない時期はプラークが改善中だったので残念です。

健康にいい成分の研究はお金になるのでよく研究されて・・知られていますが・・健康に悪い成分を研究してもお金にならないので・・学者もご存じではありません。全ての食用油にはいい成分も悪い成分も含まれていると考えるのが自然です。くれぐれもご注意下さい。

追記:2015年7月6日

<魚の無意識・意識的過食にはご注意を>

3月末より・・患者さん方に・・脂の乗った魚の過食をしないようにと注意していましたが・・3ヶ月経過して・・4人もその効果が現れました。1例は3年間もプラークの改善がなかった頸動脈プラーク:2.33mmが・・いきなり・・3ヶ月で・2.05mmへ・・0.25mmもプラーク肥厚が低下しました。ブリやハマチのカマの塩焼きをしばしば好んで食べていましたが、いわゆる白身魚(脂少なめ)に変えたとのこと。

集団での魚の過食の影響を、動脈硬化の未来塾45)として掲載致しました。ご覧下さい。
また、食生活が動脈硬化の・・真の原因である・・という真実に・・初めて気付いたDrと思われる近藤正二先生の書籍・・「長寿村と短命村」・・ぜひ御一読下さい。

<魚や肉の過食後には必ず野菜ジュースです>

近藤正二先生のお言葉に「肉・魚を大食することが心臓疾患を引き起こす大きな原因となっているが、島の海女のように、たとえ魚を食べていても野菜多食の習慣があれば長生きは可能なのです」

この言葉に従い、食習慣アンケートとプラークのデータを解析すると・・・恐ろしいほどに・・
その言葉を裏付ける結果が出ました・・・結果は本日、動脈硬化の未来塾45)に掲載しましたが・・

野菜を多食していれば・・魚を多食していても・・プラーク堆積は起こりません・・魚を普通に食べ・・野菜を普通に食べている人と・・ほとんど同じ位の・・血管の汚れ方(プラークの程度)なのです。

私が野菜ジュースを多く飲用するように勧めていたのは正解でした。治療の意味では・・出来れば1日コップ2杯です。予防ならコップ1杯。治療なら・・多少手足が黄色くなりますが・・心配無用です・・健康被害はありません。

キリン・カゴメ・ヤクルト・伊藤園などメーカーさん・・自動販売機で・・お茶の横に必ず野菜ジュースを置いて下さい。・・血管の炎症を抑えるなら・・食後にOO茶でなく・・野菜ジュースなのです!!

<動脈硬化に効く薬は?と良く聞かれます・・・>

もしそんな都合の良い薬があったら・・アメリカの元大統領:クリントン氏が冠動脈ステント治療など・・受ける状態になるはずがありません。

でも・・私が創るなら・・
・・それは・・「酒・揚げ物・油炒め・霜降り肉・菓子パンを嫌いにさせる薬です」・・嫌酒薬は存在しますから・・「嫌油脂薬」「嫌菓子パン薬」etc・・を創薬してはどうでしょう。

スタチン剤・降圧剤・血糖降下剤はそれらのいずれにも該当しませんので・・抗動脈硬化(脳梗塞・心筋梗塞の予防)の効果は・・どう考えても・・期待できません。

<たまたま観たテレビで・・責任を感じます・・・>

昨日のテレビで・・「終電に乗り遅れた女性の家に行ったら・」・・・・優しい父は脳梗塞で半身不随・・本人:娘は29歳になり・常勤や結婚の夢も消えようとして・・夢は?の質問に・・「父の最後に・・父に感謝してもらえること」・・涙・・された人も多いのでは。せめて2回目の脳梗塞が無いように。

男性の離婚者・単身赴任者の食生活は・・プラーク堆積しやすいです・・特にご注意下さい。

世の中のお父さん!「アルコール多飲・肉・揚げ物・油炒め・菓子パンを控え・魚の過食に注意しましょう」  そうしないと・・自分と・・子供の・・孝行娘の・・「幸せ」「夢」まで・・あなたは奪うことになるのです・・・病院の薬のみ・・では・・決して脳梗塞を予防できません。

2015年9月7日−追記

<甘酒の多飲は止めましょう・・・>
2015年2月22日追記の「甘酒」に関する記事を削除しました。毎日100cc以上を飲用していた5人中1人のプラークがやや悪化しました。

どうしても甘酒を飲みたいなら、週に1回100cc程度または毎日30ccまでにしましょう。

***大豆製品に関しては後述記事を参考にして下さい。現代人にとっては大豆製品=健康にいい は迷信です・・適量が必要です***

<トマトを頻繁に&野菜ジュースを毎日・・>
アミノ酸サプリより・・トマトを食べてはいかがでしょう。・・・"ニンヒドリン反応"・・知っていますか?
中学生の理科の実験で使われます・・指紋検出にも使われるアミノ酸検出反応です。

左は濾紙にミニトマトの汁を垂らして、乾燥させた後に、ニンヒドリン液を滴下して反応を見たものです。濾紙の中央の黒い斑点はトマトの種。・・この結果から・・トマトには非常に多量のアミノ酸が含まれていることが確認されました。おまけに抗酸化物質も含有。

・・つまり・・アミノ酸は蛋白質の直接的な原料ですから・・

トマトを食べても筋肉になるのです。野菜の葉で実験をしていませんが、おそらく・・アミノ酸が含まれているでしょう。 ・・草食動物が草を食べて筋肉質の身体になる秘密はアミノ酸なのです。患者さんからよく・・サプリのプロテイン摂取はいいか?質問されますが・・基本的には、竹輪(蒲鉾など)+卵白+塩無添加いりこ(塩無添加の食べる小魚)などからプロテインを摂取すべきです(2020年7月に修正)。どうしても摂取したいなら、植物由来にしましょう。

消化されないでも吸収される・・アミノ酸たっぷりの市販の野菜ジュース(無果汁)をお勧め致します。毎日コップ1〜2杯・・プラークレベル3〜4の場合は2杯必要です。(手が黄色くなりますが・・抗酸化物質が体中に行き渡っている・・位に考えましょう・・おそらく・・体中の細胞の酸化を遅らせてくれているに違いありません。)「2018年8月時点では、手や顔が黄色くなるのも世間体が悪いですので、家族から黄色くなったと指摘受けたらトマトジュースや緑色の野菜ジュースへ変更しましょう。(青汁でも可)」

当院HPの「動脈硬化の未来塾」にまだ掲載していませんが・・"野菜大好きな人"は・・"野菜が嫌いまたは普通の人"よりも・・血管プラーク年齢が10歳以上も若く、肉や揚げ物大好きでも・・野菜大好きなら・・プラークの肥厚が・・約10年分も抑制されていました。(書籍で詳しく解説)

<当院ではトコロテンをお勧めしています・・・>
海藻に含まれているフコイダンのマクロファージ活性化・抗炎症作用などを期待して、慢性肝炎、肝硬変、肝臓ガンの患者さん方にお勧めしていました。

ガン細胞を食べるのも・血管プラークを食べてくれるのもマクロファージです。

私自身が6年間も・・週に5個(土日以外)・・2017年以降は1日に300gを食べている製品は「崎永商店」のアゴ酢醤油だしのトコロテンです。

これは、味・量(小サイズ)・食感などを考慮して選択致しましたが・・プラークがたっぷり溜まっている方は・・冬でも毎日2個(150gx2=300g)をお勧めします。(毎日1個をお勧めしていた時期もありますが・・。

(ガン治療中・再発予防なら毎日の摂取がお勧め)

なお、海藻類の多食(ヨードを多く含むコンブなどの摂取過多)により、まれに甲状腺機能亢進症(動悸など)や機能低下症("むくみ"など)になったと思われる事例の報告がありますので、注意が必要です。なお、トコロテンのヨウ素含有量はコンブに比して極めて少なく、普通の魚並みです。
また、カリウム含有量も極めて少なく慢性腎不全や、透析中の方も摂取可能です。

当院において・・慢性肝炎や肝硬変、肝癌の方など・・このトコロテンを多数の方が毎日食べられていましたが・・甲状腺機能異常を来した方の経験は・・今のところ・・ありません。
#:甲状腺機能異常がある場合は主治医にご相談を なお、最近の甲状腺専門医の先生は海藻類の摂取制限はあまりされていないようです。

<オリーブオイル・ココナッツオイル・エゴマ油・亜麻仁油・などに注意・・>
最近、動脈硬化の未来塾48)として掲載しましたが、これらの油摂取で・・プラークが肥厚する場合が数多くの事例でありますのでご注意下さい。
テレビで勧める健康食品は・・血管プラークに対する影響に関しては・・ほとんど考慮されていません。
甲状腺機能亢進症や機能低下症と違って、プラークがたっぷり溜まっても・・脳梗塞や心筋梗塞になられて・・倒れるまでは・・決して自覚症状には表れませんので・・ご注意下さい。

<砂糖添加食品よりも・・植物油脂添加食品に・ご注意・>
蒲鉾・竹輪など・・ある程度保存が可能ですので良質(魚油が少ない)な動物性蛋白源のおかずとして貴重で、お勧めですが・・うまさ優先で・・植物油脂添加&砂糖添加の製品がありますが・・

コンビニにも植物油脂無添加の製品が置いてありますのでそちらを選択しましょう。

砂糖無添加・植物油脂無添加の商品はかなり限られますので、砂糖添加・植物油脂無添加の商品を選択してもいいでしょう。砂糖添加の代わりにブドウ糖添加と記載なら・・さらにOKですが。

RAP食に沿った食品なら・・砂糖添加製品も可です。砂糖無添加を求めてストイックになる必要はありません(なるべく砂糖無添加・・程度にしましょう)。
「2018年8月時点での解釈としては、植物油脂添加品でも、他社の植物油無添加商品と脂質のg数が大差なければ問題ありません」

2015年11月30日-追記

<チキン:鶏肉をお勧めします>
先日、欧州在住の日本人(53歳:男性)の方が1年ぶりに受診されました。2014年12月の初診時に総頸動脈に3.91mmもプラーク堆積があり、極めて危険な状態でしたが、1年後の2015年11月では2.15mmへ、何と1年間で1.76mmもプラークが退縮(改善)していました。新鮮な魚がないので、魚を食べることはほとんどなく、おいしいハムやソーセージ・ベーコンを止め、肉は全てチキン料理とし、オリーブ油使用を止め(ドレッシングなどでも)、油炒め、揚げ物を止め、ワイン・ビールの多飲を止めて当院指導の範囲内を守りました。

更に付け加えれば、初診時まで1年9ヶ月も服用していたアトルバスタチン10mg(スタチン剤)を主治医にお願いして中止いただき、エパデールS(900)2,2xへ変更いただきました。
(詳細は動脈硬化の未来塾(1)に追加掲載)

そういえば・・サッカーのクリスティアーノ・ロナウド氏が好んで食べるのも「鶏肉」でした。

<毎日魚を食べることは止めましょう>
以前は、毎日の魚料理を勧めていましたが・・本日指導を変更致しました。
毎日魚を食べておられる方は・・週に2〜3回は鶏肉・ブタの赤身料理にしましょう。

刺身を毎日&さらに焼き魚を好んで食べて、プラークが悪化傾向の方もおられます。重ねて述べますが、魚の・・特に脂の乗った魚の多食、頻回食、は危険です。

脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=3〜4の方は、時々は肉や魚肉を控えて、卵、卵白、海苔、カツオ節、甘さ控えめの佃煮、根菜を入れた野菜の煮付け、漬け物など、メンタイ少々、シラス&ダイコンおろし、ご飯、味噌汁、ソバ、うどんなどの組み合わせで質素に食事されてはいかがでしょう。白ごはんの有り難みが判ります。

注意)体長6cm以下の目刺しはOKですが、それより大きな目刺しは脂が乗っていますので控えましょう。イワシでも、煮干し(いりこ)サイズはOKです。ししゃもは脂が多いです。(和食に付きものの豆腐、納豆に関しては“肉なみ”、それ以上に脂質が多いので注意”・・後述を参照下さい)

<最近の怖い話です・・・・・・>
1)50歳の男性が心配そうに血管エコーを受けられました。聞けば、同世代で・・5人のバーベキュー&飲み会仲間の内、最近一人が脳梗塞で急逝。もう一人も脳梗塞で半身麻痺に・・・。本人も血管エコーでは、脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=2(0〜4)でした。後の二人も心配です。

2)ある会社の経営者によると、最近の6ヶ月で・・・従業員の男性230人中、5人が脳梗塞になり、55歳の一人が心筋梗塞で急逝した・・とのことです。

最近も31歳の有名人が心筋梗塞で急逝されましたが・・有名ではない30代も数多く倒れられているに違いありません。不幸は食事と共に・・口から入ってきます。

<「介護離職者」にならないためには・・・>
1) 親に揚げ物・油炒め・アルコール多飲・乳製品・菓子類の多食を厳しく控えていただきましょう・代わりに・・トコロテン・ 無脂肪ヨーグルト&野菜ジュース(無果汁)を毎日・・お勧めします。 ・この点は「優しく接してはダメです」。 また、親が病院へ通院しているからと・・決して・!・・決して安心してはいけません!・・・これこそが根本対策です。
病院に通って、血圧薬・コレステロール低下薬をもらって通院しながら脳梗塞で半身不随・寝たきり!・・これが現実です。

「好きな物を食べて・・死にたい・・」・・は、判りますが・・8割は死ねません!・・家族を巻き添えにしての不幸が長く続く事になります・・・。

2) 親が65歳以上の高齢者で、スタチン剤を病院からいただいて・・「エパデールやロトリガ、その他の血液をサラサラにする薬」を服用していない場合は、ほぼ全例・・・スタチン剤を止めていただき、エパデール(EPA製剤)またはロトリガ(EPA+DHA製剤)の服用をお勧め致します。
**信じられないでしょうが・・70歳以上のほとんどが・・「脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=3または4ですので、血液サラサラという担保を取っておいて、プラークを改善させましょう*****
(血液サラサラ効果としては・・男性の場合はEPA製剤がベターですが、主治医がロトリガを処方されれば従って下さい・・)

2016年2月1日)追記)
<魚・エビ・カニ・貝類の選び方・・・・・>
私は魚が好きで、煮付けや塩焼き,刺身も好きです。塩・コショウが効いた鶏肉も好きです。
でも、脂が乗った魚や鶏皮は敬遠しています。自分で魚を調理すればすぐ判るのですが、脂の乗った魚の場合は包丁に脂がべっとり付くのです。

・・「RAP食」に向く魚や肉の見分け方は、さばいた包丁にどれだけ油が付くか?・・で判断出来ます。エビ・カニ・貝類などの場合は包丁に脂が乗りません。蒲鉾(かまぼこ)や竹輪を包丁で切手も・・手で触っても脂が付きません・・これらはOKです。でも、蒲鉾を揚げた食品は茹でても油は落ちません。茹でて表面の茶色い部分をキッチンペーパーで削ぎ落としていただきましょう。

最近は魚を調理する家庭が少ないでしょうから、「新食品成分表」という書籍のデータを元に・・脂成分の少ない・・お勧めの魚をご紹介します。魚肉の生100g中の脂質量(--g)が5g以下を抜粋していますが、週に1回以上食べる場合は、4g未満を推奨します:

アイナメ(3.4)、アコウダイ(2.3)、マアジ(3.5)、アマダイ(3.6)、天然アユ(2.4)、アンコウ(0.2)、イトヨリダイ(1.7)、ウルメイワシ(4.8)、シラス:微乾燥(1.6)、イワナ:養殖(3.6)、ウグイ(1.5)、ウマヅラハギ(0.3)、エイ(0.3)、オコゼ(0.2)、カサゴ(0.3)、マガレイ(1.3)、カワハギ(0.1)、カンパチ(4.2)、キス(0.4)、キビナゴ(1.4)、グチ(0.8)、コチ(0.5)、シロサケ(4.1)、ベニザケ(4.5)、ヨシキリザメ(0.6)、サヨリ(1.3)、シイラ(1.9)、シタビラメ(1.6)、シラウオ(2.0)、スズキ(4.2)、キダイ(3.1)、チダイ(2.4)、スケトウダラ(0.2)、辛子明太子(3.3)、マダラ(0.2)、ドジョウ(1.2)、トビウオ(0.7)、ハゼ(0.2)、バラクータ(3.0)、ヒラマサ(4.9)、天然ヒラメ(2.0)、養殖ヒラメ(3.7)、養殖トラフグ(0.3)、マフグ(0.4)、フナ(2.5)、ホウボウ(4.2)、ホッケ(4.4)、キハダマグロ(0.4)、クロマグロ:赤身(1.4)、ビンナガ(0.7)、ミナミマグロ:赤身(0.1)、メジマグロ(4.8)、メバチ(1.2)、メバル(3.5)、養殖ヤマメ(4.3)、ワカサギ(1.7)、貝類:全て1.4g以下、エビ類・カニ類:全て0.6g以下、ケンサキイカ(1.0)、コウイカ(0.3)、スルメイカ(1.2)、ホタルイカ(3.5)、ヤリイカ(1.0)、イイダコ(0.8)、マダコ(0.7)、生ウニ(4.8)、オキアミ(3.2)、クラゲ(0.2)、ゆでシャコ(0.2)、ナマコ(0.3)、ホヤ(0.8)、<水産練り製品>・・・カニ風味蒲鉾(0.5)、蒸し蒲鉾(0.3〜0.9)、焼き抜き蒲鉾(0.3〜2.0)、焼き竹輪(0.3〜2.0)、はんぺん(1.0)、

その他で興味あるデータですが、魚肉ソーセージ(7.2)、カラスミ(28.9)、ウナギ(19.3)、サンマ(24.6)、マサバ(12.1)、大西洋サバ(26.8)、イクラ(15.6)、ブリ(17.6)、

青魚でも脂質が多い魚は敬遠して、上記を参考にキビナゴやマグロ赤身などを選択しましょう。特に女性なら圧迫骨折予防・お肌の老化予防にシラスやチリメンジャコがサプリとしてもベストです。

脂質が少ないカワハギやカレイ、オコゼ、カサゴ類も煮付けや吸い物・刺身としても美味しいです。

ヒラメのアラなど、脂少なめの魚のアラは安価です。吸い物・水炊きにするとコラーゲンをタップリいただけて、骨粗鬆症の予防にもなりますが、時間をかけて煮つめて、くれぐれもアク(浮いた油)は捨てましょう。

魚の吸い物・味噌汁をいただく際に、魚の小骨にご注意下さい。お皿の上なら小骨の認識が可能ですが、水中で魚肉と小骨を仕分けするのは困難です。くれぐれも魚肉とご飯を一緒に口の中へ入れない様にしましょう。魚の骨を口内で感じにくくなり、ノドや食道に骨が突き刺さり・・大変なことになります。

特に子供や老人には注意してあげましょう。 認知症傾向のある人へは、スープだけお出ししましょう。

ブリ(17.6)やハマチ(18.2)のカマの塩焼きでプラークが堆積したと思われる事例もありますので、安価ですが脂の多いマグロのカマ(トロ並み)もご注意下さい。ブリもハマチもコレステロールは低いのです。くれぐれも「コレステロール神話」に乗せられないようにしましょう。

・・(プラークに関する)事実は小説よりも奇なり・・なのです・。

<肉類の選び方・・・・・>
上記と同じ基準ですが、肉の生100g中の脂質量(--g)で、5g以下を抜粋していますが、週に1回以上食べる場合は、(<4.0g)を推奨。
和牛:推奨品なし。 輸入牛肉(国別記載なし):肩赤身(4.6)、サーロイン赤身(4.4)、もも赤身(4.6)、外もも赤身(3.0)、ヒレ赤身(4.8)。
子牛肉:リブロース皮下脂肪なし(0.9)、バラ皮下脂肪なし(3.6)、モモ皮下脂肪なし(2.7)。その他部位:牛レバー(3.7)、牛ミノ(8.4)、牛スジ(4.9)、

・・・参考データ:テール(47.1)、牛タン(21.7)、牛ホルモン(26.1)など。

赤身(2.5)、クジラ赤身(0.4)、シカ赤身(1.5)、大型ブタ:肩赤身(3.8)、もも赤身(3.6)、ヒレ赤身(1.9)、ハム類:ボンレス(4.0)、プレス(4.5)、混合プレス(4.1)、チョップド(4.2)、ヤギ肉赤身(1.5)。
カモ皮なし(3.0)、キジ皮なし(1.1)、七面鳥皮なし(0.7)、肉:ムネ皮なし(1.5)、モモ皮なし(3.9)、ササミ(0.8)、砂肝(1.8)、・・参考までに全卵(10.3)。

2015年9月のBS1 NHKテレビ(特集:フロントライン)で・・2014年に1万人(20〜60代)を対象にした民間調査では・・この5年間に牛肉の好みが「赤身に変わった」28.2% 「脂身に好みが変わった」3.0%・・・と放映。---2020年頃には75%の人々が「赤身が好き」になることでしょう。

テレビ放映から抜粋

結婚式などで霜降り肉をテーブルへ提供する場合・・たとえ高価な霜降り肉であっても・・出席者の肉の好みを聞くべき時代に突入!?。

今年の年末には、神楽坂のフランス料理専門店で、「脂が苦手」のリクエストに応じていただき、エゾシカのヒレ肉をメイン料理にして美味しくいただきました。日本料理は「RAP食」に最適ですが、フランス料理でも可能ですね。料理は素材と知恵での創作物・・と感じました。2階にお店があり、シェフも支配人も福岡県出身でした。

2016年2月15日---追記
<野菜ジュースには栄養がない!?>
私たちは小さい時から、牛乳には栄養がたっぶりで必需品・・みたいに教えられてきました。
でも、・・RAP食に必需品である「野菜ジュース」についてのお話しです。自家製で作るなら、ハチミツまたは甘酒を大さじ1杯まで。果物入れるならゴールドキウイ半分まで。

1)牛乳は・・母牛の身体から毎日出てきます・・でも・・母牛は牛乳も肉も食べていません・・毎日牧草を食べれば・・母乳が出てくるのです・・・・つまり・・牛乳の原材料は・・牧草なのです。
(これには秘密があって、ウシや人などの動物の酵素や腸内細菌ではセルロースを分解できません。ウシの胃に住む共生微生物が植物のセルロースを分解して、脂肪酸やアミノ酸を産生してくれるのです。牛乳の蛋白質や脂肪分や、筋肉の原材料は牧草ですが、ウシの胃や腸内の細菌や原生動物のお陰で栄養を獲得できていると言えるのです)

2)例えばカゴメなどの野菜ジュースの成分ですが・・カルシウムが一般的な牛乳のなんと半分量も含まれています。その他にMg, Fe, β-カロテン.葉酸、ビタミンA,C,E,亜鉛、リコピン・食物繊維・各種の抗酸化物質なども含まれています。腸内の善玉菌にとっては・・“ごちそう”でもあり・・住処でもあります。

3)牛の骨が丈夫であるのは、この植物由来のカルシウム・マグネシウムを毎日摂取しているからです。

トマトジュースにはアミノ酸は多いのですが、カルシウムが少なく・・女性の方(圧迫骨折しやすい)は・・特に、トマトミックスの野菜ジュースがお勧めです。野菜の色素(抗酸化物質など)で手のひらが黄色くなりますので、気になる方は・・トマトジュース+トコロテンや青汁など・・でもいいでしょう。

2017年9月19日修正

2016年3月28日---追記・・・5月18日:サプリに関する記述を修正

<「青魚の魚油は健康にいい」は迷信です。療養中の方へ・・脂の乗った「青魚」は危険>

魚大好きの57歳女性ですが・・右鎖骨下動脈のプラークが2.6mmから、約2年半もプラークがほとんど改善しなかったのです。・・・しかし・・大好きな魚を「青魚」から白身魚主体に変更した途端・・・4ヶ月で・・2.53→ 2.30mm へ突然改善しました。例えば、アンコウ鍋を週に3回、その他の魚も脂が少ない白身魚にしたそうです。この方の夫も、それまで改善しなかった大動脈のプラークが:2.91→ 2.75mmへ突然改善しました。 他にも、脂の乗った青魚を食べてプラークが悪化した人、そして白身魚に変更してプラークが改善した方を多数経験しました。
(備考;アンコウの肉の脂は100g中0.2gと少なく、鳥のササミ(0.8g)よりも脂が少ない)

脳梗塞後・心筋梗塞後・認知症傾向などの療養中の方は、くれぐれも100g中の脂質の量が2.0g以下の魚介類をチョイス、または鶏肉・ブタ赤身など、脂質がより少ない食材にしましょう。

なぜなら、鮭は4.1(シロサケ)4.5(ベニザケ)〜13g(ギンザケ)とピンキリですが、鮭を頻繁に食べていた人のプラークは悪化しました。特に鮭では皮の直下に脂が多いので、その部を残すことも考えましょう。

鮭とサバを好んで食べた人もプラークが悪化しました。青魚ならカタクチイワシ(12g), サバ(12g)ではなく、キビナゴ(1.4g)以下の小魚やトビウオ(0.7g)などがお勧めです(前述)。

2週間に1回位ならアジ(3.5g)でもいいですが、ほぼ毎日脂の乗ったアジの干物(生でも同じ)を食べていた人は6ヶ月でプラークが悪化しました。バランス良く食べましょう。

さらに、麺類ではオリーブ油など(植物油脂・植物油全て)を原材料に使用していない製品をチョイスしましょう。
なお、外食で寿司を食べる際は、ごはんに植物油を入れて炊飯している場合もありますので、御注意下さい。

(植物油脂を添加した麺類とプラークとの関係に関しては今後の研究課題です。)

以前の私は・・・「酸化していない魚の脂は問題なく、刺身ならプラークにならない」と1年近く前まで誤った考えを抱いていましたが・・完全な誤りでした。」・・(・・魚を獲って食べない約束を在来の村人にした平家の落人の村人は、その約束を守り続けて長命村となり・・一方で・大きな青魚を頻繁に食べる村は短命村)・・・この不思議に思える近藤正二博士の疫学調査は正しかったのです。・・

2月1日にも記載しましたが、魚はできるだけ脂が乗っていない魚を選ぶべきです。健康のために、しいて魚を・・特に青魚を食べる必要はありません。

EPA製剤を病院からいただいている方は、サプリでEPA・DHAを追加して服用する必要はありません。

先にも述べましたが、「魚油」が健康にいいわけではありません。ただし、病院からのエパデールSなど:EPA製剤は、「魚油」からEPA・DHAなどを特別に98%以上の純度で、コストをかけて抽出して薬品に仕上げています。ですから、病院薬のEPAでプラークが悪化することはありません。
頸動脈などにプラークが堆積していて、血液サラサラ薬が必要な場合は、サプリのEPAではなく、病院薬のEPAを服用すべきです。かかりつけ医などにご相談ください。その際は、くれぐれもスタチン剤は不要ですので・・担当医にスタチン剤なしでの治療の希望を伝えましょう。

いままでの動脈硬化と食に関する常識は・・エコーという「科学の目」でプラーク見えない・・そういった過去の時代に築かれてきた常識ですので・・検証されるべきです。

余談ですが、トビウオは飛んでエネルギーを使うから脂が少ないのでしょうか・・カワハギの脂が少ないのは口が小さいからでしょうか・・でも、アンコウの口は大きいのに脂が少ない・・イカはなぜ脂質は少ないのに、コレステロールは多いのでしょうか? それは、イカ・タコの祖先が貝類だからです。

では、ブタや牛や鳥や人間の祖先は何でしょう???・・・それは脊椎動物である魚です。・・つまり、魚の油も牛やブタ・鳥の脂や油も・・進化学という科学的な発想で考えると・・大きな差は基本的に存在しない・・とも言えます。その証拠に余った脂は、人でも、魚でも、豚でも、牛でも・・ハラミとしてお腹に脂が溜まります。背中に脂肪がたまる人間はほとんどいません。・・・鳥は飛べなくなるので必要以上にエサを食べません。魚の脂・油だけ特別に健康にいい訳がないのです。

2016年3月28日---追記

<「ドブ川」「ドブ溝」 清掃作業したことありますか!?>

現代の日本人・・・その血管エコー像を毎日見ていると・・誠に失礼な話ですが・・内心・・・、頸動脈やその他の動脈が「どぶ川」に見える・・・ことがしばしばです。

その「どぶ川」清掃作業ですが・・・ドブ(プラーク)が見えない場合は・・やり方が様々です。

1) 「毎日餃子を食べればやせられる」を信じる人は、この「どぶ川」が全く見えないために,土手の草むしりをしながら、「どぶ川」に草を毎日投げ捨てている感じ・・。
2) 糖質制限ダイエットでの「好きなだけ、肉やアルコールを摂取してもやせられる」を信じる人は、「どぶ川」の土手に積もった余分な土砂を「どぶ川」に捨てている感じ・・・土手はスッキリでも・・目に見えない川底には汚泥がたまり続けます。
3) 「亜麻仁油やオリーブ油・エゴマ油・ココナッツオイル・米油などを健康のために摂取しましょう」・・・を信じる人は・・「どぶ川」の・・ドブ水を少しサラサラにするだけで満足し・・ドブ浚えをしないまま帰る人・・・でも・・使った油は・・ドブに変身し、ドブは益々増えるのです。
4) 「血管が強くなる・・健康法」を信じる人は・・「どぶ川」の護岸作業専門です。なんで・・そっちだけやるの〜、こっちを先に手伝ってョ〜・・・と、言いたくなります。

「どぶ川」清掃作業なら、「どぶ川」のドブ浚(さら)え・・こそが、最優先の基本的作業ではないでしょうか。どぶ川の土砂や汚泥は・・血管のプラークと同じなのです

川岸や川底に溜まった汚泥や砂を取り除けば、水質はそのままでも流れは奇跡的に良くなり、下流の作物は青々と育つことでしょう。動脈硬化の全ての症状が根本的に改善されます。

でも、この「どぶ川」の・・・清掃作業マニュアルは・・一言では言い表せません。そのマニュアルは、今日膨大な量になり、現在もバージョンアップ中です。

くれぐれも、これが「RAP食」の最終バージョンアップとは考えないで下さい。
「食とプラークとの事実関係の経験」を踏まえて、修正・追加しますのでフォローして下さい。

2016年5月18日---追記

<肉や魚の酸化がプラーク堆積に及ぼす影響は少ない>

前にも述べましたが、魚を食べず、鶏肉だけを調理して食べた方が・・魚を時々食べる人々よりも、はるかにプラークが減っていました。つまり、魚や肉の脂質含有量が少なければ、調理法は何でも構わない(生でも焼いても煮ても)ということが判明しました。青魚を刺身で多く摂取する方々が、プラークが改善せず、むしろプラークは悪化する事実とも一致します。

<肉が健康に悪い・・・・これは迷信です>

私の書籍で、アンケート結果から「肉が悪い!」とザックリと表現しておきながら、誠に申し訳ありませんが、真実は「肉の脂成分のみ」が問題であることが判明しました。植物油やその添加食品、乳製品やその加工品などからの脂質の摂取を控え・・・必要な“脂質”は、・「穀物・野菜・脂質の少ない肉や魚介類」(生でなくとも加熱調理もOK)から摂取しましょう・・
つまり・・単純な脂質制限ではないのです。 例えば、豆乳ヨーグルトの脂質量は見ないようにしましょう。穀物や野菜の発酵食品や植物油を添加していない加工食品(豆腐など)の脂質量も見る必要はありません。脂質が特に多いアボガドは控えて、ナッツ類など週に2〜3個程度に止めましょう。

<刺身なら魚を多食してもいい・・・これは迷信です>

多くの経験から、脂の乗った魚の刺身を週に2回食べると・・プラークは改善しません。週に3回食べると・・プラークが悪化するようです。この魚食の影響は、魚を焼いても、煮ても同様でした。魚介類の刺身を沢山食べたいなら、100g当たりの脂質量が1.5g以下の魚介類にしましょう。以前の私の書籍「脳梗塞・心筋梗塞は予知できる」では、単純に青魚を勧めていましたが、・・これは誤りです。魚なら岸壁で釣れるような脂の少ない小魚を勧めるべきでした。訂正致します

<動脈プラークを減らしたい方・・・の、魚・肉の食べ方・・大まかな目安>

100g当たりの脂質量が2.0g以下の肉や、魚を調理しましょう。ただし、3.5gのアジ類を週に1回程度なら問題ありません。マダイは白身ですが・・天然で6g、養殖なら11g程度ありますので、1ヶ月に1度以下が適当です。輸入牛のヒレ肉は4.8g、鳥のモモ肉(皮なし)は3.9gですから、いずれかを2週間〜1ヶ月に1度程度ならOKでしょう。
「プラークが現状維持でもいい人」は、上記の頻度、または量を2倍でもいいでしょう。
豚のヒレ肉(1.9g)や鶏のムネ肉(1.5g)は、魚のアジ(3.5g)より脂が少ないのです。
オーストラリア産牛のヒレ肉(4.8g)は・・・近海物のサバ(12.1g)、大西洋産の塩鯖(26.8g)、サンマ(24.6g)、ブリ(17.6g)、ハマチ(18g)よりも遙かにプラークに優しいのです。
大いに脂の少ない肉を活用しましょう。
脂質量はGoogle 検索や書籍で確認できます。

<肉の脂も、魚の油・脂も全く同列に考えるべきです>

肉でも魚でも、脂質の絶対量が少なければ・・焼いても、煮ても、生でも・・プラークの溜まり方に大差ないことが判りました。・・・料理の幅が広がると思いますが・・・。

例えばマグロのトロの1切れは、霜降り肉の1切れと同程度のプラーク堆積への影響力があるとお考えください。ブリやハマチやシメサバやサンマも同様とお考えください。・・「魚の油が健康にいい」「Ox△油が健康にいい」といったテレビなどでよく出てくる・・ザックリとした話は・・・過去の迷信です。決して鵜呑みにしてはいけません。

魚油の評価に時間がかかったのは、プラークを悪化させる要因を一つ一つピックアップしていって、最後に残ったのが“健康にいい”・・と、私も信じていた魚油でした。その多食による悪化・・さらに、控えることでのプラーク改善・・ここまでの確認作業になんと8年の歳月が必要でした。時間がかかり過ぎて申し訳ありません。(2018年12月17日追記:事実は小説よりも奇なり・・この時点でも「納豆」「豆乳ヨーグルト」などの植物性の発酵食品は“健康にいい”と信じていました。
しかし、その脂質でさえも、その過食・多食・頻回食がプラークを肥厚させる(動脈硬化を進行させる)犯人だとは・・2016年5月の時点で・・夢にも思っていませんでした。・・・医学の知識は持っていましたが・・愚かですねー・・・実例での検証が不十分なまま・・信じきっていました。大豆の脂(油)も、アボガドの脂(油)も、オリーブの油も、牛の脂も、魚の脂も・・血管内の脂肪滴を含んだ高水圧血流による・・物理現象の前には・・全て・・分子レベルで同列に考えるべきです。)

2016年6月6日-追記

<オリーブ油の日常的使用は・・健康に・・・やっぱり危険です>

最近、5年ぶりに受診した74歳の男性は、食生活に変わりはないのですが・・・3年前〜オリーブ油を毎日「小さじ」でそのまま頂き、その上に毎日調理に使用していたそうですが・・頸動脈プラークが1mm以下から2.95mm へと急速に肥厚していました。オリーブ油に限らず、亜麻仁油・エゴマ油・ココナッツオイルなどの全ての植物油を日常的に、生でも・・調理して摂取しても・・・極めて危険です。

人工衛星でリアルタイムに雨雲をみていれば、雨に濡れることはありません。
同様に、リアルタイムに全身の血管プラークを見ていれば・・血管病で急に倒れることも・・家族に大きな苦労を負わせる事もないのです。

血管が平均的な汚れでも・・特にテレビなどの影響で・・知らないうちに“現代の誤った健康知識“を信じて実行し・・・血管プラークが悪化する食品を摂取している可能性があります。2年に一度は血管エコーを受けましょう。

<脂たっぷりのラーメンの多食&汁まで完食は危険>

週に3回も、昼にチャーシュー入り豚骨ラーメン(汁を半分飲む)を食べていた61歳の男性ですが、2011年5月には頸動脈プラークが1.4mmでしたが・・・2012年8月に2.2mm・・・2012年11月には2.5mm・・・と進行していましたが・・・・(昼のラーメン食をノーマークでしたので)・・・その後は週に6回にラーメンの回数を増やし(汁も全部飲むように)したところ・・2013年6月の・・・・7ヶ月後には・・・2.5→3.0mm へ急速にプラークが肥厚しました。 しかし、ラーメンを止めて揚げ物なども食べなくなったら・・・2014年3月の・・・9ヶ月後には・・ 3.0→2.29mmまでプラークが驚くほど減少しました。・・その後2014年12月には・・・1.53mmまでプラークが減少しました。

若者の“脂たっぷりラーメン”の過食が心配です。食べる回数や食べ方には・・くれぐれも注意致しましょう。健康のバロメーターとして「体重」をお考えなら・・それは絶対に危険です。この方は肥満ではありません。

ラーメンの汁を冷やして脂成分を除去してスープにするお店をテレビで見ましたが・・広まることを願っています

即席ラーメンでも、ノンフライ麺で鶏ガラスープなどの製品が発売されましたが、脂質含有が少なく、悪くないかもです。

<現代医学の常識を基に健康に注意しても、プラークがとても肥厚している人が多い>

最近、健康にとても気を使っているのに、頸動脈プラークが徐々に進行し、ついには2.69mmまで年々肥厚して心配になり、遠方から受診された50歳前後の方がおられます。プラークと食品の関係について、あまり念頭にない・・現代の医学常識に基づいた健康情報では動脈硬化を予防できないのは明白です。

幸いなことに毎年受けていた頸動脈エコーを受けていたから、思わぬ動脈硬化の進行に気付けたのですが・・・頸動脈にプラークが堆積しない例も多いので・・「健康に注意していたのに・・倒れる」事例は相当数に上ると思われます。

何度も繰り返し述べていますが・・・「運動や体操」、「魚やオリーブ油などを努めて摂取」、「野菜を毎日摂取」、「食事の時は野菜を先に食べる」、「血管にいいサプリを服用」、「糖質やカロリー制限(での体重減)」、「塩分制限」、「薬で血圧降下」、「薬でLDL低下」、「アルコールの休肝日」・・などでは残念ながらこれらの努力ではプラークの進行(動脈硬化の進行)を食い止めることはできないのです。

<頸動脈エコー、CAVI検査、ABI検査で安心するのは危険>

頸動脈エコーでは、そのプラークは危険レベルとの判断はできなくても、身体の他の血管にプラークが激しく肥厚していれば、脳梗塞・心筋梗塞は時間の問題なのです。

最近も、3年前に歩行中にふらつき、記憶が一時的になくなった57歳の女性の方が遠方より受診されましたが(歩行ではなく運転していたら重大な事故を起こしていたでしょう)、当時の頸動脈エコーでは頸動脈のプラーク肥厚は最大1.6mmしかなく、動脈硬化の検査であるCAVI(キャビイ)検査やABI(エービーアイ)検査も異常ありませんでした。・・・でも・・当院の8ヶ所の血管エコーでは・・頸動脈のプラークは1.53mmと・・同じく、特に危険レベルではなく、・・・でも・・左大腿動脈に3.64mmもプラークの肥厚がありました。
脳梗塞・心筋梗塞のリスクレベル=4であり、“RAP食”を指導して血液サラサラ薬を開始致しました。

2016年8月8日-追記

<推奨の野菜ジュースの銘柄変更です>
以前は「伊藤園」の野菜ジュースをお勧めしていましたが、1日1〜2杯・・毎日飲み続けると・・手や身体が黄色っぽくなり・・病気では?・・と、疑いの目で見られることもあります・・健康に害はないのですが・・見かけが悪くなります。・・最近の当院では・・ジュース自体の黄色みが少ないジュース・・例えば・・カゴメの野菜ジュースをお勧めしています(こだわりの高価な野菜ジュースでも、もちろんOKです)。(2018年10月時点では、カゴメの野菜ジュースでも毎日の飲用で全身が黄色くなりますので、トマトジュースの毎日摂取に変更しています。皮膚が黄色くなっても健康被害はありませんが、野菜ジュースは週に2-3回の飲用がお勧めです)トマトジュースを毎日飲用している方のプラークの改善も順調でした。トコロテン・モズクなどの海藻類も・・海の野菜ですから頻回にいただきましょう。市販の乾燥させた“海藻サラダ”をノンオイルドレッシングで頂くのもいいでしょう。なお、市販の野菜ジュースの場合でも果物入りはNGです(甘いです)。なお、市販の野菜ジュースは加熱殺菌してありますので、酵素が消滅したりしています・・ミニトマト・トマト・他の生野菜も頂きましょう。最もいいのは・・続けば・・ですが、・・毎日・野菜のスムージーを作って頂くのがいいでしょう・・くれぐれも果物は・・甘くならない程度の必要最小限に。

注意:)“肝硬変”の方、糖尿病合併の慢性肝炎やアルコール性肝障害の方など乾燥海藻、生の海藻(モズクなど)、魚の生食はビブリオ・バルニフィカス菌感染症になり、手足の“虫さされ様の発赤・腫脹・痛み”→化膿→壊疽で手足の切断事例・死亡例などがありますので危険です。加熱後の海藻・魚はOKです

<血管のために・・魚介類・軟体動物のコレステロールを努めて摂取を>
魚介類・肉類の脂質を出来るだけ低く抑えて・・・と、指導していますが・・中には血管が弱くなる・・血管力の低下・・を心配される方がおられます。

しかし血管に必要なコレステロールは制限していません。むしろ、貝類、イカ・タコ・エビ・カニのコレステロールは多めに摂取を。私は新鮮なイカを毎週 1パイ以上、刺身で頂いています。冬のナマコのシーズンは、大〜中のナマコを毎日1匹頂きます。お陰で私のLDLは180前後をキープしています。
なお、・・イカ・タコの見た目・触った感触は人間の動脈の感触とほぼ同じです。
全ての細胞の膜は脂質で出来ています。細胞の表面がツルツルなら・・皮膚もツルツルになります。細胞の表面や細胞間隙のためにも、血管壁の“血管力”強化のためにも・・コラーゲン・ヒアルロン酸たっぷりの軟体動物であるイカ・タコ・ナマコ・ホヤ・貝類などを多く頂きましょう。

それで・・LDLが多少上がっても・・全く問題ありません。ちなみに・・LDLが低い人は・・逆に・・くも膜下出血になる場合があります。・・・LDL上昇・・全くご心配なく。

<くも膜下出血の人は・・・LDLが低い・・LDLが低い人こそ危険>
当院に受診された方で・・過去にあるいは経過中に「くも膜下出血」になられた17症例中・・測定できた発症直近のLDLで検討すると・・LDLが80以下と低かった症例が・・なんと・・6例(35.3%)もおられます。・・・・・LDLが低いと・・血管力が低下して・・くも膜下出血になりやすいと思われす。・・・くれぐれもご注意下さい。

薬でLDLを下げ過ぎの人・・担当のDrに任せっきりでなく・・本当に心配しましょう。
血管プラークを溜めずに血管力を高める食材は・・・イカ・タコ・エビ・カニ・貝類・キビナゴ・白子などです。
多く食べれば・・コレステロールは上がるでしょう・・でも・・プラークは減り、血管力は上がります。 食べ過ぎはいけませんが・・。
コレステロールを食べ物で下げればいい・・そんな単純な考えではいけません。理論は2の次にしましょう。理論を作り上げた過去に・・プラークを見て研究した学者は存在していません。

米国では既に健康のためのコレステロール摂取制限を撤廃しています。

<血管力が良好でも脳梗塞になります・・血管力より血管プラークの堆積が重要です>
巷に“血管力”という言葉があり、動脈硬化と関係があるような定説がありますが・・・それは誤りです。優秀な血管力があると評価されても・・・脳梗塞直前の方の・・・CAVI検査を見直すと・・血管年齢が年相応・・といわれていた人が・・なんと64.3%も存在しました。(当院研究:近日掲載予定)  同様に・・ABI検査で正常といわれていた人が・・84.6%でした。・・・・・血管力の検査結果を・・信じて・・現状の食習慣を見直さないのは・・極めて危険です・・本当の意味での血管力を下げないためには・・RAP食が必要です。

動脈硬化に関する医学はまだまだ・・進歩中ですから・・間違った方向へ先に行かないようにしましょう。

2016年9月20日追記

<白身魚が健康にいい・・も、迷信です。魚は100g中の脂肪分(脂質量)で選ぶべし>
血管プラークがタップリ溜まっていた人に・・「脂の乗った青魚を食べていないでしょうね?」・・と、訪ねると・・「はい・・出来るだけ白身にしていました」との返事・・でも・・白身魚の脂質量は全くご存じではない・・・。過去のプラークが突然減りだした体験談では「アンコウ鍋を週に3回と、脂の少ない白身魚」・・と記載していましたが・・「白身魚」という言葉の響きは・・長く残るのでしょうね・・。

白身魚でも・・100g当たりの脂肪分ですが・・天然鯛(5.8g)、養殖鯛(10.8g)、カマス(7.2g)、アナゴ(9.3g)、太刀魚(20.9g)、カラスガレイ(13.8g)・・など・・白身でも脂の量が多い魚がありますので・・ご注意を。

今では、青魚も白身魚も、赤身魚も・・そんなくくり方ではダメです・・と、指導しています。
50歳以上の方は・・魚は、科学的測定での・・なるべく脂の少ない魚をチョイスしましょう。

特に、カラスガレイは日本近海のマガレイではなく・・北洋からの輸入の魚で・・スーパーで出回っていますが・・・マガレイ(1.3g)とは異なりますので・・食養生中の方は・・ご注意下さい。

このような魚介類や肉の脂肪分の量(脂質量)の情報は・・「食品成分表」の書籍を購入するか、ネット検索でご確認下さい。

<脳梗塞の再発、心筋梗塞の再発が怖い方・・などの・・魚介類・肉の食べ方は・・・>
脳梗塞・心筋梗塞の既往者・・・などの極めて危険な方々は・・「揚げ物」・「油炒め」はいかなる高級植物油を使って調理した物であっても・・テレビで高名なDrのお勧めでも・・摂取しないようにしましょう・・

テレビなどで話題の高級植物油(全て)・・生でも摂取してはいけません。

その上で・・魚や肉の食べ方ですが。100g当たりの脂肪量(脂質量)0.1〜3.0g以下の魚介類や肉をバランス良くチョイスしましょう。

特に・・脳梗塞の再発は・・悲惨な結果をもたらします。「油で炒めた物」「揚げ物」や肉の脂身やサンマなど・・たとえ病院食として出されても・・控えた方が無難です。

「揚げ物」は嫌いだから・・と、安心していませんか?
「揚げ物が嫌いで・・野菜の油炒めが大好きな人」の・腹部大動脈は驚くほどに激しくプラークで汚れていました。

注意:)100g当たりの脂肪量が2.0g以下の食材なら・・調理法に関係なく・・頻回に摂取してもOKですが・・・3.0〜4.0g程度の食材を週に2〜3回以上摂取すると・・プラークが堆積する場合があります。

脳梗塞を既に再発した人・・冠動脈のステント挿入を2回以上繰り返した人は・・「揚げ物・油炒め」は少しでも・・たまにでもNGで・・・半年間は・・100g当たりの脂質量が2.0g以下の食材をチョイスして摂取しましょう。その後は脂質量0.1〜3.0gに緩和してもいいでしょう。

しかし・・食品の酸化を心配して・・生で摂取する必要はありません。塩分は・・「心不全」「腎不全直前」状態でなければ・・特に塩分制限は重要ではありません・・・でも・・やや少なめ程度にしましょう。

また・・アルコールは毎日ビール350ccまでで・・プラスαのアルコールは絶対にNG。
ノンアルコールはOKです。

<今流行の植物油についての余談ですが・・>
RAP食にて食養生していても・・健康のために・・と・・テレビの影響で・・高価な植物油をせっせと摂取している人が・・まだ目立ちます。

水とオリーブ油やココナッツオイル・・どちらがサラサラでしょうか?・・当然水ですね・・・医学者が言う・・血液サラサラとは・・血小板同士がくっつかない(凝集しない)状態を“血液サラサラ”と表現します。

エゴマ油・亜麻仁油・オリーブ油・魚油などは・・血小板同士の凝集を抑制(粘着テープも油で粘着力が低下)する作用がありますが・・・血液内に吸収されると・・その油成分で血液の粘度(粘り度)は上昇する・・と、考えるべきです。・・・つまり・・台所の流しの配管が汚れる事はあっても・・決して・・・それらの油で配管が綺麗になることはありません。

ヒトの血管も同じことです。サイトの「動脈硬化の未来塾 (48) (54)  」に実例呈示済み。

医学者で物理学者なら・・「エゴマ油・オリーブ油などを摂取すると・・血小板凝集抑制作用で血液はサラサラになるが・・油由来成分で・・・血液の粘度は上昇し、血液はドロドロになる」・・と、話さなくてはいけません。また・・医薬品のEPA製剤でない限り・・食品の油には・・魚油に限らず・・植物の種子でさえ・・雑多なオイルを含んでいること・・も、お忘れなく。

<糖質制限ダイエットで脳梗塞になりかけた人がいます・・本人は医療関係者です>

この記事は動脈硬化の未来塾 60)に記載

2016/10/17 追記

<ココナッツオイルの常用は本当に危険・・・緊急安全情報です・・・>

この記事は動脈硬化の未来塾 63)へ記載

**関連事例は動脈硬化の未来塾 48)  未来塾54)

<魚からEPAを摂りたいなら>

魚から・・・魚に含まれるEPA以外の雑多な魚油・・をなるべく控えて・・EPA・DHAサプリにも頼らず・・ある程度のEPAを摂りたいなら(病院からEPA製剤をいただいている方は心配無用)・・日本近海のマガレイなら・・脂質量が少なく(脂質量は100g当たり1.3g)・・・・手軽・手頃で・・EPA含有量は16.1%と高いです・・・・EPA含有量は近海サバ(10.0%)よりも高いのです。

<お肌がカサカサで・・心配なら・・RAP食の裏メニュー伝授>

最近大発見をしました。
魚を買い求める時に・・200gの魚1匹と100gの魚2匹・・どちらがお得・・でしょう??! 
普通は・・魚は量り売りですから(グラムで・・円)・・どちらも同じ値段です。  でも、お肌を良くしたいあなたは・・小さな100gの魚2匹を買うべきです・・・・

私の手などの肌は・・つるつるです・・元々・・天ぷらや揚げ物は好みではないのですが・・元から・・アラカブ(カサゴ)の味噌汁が大好きで・・ナマコが大好物・・イカも週に1回は刺身で3人分ぐらいはいただいています。

先日・・たまたま自炊する機会があって・・魚屋に行くと・・小さいカサゴしかなく・・2匹を買い求め・・味噌汁を作りましたが・・余ったので冷蔵庫に保管したところ・・次の日・・味噌汁がゼリー状に固まっていて・・サジで食べると・・美味なこと・・フランス料理の・・一品みたいでした。
(カサゴの味噌汁を美味しくするには・・九州では・・柚コショウを少々入れるのが定番)

魚の煮付けで煮こごりが固まるのは昔から知っていましたが・・味噌汁が・・固まる経験は初めてです。 昔から・・魚の煮付けは翌日も食べていましたが・・味噌汁は・・残して保存する習慣がなかったかもしれません。(魚の煮付けの煮こごりは醤油味が濃縮され・・あまり美味ではありません)
その時は・・たまたまカサゴを1匹残したので・・冷蔵庫保存したのでした・・・。

ここで科学的に考えました・・・小さいカサゴ(オコゼでも可)だったから・・魚の皮の分量がいつもより多かったために・・味噌汁がゼリー状(魚の皮のコラーゲン由来)に固まったのでは・・?と・・そこで計算しました。  魚をサイコロの形にみたてて・・サイコロの表面積と・・サイコロの重さを比較すると・・

1辺の長さが2倍のサイコロ(6面体)の重さ・体積は8倍ですが、表面積は4倍です。 つまり・・重さが同じ(値段が同じ)なら、重さが半分のカサゴを2匹買った方が・・魚の皮(表面積)を2倍も多く買える・・ことになります。 腰痛や膝痛になやんでいる人も改善するかもしれません。

魚のコラーゲンを美味しく摂取したいなら・・カサゴ・オコゼの小ぶりを数個入れて味噌汁を頻回にいただきましょう。(冷やしてゼリー状にして食べても美味しいです・・魚の小骨にはくれぐれもご注意下さい))

昔から、長寿村では小魚を毎日食べる習慣がありましたが・・小魚は丸ごと(内臓、腸、鱗、皮、骨、軟骨、他)すべて食べることになり、コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミド(人の肌の最外層の成分)もタップリということになります。

人の肌に関する研究:

ヒトは・・魚から進化していますので・・魚の皮は基本的に・・ヒトと同じ構造なのです。

また・・豆乳などに多く含まれているセラミドを・・乳酸菌が食べてスフィンゴシン(豆乳ヨーグルトの成分として存在)に変えてくれますが・・このスフィンゴシンが・・ヒトの角質層に作用して・・セラミドの産生を促すことで・・皮膚の保湿性が維持される・・と・・考えられています。・・おまけにこのスフィンゴシンはマクロファージも活性化してくれます。

活性酸素はセラミドの合成を阻害しますが・・還元水や抗酸化物質が贅沢に含まれている緑黄野菜のジュースは・・・・活性酸素の力を弱めてくれます。

したがって・・還元水や緑黄野菜ジュースの常用で・・セラミド合成がスムーズになると思われます。

しかし・・“セラミドを減らす食べ物”を食べていては・・全てが台無しです。

セラミド含有食品(米、ソバ、大豆、こんにゃく・など)を摂取し・・豆乳ヨーグルトでセラミドの産生を促しても・・・皮膚のツルツル効果は期待できません。

一般に・・
リノール酸を摂りすぎると・・体内で・・“アラキドン酸”に変化し・・て・・セラミドを減らす・・と・いわれています。リノール酸は・・オリーブ油や亜麻仁油・エゴマ油など・・ほとんどの植物油や鳥皮・豚・牛の動物性脂肪にも多く含まれています。

つまり・・揚げ物・油炒め・オイルのドレッシング・マーガリンやショートニング(魚油や植物油から人工的に作り上げた・・固形の脂肪:トランス脂肪酸を多く含む)・菓子パン類・脂の効いたラーメン汁など)・鶏皮・ホルモン・ベーコン・霜降り肉・・などの摂取を極力控えることです・・・これらはアトピー性皮膚炎や動脈硬化やガンの原因の一つともいわれています。

流行の糖質制限ダイエットでもダイエットは可能です・・でも・・・御自身でお気付きでしょうが・・そのダイエットでは・・老婆心ながら・・医学的な観点からも・・肌がカサカサになり、色艶が劣化するはずです。しかも・・血管プラークの進行が一番危惧されますが・・。

日本人の肌のきめ細かさ・長寿は・・昔の日本食(魚油を多く含まない小魚・海藻・ノン植物油・ノン動物脂・人参、カボチャを含む多くの野菜・味噌汁・納豆(適量はミニパックを週に1〜2個です)・豆腐・など)のおかげでしょう・・これはRAP食とほぼ同じです。

皮膚のカサカサは・・皮膚の脂・油が足りないからではなく・・セラミドの欠乏による変化ですので・・誤解のないように・・くれぐれも油や脂の摂取にはご注意下さい・・逆効果です。女性のばあいは・・本当にツルツルになるまでは・・セラミド配合の化粧品などがいいかも。

22年も前の話です・・日本食の大御所:故:湯木貞一さん(日本料理“吉兆”創業者)の手に直接触れる機会がありましたが、94歳の男の手にしては・・白くて繊細で・・上品で艶があり・・美しいこと・・非常に驚いた記憶があります ・・・今頃やっとその謎が解けました。

RAP食なら・・お肌もツルツルになる・・理由がお判りだと思います。信じて続行下さい。

2017年2月18日追記

<プラークを治したい方・・トコロテンは・・常用摂取を心がけましょう>

2月の診察室で、プラークの改善が鈍化する症例が多いのですが、そのような場合には「トコロテンを夏の間は食べていましたが・・冬は冷たいので・・」という会話が非常にしばしばであるのに気付きました。
逆に、年末・年始のセレモニーを過ごしても、プラーク改善が継続している場合は「トコロテンは毎日食べています・・」という会話になっているのに・・気付きました。

現在、8カ所の血管エコーが5000例を軽く突破し、データを解析中ですが、野菜パワーに驚いています。プラーク改善に関係する因子として、人間の「心理・心構え」以外に、「マクロファージ活性」「血管内皮の状態」「食品内成分」の“4本の矢”がありますが、野菜の多食には「血管内皮の状態」「食品内成分」の状態を改善させる働きがある・・と考えるのが妥当な結果が得られました。

考えてみれば、海藻は海の野菜です。野菜の値が高騰した昨年の夏〜秋・冬もトコロテン(オーガニック栽培)を食べていれば「お得」で良かったのです。

日本人の昼食は野菜不足になりがちです。私は昼にトコロテンを食べています・・冬もです。

「冬でも職場で冷たくないトコロテンを美味しく食べる方法」を伝授します。
1) トコロテンのパックから密封シール外し、ざるで水洗してパックに戻し、さらに水切り。
2) タレを入れ、ポットの熱湯をパックへ注ぎます(溢れる寸前まで)
3) よくかき混ぜていただきます・・冷たくないはずです

夏は熱湯の代わりに冷水を入れます。先入観は捨てるべきですね・・何でも実験結果が優先します。 (先入観があると科学は進歩しません。「動脈硬化を食い止めるために・・スタチン剤が必要」などがいい例です)

トコロテンを食べるとお腹いっぱいで・・・と言われる方がいますが、「ところてん」=「無農薬の煮野菜」なのですが・・。

2017年5月1日追記
<トコロテンがなぜ?プラーク改善に必須アイテムか>
この9年間のプラークと食品との関係の研究で、プラークを溜めやすい食品の研究は終わりに近づいています。・・3〜4カ月単位の非常に時間のかかる確認作業でした・・。
これからは、プラークが改善しやすい食品に研究をシフトします。
2017年2月〜4月にかけて・・100分の1mmの精度でプラークの肥厚を測定するたびに、しばしば「トコロテンの有り難さ」を確認出来ました。

動脈硬化改善のための必須推奨食品として、第1位はトコロテンです。
量と頻度の問題もあるでしょうが・・時々、モズクやメカブ、おきゅうと、ワカメなどの海藻を食する程度ではプラーク改善の実感がありません。

プラークを治す必要がある人は、毎日(週に6回以上は)トコロテン(最低150g)をいただきましょう。リスクレベル3〜4の人で肥満の人は特に、毎日300g食べる努力をしましょう。その上で上記の海藻などを摂取するように心がけましょう。「継続は力なり」ですが、間違ったことを継続すると大変なことになります。

トコロテンや寒天などを「週に1〜2回食べている・・」では・・効果を実感していません。

私は40年も前から肝がん治療を専門としていますが、肝がんの患者さんには10年前からトコロテンを1日に2個(300g)食べていただく様に指導しています(癌結節が縮小する症例を多く経験)。現在はLMF研究会(低分子フコイダン研究会)の世話人でもありますが、フコイダンの飲用が必要である患者さんには必ずRAP食を勧めています。さらにトコロテンは必須アイテムとして追加でお勧めしています。モズク(多糖類であるフコイダンの原料)とテングサ(多糖類であるトコロテンの原料)は異なる種類の海藻ですから、成分も異なるのでしょう(モズク成分は水溶性、トコロテンのプルプル成分は非水溶性)。

なぜトコロテンがいいのでしょう?  あのプルプルした中に未知なる成分が含有されているのでしょうが、水溶性ではないので実験しにくいのでしょうね。私の経験ではプラークを改善させますので、ところてんにも同じ多糖類であるフコイダンと同様のガンのアポトーシスを引き起こす有益成分が含まれているかもしれません。

とにかく、健康に良い食品とは・・「神様=マクロファージ」へのお供え物なのです。プラークが溜まっている人は、冷たいから・・とか、寒いから・とか、好きではないから・・とか、言えないはずです。  命を狙う敵は「冬でも・寒くても・・攻めてきます」

<「甘酒」は動脈硬化改善のための必須推奨食品:第4位です>
ただし、1日30〜50ccまで。脂肪0ヨーグルト(2019年11月5日の追記参照)に添えてもOKです。

必須推奨食品:第3位は根菜汁(玉ねぎor長ネギ類、キノコ類は必需品)です。できれば1日2〜3回いただきましょう(1回は味噌味で他はトマト味や野菜味で。和洋にアレンジを)。第5位はトマトジュース or 野菜ジュース(無果汁)第6位はビール酵母(粉末のエビオス)
主食の必須推奨は:白米100%です。

<豆乳はRAP食の必須アイテムから消去>
豆乳は推奨品のレギュラーメンバーから外しました。なぜなら、豆乳だけ飲んでプラークの再検査に見えた場合・・多くの場合、プラークは改善していません。

これは、RAP食をあまり守れず、他の推奨品も余り摂取しないで・・豆乳を毎日飲むことで努力しているポーズを家族・自分自身にアピールできるからでは・・・と考えられます。
特に男性に多いですね・・豆乳だけ守れる人は・・でも・・治りません。

また、豆乳を止めてもプラークが悪化する経験がほとんどありません。ですから・・豆乳は必須アイテムから除外しましたが推奨食品ではあります。

推奨食品:第1位〜第5位を実行する人は、RAP食での摂取しない方がいい食品も守れるでしょう。自分のためにどれだけ真摯に取り組むか・・これに尽きます。

<脳出血やくも膜下出血の根本原因は・・96.7%がプラークです・・その実態に迫る>
血管をしなやかにする研究をしてほしい・・などのご希望がありますが、血管内のゴミ(プラーク)が減らなければ、血管が広がる方法を考えても間に合いません。そのうえ、血管のゴミがあるままで脳血管が広がると頭痛や片頭痛の原因にもなりますし、脳細胞が圧迫されて認知症の原因にもなります。

私が経験した症例の頭蓋内出血例30例(脳内出血12例、くも膜下出血18例)中29例(96.7%)は脳梗塞リスクレベル=2以上の、いわゆるプラークが根本原因と考えられる事例でした。プラークを脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル1以内に収めておけば、かなり安心していいのです。

脳出血予防・くも膜下出血予防も・・脳梗塞・心筋梗塞・認知症予防と同じで、脳動脈・頭蓋内動脈にプラークを溜めないことなのです。(詳細は今後掲載予定)

「血管をしなやかにする方策」は「プラークを減らす方策」が存在しなかった時代には重要な方策ですが、奇跡とも思える「プラークを減らす方策」を伝授していますので、その方策を理解できた方は・・「血管をしなやかにする方策」は優先順位が低い旧式の作戦とお考えください。

血管の壁にプラークが少ない血管は・・血管劣化が少なく・・普通の食習慣では簡単に切れません!。
(2017年10月追記 :最近40代の方で、プラークは順調に退縮していましたが、血圧はまだやや高めのままで、ビールを毎日1000cc飲まれていた方が、朝の起床時に頭痛もなく脳出血となり(手で掴んだ物を落とす症状のみ)、緊急に血腫除去を受け、後遺症なく経過している方がおられます。LDLが低い人が脳出血になりやすいのですが、この方のLDLは低くはありません。血圧が高めの方は、くれぐれもアルコールには気をつけましょう。高血圧の方で、アルコールを多めに飲まざるを得ない方は、降圧剤での管理を少し厳しくしておいた方が無難です。ストレッチや指圧などで血圧が一時的に低下しても、担当医の同意なく降圧剤の服用を中止してはいけません。アルコールを多く飲んだ翌日に脳出血になりやすいですから。)

<植物油と健康に関しての再確認です>
テレビで説明を受けて、血管にいいとか・・血液をサラサラにするから・・などと・・毎日・・エゴマ油・他の植物油を生でも摂取するのはプラークが増える可能性があるので危険です。

ω3脂肪酸なら、魚から食事として摂取できるので、わざわざエゴマ油を買い求める必要はありません。

プラークを増やさないで、血液を安全にサラサラにしたいなら、高純度のEPA製剤、EPA+DHA製剤などがありますので「かかりつけ医」にご相談ください。その際は、くれぐれもコレステロールを下げる薬であるスタチン剤はご遠慮ください。

2017年7月18日追記
<RAP食を自分で行う場合に、ストイックに砂糖制限+脂質制限をしないように>
RAP食は糖質制限食ではありませんし、肉禁止でもありません。RAP食は日進月歩で進化しています。

脂質制限も、魚介類や肉類、およびそれらの加工品に関してのみ、脂質量が少ない食材を適量摂取するように指導しています。(大豆・大豆製品は特別に適量制限をしています)

肥満の人はRAP食で普通に痩せますが、元々肥満ではない女性の方が痩せすぎで心配される場合があります。

その様な場合は、
糖分を増やすためにバナナ以外の果物を通常の感覚よりも多めに毎日摂取してください。そして、主食(白米)を多く食べていただきます。同時にデンプン質のカボチャ、ジャガイモ、里芋などを味噌汁などに多用し、サツマイモなども時々いただく様にしましょう。

その上で、全卵で毎日1個と、卵白のみ2個分を追加で摂取(脂肪ゼロの蛋白質=脂肪ゼロの鶏肉として、卵白は重宝)をお勧めします。
さらに、骨や軟骨や全身の組織のためにも、塩無添加煮干し(真水でボイルした商品)を毎日40匹(長さ4〜5cmの品なら)程度、数分水に浸して柔らかくしていただきましょう。煮干しに含まれるナイアシン(ビタミンB3)はプラークの蓄積抑制効果があるとの研究があります。

さらに、筋肉を付けるために、鶏のムネ肉(1.5g)、鶏のササミ(0.8g)、ブタのヒレ肉(1.9g)、魚のタラ(0.2g)などを多めに(過去の自分より)いただき、運動しましょう。(**g)は100g当たりの脂質の量です。

これらのことで、体重減少がストップし、筋力もアップし、健康的に体力が向上するでしょう。

<ビタミンC摂取のためにミカン類の果物推奨&全ての人に毎日卵1日1個摂取を推奨>
最近の指導として、全ての人に、各種ビタミン類や糖分摂取のために、夕食後に毎日いただく様に指導しています(2020年には果物制限を撤廃しましたが、バナナは控えましょう)。ビタミンCが多いミカン類、ゴールドキウイフルーツ、イチゴなど、野菜ではトマト、パプリカ・ブロッコリーなどがお勧め。量的には小ミカンなら1日に4〜5個、甘夏なら1〜2個、またはキウイフルーツ2個あるいは大きな柿1個半程度までが適量。

2020年12月時点での新見解としては、上記の適量を超えても毎日食しても、特に問題ありません。食物繊維を多く含む果物の選択は重要ポイントです。

ビタミンC不足では、血管壁の細胞の密着する力が低下し(進行すれば出血しやすい壊血病に)、脳出血にも繋がる恐れがあるので、ビタミンCは血管には必須の成分です。

ビタミンC(500mg)を1日3回経口投与して、観察期間70〜192日での前後の大腿動脈造影を比較検討した臨床研究では、経口投与しなかった6名ではプラークの改善例はゼロ(3名が不変、3名では増大)でした。一方で、経口投与した群の10名中、プラークの改善が6名、1名が不変、3名がプラークの増大を認めた(Willis GC.,et al, Can Med Assoc J.1954 Dec; 71(6): 562-568)。ビタミンCには動脈硬化(プラーク)を改善させる働きがあるようです。

以前は、卵の1日1個は許容としていましたが、現在では血管の補強、脳細胞の栄養補給のためにも毎日1個は食べていただく様にお話ししています。(毎日卵2個はNGですが、週に3回までは2個でもOKです)

果物は夕食後ではなくても、同じ分量を、自家製の野菜ジュースや豆乳ヨーグルトに混ぜていただいてもOKです。

<“コンビニおにぎり” “コンビニ弁当のごはん”には注意が必要です>
ネット情報によれば、“コンビニのおにぎり”には植物油が混ぜられているようです。「コンビニおにぎり、油」で検索下さい。実際に実験してみました。“植物油添加の記載がない”コンビニおにぎりの角のひとつまみをコップに入れて、水を注いで良くかき混ぜます。すぐに表面に油滴が浮いてきました。また、一晩おいてコップを指で洗ってみると、コップに油がついているのを確認できました。

RAP食を守り、「白米はOKだから・・」と、“コンビニおにぎり”を普段よりも頻繁に食している方がいれば、そのおにぎりをコップで実験してから食べていただく様にお願い致します。

老人の一人暮らしで、健康に良い品を揃えた“ごはん付き弁当”を配達してもらっている方も、その“ごはん”や“おにぎり”は専門の工場で炊飯油を添加されて製品化されている品かもしれません。

弁当の“ごはん”でも実験しました。「コンビニの野菜炒め弁当」には調味油添加の記載がありますが、ご飯には(国産米)とだけ記載があります。この弁当の“白ごはん”で実験すると、“おにぎり”と全く同様に油滴が浮いてきました。

“コンビニおにぎりの多食”が、RAP食を守りながらのプラーク増加に関与かも?・・、と思われる40代の男性の症例もあります。
仕事の配置換えなどで、外食やコンビニ弁当を食べる機会が増えた方などはプラークの増加や高血圧、頭痛などの健康変化にご注意下さい。

現代社会では外で“ごはん”や“おにぎり”を食べる際も、一応は心に留めておきましょう。

2017年7月20日
<記事の削除について>
今回の想定外の“ごはん”“おにぎり”の記事内容を受けて、サプリの症例に関する事実関係の確認が必要になりました。プラークを悪化させる要因は複合的であり、確認作業は慎重であるべきとの観点から、サプリに関するコメントの記事、掲載症例を順次削除または修正します。

2017年12月27日 追記 **2018年8月1日修正 2019年3月19日修正
<豆乳ヨーグルトは推奨品から除外しています>(2019年11月5日)
脂肪0の豆乳ヨーグルトの販売が中止になりましたので、豆乳ヨーグルトの推奨を止めます。
コレステロールゼロの商品は、脂質0の商品ではありませんのでご注意ください。

2018年1月29日 追記-------緊急安全情報
<大豆・その加工品(豆腐、豆乳、豆乳ヨーグルト、枝豆、納豆、煮豆など*合計で)の過食はNGです>

「大豆とプラークとの事実関係・・実例に学ぶ」
Case1:「毎日:豆乳ヨーグルト600g+毎日:納豆3パック+毎日:枝豆をどんぶり1パイ」食べた人が、こんな習慣にしてからプラークが激しく悪化しました。

Case2:「炒り豆(大豆)を毎日70〜100g食べるように習慣化した人のプラークが明らかに悪化。

Case3:「豆乳800g+豆乳ヨーグルト200g(合計で1000g)+納豆2パック+豆腐0.7丁+枝豆70g」これらを毎日食べていた人のプラークが激しく悪化しました。(以前、糖質制限食の経験ある方)

Case4:「豆乳300g+豆乳ヨーグルト500g(合計で800g)+豆腐0.5丁+納豆1個+きなこ:大さじ2-3杯」・・・これらを毎日食べていた人のプラークが明らかに悪化しました。

Case5:「豆乳400g+豆乳ヨーグルト400gを(合計で800g)+豆腐1日置きに0.7丁」を毎日食べていた人のプラークが明らかに悪化しました。

(2017年10月からの臨床経験順)

**2017年の10月から、たて続けに5名の大豆・大豆加工製品の過食が原因と思われる症例に気付きました。

改めて「超音波装置による精密な観察」が無かったら・・・と、想像するだけでゾッとします。

 また、一つの健康常識を覆せました。まだ隠された誤った健康常識があるかもしれません。

今までの、「魚の油(魚油)の頻回な過食は動脈硬化を進行させる」(動脈硬化の未来塾53)「植物油の頻回摂取は健康に悪影響(動脈硬化を進行させる)」(動脈硬化の未来塾54)というプラークの科学的な観察から得られた新事実に加えて、

「植物が含有している油脂成分(油に精製していない脂質でも、例えば大豆やナッツ、ピーナッツ、アボガドなど)の過剰摂取は危険(動脈硬化が進行する)」であることが判明しました。

まさしく、豆腐・納豆・炒り豆・煮豆・豆乳・豆乳ヨーグルトは“畑の肉”でした。

“健康にいい大豆だから”といって過食はいけません。ちなみに、100g当たりの脂質量は「乾燥大豆(19.0g)、木綿豆腐(4.2g)、絹ごし豆腐(3.0g)、豆乳(2.0g)、豆乳ヨーグルト(2.8g)、納豆(10.0g)、きなこ(23.4g)、ゆで大豆(9.0g)、ゆで枝豆(6.1g)、おから(3.6g)となっています。味噌類では「金山寺みそ(3.2g)、豆味噌(10.5g)」など。
なお、フライビーンズ:20.8g、油揚げ:33.1g、がんもどき:17.8gはいずれも揚げ物なのでNGです。
(2008年度食品成分表を基に記載:年度、産地、品種で農産物の成分は微妙に異なるも大差なし)

ちなみにブタのヒレ肉(1.9g)、鶏のムネ肉(1.5g)、ササミ(0.8g)、タラ(0.2g)、卵白(0.0g)、ツナ缶(1.5g以下の製品、主に原材料はカツオ)。 (**g)は100g当たりの脂質の量ですが、これらは豆腐よりも脂質量が少ない。

RAP食に欠かせない大豆加工品の標準摂取量は「豆腐1/4丁+毎日の味噌:大さじ1パイ(100g当たりの脂質が3.2以下の製品)」これだけです。
(2018年4月出版の書籍には豆乳ヨーグルトは200gまでと記載していますが、豆乳ヨーグルトは脂肪0の豆乳ヨーグルトが販売されるまで、当分禁止です。増刷分では修正予定)。コレステロール0商品は、脂肪0ではありませんので、くれぐれもご注意ください。

豆乳は余計な脂質になりますのでお控え下さい。

納豆は推奨品から除外です。過食はプラーク進行につながりますので、どうしても食べたい方は、ミニパック(20g)を週に1回(1パック)まで、普通サイズの納豆(40g)なら週に1回(半パック)までが推奨です。くれぐれも適量をお守り下さい。ただし、プラークの治療を優先すべき人は、納豆は当分控えて下さい。

ちなみに、味噌100g当たりの脂質量は「麦味噌(1.2〜4.3g程度)、米味噌(3.0〜6.0g程度)、豆味噌:八丁味噌、名古屋味噌など(10.5g前後)、合わせ味噌(2.5〜4.5g程度)」です。
1人1日1回とした場合の摂取量は大さじ1パイ:18gですから、味覚上の適量があるので、過食はされないでしょうが、毎日のことですので、なるべく100g当たりの脂質量が3.2g以下の製品にしましょう。

「大豆と小豆(アズキ)は全く別の食べ物です」大豆の脂質はアズキやグリーンピースの9倍、ゆでソラマメの45倍です。

ゆで大豆は100g当たりの脂質は9.0g でも、ゆで小豆(アズキ)は1.0gです。栗0.5g、サツマイモ0.2g。和菓子の粒あん0.6g、(普通はアズキ使用)、ゆでソラマメは0.2g、えんどう:ゆでグリーンピース1.0g、いんげん豆:ゆで豆(1.0g)、ゆでトウモロコシ(1.7g)です。(主に2008年新食品成分表より)・・・金時豆・大福豆と同じく“いんげん豆”なので“ゆでいんげんまめ“(1.0g)です。  同じ煮豆でも、アズキ・いんげん豆類・金時豆の煮豆と、大豆の煮豆は全く異なる食べ物とお考え下さい。

大豆・大豆製品は・・・医学(プラーク学)的に・・・「野菜ではない!肉!」・・事実です

おはぎ(1個67g)中の脂質は0.61g

洋菓子よりも和菓子・・これは正解でした。

「食品に関して、過ぎたるは及ばざるごとし」ですので、多くの食品の素材の脂質量(100g当たり)を知っておくことは重要ですが、細かく脂質量を合計して計算しないで下さい。
糖尿病食や人工透析食みたいに、数字に怯えた食事になりかねません。

脂質の総量を計算してストイックに脂質制限される方の出現は全く希望していません。糖質制限の弊害の二の舞にはなって欲しくないのです。

<ナッツ類の過食はNGです>
糖質を制限する場合は、脂質または蛋白質でカロリーを摂取する必要があります。
糖質制限を引きずっている人は、RAP食を指導しても、糖質(主食)を制限して、大豆やその加工品、ナッツ類の過食に走る傾向にあります。

過去の“糖質を制限して体重が減った“という成功体験は、RAP食による速やかなプラーク減少(改善)のブレーキになります。

大豆の脂質でも、過剰摂取はNGであることが明白になりましたので、ナッツ類の脂質も同様であろうと推察されます。そういう観点で診察すると、

RAP食でプラークが次第に悪化する人があり、訪ねると、ミックスナッツの過食(本人は、以前、糖質制限で体重が減ったという成功体験(快感経験)でナッツを過食)を続行していました。週にアーモンドやミックスナッツを200g食べていました。ナッツの1個を平均1.3gとすると、週にナッツ類を154個(1日22個)食べている計算になります。

「男性でナッツ類の過食はないだろう」という私の先入観と、本人の「ナッツ摂取は体重減少の味方」という思いがあり、2年半の診察でナッツの過食に気付けませんでした。他の食習慣はそのままで、ナッツを止めて結果を観察する予定ですが、RAP食にナッツは必要ではありませんので、ナッツ類、ピーナッツ、アボガド、オリーブを過食されている方はくれぐれも御注意下さい。「素焼きのナッツだから・・油で炒ってないので良い脂質」と考えていたのは間違いでした。

<植物性の脂質(素材含有)も摂取過多はNGです>
考えてみれば、石油も石炭も植物(動物)プランクトン、植物の死骸です・・また、雑食性のブタはトウモロコシや大豆油粕・菜種油粕だけを飼料として食べても脂を作れます。
原子、分子で考えれば・・トウモロコシや油粕の脂質でも分子に分解され、その後にブタの体内で脂として再合成されるわけですから・・・

植物性の脂質はプラークに関係ない・・・と考えること自体が・・非科学的発想だったと反省です。

多くの糖質制限から抜けきらない方々は、くれぐれも御注意下さい。

「たとえサバの水煮缶やナッツで血管が強くなったって、管の中が汚れちゃおしめーよ!」と、寅さんなら啖呵きってくれるでしょう。

2018年2月20日:追記
<納豆の摂取制限をします。納豆は週に1パック(約40g)までに制限>

このサイトや別のサイトで、牛乳で作ったヨーグルトの多食や牛乳の多飲は動脈硬化(プラーク)を進行させる・・と述べていますが、現在までの観察結果からは、それは原料が牛乳だからではなく、含まれている脂質の単なる過剰摂取による影響と思われます。
なぜなら、豆乳や豆乳ヨーグルト、納豆、炒り豆でも・・動脈硬化(プラーク)が明らかに進行します。
昨日豆腐:1/4丁を食べなかったら、今日は豆腐を1/2丁摂取でもOKです。

(今まで疑わなかった大豆を疑ってプラーク観察すると、前述の大豆食品の過食でプラークが明らかに悪化した5例は・・ほんの一部であることが判明しました。)

全ての食品(動物性の脂質、植物性の脂質にかかわらず)の脂質を習慣的に過剰摂取すると、明らかに・間違いなく・・プラークが進行します。
その意味で、EPA製剤は1日900mgx2回で服用する場合が多いですが、EPAも油の一種ですから中性脂肪が高いからといって・・1日900mgx3回で服用するのはおすすめできません。

納豆菌は加熱でも死なないくらいに丈夫な菌ですから・・納豆は毎日1パックではなく半パック(約20g)で充分ですし、半パックを1日置きでもかまいません。

納豆嫌いなら、無理して食べなくてもOKです。その代わり、味噌汁や豆乳ヨーグルトをお忘れなく。

<治療のためのRAP食では、週に2回以上口にする魚または肉は、100g当たりの脂質量が2.0g以下の食品をチョイスすべきです>

プラークの原材料となる原因食品の全容が判ってきました。

健康には・・「肉がいい」・「魚がいい」・「青魚がいい」・「白身魚がいい」・「大豆がいい」・「ナッツがいい」・「上等のオリーブオイルならいい」・「豆乳がいい」・「大豆がいい」・「酸化していない植物油はいい」・「動物性の脂質は健康に悪くて、植物性の脂質は健康にいい」・・これらの単純な解説・・ある意味・・動脈硬化(プラーク)に関しては・・・全てウソです。

地球上の生き物(植物・動物)の脂質は、その種類によって多少炭素原子の数が違っても、結局はプラークの原材料になり得ます。

プラーク(動脈硬化)の治療目的でRAP食を行うなら、週に2回以上口にする魚または肉は、100当たりの脂質量が2.0g以下、できれば魚ならタラ・イカ・タコ・アンコウ・近海のカレイ・カワハギなど・・、肉なら鶏のムネ肉、ササミ・ムネ肉や卵白(脂質ゼロの鶏肉:全卵1個が60gとして、卵白1個分の重さは約40g。蛋白質は約10%の4.0g、その他はほぼ水分)などを蛋白質供給源にすべきです。ちなみに、納豆1パック40g中の蛋白質は6.6gですから、卵白だけ1.7個分食べると、納豆1パック分の蛋白質を補えます。

<現代人にとって「食べ過ぎたら危険な大豆」・・に比較してナッツ類の摂取を考える>

ナッツ類の約50%は脂質(後述)ですから、ナッツを毎日4個(1個1.3gとして5.2g)食べるということは、2.6gの脂質を毎日摂取することになります。この脂質の量は、やや大きめの50g入り納豆(脂質は5.0g)の半パックや豆乳ヨーグルトの100ccに相当します。 納豆や豆乳・豆乳ヨーグルトの過食で明らかにプラークが進行しますのでナッツ類の毎日の摂取は危険です。

ナッツを毎日20個食べると、脂質量は13.0g・・・
これは普通の納豆1パック(40g:脂質は4.0g)の3.3個分、豆乳ヨーグルト(脂質は2.8%)の460cc,豆乳(脂質2.0%)の650ccに相当します。(備考:国産ゆで大豆の脂質量は100g当たり9.0g、でも納豆は100gあたりの脂質は10.0g・・計算しやすいです・・
また、ナッツの20個は、輸入牛のヒレ肉(4.8%が脂質)270gに相当する脂質となります。感覚的に普通の食事+輸入牛のヒレ肉270gを追加して食べて・・・悪くならない方が不自然です。

RAP食+毎日ナッツ20個でもプラーク悪化しますから、普通食+毎日ナッツ20個なら・・プラークは大変なことになります。

血管プラークを考慮しない医学研究結果は、海外の疫学調査結果でも100%信用してはいけません。

大豆でも過食ならプラークが進行します。・・したがって・・「脂質が多い食品@@を・・多く摂取した群ほど動脈硬化疾患(血管プラーク病)が少ない」・・などの疫学調査があれば・・絶対に怪しいと疑ってかかりましょう。

参考までに、いわゆるナッツ類・木の実の脂質量ですが・・・(  )=100g当たりの脂質量
アーモンド(53.6g)、エゴマ(43.4g) 、カシューナッツ(47.6g) 、カボチャ(51.8g) 、ギンナン(1.3g)、クリ(0.6g)、甘栗(0.9g)、クルミ(68.8g)、ココナッツパウダー(65.8g)、炒りゴマ(54.2g)、ピスタチオ(56.1g)、炒り“松の実”(72.5g)、炒り“らっかせい”(49.4g)、バターピーナッツ(51.3g)、アボガド(18.7g)、ピクルスのオリーブ(15.0g)。

 

2018年3月8日 追記・・・・・・緊急安全性情報!!

<現代人にとって「食べ過ぎたら危険な大豆・納豆」・・を考える>

「大豆とプラークとの事実関係・・実例に学ぶ」
Case6:
70代の男性で、2016年7月に心筋梗塞。
2016年11月当院初診。・・豆乳ヨーグルトを1日150g(脂質4.2g:納豆1パック相当)摂取開始。
7ヶ月経過しても頸動脈プラークの改善が悪いために、
2017年6月〜嫌いな納豆を毎日1パック(40g)食べていただきましたが・・プラークが悪化しました・・・その原因・理由とは? (IMT=*.**mmです)
右頸動脈IMT=2.16(16年11月)→2.19(17年3月)→2.19(17年6月)→2.45(2018年2月)
右大腿動脈IMT=2.12(16年11月)→1.90(17年3月)→1.98(17年6月)→2.1745(2018年2月)
左大腿動脈IMT=1.70(16年11月)→1.69(17年3月)→1.73(17年6月)→1.99(2018年2月)

(要約)2016年11月からの当時のRAP食(豆乳ヨーグルトを1日150g摂取開始)指導で右大腿動脈だけ改善傾向でしたが、2017年6月:右頸動脈と左大腿動脈の改善不良でしたので、(この方は納豆嫌いでしたが)納豆を毎日1パック(40g)食べていただく様に指導したところ・・・2018年2月にはプラークが激しく肥厚しました。

しかし詳しく問診すると、
1)2017年6月から、確かに納豆1パック(40g)を毎日食べ始めましたが、
2)2017年6月から大豆の煮豆150gを1週間で食べていた。(納豆換算で毎日約0.5パック)
3)以前から、毎日「ゆで大豆」40g程度(納豆換算で約1パック)を料理として摂取。・・
4)以前から、胚芽米100%を1日3膳は食べているので、このことで納豆毎日約0.3パック(後述)
5)2016年11月〜豆乳ヨーグルトを1日150g脂質4.2g:納豆1パック相当)摂取
結局、プラークが悪化した期間には、普通の日本食で摂取する脂質以外に、植物由来の脂質を、納豆換算で毎日3.8パック相当も食べていたことになる
6)初診時以降、RAP食にし、その他の食習慣に変更はない。
(初診時当時はRAP食に大豆・大豆製品の摂取制限はなかった)

したがって、
2018年2月の「プラーク進行の原因は“納豆”&“大豆製品”“胚芽米”による植物性脂質の過食」と考えられます。

2016年11月〜2017年6月にかけてプラークの改善が悪い一つの要因は、
*:以前から毎日の主食は胚芽米100%でした。・・・これは重要な意味を持っています・・・つまり・・(胚芽米の100gには0.6gの脂質が含まれていますから、1膳=150gとして、1膳で0.6g x 1.5=0.9gの脂質、白米なら1膳で0.3x1.5=0.45g のところを、余計な脂質が1膳で0.9-0.45=0.45gとなります。・・・3食で1日に3x0.45=1.35gとなります。白米を胚芽米100%に変えるだけで・・日頃から・・脂質換算で・・納豆40g(脂質4.0g)を知らないうちに毎日1/3(約0.3)パック食べている事になります。

主食が玄米100%の人ではプラークの治りが悪かった経験がありますが、図らずも納豆事件で謎が解けました。

今までの事例からの教訓
1)治療RAP食での納豆は1週間に半パック(20g)の摂取。
「理由:RAP食で、絹ごし豆腐1/4丁を推奨しているために、更なる大豆の脂質(納豆・煮大豆・炒り豆)はプラーク悪化に繋がる」。
*RAP食していない普通食なら、大豆脂質を1日4.5g(納豆なら1日1パック)は摂取可。

2)玄米100%主食、胚芽米100%主食は控える。(主食は100%白米がベストです)

3)「大豆が健康にいい」・・これは明らかに間違いです。適量があります。
疫学調査による納豆と脳卒中との関係は・・岐阜大学のチームの研究で「1日当たり平均7g(1週間で49g、50g入り納豆1パックに相当)のグループが、納豆を食べていないグループよりも約3割も脳卒中での死亡リスクが少なかった」と発表。・・・朝日新聞デジタル配信(2017年2月18日)
(備考:納豆の過食のケースが知りたいですね・・・新たな事実が隠されているはずです)

4)植物性の脂質は動物性の脂質よりも健康にいい・・・大間違いです。

5)動物性の蛋白質摂取よりも大豆由来の蛋白質摂取が健康にいい・・・大間違いでしょう。

6)酸化した植物油は危険で、酸化していない高級な植物油は健康にいい・・大間違いです。

テレビ等や出版物からの情報として、「納豆キナーゼが血栓溶解し・・」の情報は科学的ではありません。 納豆キナーゼは口から食べても血液内へ吸収されません。
「納豆を食べて血液をサラサラにする」「寝る前に水を飲む」・・こんな原始的な方法を信じて継続してはいけません。

副作用がゼロではありませんが、かかりつけ医より、病院薬のEPA製剤やEPA+DHA製剤を可能であれば処方いただいた方が・・脳梗塞予防の観点からは・・遙かに科学的で有益なことです・・

もう!・・「血管プラークの健診勧誘なく・・原始的な脳梗塞の予防策をアドバイスする」のは、・・終わりにしていただきたいものです。

<玄米100%食は本当に健康にいいのか?>

玄米100%は、脂質が多いのでおすすめしません。経験上、プラークの治りが悪いです。

その理由とは・・・
玄米100%を一膳(150g)いただくと1.0gx1.5=1.5gの脂質になります。
1日3膳なら1.5 x 3=4.5g

  

白米100%を一膳(150gをいただくと0.3gx1.5=0.45gの脂質になります
1日3膳なら0.45x3=1.35g

白米を全て玄米100%にすると、1日の脂質を4.5-1.35=3.15g余計に摂取することとなります。

この3.15gの脂質、は納豆1パック(40g:脂質は4g)の3/4個分に相当します。

備考:(2008年度新食品成分表を基に計算:作物は年度、産地、品種で若干異なります)

普通の食習慣のまま・・主食だけ1日3膳を100%の玄米にすると、毎日納豆3/4パック食べ続けることになりますので、くれぐれも御注意下さい。

RAP食のベースは白米であり、白米を80%以上にして、雑穀や玄米・胚芽米・大麦などは混ぜるだけにしましょう。

<運動していたら納豆は多めに食べていいか?>

「大豆とプラークとの事実関係・・実例に学ぶ」
Case 7:
78歳の男性で、プラークの治りが遅いが着実にプラークが改善中の1例です。
大豆製品:豆乳ヨーグルト300g+納豆は毎日2パック中ですので、普通ならプラークが悪化しますが、プラークは改善中です。

その理由とは・・・運動を良くしている・・
「毎日筋トレ1時間+トレッドミル歩行器で時速6Kmを30分(約3Km走)+自転車こぎ20分(60の重い負荷で)・・・運動すると脂質が多く燃焼するのでしょう。

成長期の子供〜20歳頃までは、納豆は毎日1パック、豆乳ヨーグルト100g程度は問題ないと思います。子供〜成長期までは美味しい揚げ物、美味しい肉の脂身を好きな子にさせない程度の食育でよろしいでしょう。誤った健康食品情報を信じ・・乗せられて、毎日植物油やナッツ、チョコレートなどを食べている人などは、33〜35歳までに必ず8ヶ所の血管エコーを一度受けて下さい。通常は、RAP食は35〜38歳頃から始めましょう。

<運動できない人:車椅子生活者の納豆・大豆製品の摂取に関して>

プラークが沢山溜まっていて、車椅子生活の人など、納豆、ナッツ、チョコレートの食べ方は慎重に。 「大豆とプラークとの事実関係・・実例に学ぶ」
Case 8:
76歳の男性。車椅子生活中。20016年6月からプラーク改善目的で通院中ですが、プラークが悪化傾向で不思議でした。しかし2017年10月から2018年2月の間で、プラークが激しく進行しました。

初診時からの治りが悪い原因は、運動が全く出来ないのに
1)以前から納豆は時々食べていたが、2017年10月〜納豆を毎日1.5パック努めて食べていた。

2)以前から、ピーナッツ5粒、クルミ4-5個、アーモンド3-4粒、チョコレート2粒を日替わりでほぼ毎日食べていた。
(毎日ナッツ類の脂質を約3g摂取)・・・納豆換算 納豆30g

3)以前から、炒り豆30g(脂質6.3g)を週に3回・・毎日脂質を約3.0g食べていた。
                ・・・納豆換算 納豆30g

4)2016年6月の初診から豆乳ヨーグルト100g(脂質2.8g)を毎日食べていた。
                ・・・納豆換算 納豆28g

*この方のプラーク悪化傾向の原因は、納豆換算で納豆30+30+28=88g(約2パックの納豆)に相当する脂質8.8gを毎日食べていたことになり、激しくプラークが進行した時期には、納豆3.5パック相当の脂質を余分に(納豆を食べない普通食よりも)摂取していた計算になります。

車椅子生活者ののM-line(2019年3月19日追記:後述)は低いと思われ、この方のRAP食は「豆乳ヨーグルトは脂質0ヨーグルトに変更すべきで、納豆は週に半パック(20g)1回まで」で、チョコレートやナッツ類はNGです。

<チョコレートはいいですか?・砂糖抑えたチョコでも・・過食は危険>
大豆の脂質が「動脈硬化の犯人の1人」と判明した以上・・チョコレートの脂質にも目を向けなければいけません。一般的なチョコレート1個の重さは約5gです。平均の脂質は1.8g程度です。
チョコレート3個を毎日食べるということは、3x1.8g=5.4gの脂質を毎日食べることになります。
これは、外国産のヒレ肉(100gで4.8gの脂質含有)113gを食べることと同じです。

チョコレートは、プラーク(動脈硬化)の観点から・・糖分ではなく脂質を注意しましょう。

脂質1g=9キロカロリー(kcal)、糖質=4キロカロリー、蛋白質=4キロカロリー です。
糖尿病の方も、RAP食で健康に(プラークに影響なく・膵臓に負担少なく)痩せられます。
(備考:膵臓の細胞は脂質を分解する酵素を分泌し、インスリンを分泌します。糖尿病の人の膵臓は疲れ切っているのです)

「大豆・チョコレートとプラークとの事実関係・・実例に学ぶ」
Case 9:
納豆を毎日食べながら、アーモンドチョコレート1箱(70g)を4年前から急に食べるようになった58歳の女性がいます。4年前に右頸動脈プラーク=1.23mm(LDL=105) でしたが、4年後の2018年3月には右頸動脈プラーク=2.32mm(LDL=120)までプラークが進行しました。

女性で脳梗塞になった方の頸動脈プラークの平均が1.9mm程度ですから・・脳梗塞になるのは時間の問題です。 健診のLDLで安心していたら大変なことになりますね。

<ナッツ類を最近食べている人が多いです・・ナッツ類の過食でプラークがどうなるか?・・血管の中を見ていない学者の見解を信じてはいけません・・命を縮めますよ>

動脈硬化に関する疫学研究結果を皆さんはかなり信用していますが・・プラークを直接測定しない疫学研究は、例えれば・・人間の身長(動脈硬化:プラークの総量)を実測して疫学研究をしたいけれど、身長を直接測定できないので、人の影を測定してデータを集めていることと同じです。人の影(コレステロール、LDL,HDLなど)は季節や時間帯でころころ変わりますが、人の身長(プラークの総量≒T-max)は殆ど変化しません。ですから、Tmaxあるいは、ある観察ポイントのプラークの増減は、疫学調査よりも遙かに信頼できるデータになりうるのです。」

「たとえ1例といえども、科学的検証がなされた症例の事実関係は疫学調査の結果に勝る」

<アイスはいいですか? ソフトクリームはいいですか?>
大豆の過食がプラーク悪化に関わっていることが明らかですので、プラークに関する限り、乳製品だからと敬遠する理由がなくなりました。全ての食品の脂質量を理解して食べましょう。

アイスクリームよりラクトアイス(ロッテ雪見だいふく:脂質2.8g、江崎グリコ:カロリーコントロールモナカ:抹茶味:脂質1.9g)が低脂肪です。 いずれも納豆半パック前後の脂質です。

ラクトアイスよりシャーベット(120gで脂質1.2g、半分の60gなら0.6g)が低脂肪で低カロリーです。

ソフトクリーム100gで脂質は13gです。 ・・・私なら、雪見だいふく2個(脂質5.6g)を選びます。・・雪見だいふく2個食べた週は、豆乳ヨーグルト130g(脂質3.6g)を2日間だけ脂肪ゼロのヨーグルトへ変更すればいいのです。・・脂質が少ないおはぎなら・・自分へのご褒美として・・週に2〜3個程度なら問題ないでしょう。

<カレー粉は脂質が多いけど・・いいですか?>
カレー粉は100g当たり12gの脂質。でも1人1回のカレー粉の必要量は16g(脂質0.73g)程度。
ノンオイルのカレーを6回食べると、納豆1パックの脂質量になります。
月に4〜6回食べても問題ありません。

ネットで買えますが、脂質0gのレトルトカレーも推奨です。

<チーズはいいですか?>
チーズの脂質は100g当たり約25gです。雪印の有名な6Pチーズの1個は18gですが、この1個の脂質は4.7gです。・・・これは47gの納豆1パックの脂質量に相当します。豆乳ヨーグルト167gに相当しますから、このチーズ1個を食べた日は豆乳ヨーグルトを控えましょう。

脂質の少ないチーズなら、カッテージチーズ(100g当たり脂質は4.5g)があります。
このチーズは100gで納豆1パック相当の脂質4.5g。週に1パックの納豆の代わりに、週に1回同じ発酵食品のカッテージチーズ100gを食べてもいいでしょう。
(納豆を週に1パック食べる事は、RAP食の必須条件ではありません)

大豆の脂質も動物性脂質も、プラーク進行に関わる脂質としては大差ないことが判明したので、色んなものが食べやすくなりました。つまり、動物性の脂質(脂の乗った魚や牛乳製アイスを食べても、納豆や豆乳ヨーグルトなどの植物性脂質を減らして脂質摂取の調整が出来るようになったからです。

2018年8月6日:追記
<納豆・大豆製品・植物性脂質制限をしたのは・・やっぱり正しかった>
「大豆とプラークとの事実関係・・実例に学ぶ」

Case6:(2018年3月8日追記の症例の経過)
右頸動脈IMT=2.16(16年11月)→2.19(17年3月)→2.19(17年6月)→2.45(2018年2月)→2.19mm(2018年7月)
右大腿動脈IMT=2.12(16年11月)→1.90(17年3月)→1.98(17年6月)→2.17(2018年2月)→1.87mm(2018年7月)
左大腿動脈IMT=1.70(16年11月)→1.69(17年3月)→1.73(17年6月)→1.99(2018年2月)→1.89mm(2018年7月)

*納豆・煮大豆(炒り豆)・胚芽米を2018年2月以降は止め、豆乳ヨーグルトを1日150ccから110cc程度へ減量し、2月の診察直前の、2週間だけ食べていた毎日のチョコレート3〜4個も止めていただきました。すると、5ヶ月後の7月には全ての観察ポイントで、プラークが極めて良好に退縮しました。油ではない植物系の脂質(必要以上の脂質)を制限することは大正解でした。新しい書籍では納豆を週に1パックで推奨していますが、治療食としてのRAP食に納豆は必ずしも必要ではありません。

ただし、この方が毎日食べている豆乳ヨーグルト150ccを110ccに減らしたということは、豆乳ヨーグルト40cc中に脂質1.12g含有されていますから、1週間に1.12x7=7.84gの脂質(納豆換算で納豆2個分に相当します)を豆乳ヨーグルトで減らせたことになります。

つまり、豆乳ヨーグルトを毎日100cc程度にしていれば、治療中であっても週に納豆1パック食べても良い事になります。

<RAP食は決して脂質禁止食ではありません>
日本食になじみの深い“合わせ味噌”や“麦味噌”などの大さじ1杯分の脂質、豆腐(1日に1/4丁以内)の脂質、週に1パックまでの納豆は禁止していません。むしろ今までの平均的な和食に比べれば脂質増量かもしれません。昔は肉と言えば鶏肉または豚肉ですから、現代の和牛に比べれば遙かに低脂質。魚は近海物の魚が主体(素人が岸壁や小舟で釣れる魚は殆どが低脂質)で、ブリやマグロなどの高脂質の魚は年に数回しか食べていないはずです。昔は北洋産の塩サバもありませんでしたし、高脂質のサンマは秋にだけ食べられる魚でした。ウナギも年に数回でした。

つまり、RAP食は昔の和食よりも実質上では高脂質食です。書籍では豆乳ヨーグルト110〜200gの毎日摂取を勧めていますが、200gの豆乳ヨーグルトには2x2.8g=5.6gの脂質が含まれていますので、現在、豆乳ヨーグルトは1日100〜130gまでに修正して指導しています。それでも、1日1.3x2.8=3.6gの脂質(納豆の約1パック分)を毎日プラスして摂取している事になります。

(2018年10月31日追記:豆乳ヨーグルト100〜130g毎日摂取しても、プラーク悪化に関係することは少ないですが、プラーク改善スピードをなるべく早くする研究を行なっている立場から、10月以降は、診察時には通常の豆乳ヨーグルト(市販品や自家製など)は止めていただき、“脂肪0の豆乳ヨーグルト”あるいは乳製品の無脂肪ヨーグルト100〜130gへ変更していただくように指導法を変更しています)

小さじ1杯の植物油が約4g、大さじ1杯では約12g・・・と言われています。と、いうことは・・・

  • 油を摂らないでも毎日130gの豆乳ヨーグルトを食べている訳ですから、小さじ1杯弱の大豆油を毎日摂取していることになります。ご安心下さい、RAP食なら料理にオイル不使用でも、実質上はオイルを摂取していますので、皮膚は艶やかになります。
  • 植物油大さじ1杯を毎日摂取し続けるとプラークが肥厚してくる理由が理解できます。納豆1個で4gの脂質ですから、大さじ1杯の植物油(12g)を1人で摂取するということは納豆3個を毎日食べ続けている状態に相当しますから、このことは実際の症例に照らし合わせても危険です。“小さじ1杯のオリーブ油”と“大さじ1杯のオリーブ油”摂取がプラークに対してどれ程影響が異なるか・・・、ご理解いただけると思います。
  • 小さじ1杯の毎日のオリーブ油は、RAP食をしている人が、豆乳ヨーグルト140gを毎日摂取するのと同じです。
  • RAP食をしないなら、小さじ1杯の毎日のオリーブ油は、それ自体でプラークが悪化することはないでしょう。RAP食をしないなら、毎日1個の納豆も、それ自体ではプラークを悪化させる事はないでしょう。**大さじ1杯の毎日のオリーブ油・エゴマ油などの植物油摂取は、脂質摂取過剰の現代人のプラークを悪化させます。

<ベジタリアンがなぜ動脈硬化になるか?>
最近、66歳の菜食主義者の男性を診察しました。
18年間以上も魚や肉を食べていない(でも毎日800ccの牛乳と、食パンに時々付けるバターはOK)のに、8カ所の血管エコーでは年相応よりもやや動脈硬化が進行していました。なぜでしょう?

食の履歴

  • 1995年・・玄米食開始
  • 2000年・・〜菜食主義(ベジタリアン開始:牛乳、バターはOK、植物油OK、納豆・豆腐OK)
  • 2010年・・体重が67Kgなので1日1食(ダイエット)へ
  • 2016年・・体重は53Kgに(1日1食中)
  • 2018年6月・・8カ所の血管エコーで、脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=2(0〜4)

    受診時の食習慣(1日2食中)

1)豆腐0.5丁〜1丁/日 を週に4日。おおよそ0.5丁を毎日食した計算。余分な脂質量は(0.5-0.25)x16.8=4.2g(納豆1個分/日)

2)10年間・・昼に毎日・・菓子パン・調理パン4〜5個または食パン(バターorジャムを付けて)。菓子パン・調理パンの脂質を1個あたり平均で8gの脂質含有とすると、5個だと40gの脂質摂取になります。
ちなみに、輸入牛のヒレ肉が100g当たり4.8gですから、調理パン・菓子パン5個を食べるということは、40÷4.8=8.3・・つまり・・時々830gのヒレ肉を食べていたのと同じ脂質摂取なのです。また、食パンを食べる際にも大さじ2杯分のバター(脂質20g程度?)摂取であっただろうと想定できます。
この方は時々豆腐1丁を食べられていますが、豆腐(木綿)は100g当たりの脂質は4.2gですから、豆腐1丁(400g)を食べた日は、4.2x4=16.8gの脂質を食べたことになります。これは輸入牛のヒレ肉に換算すると16.8g÷4.8g=3.5・・つまり350gの輸入牛のヒレ肉を食べたことに相当します

3)玄米食1合/日・・その白米比較の余分な脂質量は(2.7-0.9)x1.5=2.7g (納豆0.7個分/日)

動脈硬化の主な犯人は「菓子パン・調理パン・バター」の過食ですね

ベジタリアンの方、くれぐれも脂質計算には御注意下さい。脂質計算では納豆*何パック?、輸入牛のヒレ肉換算**何g?で考えると、脂質過剰かどうかをイメージしやすいです。

1日1食でカロリーを減らして体重が10Kg以上も落とせても、血管の中のプラークは逆に増える場合があるというカラクリをご理解下さい。

<血管にいいはずのチョコやナッツがなぜプラークの原因になるのか?>
当院では2018年3月以降、問診として納豆、大豆食品を細かく聞くようにしました。ついでにミックスナッツやピーナッツ、チョコレートに関しても調査開始しました。
すると、大豆食品のみならず、ナッツ類やチョコを男性でも頻回に真面目に摂取されている方が多くいらっしゃいました。これらの人達は、プラークの治りが悪いか、プラークが悪化中の人達でしたが、4カ月間のナッツ類やチョコレート、および納豆・大豆食品の制限のおかげで、確認出来た多くの方のほとんどの方でプラーク改善しています。“大豆食品の脂質も過剰摂取はプラークの原因になる”という仮説は真実であることを確認出来ました(2018年8月6日)。

ナッツ類やチョコレート(いずれも高脂質なカカオ**%以上)で短期的には血管がしなやかになるかもしれませんが、血管プラークが1〜3ヶ月で増えてきて血圧上昇・不整脈出現・不整脈の悪化などへ歩むことになりかねません。くれぐれも御注意下さい。

いかなる油でも、物理現象(流体力学)の圧倒的な力の前には単なる油粒子の物体に過ぎません。

例え話をしましょう「家宅侵入した強盗犯を警察が取り押さえた直後の現場に、イノシシや鹿やカエルなども家に迷い込んできたとしましょう、近くの川岸が決壊してものすごい勢いで濁流が家屋内に流れ込んできたとしましょう。家の住人も警察官も強盗犯も、イノシシや鹿やカエルなども平等に家屋外へ押し流され、道路の壁面(人の血管壁を想定)などに打ち付けられます。強盗犯のみが押し流され、壁面に擦られるように流れるわけではないのです。いずれの人物も、動物も物理学的には同じ物体に過ぎません。

同様に油の品質が良くても悪くても、血液の流れに身を任せて血中を流れている油(脂質)は全て、圧倒的な流体力学的な力によって血管壁内へ塗り込められてプラークの原材料になりうるのです。 油以外の微粒子は水に溶けますから長く血管壁内に止まることはないでしょう。(2018年8月現在の真島の仮説です)

<果物の摂取制限を撤廃しました>
血管壁内に溜まるプラークの原材料は脂質です。砂糖や果糖や蛋白質は含まれていません。人体を養うための全ての食品といえど、過剰な脂質はプラークの原材料になるでしょう。今までの10年以上の歳月をかけて、食とプラークの関連を調査してきた経験から、「“この植物の脂質”、“この油だから”プラークにならない・・・」と言える食品は存在しませんでした。(上記Case 6の納豆事件はそれ程インパクトが大きい経験でした)

プラークは血液の中の物質が物理学的に血管壁に押し込められた代物です。プラークは脂質そのものです。つまり、プラークの原材料は全て脂質であり、糖類(果糖・ブドウ糖・砂糖など)でも蛋白質でもありません。

アルコール過飲は、プラークが堆積しやすいように血管内皮細胞を萎縮変性させますが、プラークの原材料ではありません。従って、アルコール多飲者が心筋梗塞になったら、アルコール多飲はプラークが溜まりやすい血管に変性させた原因ではあっても、プラークそのものになったのは“何らかの脂質含有食品”だと思って下さい。

反面教師になれます。アルコールの“つまみ”にはくれぐれもご用心を。

結論として、「脂質含有の全ての食品は、植物性・動物性を問わず、適量以上の過剰摂取でプラークの原因食品になり得る」

そういう意味で、果物に脂質はほとんど含まれていませんから、常識程度の果物摂取はOKです。
ですが、果物含有の野菜ジュースは飲用後に血糖が急上昇する場合がありますので、やはり敬遠する方が賢明です。

なお、糖度が高い果物を多く摂取し過ぎるとカロリー過剰になり、脂質がうまく燃焼されないで血管内を長く流れ続け、プラーク堆積にプラスに働くでしょう。

また、バナナを毎日1本食べている人のプラークは治りにくかったのですが、バナナはカロリーが高いので血中の脂質の燃焼が滞るためと思われます。バナナは毎日半分以下にしましょう。

“頻回に摂取する場合の果物”のお勧め基準は、食物繊維が多い果物>Vit Cが多い果物>カロリー・糖度が高くない果物>好きな果物。

<麺類やその他の植物油脂添加品でも、成分表で脂質が低ければOKです。書籍に記載の考え方を修正しました>
患者さんから質問がありました。
「成分表で100g当たりの脂質が0.1gの竹輪(植物油脂添加+)と、100g当たりの脂質0.3gの竹輪(植物油脂添加0)ではどちらがいいですか?」
この答えは、「植物油脂が添加されていても、成分表で脂質が0.1gの竹輪」を選択した方がいいです。
これはかなりストイックに治療する場合の選択です。
実際には竹輪100gは多めだと思いますが、100gでわずか0.2gの差ですから・・美味しい方がいいかもしれません。

この0.2gの脂質は煮大豆の何個分でしょう? Web情報によると煮大豆15個で約12g(納豆40g(脂質4g)には50個の大豆が入っています、煮大豆1個で0.08gです)・・・すごいですね、0.2gは煮大豆のわずか2.5個分です。

ここでも、大豆食品の偉大さを証明できました。現代人は大豆の小鉢などは控えるべきですね・・・。
大豆食品や、魚や肉の油脂、食用油を計算すれば、後の食品に関してはある程度を押さえるだけでも良い事がお判り頂け得ると思います。

同様のことは麺類でも言えます。
昔の私は、“麺類ならソバがベストです”と、記載していましたが、訂正です。
現在の私なら“うどん・そうめん・冷や麦”がベターです。ソバには健康に必要な成分が入っていますので、時々は食べるべきですが、毎日食べるのは避けましょう。

乾麺の製品の成分表示において、100g当たりの脂質量が1.7g以下の製品をお選び下さい。たとえ植物油脂が添加されていても問題ありません。(書籍には植物油脂添加品は控えるように記載しましたが・・、植物油脂添加の有無の理解は、単に脂質が少ないベターな商品を探すのに少しは役立つ程度と、ご認識下さい)

ソバの乾麺では、多くが100g当たり脂質量は2.0g以上です。10割ソバは脂質量が多いです。

2018年10月31日追記
<RAP食は脂質制限食ではありません。脂質の過剰摂取制限食です>
注意していただきたいのですが、最新RAP食は脂質制限食ではありません。伝統的に摂取していた脂質量はキープしているはずです。卵を毎日食べる人は現代では多くはありませんが、RAP食では卵を毎日1個は食べるように指導。豆腐も毎日食べる人は少ないですが、毎日1/4丁の豆腐摂取を勧めています。味噌汁を毎日食べる人も多くはいませんが、毎日大さじ1杯分の味噌を使った味噌汁を勧めています。明太子やウニも勧めています(少量なら摂取可)。低脂質の魚介類、鶏肉、豚のヒレ肉なども摂取量(ボリューム)に制限は設けていません。なるべく植物油無添加の食品を求めますが、代替え品が無ければ特に食べても問題ありません。脂質制限を糖質制限の感覚で何が何でも脂質量を減らすことを指導してはいません。

<豆乳・乳製品のメーカーに期待したいのは・・>
1)「無添加で脂質0gの豆乳ヨーグルトの開発」***(理由)無添加食品は時代の流れ。現在の市販商品はゼロ**
3)「無脂肪豆乳」を商品化してください。***(理由)ニーズがあるのに商品なし。自家製の脂肪0ヨーグルトを作りたい人も多い。

痩せ型の人は・・・肉や魚の摂取量が少ない人で、いわゆる食が細い人が多いですので、RAP食を実行すると更に痩せることが多く、栄養面から週に2日程は卵を全卵で2個分摂取ください。卵白は毎日2〜3〜4個分をお勧めします。主食である白ご飯やでんぷん質の食品の摂取量の制限はありません。糖質だからと制限している人がいますが、全く問題ありません。果物の過食はいけませんが、普通にOKです。バナナの毎日食はNGです。栗やサツマイモの摂取も脂質成分が少ないので全く問題ありません。敵は血管の中を流れる過剰の脂質であり、糖分はプラークの原料ではありません。余分の糖分が多すぎると血管を流れる脂質が減少しにくく、プラーク堆積に若干プラスに働きますが、余分な糖分は抹消の組織で体脂肪に変換されるだけです。砂糖や果糖に神経質になってはいけません。

<大豆食品の過食はやっぱり危険>
 緊急安全情報として2018年1月29日 追記-した記事-
「大豆とプラークとの事実関係・・実例に学ぶ」
Case1:「毎日:豆乳ヨーグルト600g+毎日:納豆3パック+毎日:枝豆をどんぶり1パイ」食べた人
に関してですが→大豆食品を制限して1年後、プラークはやっぱりかなり改善しました。 (動脈硬化の未来塾 87))

2018年11月19日追記

<善玉菌に関しての解説>

以前の記事に「善玉菌である納豆菌・酵母菌・乳酸菌は、なるべく毎日有り難くいただきましょう」と記載していますが・・・
善玉菌である納豆菌は枯草菌の仲間で、100度で煮沸しても死なない強い菌ですから、納豆は週に一度程度のミニ納豆摂取で十分ですし、納豆は食べなくてもOKです。(納豆嫌いの人が、納豆を好きな人よりもプラークが肥厚している印象は全くありません)
なぜなら、納豆菌はイネ科の植物などに住み着いています。つまり、精米したコメにもくっついていて、100度で沸騰した炊きたてのご飯にも生きたままくっついていることになります。麦味噌や合わせ味噌で作った味噌汁にも生きた納豆菌がいることになります。

現代人にとって、納豆菌を摂取する場合は米や麦を原材料とする味噌による味噌汁でいただくのがいいでしょう。

参考資料)厚生労働省多目的コホート研究 (JPHC Study)コホートIによれば、「味噌汁」と乳がんリスクの検討では、味噌汁摂取が多いほどリスクが低い!(統計的に有意な傾向あり)ですが、「大豆、豆腐、油揚、納豆」と乳がんリスクの検討では、やや傾向があるもののはっきりした傾向なし(統計的に有意な傾向なし)。

<スタチン剤を使わない低脂肪食・禁煙・中等度運動などで冠動脈狭窄は改善するが、標準的な医療では冠動脈狭窄が悪化した>

“過剰な脂質の影響”に関して、とても権威ある雑誌:Lancetにこんな論文があります・
1. Ornish D et al. Can lifestyle changes reverse coronary heart disease? Lancet. 1990; 336:129-33.
「結果:コレステロール低下薬(スタチン剤など)を使わず、運動を加味した低脂肪食群では冠動脈の平均狭窄率は1年で改善したが、スタチン剤などを使う標準治療では平均狭窄率が進行した。低脂肪食療法のわずか1年で進行した動脈硬化が退縮するであろう」・・と、記載されています。

(注意:Lancet論文は“低脂肪ベジタリアン食”で実験されていますが、RAP食は動物、植物の脂質に関して、全くこだわっていません)

上のLancetの論文のさらなる経過観察の結果を報告した論文です。
2) Ornish D et al. Intensive lifestyle changes for reversal of coronary heart disease. JAMA 1998 Dec 16;280(23):2001-7.
「食事療法群では1年後、5年後も冠動脈の平均狭窄率改善が継続したが、スタチン剤などを用いる標準治療群では、1年後、5年後も更に平均冠動脈狭窄率の進行が続いた。結論として、標準治療の群が、スタチン剤を使わない食事療法群よりも2倍以上も心臓事象(心不全、心筋梗塞など)が発生した」と、報告されています。

動脈硬化にコレステロールを下げるお薬(標準医療ではスタチン剤を使用)を使わない方がいいとする、画像診断を用いた実験的臨床研究が厳然として存在します。

これら論文の、もう少しだけ詳しい内容は(動脈硬化の未来塾 88))の<考察>に記載。

参考資料:標準的な医療での「脂質低下薬」(1990年頃)とは、ほとんどの場合、皆様が飲まされているコレステロールを下げるお薬=「スタチン剤」を意味します。
(スタチン剤の仲間達):ロスバスタチン(クレストール)ピタバスタチン(リバロ) アトルバスタチン(リピトール) フルバスタチン(ローコール) シンバスタチン(リポバス) プラバスタチン(メバロチン) など

一方で

<テレビの健康情報を信じて、脳梗塞になる人が一人増えるところでした>

テレビの健康情報を信じて2年7ヶ月経過:プラークが悪化した実例1:66歳 女性
納豆・カカオ高含有チョコレート・ミックスナッツ・サバ缶・亜麻仁油などを頻回摂取の複合効果でプラークが悪化したと思われる症例を経験しました。

詳しくは(動脈硬化の未来塾 88))をご覧ください。

<カカオ高含有チョコレートに一言・・・>

脂肪が多いカカオの高含有(おおよそ70%以上)だからこそ、健康に問題なのです。

国民生活センターの調査(H19年:高脂質を心配しての調査)ではカカオ高含有チョコの脂質は100g当たりで41〜54g(納豆の10個分!!オージービーフのヒレ肉1Kg分!!)の脂質を含み、普通のチョコレートは、同じく34〜36gの脂質でした。カカオ88%=カカオ豆成分88%であって、カカオ88%=カカオポリフェノール88%に聞こえるのでしょう。カカオ豆は非常に脂肪の多い豆ですから、プラークを治療する医師の立場からは、食べるならカカオが少ない低脂肪の普通のチョコです。くれぐれも成分表示の脂質@@gを確認してお召し上がりください。

カカオ成分が高脂肪のマイナス要素を消してくれるわけではありません。 当院へ通院中であっても・・テレビでの“カカオは健康にいい”を盲目的に信じる方が非常に多いです。

テレビ出演の先生方は、現在の医学常識を述べられていますが、未来の医学常識ではありません。

くれぐれも・・昔からの“健康にいい”は、血管エコーという科学技術が存在しなかった時代の、食べる物が乏しかった時代の“過去の常識”である場合が多いことをご理解ください。

<飲むヨーグルトはいいですか?>

大動脈にプラークが多く溜まっている60歳の男性の方ですが、サバなどの青魚の頻回食を制限&脂質0.1gの飲むヨーグルトを毎日300cc(朝150cc、夕:150cc)飲用したらプラークの改善が非常に良好でした。

注意)青魚(サバ缶を含む)の多食・頻回食は危険(動脈硬化の未来塾 86))

後日談(2019年6月25日):上記の症例の場合、飲むヨーグルトが特別有効かもしれないと感じましたが、その後に同様の経験はなく、プラークが良好に低下したのは、飲むヨーグルトのおかげではなく、青魚をやめたことが主な原因だと思われました(動脈硬化の未来塾 94))。飲むヨーグルトの多くは甘いので、血糖が上昇した事例が認められたり、他疾患の症例で、過剰な糖分が影響したと思われる不都合な事例も数例経験いたしました。
「RAP食」での脂肪ゼロの「飲むヨーグルト」の推奨は撤回します。

なお、脂肪0ヨーグルトは(固形・液体)ともにNGとしました(後述)。

<「脳梗塞・心筋梗塞・高血圧は油が原因」の増刷分では以下の修正予定です>

(8月6日掲載分を削除し、以下へ修正しました。8月6日時点での修正カ所の正誤表を知人・家族へ連絡された方は、再度修正内容をご連絡ください)
(正誤表)

  1. P15---(カラーページ)「豆乳ヨーグルト 1日100〜200ccを・・」→「豆乳ヨーグルト 1日100ccを・・」
  2. P211---「豆乳ヨーグルト 1日100〜200ccを・・」→「豆乳ヨーグルト 1日100ccを・・」
  3. P212---魚や肉の「摂取量150〜200gまで」→「摂取量150〜250g程度」
  4. P212---「主食は白米だけでなく2〜8割の雑穀米・・」→「主食は白米だけでなく0.5〜1割の雑穀米・・」
  5. P212---「ときどき白米100%もOKです」→「白米100%でもOKです」
  6. P221---「豆乳ヨーグルトは・・1日200cc程度摂取・・」→「「豆乳ヨーグルトは・・1日100cc程度摂取・・」
  7. P221---「豆乳ヨーグルト100〜200cc、豆腐・・」→「豆乳ヨーグルト100cc、豆腐・・」
  8. P221---「・・・、味噌大さじ1杯」→ 「・・・、味噌大さじ1杯弱」
  9. P221----(最後の行)「・・適量です。」→「・・適量です。無脂肪ヨーグルトは乳製品でも推奨。」
  10. P235---「豆乳ヨーグルトも積極的にとりましょう(1日200ccまで)」→削除し「脂質が少ない肉や魚介類を多めにとりましょう」へ差しかえ。

*ご注意)この記事は、私が独自に行なっているプラーク肥厚・退縮と食品摂取との因果関係の研究結果に基づいて記載しています。新たな知見が得られた場合は予告なく修正しますので、あらかじめご了承ください。1〜2ヶ月に一度の閲覧をお勧めいたします。

2018年12月17日
<食事制限してもしなくてもBMI<18.5 以下になれば、GOT、GPTが高率に上昇する> RAP食の問題点は、痩せ型や普通体重の人が熱心にRAP食に取り組んだ結果、プラークはもちろん改善しますが、より低体重になり、採血データのALT(GPT)やAST(GOT)が35〜90程度に上昇することです。周知の事実として、肥満やアルコール過多で脂肪肝になりGPTやGOTが上昇するのは当然ですが、痩せても(脂肪肝がなくても)GPTやGOTが上昇することに初めて気付きました。
調べると、神経性食欲不振症の合併症として、外来においてALT(GPT)上昇38%、AST(GOT)上昇47%といわれています(東京女子医大2000〜2004年の内分泌疾患総合医療センターの外来初診例)。

当院では、2016年1月から2018年12月の3年間において、BMIが18.5未満の新患初診(221例)の内で、受診前や経過中にALTが35以上になったことがある例は48例(21.7%)であり、その内の37例(77.1%)が低体重によるALT(GPT)上昇であろうと強く疑われました。さらに、BMIが17.9以下に低下すると極めて高頻度にALTが上昇する現象が認められます。

痩せ型の人でALT(GPT)が35以上、またはAST(GOT)が32以上になった人は、まず低体重性肝障害を疑いましょう。この場合のGPTは、通常は100以上まで上昇しません。ただし、極度の神経性食欲不振症ではGPTが120以上まで上昇したケースの報告もあります。 対策は、体重を1〜2Kg増やすことですので、前述の「RAP食で痩せる方」へのアドバイスを食習慣に取り入れてください。低体重性肝障害の他でGPTが上昇した例は、アルコール、風邪薬、漢方薬、抗生剤、造影検査後、EPAサプリ、エパデールなどが考えられました。

低体重でなぜ? GOT、 GPTが上昇するのでしょう?・・・マラソン後の1〜2週間はGOT、GPT,γ-GTP、CPKが上昇することは知られています。これは、生命体が生きるために筋肉や肝臓を切り崩してエネルギー源にしているからでしょう。 例えばですが、収入が想定より少なければ、預金をおろして生活しなければいけませんが、それと同じことが身体で生じているものと考えられます。

ただし、低体重の肝障害のレベルはGPT35~90程度ですから、脂肪肝による肝障害と同じで、1〜2年高値が持続しても特に問題ではありません。できるだけ、半年か1年以内に体重を1〜2Kg増やすように(最低でもBMIが19.2以上に)心がけましょう。 肥満指数:BMIは以下で計算できます。

BMI=「体重(Kg)x10000」÷「身長(cm)x身長(cm)」

<動脈硬化の“物差し”がコレステロール値、血圧、体重、血管年齢などでいいのでしょうか?>

  • 地形の動きなどの測量はGPSによる測定です。「巻き尺」ではありません。
  • 親子の判定も、事件の“動かぬ証拠”も遺伝子解析です。
  • 動脈硬化の“物差し”を・・血管プラークの厚さが1/100mm単位で測定可能な超音波計測に変える必要があります。少なくとも頸動脈エコーをしない(最も重要な血管を見ない)人間ドックなど・・ドックと呼んでもいいのでしょうか?
 

動脈硬化に関しては、お願いですから病院の旧来の物差しに満足してはいけません。非常に危険です。

<ビール:発泡酒を毎日飲むなら、アルコール濃度5.0%以下の品が無難です>

数少ないプラーク悪化例の中に、糖質offの商品でアルコール濃度6.0%のビール350ccの毎日摂取がプラーク悪化に関与?(奥様とほとんど同じ食事で奥様はプラーク改善中) の症例が存在します。稀なケースかもしれませんが、ビールを止めてプラーク悪化の継続がストップするかどうかの検証作業中です。とりあえず、毎日のビールの場合はアルコール濃度5%以下の商品で350cc以内の摂取に止めることをお勧めします。あらゆる食品において、糖質0の商品の選択など、プラーク(動脈硬化)の観点からは無意味です。

<最近の・・・本当にあった怖い話・・・怪談話より怖いかも・・・>
最近、52歳の医療関係者の男性が深刻なご様子で受診されました。・・・・ 同級生が立て続けに・・4人急死・・・全員、職場健診を受けているはずです・・・4人の死因ですが・・・脳出血、大動脈瘤(解離)、心筋梗塞、突然死(おそらく心筋梗塞)でした・・・全て・・血管病(ほとんどはプラークが関与)です・・・。

トラックやバスの運転手も全員職場健診を受けているはずですし、ヘリコプターのパイロットも全員職場健診を受けているはずです。

(2015年10月・・米国の153名の乗客乗員を乗せたジェット旅客機で、57歳の操縦士が機内で突然死(心筋梗塞?)し、副操縦士のおかげで助かった事例があることをご存知でしょうか・)

この52歳の男性ですが・・4年前の脳ドックではMRI:異常なし、頸動脈エコー:異常なし。
3ヶ月前の健診では、CAVI検査(血管年齢)で40歳相当と褒められていました。
医学知識が豊富な方ですので、LDLは170前後と高いのですが、コレステロールを下げる薬であるスタチン剤の服用はされていません。

初診時の8カ所の血管エコーでは、確かに頸動脈は最大IMT=0.79mm で全く問題ありません(32歳レベル)。
でも、大腿動脈にプラーク2.39mmを認めました・・・これは80歳レベルの血管汚れです。
つまり・・脳梗塞や心筋梗塞になっても全く不思議ではないレベルまでプラークが進行していました。
プラークの原因はLDLではなく、食習慣でした(食習慣点数=1478点:私の書籍参照)。

<食品に関する今までの疫学調査の結果は・・半分は科学で、半分は占いと同じです。>
なぜなら「@@群はXX群の人たちに比べて20%も脳梗塞・心筋梗塞が少なかった。これは統計学的に有意」という結論があるとしましょう。この結果は科学です。

でも@@群の95%以上が脳梗塞・心筋梗塞にならなかったわけではありません。

@@群の人たちの内で、脳梗塞・心筋梗塞になった人たちは・・「運が悪かった」で片付けられます。

この点は科学ではありません・・占い同然です。魚を週に何回食べるか?の調査でも、どんな名前の魚を食べるか?を質問しないと(白身?とか青魚?とかの質問は、非科学的)・・科学的な調査・捜査とは言えません。

私の研究は、血管病で倒れた・・運が悪かった人達を、最も運がいい人達のグループに引き上げる研究です。そのためには、個別の食品摂取とプラーク肥厚との関係を明らかにする以外に・・道はありません。

動脈硬化の成因を解明しなければ・・現在がそうであるように・・普通に動脈硬化を治すことなど全く不可能です。

<家族や親友が脳梗塞・心筋梗塞や血管病になったら・・本人にぜひお尋ねください>
脳梗塞・心筋梗塞・急性心房細動・急性の不整脈・狭心症・急に体調不良に・・こんな病気が家族に襲い掛かったら・・・・・植物油(全ての植物)、サバ水煮缶、カカオ高含有チョコ、ミックスナッツやピーナッツ、納豆や炒り大豆、豆腐、無脂肪ではない豆乳ヨーグルトや豆乳の多食・多飲、無脂肪ではない牛乳やヨーグルトの多飲・多食・・など、一般に“建康にいい食品”と言われている食品を数ヶ月以上も習慣的に頻回に、または多食していなかったか?・・・・と、・・・必ず本人にご確認ください。
(医療関係者にもお願いです。入院中にさりげなく・・お尋ねください・・参考になるはずです)

これらの習慣で、急速に血管内のプラークが増えると、血管自体の拡張が間に合わず・・脳梗塞・心筋梗塞・急性の心房細動や不整脈が生じやすいのです。

正月の帰省時や法事などで両親、友人や親戚の方で・・「健康のために」と・・こんな食習慣の努力をされている方がおられたら、ぜひこの情報をお知らせください。縁があれば何かを感じられるでしょう。

<スイス人の男性は、日本人の男性よりなぜ長生きか?>

こんなこと考えたことありますか? 日本人は「魚を食べるから長生き」と言われたことがあります。これはウソです。なぜなら2016年の世界保健統計(2015年時点)では、世界の中で・・男性の長生き1位はスイス人、2位はアイルランド人・・・7位が日本人です。
(日本の男性の順位は、今後は益々後退するでしょう・・50台前半での突然死も増えるご時世です)
ちなみに女性では、1位日本人、2位スイス人です。

スイスはアルプスの山の中で、魚はあまり食べられません。タンパク源は自然育ちのシカやウマの肉、うさぎの肉などと聞いています(テレビの旅行番組より)。さて、100g当たりの脂質含有を調べると、シカの赤身(1.4〜1.5g)、ウマの赤身(2.5g)、うさぎ肉(6.0g)・・鹿や馬肉の脂質1.4〜2.5gは、魚で淡白な部類に分類されるアジ(3.5g)よりも脂質が少ないのです。青物の魚の地サバ(12.1g)、ノルウエー塩サバ(26.8g)、ブリ(17.6g)、サンマ(24.6g)と比較すると断然脂質が少ないヘルシーな肉なのです。・・サバ缶などを頻回に食べてはいけません(近日中に証拠の症例を掲載)。

スイス人の男性が、世界で長生き第一位なのは、動脈硬化食品の捜査官としての私の勘ですが・・「スイス人の食べる肉が、現在の日本人が好んで食べる魚の脂質よりはるかに少ないから」でしょう。タンパク質摂取の際の脂質摂取が少ないので、チーズを頻回に食べても問題ないのでしょう。

<「具だくさんの野菜味噌汁」がRAP食の推奨品として確認できた症例の紹介>
野菜をたくさん入れた、当地では通称“野菜のごった煮”の味噌汁がプラーク改善に有効であることを数例で経験していましたが、最終的に確認するに至った症例の方が、実名を明かして健康雑誌の「壮快」2019年2月号(2018年12月15日発売:血管が若返る:特集)に登場していただきました。「具だくさんの野菜汁」の作り方やRAP食での健康回復の経験談を述べられています。また、私への取材記事も掲載(私の写真は2016年7月撮影:髪染めなし)されていますので参考になるかもしれません。

2019年3月19日追記
<1日の脂質量摂取の必要量はどれくらいですか?・・よく質問受けますが・・>
まずは、昔の日本人の脂質摂取量を参考にしましょう。

興味ある貴重な論文がありますのでご紹介します。以下の表1&2の出典は、平光美津子・杉山道夫著:「日本型食生活」の形成と変容 (東海学院大学紀要 3(2009))より。



厚生労働省による、脂質摂取に関する「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」について。
・「脂質の総エネルギーに占める割合(脂肪エネルギー比率):%エネルギー」の基準は1歳以上の男女で年齢に関係なく20〜30%とされています・・・

しかし、私の見解では、この基準は問題です。
なぜなら・・・
昭和51の脂肪エネルギー比率(F比%)=21.8%です(上の表1)。
平成17年の脂肪エネルギー比率(F比%)=25.5%です(上の表1)。・・基準通りですね。

しかし、昭和60年代以降も動脈硬化病やガン発症の増加が止まりません(下の図4&図6)。
特に生活習慣病と関連が深い(基本的にはプラークと関係:サイト参照)と考えられる大腸ガン、前立腺癌の増加は顕著です(周知の事実)。

これは昭和40〜50年代以降に脂肪エネルギー比率が20%を上回ったためだと思われます(食習慣の変化による影響は10年後に表面化します)。

・健康のためには脂肪エネルギー比率を昭和35年並みに=10%程度にすべきだと思います。
・1日の摂取脂質量なら昭和35年頃の35g以下にすべきでは?・・と、考えます。

以下--「秋田の脳卒中 脳卒中発症登録でわかること」1950年代から2010年までの実態、危険因子と予防  『秋田県脳卒中医の会』のデータによる冊子(由利組合総合病院)から図4を抜粋引用。

下図:厚生労働省 平成二十八年 人口動態統計月報年計(概数)の概況より図6を引用。

事実確認:
・昭和35年頃の1日の脂質摂取量は24.7g(脂肪エネルギー比率は10.6%)ですが、昭和40年以降は脂質摂取の量が飛躍的に増加。でも、現在の平均の脂質摂取量は国の推奨基準以内です。
・炭水化物(糖質)の摂取は戦前・戦後の時代より摂取量が減少(国民栄養調査、国民健康・栄養調査)でも、脳・心血管イベント・糖尿病は増加中(周知の事実)。
・タンパク質や野菜摂取の量は、あまり変化がない(国民栄養調査、国民健康・栄養調査)。
・戦後、脳卒中発症が急増し、年々増加中。(上のグラフ)
・ガンの増加も右肩上がりです(上のグラフ)。
・食品の成分分析での脂質量は・・その脂質が動物由来か植物由来かは判別ができませんし、判別する必要もありません。人類が食品を食べると、脂質は分子レベルに分解し(分子の由来の判別は不可能です)、分け隔てなく生きるために利用されます。

<コメント>
・私のRAP食はプラークの治療食ですから、戦中・戦後の食糧難時代を除いて、大正時代〜昭和30年代の日本人の食習慣の脂質量かもしれません。個人の生活には様々ありますので、一概に脂質摂取基準は決めかねますが・・検討してみました(下記)。
・RAP食では白米を推奨していますので、ビタミン、酵素類、ミネラルの補給に関しては『トコロテン150〜300g(450gでも可)、週に3〜4回(1に置き)脂肪0のブルガリアヨーグルト30g/日(量&回数を厳守!)ビール酵母、果物適量、温野菜多め、毎日全卵で1個、焼き海苔大1枚(味のり:可)、塩無添加煮干し(真水でボイルした商品)を毎日40匹(長さ4〜5cmの品なら)、豆腐(絹ごし)1/4丁、・・・』などの摂取は必須ですので、栄養的には充分かと。
・人類史上、最も長生きの人類集団は?・・・・2016年時点で・・日本人の女性。この偉業は現在の日本女性75歳〜100歳の方達のおかげです。昔の女性はアルコールをほとんど飲みませんし、脂質摂取が少ない時代を長く過ごされてこられた方達です。
・参考までに:サンプル的な最新RAP食の1日の脂質量( )、タンパク質量「 」ですが「白ご飯1日3膳なら(1.35g)「11.4g」、わかめうどん(1.4g)「13.4g」、全卵1個(6.0g)「4.4g」、豆腐1/4丁(3.0g)「4.9g」、1人前の味噌汁の味噌(0.8g)「1.7g」、イカ煮付け160g(1.6g)「28.8g」、12cm笹かまぼこ2枚(0.6g)「9.8g」、大煮干し数匹(0.4g)「2.0g」+焼き海苔1枚(0.1g)「1.2g」+脂質0野菜+ブルガリア脂肪0ヨーグルト50g(0.0g)「2.1g」+トコロテン300g(0.0g)「0.6g」+卵白1個(0.0g)「4.4g」+きのこ60g(0.2g)「2.0g」+沢庵漬け30g(0.1g)「0.4g」果物各種(バナナ以外)300g(0.3g)「2.7g」
***脂質合計=15.85g タンパク質合計=89.8g
・プラークが現状維持で良いなら1日の脂質摂取量は25g(昭和35年頃)かもしれません。また、1日の脂質25g程度に制限しても、昭和35年頃のように炭水化物を今より多く摂取すればカロリーは十分に確保できます。
・RAP食なら、最も脂質の少ない炭水化物である“白ご飯”を沢山食べても太らない(皮下脂肪がつかない)のはこのためです。白ご飯200gを1日3回摂取しても、脂質量はわずか1.8gです。
・糖尿病でもないのに、血糖が上がるからと・・ご飯を制限されている方がおられますが、白ご飯のせいで糖尿病になるのではありません。炭水化物を多く摂取していた昭和51年以前よりも、炭水化物を減らした現代人の方が・・糖尿病発症は極めて多いのです(上の表)。(国民健康・栄養調査)つまり、白ご飯の多食は糖尿病の原因とは考えられない。
ちなみに脂質1g=9Kcalもありますから(炭水化物1g=4Kcal)、カロリーを落とすには脂質制限が最も重要です。
・総カロリーや炭水化物がプラーク(動脈硬化)の犯人ではないことは、前出の表と図を眺めれば明らかです。 
・誰が考えても・・現代の血管病・認知症の犯人は「脂質過剰」ですよね。
・野菜摂取は重要ですが、野菜摂取基準を守っても、脂質摂取を現在推奨の基準(平均的な現在の日本人)通りに守っていては、・・動脈硬化による血管病は増加の一途をたどります。
・実際に現代の平均的な日本人の動脈硬化(プラーク)はかなり進行しています(動脈硬化の未来塾 51))
・厚生労働省の脂質の摂取基準策定に当たっては、脂質が血管ラークに大きく関与しているという事実が全く反映されていませんので、・・『“LDLが血管壁にたまる”とする「動脈硬化のメカニズム」』の仮説の改訂が必要ですが(動脈硬化の未来塾 11)・・先入観の力が強すぎて・・困ったものです。

<時代と状況で、健康に良いはずの食品が健康被害をもたらす・・なぜ??>


この理論に到達するのに・・12年も時間が過ぎてしまいました。

12年間のプラーク&食事との関係の研究の中で、以下の理論が生まれました。おそらく人類が血管エコーという科学の目を持たず、動物実験を行わなかったなら・・この先4000年経っても・・健康のための「あるべき食事」は・・単なる理屈・思想のままで終わります。人類が信じるべき対象は・・権威ある人・学会の言葉ではなく・・科学(サイエンス)のみです。

1)生命維持・活動に必要な1日の脂質摂取量(プラーク肥厚なし)は約15g ? 暫定です。

2)“血管プラーク”とは、血液中を流れる粒子(リポプロテイン)の一部が流体力学的作用で血管壁内に堆積し、その量がマクロファージの処理能力を超えたために残存した脂肪成分からなる堆積物:M-line未満の1日脂質摂取量にすると、プラークは退縮する。

プラーク肥厚の高低およびその増減とLDL値との関係を観察し続けた結果、悪玉コレステロール(LDL)はプラークの原因物質とは考えられません(動脈硬化の未来塾 52))

3)M-lineとは、マクロファージ(Macrophage)のプラーク貪食能力のおかげで、プラーク堆積が進行しないと考えられる1日における脂質摂取量の最大値(プラークが悪化も改善もしない値)のこと。

年齢個人差などを考慮して、M-lineは1日約25g〜30g? 暫定です(上図)。 若年者は高齢者よりもM-lineは高いと考えられます。

なお、最新RAP食の1日脂質摂取量は16g〜24g程度かもしれません(上記参照)・・この件に関しては更なる詳細な研究が必要。

4)M-lineをオーバーして摂取された脂質高含有食品:エゴマ油・オリーブオイル(動脈硬化の未来塾 54))などの全ての植物油、サバの水煮缶(動脈硬化の未来塾 86))、納豆、高カカオ含有チョコ、アボガド、クルミなどのナッツ類、他・・・、
健康に良いとされている食品でも、必要以上に摂取すると・・・・・全て プラークの原材料になり“NG”です。“過ぎたるは、及ばざるがごとし” (脂質の量としては、植物性、動物性、酸化の有無を問わない)

5)1日の脂質摂取量が、もし・・M-line 未満に収まるならば・・・脂質高含有食品であるエゴマ油、オリーブオイル、ナッツ類、サバの水煮缶、納豆、高カカオ含有チョコレート、揚げ物、油炒め、天ぷらでもOK、食品添加物としての油脂などもOKです・・食品の酸化の有無は問わず・・・OKです。

6)現代人にとっては・・1日の食料として充足後・・・その後に食べた脂質含有食品は・・全て・・プラークにとって・・NG! 1日(2〜3日または1週間)で食べるべき脂質量は限定されている。
(例えば、高脂質の外食を1/Wで行っても・・その脂質量は・・1/7として、1週間の毎日の摂取脂質量に加算可能。 つまり高脂質の外食などをしたら・・1週間は比較的低脂質の食事にしましょう)

7)例えば、サバ缶1缶:200gを1日で食べると脂質が約32gです。 これは1缶で暫定M-line=25〜30g を満たしてしまいます。 また、例えばオリーブオイル大さじ1杯:約13gを飲んだら、 残りの12〜22g以内に1日の脂質摂取を制限する必要があります。

8)スタチン剤を服用していた人のプラークが服用していない人のプラークよりも堆積していましたから(動脈硬化の未来塾 68))、スタチン剤を服用中の方の暫定M-Lineは、20〜25gと通常よりも低いと考えられます。

9)アルコール多飲者(月1回でも)の場合も、血管内皮細胞が障害を受け・・プラークが非常に溜まりやすい状況ですので、暫定M-Lineは15〜20gと低いだろうと考えられます。

上記1)〜9)の記述は仮説ですが・・臨床例での長年のプラーク悪化&退縮の実地検証から得られた結果に基づいていますので・・様々な実例や疫学調査においても矛盾しない・・最も真実に近い動脈硬化改善のための理論です(動脈硬化の未来塾 42))。

この仮説で考えれば、オリーブオイルを飲んでいるのにプラークが少ない人やオリーブオイルを毎日大さじ1杯飲むだけでプラークが肥厚した人、肉を食べているのにプラークが少ない人、青魚を毎日食べているのに脳梗塞になった人、納豆を毎日食べているのにプラークがどんどん進行する人、納豆を食べていないのにプラークが肥厚している人、ベジタリアンなのに動脈硬化が進んでいる人、高血圧がないのに脳梗塞・心筋梗塞になった人、コレステロールが低いのに脳梗塞・心筋梗塞になった人、・・・・ほとんど全ての事象が説明可能です。・・ここにプラークを退縮させるヒントが隠されていました。

魚といっても、白身といっても・・それは科学的ではありません。魚でも魚肉100g当たるの脂質が0.1〜29gまであり、肉も種類・部位で様々です。肉がいいとか、魚がいいとか・・もう、ざっくりすぎる・・・非科学的な健康談議は止めにしましょう。

この仮説で考えれば、親戚・友人・有名人の病気・祖先の病気・疫学調査や動物実験の結果が“腑に落ちる”と、納得できます。

<日野原先生の晩年のオリーブオイル摂取の食習慣について考察します。>
朝は100%果汁ジュースにオリーブオイルを大さじ1杯:約13〜15g(14g?)入れて飲むだけ。コップ1杯中の果汁の中の脂質は約0.3g・・朝の脂質摂取=14.3g。
昼は牛乳コップ1杯(脂質約6.8g)とクッキー3枚(27g)(脂質7.4g)・・昼の脂質摂取=14.2g
夕食はご飯1膳(150g)(脂質0.45g)に野菜と魚(約80g)(平均脂質4.8g) 週2回は牛ヒレ肉90g(脂質4.3g)。・・・・・・・・・・・・・・・夕の脂質=4.5+0.45=4.95g
1日の脂質摂取=14.3(朝)+14.2(昼)+4.95(夕)=33.45g これは概算です。

オリーブオイルの食習慣だけ切り取って真似しても科学的ではありません。日野原先生の場合は、オリーブオイルとクッキー摂取が・・不足する脂質の主な供給源でした。

上記の図でのM-line の研究はこれからの分野ですが・・年齢や個人でのカロリー消費の違い・アルコール摂取量・・マクロファージの活性の違いなどで、ある程度の幅があると思われます。

コラム:
・前述のごとく、食糧難の時代(超低脂質食)には、オリーブオイルもクッキーも貴重な有益な食料であったはずです。「サバ缶」も同様です。
先人の健康に関する行いを真似するにあたり、「花咲か爺さん」のおとぎ話をお考えください。
花を咲かせるには、他人が理解できていない・「・深〜い背景の訳」があるはずです。

・近藤正二先生の著書(長命村・短命村に関する研究)の記述も、時代背景と当時の状況を考察すれば、白米(炭水化物)を多く食べる人たちが短命ではなく、短命になるべき背景を持った人たちが白米を多く食べていた。との解釈が正しいでしょう。糖質制限を信じる人たちは、体重や血圧よりも、もっと医学的に重要な“プラーク”という物差しがあることを学びましょう。

『ビルの壁の中を見ずして、安全を語るなかれ・・・血管の中を見ずして、動脈硬化を語るなかれ』

<マウスの実験で、高脂質食が動脈硬化(プラーク)を進行させることは確認済み>
2009年に発表された、ハーバード大学による極めて貴重な実験研究を紹介します。


視点を変え→餌の脂質量に注目すれば、新しい事実が見えてくる・・・。

この論文は、ハーバード大学などの共同研究ですが、基礎医学の超一流雑誌に2009年にすでに掲載されていました。・・・でも、世の中へのアピールは論文タイトルのごとく・・
「Vascular effects of a low-carbohydrate high-protein diet.」糖質制限食(炭水化物制限食)で高タンパク食がマウスの大動脈の動脈硬化を著しく進行させ(上図A&B)、大動脈弁の部位での断面におけるプラークの程度も著しく進行していた(上図C&D)・・という論文です。 6週間および12週間観察群で検討。

(マウスの寿命は800日程度で114週程度ですから 12週間は寿命の約1/10・・・人間の寿命を90歳とすると1/10は9年・・・つまりマウスの12週間は、人でいうと約9年間の観察結果となり、6週間だと・・4年半の観察結果となります。

4〜5〜9年も脂質摂取に無頓着な糖質制限をすると・・上図のマウスのような血管になります。

上図のTシャツを干したような写真の左右3本ずつ、上に出ている細いものが左右の頸動脈で赤く染まっているのが頸動脈のプラークです。シャツの脇のところに赤く染まっているのが、左右の鎖骨下動脈のプラークです。赤い染まりが濃くて大きいほど、プラーク堆積(動脈硬化)が進行していることになります。人間もマウスも・・プラークが溜まる場所は全く同じですね。

SC群:(日本食に近い餌?:後述) 餌の栄養成分表示(炭水化物65% 脂質15% 蛋白質20%)
WS群:(西洋食に近い餌) 餌の栄養成分表示(炭水化物43% 脂質43% 蛋白質15% コレステロール0.15%)
LCHP群:(低炭水化物食の餌)餌の栄養成分表示(炭水化物12% 脂質43% 蛋白質45% コレステロール0.15%)

炭水化物(糖質)が少ない餌を食べさせると、どんな変化がマウスに生じるか?の論文です。

しかし・・・脂質摂取の量とプラークを研究している立場からすると・・・餌における脂質成分量を増やすと・・著しい動脈硬化をきたすという結果であり・・・極めて有益な論文です。
(これは、昭和20年以降〜現在までの上述の日本人の食料データに極めてよく似ています)

上の図をよーくご覧ください。結果は写真とグラフが表しています。

論文のポイント
1)SC群に比べて・・WS群、LCHP群は両群ともに大動脈および大動脈弁の部位でも動脈硬化(プラーク)が際立って顕著です。

2)炭水化物(糖質)がSC群65%からWS群45%に減っただけで激しくプラークに差が出ていますが、LCHP群12%へ更に糖質を減らしても・・WS群とLCHP群との間にそれ程、顕著な差は認めません。
(これは単純にWS群、LCHP群ともに餌の脂質が45%と高値だからと思われます)

この実験結果から、糖質ではなく、脂質摂取量に最もプラークが関係しているのでは?・・という解釈が成り立ちます。
(SC群のマウスの脂質15%は、現代日本人の平均的な脂質摂取量13.8%と近似しています。)

3)高脂質食のままで(WS群、LCHP群)、タンパク質を多く摂取し、糖質をさらに減らすと(LCHP群)、動脈硬化はさらに進行する。

4)研究の終わりに、「SC群、WS群、LCHP群の体重を測定したら、LCHP群(糖質制限を厳しくした群)がSC群やWS群よりも体重が少なかった」。と記述されています。

マウス実験では解剖して血管の中を見る事が可能ですから、真実(動脈硬化の進行)が判りますが、糖質制限食を続けて・・体重計だけで健康になったと判断・自慢する様は・・悲劇です。

マウスの餌による実験は、人間の食事による影響を非常によく反映しています・・・ハーバードの研究者が真剣に詳細に実験研究されているのですから・・「マウスと人間は違う・・」などと、野暮なことは言いっこなしです。マウスと人間の遺伝子は97〜99%同じであることが最近判明しているのですから・・・。

ご飯を減らして健康になろうなど・・科学的に無理! 血管プラークと体重とどちらが大切?

もう一つ心配事です。「EPAが含まれているから・・「サバ」がいい・・」論理は・・あまりにも近視眼的です。医療の専門家たるものは動物実験の根拠もなく、臨床試験の根拠もなく、症例報告の詳細な分析もなく、単なる理屈だけで多くの人に特定の食べ物を勧める発言は危険過ぎます。

(科学者なら、個別の人に対して、栄養成分の摂取状況や消費カロリーを把握した上で、M-line という発想を踏まえて特定の食品を勧めるべきです)

「サバ缶」の成分表示を見れば、脂質が多いことは明白です。EPAが動物実験で動脈硬化を遅らせるという事実はありますが、それはあくまで純粋なEPAでの実験ですから・・決して誤解してはいけません。サバは植物プランクトンが産生するEPAを食べて、食物連鎖でEPAを獲得しているだけですから、サバのEPAには豚や牛と同じ成分の脂質が沢山くっついていますし、EPAだけ食べることなど・・無理です!・・豚や牛と魚は同じ脊椎動物で生物学的には近い親戚の生き物です。

上のマウス実験の食事をもっと深く考えてみました。 

平光美津子・杉山道夫著:「日本型食生活」の形成と変容 (東海学院大学紀要 3(2009)) 元データ:国民健康・栄養調査。(は加筆)

年代

脂質(g)、成分比率(%)

脂質/総Kcal 比(%)

蛋白質

糖質

(炭水化物)

総カロリー

(Kcal)

昭和21年

14.7g、(3.2%)

6.9%

59.2g

386g

1903 Kcal

昭和35年

24.7g、(5.1%)

10.6%

69.7g

399g

2096 Kcal

昭和51年

52.4g、(12.1%)

21.8%

78.7g

332g

2159 Kcal

平成17年

53.9g、(13.8%)

25.5%

71.1g

267g

1904 Kcal

「上記実験のSC群のマウスの餌は脂質が15%ですから、昭和51年〜平成17年以降の現代の日本食に近いのです。・・SCマウス群でも、12週目(人では9年間)には軽度の動脈硬化(薄ピンクに染まっている)を大動脈や右鎖骨下動脈近傍に認めていますね・・。

24週経過すると(人で18年)かなりのプラークがSC群のマウスでも堆積するに違いありません。

理想的と考えられる昭和35年の日本人の食事中の脂質は5.1%ですが、上の実験マウスのSC群は脂質含有率が15%です。つまり、昭和35年頃の日本人よりも3倍も多い脂質含有の餌をSC群のマウスは食べていたことになります。

もし、マウスの餌を脂質5.1%で実験していただいたら・・・12週でもプラークは認められない(薄ピンクに染まることもない)かもしれません。

脂質45%なんてとんでもない量ですが、だからこそ12W(人間で9年間)で驚くべきプラーク堆積状態です(上図A)。

1日の脂質量が70g(脂質/エネルギー比率ではおそらく30%以上:厚生労働省の基準以上)を超える人が現在の日本にはたくさんおられるはずですが、おそらく体重は肥満ではないでしょう・・でも、同級生の中で、真っ先に血管病で倒れる運命です。 サバ缶は1缶で30g程度、オリーブオイル大さじ2杯で26〜30gありますのでご注意ください。

私のM-line (1日脂質量25〜35g)仮説は過去の日本人の摂取脂質量から考えても、妥当ではないかと考えられます。

保健師、管理栄養士の皆様、研修医の皆様、上からの指示ではなく、プロとして興味を持って私の理論を検証してみてください。心筋梗塞後、脳梗塞後、認知症気味の人の・・ほとんどが発病の数年〜10年以上前から・・M-line を大幅に超えていただろうと推察されます。
(LDLや体重とは関係なく、高血圧の有無ともあまり関係なく・・脂質摂取量が最も大きなリスク因子では??・・脳梗塞・心筋梗塞の再発を防ぐには極めて重要なポイントです。)

今まで1日の摂取脂質量を測ることは控えていましたが、理論がまとまり、極めて多くの実例と矛盾しないことを確認できましたので、M-line 理論を公表しました。これは、発酵食品の脂質であっても、脂質の質に関係なく(超高級オイルでも)、脂質がどの原材料からであっても、脂質量に比例して忠実にプラークは反映されることを確認できたからです(私の中では“納豆事件”と呼んでいます)。
やはり、基本的に、科学には先入観や例外の発想があってはいけません。動脈硬化は医学ではなく、物理学的要素が最も大きく関係した科学だと・・つくづく思い知らされています。

<RAP食において、M-line未満に収めるために ・・脂質摂取量計算のための脂質量の豆知識>
ご飯1膳(白ごはん150g)=0.3x1.5=0.45g 1日4杯なら・・1.8g 。 6杯でも・・2.7g。
卵全卵1個=6.0g (白身の脂質=0g)
豆腐(絹ごし)1/4丁=3.0g (豆腐を食べないなら、納豆2/3個程度)
ブラックタイガー1匹(20g)のエビフライの脂質=3.2g
豚ロース肉1枚100gのロースカツの脂質=35.4g
ハンバーグ150gの脂質=20.1g
クロワッサン1個(40g)の脂質=10.7g
その他:主な外食の栄養価(脂質)は、東京都福祉保健局の健康ステーション「主な外食の栄養価」(検索)をご覧ください。大変参考になります。

<お菓子類でRAP食認定の何かありませんか? 人工甘味料ではなく・・>
昔ながらの“ポン菓子”いかがですか? ポン菓子は原材料:白米がベスト・・とうもろこし・玄米よりも、白米のポン菓子です。
バラバラのポン菓子は食べにくいし・・食べだしたら1袋食べてしまいます・・・。小さな小袋入りの商品がお勧めです。私の好みで言えば“いきなりまんじゅう”“おはぎ”などですが、食べ過ぎにはご注意ください。

ただし、低血糖=“ひもじい思い” の時間帯は、プラークが減っている時間帯と考えて、30分〜1時間は毎日ひもじい気持ちを我慢してください。ひもじい時間帯を長くすることで、長寿遺伝子「サーチュイン(Sirtuin)」が活性化され、細胞レベルの修復機能が活性化されます。つまりひもじい時間帯を設けることは、脳組織や血管の浄化作用が作動している時間帯と・・ポジティブにお考えください。

<大豆食品で腎機能が悪化することがありますが・・それは脂質過剰が原因です(私見)>
私の見解では、大豆のたんぱく質が腎障害の原因ではなく、大豆の脂質が腎動脈の血管壁に堆積することが原因だと思います。
腎障害に大豆・豆乳・豆乳ヨーグルト・納豆・炒り豆などはNGですが、大豆と同じ位のタンパク質含有がある“そら豆”や小豆、グリーンピースなどは腎機能障害があってもOKです(私の見解)。
タンパク質が腎障害を助長するなら・・肉も、魚も、エビも、貝類も、小豆(あんこ)も、そら豆も制限すべきですが・・?。本当に食べるものは無くなります。

日本腎臓学会によると、「腎臓が悪い人は、標準体重が60Kgだとしたら、1日のタンパク質を36〜42gへの制限を推奨(一般的なタンパク質摂取は1日に80g程度)」

このことを踏まえて、「腎臓食ではタンパク質を摂り過ぎない・・だから・・たんぱく質が含まれない、サラダ油、マヨネーズ、オイルのドレッシングは少量でも高エネルギーですから・・上手に使いましょう・・かといって、蛋白質不足はいけません・・と。」などと指導されています。・・これは、プラーク治療の立場からすると・・本当に困惑です・・・。

しかし、そもそも腎臓病は生活習慣病などの動脈硬化と深い関わりがあるとされています。その動脈硬化の原因がプラークですから・・・サラダ油やマヨネーズ、オイルドレッシングなどを多く摂るとなぜ腎臓に悪くないのでしょう? (多くの場合はM-line を超えているはずです)

腎臓病予防のための食事療法が進歩していない?、深く真剣に研究されていないのでは?・・と感じられます。・・なぜなら・・透析や腎移植すれば済むのですから・・・臨床医、研究者の責務としては。

<ノンアルコールビールビールの『つまみ』に・・“そら豆”を推奨>
茹でた“枝豆”100gには(脂質6.1g)「タンパク質11.5g」が含まれています。
茹でた“そら豆”100gには(脂質0.2g)「タンパク質10.5g」が含まれています。

日本の“焼き海苔”や“味海苔(油脂添加なし)”も『健康つまみ』として上位にランクできます。いずれも食べ過ぎても問題ありません。

平成時代が過ぎた後の、これからの時代の健康豆は“そら豆”です。納豆を“そら豆”で作ってもらえませんか?きっと美味しいと思います。 そらまめ豆腐・・作れますので販売してください。

「大豆栽培」に補助金ではなく、国民の健康のためには、「そら豆栽培」に補助金を。

『2019年3月19日現在、このサイトを含めた複数のサイトが急に検索困難に陥っています。それでも内容を更新しますが、更新内容をお読みいただけたらすごくラッキーだと思います。口コミだけの、まぼろしのRAP食でいいのでしょうか・・検索エンジンの自浄作用に期待します。』

2019年5月31日 追記

<『青魚が健康に良い・頻回に食べよう』は・やっぱり危険な教えです >
魚に20%程度しか含まれていないEPAやDHAを魚から過度に摂取するということは・・・魚に含まれるEPA・DHA以外の80%を占める他の脂質も過度に摂取することになります。

魚のEPA・DHAのみ箸で食べ分けることなど不可能ですよね。

日本の大規模な疫学調査でも、魚の過食により・・・心筋梗塞などで死亡する例が増えることが記録として残されていました。動脈硬化の未来塾 94)の記事の後半部分をご覧ください。

<近藤正二先生の研究から、魚の摂取法を学ぶ>
「長寿村ニッポン紀行」(近藤正二著:昭和47年6月発行)によれば、
三重県桂城村(現:紀北町島勝浦・白浦あたり)と尾鷲市須賀利町は短命村。
70歳以上が人口に占める割合:桂城村(男:2.1%)、(女:2.2%)、須賀利町は(男:2.4%)、(女:1.58%)・・・一方で、同じ沿岸の甲賀村(志摩郡)では(男:6.8%)、(女:8.3%)

桂城村や須賀利町の男女共、甲賀村の男女より3〜5倍も早死に!と言えそうです。

近藤先生はその原因として、「桂城村と須賀利町共に、沖合漁業(ブリ漁)や遠洋漁業(マグロ)を中心とした生業」であることを挙げられています。家庭では普通に“マグロの刺身が皿に山盛り食卓に上り・・”との記載や、“女が畑で働くと男の恥”とみられていたそうで、野菜不足が全村に及んでいる・・と記述されています。  

上記の書籍に、近藤先生へのインタビュー形式の返答(P245)があって・・今日のお昼の魚はどんなものでしたか? の問いに・・
近藤:「今日は生魚がなくて、かんづめのサバでした。サバの水煮というのは、一かん30円ぐらいのものですが、私は六回食べられるんです。魚だけで一回五円ぐらいのものです。」

長寿・短命研究の父とも言える・・食と健康の達人の言葉です。

<近藤正二先生の研究から、白米の摂取についての考察>
近藤先生の研究と、私の研究で唯一の不一致点は・・・近藤先生がおっしゃる「白米の大食が短命の原因」。

でも、桂城村や須賀利町などが白米を大食する地域とされていますが、上記で解説した通りに、原因は白米を大食ではなく、大魚の切り身の多食では?

また、秋田県の米どころの白米の大食地域(平均で1日6.6合食べ、農繁期は平均一升1合)では、農村でありながら野菜を全然作らず(1粒でもコメを作りたいため)・・動物性の食品、魚や肉はほとんど食べません・・たまに食べる時、魚を食べ過ぎるほど食べる・・おかずは漬物と塩辛い味噌汁・・と、記述され脳溢血(脳出血・脳梗塞)などで倒れる・・70歳まで生き延びる人は極めて少ないと・・、白米の大食という行いが本当に短命につながるか疑問が残ります。

極度の栄養バランス失調(過剰な塩分摂取&極端な脂質摂取不足)が短命の理由であって、白米をたくさん食べたからではないのでは・・。

<糖尿病が心配な方・・是非お読みください>
私の研究では白米の摂取量とプラークとの関連性は認められません。

また、厚生労働省の国民健康・栄養調査によれば、日本人の昭和35年(1960年)の炭水化物摂取は男女の平均で1日当たり399g、一方・・平成29年(2017年)の炭水化物摂取の平均は約253gです。 現代人は昭和35年よりも・・36.6%も炭水化物を減らしたのに、脳梗塞・心筋梗塞・認知症・糖尿病の発症は“うなぎのぼり”です。

1日の脂質摂取量も・・糖尿病の発症例も・・うなぎのぼりです。

したがって、糖尿病の発症原因は・・脂質の過剰摂取と推論するのが自然です。
(タンパク質・総カロリー摂取は、昔も今もほぼ同じだから)

ですから、白米の過食は動脈硬化や糖尿病発症の根本原因ではないといえます。

単純に・・白米を減らせば血糖値が下がるから、糖尿病の原因は白米であり、白米を減らせば糖尿病が治る・・・的な考えはあまりにも単純かと。

物事は、本当の発病(発症)の原因を正さなければ・・根本的な治療にはなりません。
糖尿病の主な根本原因は“脂質過剰摂取”と考えられます。

糖尿病を発症していない方々、糖尿病予備軍の方は・・“糖質”を減らすより・・まず・・“脂質”を減らしましょう。  これが科学的な思考です。

それが、正しい疫学調査・統計の読み方・理解の仕方ではないでしょうか。

<カップ麺・・・ご注意ください・・・特に青森県の方>
テレビの影響で、カップ麺がよく売れているそうです。
前回、2019年3月に記載した『RAP食』のM-line の理論で考えましょう。

食事を3回食べて、さらに間食としてカップ麺をたべる?・・その成分表・・・脂質は何グラムですか?・・

1日の脂質摂取がM-lineをオーバーすれば、プラークが溜まりだします。
脂質の少ないカップ麺は皆無ですので、カップ麺大好き人は脳梗塞・心筋梗塞・認知症へまっしぐらでしょう・・・気になるデータがあります・・

青森県は「カップ麺消費が全国一位」・・都市伝説ですが・・青森県が平均寿命で20年以上も最下位なのは・・「カップ麺の食べ過ぎでは・・」・・とありました。 するどい!・・その伝説は正解かもしれません。

専門家は、塩分や添加物などを指摘しますが・・・実は・・悲しいことに・・脂質の過剰摂取を問題視する専門家は極めて少ないです。

脂質の少ないカップ麺を調べてみました。普通のスーパーに置いてないのが難点。
日清麺職人・・・台湾麺線風鰹とろみそば・・・1食(77g)当たりの脂質=1.6g
日清麺職人・・・沖縄そば・・・1食(71g)当たりの脂質=1.6g
半分残せば、脂質1gを切る低脂質商品です。

アーモンド1個の脂質=0.54g
台湾麺線風鰹とろみそば:脂質1.6gの1食はアーモンド3個分の脂質。

私の休日の昼の定番は、日清製粉グループの“川田製麺”の讃岐うどんです。夏はざるうどん、冬は湯だめうどん・・おろし大根たっぷりに“めんつゆ”入れて・・

脂質が少ない乾麺でも美味しいです。好みの麺や“つゆ”を探して、一手間かけてはいかがでしょう。たっぷりの大根おろしやネギ類はRAP食にお勧めです。

思えば、もう何年も「カップヌードル」や「カップ焼きそば」を食べていません。私のRAP食を信じる人たちもおそらくそうでしょう・・

<アボカドは、現代人にとっては、プラークを悪化させる可能性の高い果物です>
動脈硬化の未来塾 95)

2019年6月25日 追記
<市販のカレールーはダメですか?>
スーパーでは見かけませんが、脂肪0のレトルトカレーなどがネットで購入できます。
どうしても、スーパーで買いたい場合は、ハウスバーモントカレー(カロリー50%オフ)の商品なら1皿分の脂質が1.8gですから、M-lineの理論から・・時々食してもOKです。私も、時々食べますが、味もまずまずです。カレー粉で作る自分のカレーと比較してみてください。 加工食品は全て、脂質が低い商品をチョイスしましょう。

2019年10月21日 追記
<脂肪0ヨーグルトでもプラークに対する影響に差があります>
脂肪0のヨーグルトは脂肪0.0gではありません。多くの商品は100gあたりの脂肪(脂質)量が0.2〜0.4gです。約1年間の各メーカーの脂肪0ヨーグルト&プラーク観察から、商品によって、大きく差が出ることを実感しています。乳酸菌でも、ピロリ菌・インフルエンザウイルス・抗メタボなど得意分野がありそうですが、プラークに関してもありそうです。RAP食の推奨品は、某メーカーの食べるタイプのプレーン味(標準推奨 1日置きに30g/日)ですが、甘い味のヨーグルトの乳酸菌は死んでいます。生きている乳酸菌がいれば、甘い糖分を必ず分解するからです。その商品のヒントは 動脈硬化の未来塾 100) に記載。それ以外のヨーグルトは、現在お勧めしていません(観察結果から)。(標準推奨量は2021年4月29日に修正)

<糖質制限食&MEC食はやっぱり危険です・・でも、RAP食なら救われます>
再三、警鐘を鳴らしていますが、脂質摂取に無頓着な考え・教えは極めて危険です 動脈硬化の未来塾 102) 。 その教えの出所が医師や医学会レベルであってもです。食に関する医学会の研究は、皆さんが思われているほど、正しく進化していません。

注意:)このブログだけを読まれて安心されるのは禁物です。動脈硬化の未来塾1)〜102)に進化型のRAP食の指導を掲載した場合は、このブログに記述していない場合もありますので、必ずお知らせ欄もご確認ください。

<高血圧と体重減少が希望なら・・リバウンドしないRAP食がお勧め>
血圧安定と体重減少など・・ささやかな望みなら・・RAP食は即効性があります動脈硬化の未来塾 96)  が、・・そこは健康願望のゴールではありません・・プラークを十分に下げる必要があります。プラークが少しだけ改善しても、血圧は低下します動脈硬化の未来塾 96) ので、プラークの増減をエコーで確認する必要があります。

 

血管エコーでは目標(プラークの退縮)が見えるので現代の内科外来では必須です。

スポーツも目標が明確なので目標を見失うことはありません。

ラグビーのW杯・・一次リーグを突破しても決して笑わない・・稲垣選手・・喜びを抑制している・・リーチ選手。志が高い人物だと感心しています。目標は世界一の優勝なのでしょう。

血圧下がった・・体重減った・・LDLが下がった・・そこは本当の健康の目標ではありません・・・プラークが充分に減るまでは、安心しないようにしましょう。敵は春夏秋冬いつでもやってきます。

<JPHC コホート研究(魚摂取)が正しく考察されていない現実・・という困惑>
『魚が健康にいい』と言われて・・努力して頻回に食べると・・3倍も心筋梗塞で死ぬことに!

内科・外科の先生へのお願いです。ホームページや講演などで・・青魚を頻回に食べるようにお勧めいただくことは、ご遠慮願いたいと思います。せめて、科学的には「魚は週に3回程度食べるのが適量」で、食べ過ぎは危険である旨、ご案内ください。JPHCコホート研究の真実から。


日本で最も権威ある施設で、大規模に疫学調査(魚摂取と虚血性心疾患の発生に関する研究、対象:約4万人、期間:11年間)を行ったグループからの研究結果報告ですが、

「魚を週に4〜8回食べる群」は、「魚を週に3回食べる群」より、生存できた心筋梗塞・突然の心臓死・狭心症のリスクは半分でしたが(上表)、死亡した心筋梗塞・突然の心臓死は3倍も多かった。」という、事実があります(上表)。

この、一見相反する結果はどちらも真実です。その考察ですが、
1)魚に含まれるEPAは、動物実験において、濃度依存性に冠動脈収縮抑制作用がある(Nakao F,et al. Circ Res. 2002;91:953-960 )ことが報告されていますので、魚を多く食べると、心筋梗塞の生体防御機能(狭心症の症状:胸の圧迫感、痛み、左顎痛など)である冠動脈の攣縮(痙攣性狭窄)が生じにくくなります。
したがって、「魚を週に4〜8回食べる群」では、冠動脈のプラーク肥厚がかなり進行するまで狭心症状が出にくくなり、高度の冠動脈狭窄が生じるまで、病院へ受診しないことになり、多くの例で命を落とす結果になったのでしょう。

「備考:山口大学大学院医学研究科(小林 誠 教授、他)によれば、血管の異常収縮を引き起こす物質(SPC:スフィンゴシルホスリルコリン)をEPAが抑制することは確認できたが、DHAはほとんど効果がないか、弱い抑制効果しかなかった。また、臨床的にも、EPA:1800mg/日を3日〜2週間投与したところ、血管異常が起きなかった。」

2)私の研究ですが、魚の好みで「普通」群より「大好き群」の方が、有意にプラークが肥厚していました。動脈硬化の未来塾 45)  つまり、「魚を週に4〜8回食べる群」は、「魚を週に3回食べる群」よりも、冠動脈のプラークの肥厚が進行していたものと推察されます。

以上の2点で、魚を頻繁に食べた群は、普通に食べていた群よりも、心筋梗塞による死亡例が増加したものと理解できます。


同じ論文の図に、論文のデータ(前表)を参考に私が加筆しました。
グラフでも「Q3〜Q5: 魚を週に4回以上食べる群」は・・「Q2: 魚を週に3回食べる群」よりも心筋梗塞で死ぬ( Fatal coronary Events )確率が3倍前後まで・・高まることが・・明瞭におわかりでしょう。

これでも・・「サバ缶」や「脂ののった魚」を・・頻回に食べ続けますか??

備考:研究チームは、魚は多く食べる方が健康にいいだろう・・という仮説を立て、Q1:(魚を週に1回)群を基準にされたのでしょう。でも、今までの標準的な日本人は、本能的に魚摂取を「Q2: 週に3回位」にしていたのではないかと思います。

基準のグループをQ2にすることで、魚をあまり食べない群(Q1)は心筋梗塞死が多いことが判明するなど、新たな事実が浮かび上がりました。同様に、私の研究でも、「魚を嫌いな群」は、プラークが堆積する傾向にありました(書籍 P191)。

私の魚の好み(摂取料や回数を最も左右する)とプラーク肥厚に関する研究結果とJPHCの結果はほぼ一致する結果だと思われます。

2019年11月8日 追記
<緊急安全性情報:脂肪0のヨーグルトはメーカー(種菌)&摂取量にご注意ください!>
RAP食が・・ほぼ完成と思っていたら・・まさか?・・と、またも驚愕の事実ですが、思わぬ伏兵が出てきました。

それは・・脂肪0ヨーグルトです。
1)Case1: 某メーカー(A)の脂肪0ヨーグルト(乳脂肪分0.4%)200gと市販の無脂肪牛乳150ccを、6ヶ月間、毎日摂取していた人のプラークが、顕著に増加しました。
2)Case2: 某メーカー(B)の脂肪0ヨーグルト(乳脂肪分0.4%)を、6ヶ月間、毎日350g摂取した人のプラークが悪化しました。
3)Case3:某メーカー(C)の脂肪0ヨーグルト(乳脂肪分0.4%)を、3ヶ月間、毎日300g摂取した人のプラークも悪化しました。
4)Case4: 某メーカー(D)の脂肪0ブルガリアヨーグルト(乳脂肪分0.2%)を、毎日200g摂取していて、プラークが改善(減少)中でしたが、毎日350g摂取へと増量したところ、プラークが悪化(増加)へ転じました。
5)Case5: 某メーカー(D)の脂肪0ブルガリアヨーグルト(乳脂肪分0.2%)を、4ヶ月間、毎日400g摂取した3人のプラークが、悪化しました。今後は1日70〜100gの摂取をお勧めいたしました。
6)Case6: 某メーカー(D)の脂肪0ブルガリアヨーグルト(乳脂肪分0.2%)を, 4~6ヶ月間、毎日200g摂取した10人のプラークが、悪化しました。いずれも1日の摂取量を70〜100gに指導しました。(Case 6は2020年1月7日追記)

以上の事実関係から、
脂肪0ヨーグルトでも、適量があることを確認しました。・・・「過ぎたるは・・及ばざるが如し」・・でした。

事実関係の確認作業を続けていましたが、「脂肪ゼロだから・・」と、安心して多めに食べられている方が多く、注意喚起が必要と判断いたしました。特に、遠方から当院へ定期的に通院中の皆様におかれましては、くれぐれもお守りください。RAP食はまだ進化途中です。

Case1は経過を追えていませんが、Case2&3は他のメーカー(D)の脂肪0ブルガリアヨーグルトに変更して、量を制限したら、プラークが改善中です。

その他、多数例の観察から、

※「RAP食の推奨ヨーグルト&量」は、「明治の脂肪0ブルガリアヨーグルト(プレーンタイプ)を1日置きに30g/日」 と致します。(2021/4/29修正)  ・・なお、推奨品第一位(必須)のトコロテン200〜500gの毎日摂取との併用が効果的です。 (2020年1月7日修正) (2020年7月15日再修正)

(実際には明治の脂肪0ヨーグルト130gを週に3〜4回、200gを週に3〜4回でも効果に全く差異を感じませんので、毎日ヨーグルトを食べなくてもOKです。70g以上の毎日摂取はお勧めできません。 脂肪0ヨーグルトに、バナナ以外の果物、ジャム、蜂蜜、甘酒などの添加はOKです。)

なお、明治の脂肪0ブルガリアヨーグルトを種菌にして、無脂肪牛乳で作った自家製ヨーグルトもOKです(綺麗に固まる必要はありません)。実例で確認済みです。でも、適量(上記)をお守りください。

ブルガリアの長寿村から輸入した種菌は、長寿村“=プラークが少ない村” に貢献しているのでしょう。「ブルガリアの長寿村の長生きの秘密はヨーグルトにある・・」とはロシアのノーベル賞受賞学者の考えです。・・・では・・なぜヨーグルトが?・・を科学すると・・私の多くの症例でのプラーク観察結果から、「長寿村で食べられていたヨーグルトに住んでいる菌が、プラーク減少に貢献していたから」であろう・・と考えられます。
(人は年齢ではなく・・プラークが多い順に“T-maxが高い順”に倒れます・・私の書籍参照)

プラークの減少に貢献できる菌の見極めは・・プラークが増加する多くの因子を排除して、RAP食を実行中の人のプラークを観察しなければ・・困難でしょう。

“動脈硬化に貢献できる乳酸菌の特定”・・・この調査に1年以上を費やしたことになります。

実は、動脈硬化に関する疫学調査結果の・・“なぜ”を・・科学的に説明できるのは・・プラーク研究だけなのです。
(先に記述した、魚摂取と心筋梗塞との新たな関係性も、プラーク研究がなければ永久に闇の中)

<日本も中国も大変なことになっています・・・>
25年前、中国から日本へ移住された66歳の中国人:女性からの話ですが、最近中国(地方都市)へ帰ったところ・・「昔の高校時代の54人の同級生中、男性10人と女性2人(計12人)が脳梗塞または心筋梗塞で他界していました・・大変ですよー」と、非常に驚いて話されました。
亡くならずに障害を抱えている同級生はもっといらっしゃるでしょうね・・・。
国が豊かになるということは・・こういうことなのでしょうか。

2019年12月9日追記
<RAP食は「過剰な脂質」の摂取をしないこと・・・だけではありません>
多くの方は、RAP食での推奨食品・食物を守られた上で、脂質制限もされていますのでプラークの治りは良好ですが、・・治りが良くない方で、推奨の食べ物摂取をおろそかにしているためだろうと思われる症例も経験します。

そこで、RAP食の理論とその効果(プラーク退縮)の仕組みを、もっとわかりやすく図解で説明いたします。

リスクレベル3〜4の方は、トコロテンは毎日260g以上をいただきましょう。必須と言える食物で、当院では薬扱いです。 「寒くなったのでトコロテンを食べるのを止めた・・」など、図の説明に記載のごとく、ご自身に極めて不利益なこととなります。

どんなに脂質の少ない食品だけを摂取しても、脂肪の集合体であるプラークが減る道理はありません。

以下の図は、アルコール摂取の抑制と脂質制限は、プラークの堆積要因を減らすことでは極めて重要でRAP食の必要条件ですが、十分ではないことを説明しています。

プラークを食べる免疫細胞の貪食能を上昇させる努力をしなければ、プラークは思うように減りません。・・という説明の図解です。


(上記の図:2021年4月29日に修正)
脂質制限しますので、必要な脂質とその他の必要な成分をバランスよく摂取できるようにすべきです。植物の全体食として“海苔”を、動物の全体食では“卵、極小いりこ(煮干し)、アサリなどの貝類、小エビなど”の全体食を推奨。

きびしくRAP食をするとVit B12欠乏症(低色素性ではない貧血が主な症状)傾向になりやすいので、明太子またはウニ(時々少量)、鳥のレバー(時々少量)を推奨。これらの食品摂取にも気を配りましょう。

<運動しても・・代謝を高める努力をしても・・プラークが減りにくい理由>
運動や、カロリー制限すると・・・脂肪肝やメタボの内臓脂肪はどんどん減ります。でも、プラークは基本的に減りません。単なるダイエットが動脈硬化の予防や治療に効果がないのは科学的に説明簡単です。

脂肪肝や内臓脂肪の脂肪は・・細胞内に蓄えられ・・その細胞の体積は何倍も・・何十倍にも膨らみます。メタボ・脂肪肝の本態は、生体が将来の飢餓状態に備えた脂肪の貯金なのです。ですから、その預金はすぐ使えるように・・ミトコンドリアが備わった細胞内に蓄えています。

いざという時には、ミトコンドリアが脂肪をエネルギーとして燃焼させることができます。
すなわち、脂肪肝やメタボの脂肪は、火力発電所の燃焼室内の石炭なのです。

ところが、プラークの脂肪は・・動脈壁の細胞外に積もっているだけですから・・火力発電所の広場に置き去りにされている石炭であり・・火力発電所が運動や、低カロリー食で稼働し始めても・・・どう考えても、広場の石炭(プラーク)は燃えません(減りません)。

カロリーダイエット、運動ダイエット、代謝を高めるダイエット、アルコールや脂質制限のない糖質制限ダイエットなどで・・体重は間違いなく減らすことが可能でしょう・・でも・・・プラーク(動脈硬化の本態)が減る科学的な道理はありません。 

ただし、運動で気分転換になり、免疫能がアップすれば、プラーク退縮には貢献できるでしょう。
基本的に、プラーク(ゴミ)は、物理的に免疫細胞が貪食しなければ減ることはありません。

現代人が、痩せているのに脳梗塞や心筋梗塞になる道理はここにあります。(2019年12月7・14日週刊現代)


2019年12月17日追記
<RAP食なら、中性脂肪(TG)が高いままでも・・プラークは退縮するけど・・なぜか?>
動脈硬化の未来塾 98)の症例提示で、中性脂肪(TG)が1000以上で2年間も経過したのに・・なぜプラークが改善したか? 掲載時には、その答えが明確に理解できていませんでした。
しかし、どうやらその答えが見つかりました。

以下の図をご覧ください。この症例の事実関係から考察できるのは・・「肝臓で生成され、血液中に放出されるVLDLは動脈硬化をおこさない(血管を汚さない)」という事実に基づく仮説です。

RAP食をしているのにTG 値があまり下がらない・・ 健診で脅される・・それは体質(肝臓で多くのVLDLを生成している)ですので、心配無用です。

食事をRAP食にしていても、肝臓でのVLDL産生が多い体質の方はTGがあまり低下しません。
しかし、TG中のカイロミクロンは低下しますので・・ご安心を。


<RAP食なら、LDLが高いままでも・・プラークは退縮するけど・・なぜか?>
体質による高TG 血症と同様に、私の長年の血管プラーク観察結果から、「肝臓で生成されるLDLコレステロールはプラークの原因になっていません・・このことは、肝臓で合成されるLDLやVLDLが動物の血管を汚すのであれば・・それは合理的な生物の進化とは言えません。何らかの仕組みでLDLやVLDLは血管壁に蓄積しないのでしょう(その仕組みを解明できたらノーベル賞かも)。なぜなら、進化・生物の仕組みには常に合理性が存在するからです。



スタチン剤(コレステロール低下薬)を、副作用で止めた人たちはラッキーです。スタチン剤を止めるとLDLは上昇しますが・・決して・・決して 「LDLが高くなった→危険が増す・・」と、脅されてはいけません。8割のDrが心配してくれますが・・“耳なし芳一”になりましょう。

スタチン剤の発明は、人類にとっては・・決して「幸」ではありません。人類の細胞に共生しているミトコンドリアには毒薬なのですから・・。

思考停止から抜け出すために、上の図で、私の考えを批判しながらご自身でお考えください。判定にプロの発想は必要ありません。物事の道理でお考えください。

「プラークが減って・・LDLが高くなる・・」
「プラークが増えて・・LDLが低下する・・」 あなたはどちらを好みますか? 「LDLが最高の動脈硬化進行のシグナルである・・」、とマインドコントロールされているあなたの価値観はかなりの時代遅れかもしれません。


2020年1月7日(追記)
<脂肪0ブルガリアヨーグルトでも・・毎日200g以上・・食べていませんか?!>
現在まで、脂肪0ブルガリアヨーグルトを毎日200g食べていた方で、10人のプラークが悪化しました。 同様な症例が増加中です。
**RAP食での脂肪0ブルガリアヨーグルトの推奨摂取量は1日置き30g/日(2020年2月18日付で修正)(2020年7月15日再修正)(2021年4月29日再々修正)といたします。
(11月8日の記事も修正しました)
脂肪0ブルガリアヨーグルトは食べないよりも食べた方が断然良く、1日の量は厳格にお守りください。“生き物”であるマクロファージのために、毎日食べましょう。
その他に、合わせての、各種の乳製品の摂取はお控えください。
(当院へ通院中の方は、次回の診察を待たずに即刻お守りください)
脂肪0ブルガリアヨーグルトの場合、乳脂肪分が0.2%ですから、200gでの脂質は2x0.2g=0.4g/日摂取です。プラーク悪化の原因は不明ですが、脂質計算以外の何らかの影響があるはずです。
ただし、他の食品で、1日+0.4g程度の脂質を余分に摂取しても問題ありませんので、いたずらに普通の食品の脂質量に神経質になる必要はありません。
(脂肪0乳製品の50〜60g以上の毎日摂取が、なぜプラークを悪化させるかの、答えの一つが判明しました。時期をみて掲載いたします。2021年4月29日記載)

2020年1月21日追記
治療目的なら、トコロテン(薬です)を毎日260g以上は食べるようにしましょう>
毎年ですが、冬にトコロテンを食べない人が多く、当然治りが悪い人が多くなります。当院ではトコロテンは“お薬”扱いです。130gは食物繊維が多いお野菜として、130gは“お薬”と思っていただきましょう。トコロテンを食べなければ、基本的にRAP食ではありません。

治りが悪いのに、トコロテンを食べていない人は・・トコロテンの何がいいのですか?・・と必ず質問されます。トコロテンのプラークを減らす成分の存在を確認できれば食べてもええよ・・とのお考えでしょうか?・・・そんなのがわかればノーベル賞をいただけますし、タミフル(インフルエンザの特効薬;原料は香辛料の八角)などの植物由来の高価なお薬として製品化が可能です。

そもそも、プラークを減らす生薬は人類史上・・存在しません。
つまり、中国4000年の歴史でも、突き止められていないということは、血管エコーなしに、「人類が理詰めで4000年間も研究しても、プラークを減らす漢方(食物)は見つけられなかった。」もちろん「現在に至る西洋医学の歴史上もプラークを減らす薬は存在しません。」・・という事実をご存知でしょうか?
そもそも、血管プラークを1/100mm単位で測定できるようになったのはまだ10年ほど前ですので、食品とプラークの関係を調べることのできる漢方医や西洋医は存在しなかったので無理もありません。

血管プラークを減らす(進行をおくらせる・・ではなく)のに貢献する食品の発見は革命的なのです。

“トコロテン”がなぜいいかというと、理由は簡単です、「食べているとプラークが減りやすい。食べていなければプラークが悪化しやすい。」・・これだけで十分です。本日も、トコロテンを止めただけでプラークがかなり悪化した人を経験しました。

これは、科学的な測定による観察結果です。・・私のエコー技術と観察眼を信じる人だけ、生薬として摂取ください。

(ただし、甲状腺機能亢進症の方は、現在は安定していても、トコロテンは控えた方がよろしいでしょう。甲状腺機能低下症の方や橋下氏病の方は、1パック(130g)摂取しながら、担当の先生にご相談ください。)

冬でも、コシのある・美味しいトコロテンを・・毎日いただけるように、トコロテン注文書ができました。
よろしかったら、ご利用ください。(FAXで注文:代引きで支払い;詳細は注文用紙に記載
私は、1日2パック(130gx2)いただいています。


FAX注文用紙(PDF)のダウンロードはこちら


このトコロテンの“あごだしスープ”の品がお勧め。

冬は冷たいので、以下の食べ方が推奨です。
@ やや大きめの紙コップにトコロテンを内容液ごと移し、A好みの濃縮麺つゆを入れ、Bポットの熱湯を器に50〜60cc注ぎます。

(スープが薄まり、麺が人肌くらいに温まり、カップヌードル風に美味しくいただけます。熱湯で薄め・温めると、冬でも毎日、飽きずにいただけます。夏は、冷たいミネラルウオーターの同量を注ぎます。スープなしのトコロテンも提供されています。)

プラークを減らすのが望みなら、1日2〜3パック(260〜390g)がお勧めです。
ただし、トコロテンを食べただけではプラークは減りませんので、その他のRAP食の約束事をお守りください。

<脂質を制限し、努力しているのに・・プラークが減らない人>
よくあるケース
1)アルコール摂取に問題はないか? たまにでも多く飲酒していないか?
2)脂質を減らして・・それがRAP食と勘違いしている人・・食品を全て脂質0にしてもプラークは減りません。減るのはマクロファージなどの免疫細胞(薬師如来様の化身仏)のお陰。
免疫細胞に心から感謝し、トコロテン(高品質トコロテン≧260g/日)、野菜たっぷりの味噌汁のごった煮を、できるだけ毎日食べているか?
3)冷たいから、飽きたから、面倒だから、好きでないから・・と、食物・食品をリスペクトしない自分勝手な性格になっていないか? 体重が減ったから、血圧が下がったから、LDLが低下して健診で褒められたり、薬でLDLが下がったのでDrに褒められたり・・それで安心していないか?
4)脂質0g表示のヨーグルト・乳製品を1日50g以上食べていないか?

2020年2月18日 追記
<緊急安全性情報!脂質0gヨーグルト(ブルガリア菌でも)の摂取量に関して>

2019年11月8日の緊急安全性情報のCase 1 (某メーカーの脂肪0ヨーグルト商品200gと市販の無脂肪牛乳150ccを毎日6ヶ月続けていた方が、・・我が目を疑うほどに・・激しくプラークが悪化しました。1例でも・・驚愕の事実でした。)
この症例以降、脂肪0表示の乳製品に関して、メーカーの違い・摂取量などに関して注視してきました。

その結果・・菌の種類、含有脂肪分の%、摂取量などに関して検討し、

「最も良かれと推奨したブルガリア菌の脂肪0ヨーグルトでさえ・・落とし穴がありました」
・1日200gを毎日摂取したためにプラークが悪化したと疑われる症例を、現在まで19例
・1日130gを毎日摂取したためにプラークが悪化したと疑われる症例を、現在まで 4例
・1日40g以内の毎日摂取の場合には、プラークの悪化を疑う症例は認めませんでした。(2021年4月29日修正)

「メーカーを問わず・・脂肪0ヨーグルトを毎日摂取していた人では」
・1日200g以上を毎日摂取したことによる、プラーク悪化を疑う症例は32例です。
(上記の19例を含む)。

脂肪0表示のヨーグルト(ブルガリア菌)の推奨摂取量を 隔日:30gとします。
(週に2〜4回の摂取でも、1回の摂取量は30gまで!厳守を)

(脂肪0ヨーグルト摂取量を減量摂取してプラークが改善している方を・・軒並み経験中)

今までの経験から、脂肪0ブルガリアヨーグルトは、食べないより食べた方が治りは良いです。
そのために・・・一時期・・摂取量の増量を推奨したのですが・・完全に失敗でした。

RAP食の正しい道を作るに際し、上述の『脂肪0ヨーグルト、乳製品の脂肪0』の想定外の影響(驚愕の事実)は、避けては通れない一番の難所だった気がします。

『脂肪0ヨーグルト、脂肪0の乳製品』いずれも、脂質計算の際は、例外扱いでお願いいたします。 (脂肪0の乳製品:プラークの観察結果から・・未知のファクターまたは影響が存在か!?)

タンパク質摂取のために乳製品に頼るのは得策ではありません。脂肪0のプロテイン摂取なら、牛乳由来ではなく「植物由来の脂肪0プロテイン」にすべきです。

<ひどい風邪にならないために・・新型肺炎でも・・重症化しないために!>
当院へ通院中の方ですが・・「昔はよく風邪ひいていたけど、最近はほとんど風邪をひかなくなった」、「風邪をひきそうでもすぐ治る・・」との言葉をよく耳にします。
(「RAP食とアルコール・たばこ制限のおかげ」)

そして今年の風邪のシーズンですが、まだ1例だけ11月頃に風邪薬を処方しただけです。その方は、脂肪0ヨーグルトは摂取されていませんでした。

なお、一般的には、
発熱や咳があるのに、仕事で出勤したり、出張したり、付き合いでアルコールを飲むなど・・風邪をこじらせる大きな原因です。(このことは、みなさん納得される事柄でしょう、私もそうでした)

新型肺炎も“風邪”の一種です。
「微熱」(37.0度以上)や、「喉の痛み」、「咳」、「鼻水」など、“かぜ”かな〜と思ったら、薬局で漢方薬の“葛根湯”(液体or粉末)を買い求めて飲用(服用)して、決してアルコールを口にせず、栄養をつけて、緑茶・紅茶などの温かい飲み物を頻回に飲むなどして、体を温め、安静にする(仕事など休む)のが“風邪”をこじらせない秘訣です。

報道によれば、新型肺炎と診断された40代の男性のエピソードです「呼吸器症状(2月2日)が先に出て、2月5日に発熱し医療機関に受診・・症状があるのに・・無理をして・出張して(2月10日)・・・症状が改善しないので2月12日に入院。 男性は重症。 糖尿病の持病があるそうです。」

私と同じ考えで、シンガポールではすでに、実行されています。(シンガポール在住ジャーナリスト:中野円佳氏)『咳・鼻水で5日休みを』・・の記事によれば、「シンガポール政府は2月18日から、あらゆる上気道感染症で、国民と永住者は一律10ドル(約800円)、高齢者は5ドルで治療が受けられ、5日間の休業証明がもらえると政府が発表」

日本政府も『あらゆる“風邪症状”の方へ、休業補償を政府が支給し、5日間は自宅で安静にしていただく・・』などの大胆な政策が必要ではないでしょうか。

確認ですが、
私のID医療からすれば、アルコールを控え、ブルガリア菌の脂肪0ヨーグルトを1日置きに30g程度+トコロテンを毎日130g〜260g以上+味噌汁の野菜の“ごった煮”・・・などが、風邪予防の主役である免疫細胞さんが喜ぶ食習慣=RAP食です。
(治療が必要な方は、トコロテン260g/日以上です。マクロファージ活性薬と認識ください。)

なお、先にお知らせしたトコロテンの注文用紙の「送料」の部分で訂正があります。送料が1箱でも2箱でも同じ料金になりましたので、ご確認ください。

<新型肺炎での教訓・・診断キットは絶対に必要・・経時的検査が必要だから>
私自身、動脈硬化は非常に怖く、50歳代には、かなり高額の掛け捨て保険に加入していました。
父親は63歳時に、心筋梗塞(虚血性心疾患)で倒れ・・自分も・・という・恐怖感がありました。

今では、自分の動脈硬化の進行状況を正確に把握でき、万が一悪化しても、それをいつでも治せる方法まで知っているという・・心の余裕は大きいです。

動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞はとりあえず、私の心配事ファイルから削除できています。

新型肺炎も同様で、“迅速診断キット”、“特効薬”この二つがあれば感染しても心配ありません。

動脈硬化に例えれば、『迅速診断キット=8カ所の血管エコー』、『特効薬=RAP食』です。

2020年5月11日追記
<脂肪0ヨーグルト摂取は諸刃の剣!>

脂肪0ヨーグルトを毎日100g以上摂取して、プラークが悪化した事例が76例にも増えました。

その内で、ヨーグルトを減量して摂取いただいた30名ではほぼ全例で、プラーク改善を確認できました。

1例は、減量ではなく、脂肪0ヨーグルトを完全にoffで様子見ましたが、全く変化なく、改善しませんでした。(残りの45例の経過はまだ確認できていません)

体重が一回りも軽い女性では、男性よりも脂肪0ヨーグルトに大きく影響を受ける印象です(1日80〜100g摂取でもプラークの治りが悪く、130g以上の摂取だと・・プラーク改善例は稀で、少なくともプラークは悪化傾向にありました。

現状では、
男女共に・・“脂肪0ブルガリアヨーグルトを1日置きに30g摂取” で指導中。

(特に、プラークが心配な方・・多くても1日40gまでにして・・50g以上、1回でも絶対に摂取しないで下さい)

脂肪0ブルガリアヨーグルトでさえも・・・プラーク観察結果から・・量が多いと“マクロファー ジの貪食能を抑制する”ことに・・不思議ですが・・なるのでしょう。・・でも・・適量なら“マクロファージの貪食能を活性化させる”・・と考えられます。

たとえ、同じ脂肪0ヨーグルトであっても・・ヨーグルト生成菌の種類や量が・・マクロファージの貪食能に大きな影響を与え・・・さらに、腸内における脂肪の吸収・ 排泄までに大きく影響し・・・プラーク肥厚に大きく関与するものと思われます。

(備考:台所からの廃油を完全発酵させて作成したオーガニック肥料である“夢油肥”の作り方も、 普通の“馬糞堆肥”では完全発酵しませんが、ある種の菌が入っている馬糞堆肥でのみ、油を分解 することが可能です。 善玉菌には・・それぞれ得意分野があり・・その見極めは重要です)

<トコロテン:ほぼ毎日260g以上の摂取&脂肪0のブルガリアヨーグルト1日置きに30g摂取&味噌汁での“野菜のごった煮”は・・最新RAP食の必須条件 >

最新RAP食とは・・・「マクロファージの貪食能をアップさせる食物摂取」&「過剰な脂質を制限」を両輪と捉えた食事療法です。

過剰な脂質制限だけ・・頑張ったとしても・・それは最新RAP食とは言えませんし・・プラーク 改善も・・あまり期待できません。
(過去にはRAP食を、簡単に「過剰な脂質の摂取制限」と、わかりやすく説明していましたが・・ 説明不足でした。)

◎危険レベルにプラークが堆積している場合は・・必ず・・脂質を制限すると同時に・・素直に・・ 上記の事柄をお守りください。
(基本的に、トコロテンは多い程、効果的です。ヨーグルトは菌種と適量を必ず守る。)

★:マクロファージや血管平滑筋細胞などの免疫細胞が貪食しなければ・・科学的に考えて・・プ ラークが・・石灰化したプラークが・・・・増えることはあっても・・絶対に・・ミイラになって も・・減ることはありません。

なぜトコロテンか? その辺は・・詳しくは(動脈硬化に未来塾 109))に記載。

<私の・・仮説「動脈硬化のメカニズム」・・・の説明・補足です・・・>
動脈硬化を、そしてその変動を定量判定できる立場である、あくまでも私の仮説ですが・・

動脈硬化(プラーク)の原因・・・
『マクロファージや血管平滑筋細胞が、血管壁内で貪食できる脂質成分量よりも上回って、血中 の脂質成分が血管壁内に堆積したことで血管壁の肥厚が生じる。』

ただし・・・補足事項として。
1) マクロファージや血管平滑筋細胞が血管壁内で貪食できるプラークの量は一定ではない。 その貪食能は食べ物によって、亢進したり低下したりする。

2) 血中の脂質成分の濃度は、食べ物に含まれる脂質成分量に左右される。 なお、血中の脂質成分の濃度が高くなれば、ある割合で血管壁に堆積する脂質成分の量も増加する。

3) アルコール摂取などによる血管内皮細胞障害があれば、血中の脂質成分濃度が低くても、血 管壁内に堆積する脂質成分は増加する。

4) 喫煙や薬物(スタチン剤など)による免疫能の低下も、血管壁内に堆積した脂肪成分を貪食 するスピードが低下し、プラークの肥厚は進行する。

(人類の進化の過程で、ある程度の脂質成分が血管壁内に堆積することは織り込み済みなのです。 その証拠として、主に動脈の中膜に存在する血管平滑筋細胞には遊走能があり、その細胞内には、 脂肪を分解できる酵素であるリポプロテインリパーゼが備わっています。)

「動脈硬化の原因」を正しく捉えた理論ならば・・・「動脈硬化の改善」もその理論で説明可能で なければなりません。

したがって、

  • 動脈硬化の原因としての、“炎症説”は間違いです。なぜなら・・動脈硬化(プラーク)の改善 という事実を説明できません。
  • 流体力学は動脈硬化に大きく関与しますが、原因ではありません。なぜなら・・流体力学が動 脈硬化の原因と考えると・・・動脈硬化(プラーク)の改善という事実を説明できません。

プラーク改善例では・・流体力学をいじったわけではありませんから・・流体力学が動脈硬化を進 行させる原因ではありません。流体力学は・・単に・・動脈硬化しやすい場所を決める因子でし かありません。

高血圧は動脈硬化の結果に過ぎず、原因ではありません(動脈硬化の未来塾 96))

『レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉』
“シンプルさは、究極の洗練である”

<新型コロナ肺炎で、重症化のキーワードは、プラーク肥厚&マクロファージの健 康状態・・かも>

仮説:『プラークが多く溜まっている人ほど・・新型コロナ肺炎で、重症化や死に 至りやすい』*:ただし、多く溜まっていても、プラークが減少中なら“免疫崩壊状態は解消” された状態なので、重症化に至りにくい。

基本的に、

  • プラーク肥厚が進行中ということは、プラークを貪食する役割のマクロファージなどの免疫細 胞の仕事量を上回って、脂質が血管壁に堆積を続けている状態ですから・・・この状態を・・最近 の新型コロナ肺炎の言葉で例えるなら・・・“免疫崩壊状態”と言えるでしょう。
  • プラークが減少中であるということは、“免疫崩壊状態=プラークが進行中”が解消した状態で あるので、免疫の貪食能は正しく機能して、免疫低下の状況ではないと言えるでしょう。

まず、新型コロナ肺炎の重症化・死亡例の特徴として、

世界で最も権威のある内科の医学雑誌『NEJM』の記事で、新型コロナ肺炎で、症状が改善した人 と亡くなった患者さんを比較したら・・

  • 死亡率が高いのは65歳以上、冠動脈疾患のある方、心不全のある方、不整脈のある方、慢性閉 塞性肺疾患COPDの人、現在喫煙者の方・・とのことです
  • 朝日新聞集計によれば、東京都の感染者(2020/4/12付)2068、死者42人(内4人は性別・年齢:非公表)において、70 代以上の感染者は全体の16.7%(33.3%)だが、死者では69%(29人)、死者のうち男性が29人と7割以上が男性。

ちなみに、日本男性の70代の75.4%は・・直ぐにでも脳梗塞・心筋梗塞になってもおかしくない・・ 脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=3または4(0〜4)の人たちでした。(動脈硬化の未来塾 51))

上記の仮説を否定できない事実が多く存在します。

  1. 女性よりも男性が重症化しやすい。・・・同年代比で、プラークは女性より男性に多く溜まって いる事実があります(動脈硬化の未来塾 31))
  2. 脳・心血管系の基礎疾患(動脈硬化の未来塾 37))糖尿病(動脈硬化の未来塾 16))、高血圧(動脈硬化の未来塾 56))、不整脈(動脈硬化の未来塾 40))、西洋肥満(動脈硬化の未来塾 9))・・・いずれも重症化しやすい因子であるとの様々な報告があり・・これらの条件をお持ちの方は・・明らかに、そうではない人たちよりも・・プラークが多く溜まっている事実があります。
  3. 若年者の重症化は少なく、60歳から〜80台へと・・重症化・死亡リスクは階段状に急上昇。・・ プラークも、60代〜80代へと階段状に・・プラークが多く溜まっている(動脈硬化の未来塾51))
  4. 死亡率において、若年者においては男女差が無いのに、高齢者では、女性よりも男性の死亡率が高いことを・・女性ホルモンが関与しているのでは?との考えがあります・・
    でも、この説だと・・若年者では男性も死亡率が低いので・・説得力に欠けます。 でも、プラーク理論なら、若年者は男女共にプラークが少なく(動脈硬化の未来塾31))・・・説明可能です。
  5. 喫煙者(動脈硬化の未来塾 43))・アルコール多飲者(動脈硬化の未来塾 39))も明らかにプラークが多く溜まっています。現在の喫煙という因子だけでも、新型コロナ感染リスクが高まるということは・・現状のタバコ(免疫抑制物質)同様に、免疫を抑制する作用のある“ス タチン剤”もリスク因子に挙げられても不思議ではありません。

備考:肺炎ですから・・元々肺機能低下がある人(慢性閉塞性肺疾患COPDなどの人)は、当 然重症化しやすいので・・この理論の対象外です。

これらの考察の理由:プラーク内には、プラークを貪食して疲れ切ったマクロファージ(泡沫細 胞)が・・動作が鈍い状態で沢山います。これだけでも“免疫機能崩壊”と言える状態です。

つまり、免疫細胞はプラークのお掃除で疲れ切っているのです・・そこへ、コロナウイルス退治と いう・・急な臨時の仕事が舞い込んで・・“免疫機能崩壊”状態なのに免疫細胞さん達がパニック に陥って・・重症化に至るのではないでしょうか。

今からでも遅くはありません、コロナ感染で重症化しないために・・今日からでも喫煙off, 飲酒 off にして(無症状感染もありますので)・・そしてトコロテン摂取が必須の条件である最新RAP食をお勧めいたします。

将来、抗体検査が普及すれば・・新型コロナ肺炎ウイルスにかかって無症状だった 人、軽症だった人、重症だった人などが、明確に識別できるでしょう。

ちなみに・・現在までの日本での抗体検査によると、病院へ受診する世代の2〜6%(2020 年3月末〜4月末日頃の状況)が、無症状のうちに新型コロナウイルスに感 染して・・発病を免れた人たちです。

それならば、
1) RAP食にしてから、風邪をひかないようになった(免疫機能アップ)症例。(動脈硬化の未来塾 107))

2) RAP食にして喘息が治った(抗アレルギー)症例。(動脈硬化の未来塾 78)

3) その他、RAP食で、花粉症が治った(抗アレルギー)・・などと、喜ばれる人が多くいら っしゃいます。

そこで新たな仮説:
『血管プラークがあまり溜まっていない人は、感染しても発病しないか、軽症で済 みやすい』
『RAP食をおこなっている人は、感染しても発病しないか、軽症で済みやすい』

これらの仮説が正しいのか、正しくないのか・・疫学調査なしに、T-max を多数例 で測定できれば・・・数学で・・・・結論が出せます。

「T-maxの測定」は、動脈硬化関連の大規模な疫学調査研究が正しいかどうかを評 価できる唯一の・・『発明品(物差し)』でもあります。

『レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉』
“数学と結びつけていないような科学には、いかなる確実性もない”

<2019年3月19日掲載の・・『M-line 理論に説明の不備がありました』・・>

M-line の”M“はMacrophage のM ですので、マクロファージに最大限の敬意を払っているつ もりでしたが、マクロファージの仕事量が各人で・・あまり大差ないと考えていたかもしれません。

スタチン剤とアルコール摂取がマクロファージの”足を引っ張る要因“と考えて指導していまし たが・・”背中を押す要因“の大切さを・・もっと強く伝えるべきでした。

以下のa)& b)の事実等を考え合わせると・・2020年2月18日修正の最新RAP食の解説図(2019年12月9日追記記事内)での解説のごとく・・・・マクロファージを筆頭とした免疫細胞のプラーク貪食能次第で・・M-line は思ったよりも大きく変動する値であると考えられます。

a)脂肪0ヨーグルト摂取でのプラーク悪化の事実を加味して考えると、1日あたりの脂質摂取量 が少なくても(M-line 以下の脂質摂取量と考えられても)・・脂肪0ヨーグルトを多く摂取す ることで、プラークは明らかに肥厚すること!・・あるヨーグルト生成菌では・・その脂肪0ヨーグルトを、一般に標準的とされる毎日80〜100g 程度の摂取でも・・プラークが肥厚した と思われる症例が多く存在した。

b) トコロテンを毎日多く摂取して、プラークが改善し、トコロテンを止めてプラークが激しく悪 化し、再度トコロテンを沢山摂取してプラークが改善した症例などが、明らかに存在すること・・。

つまり・・観察結果から・・

“1日の脂質摂取量よりもプラークに影響する因子が存在する”
(数学では計算しにくいのが、免疫細胞、がん細胞、生き物・動物や人間の行動心理でした)

また、
最近、当院通院中の患者さんで、1日の脂質摂取量を13.3g位にしたところ、2週間で“だるさ” が出現・・おそらく・・カロリー(エネルギー)不足と思われる症状をきたした方がおられます。

この方は、ストイックにやり過ぎて、恐らくタンパク質不足あるいは炭水化物不足による・・エネ ルギー不足のために・・“だるさ”の症状が出たのでしょう。

以前に記載した通り、戦後直後の日本人の脂質摂取は、平均で14.7gですが・・一方で、炭水化物 は平均で399gも摂取しており、1日のエネルギーの多くを炭水化物で摂取していました。

この方が13g台の脂質摂取にこだわったのは、2019年3月19日の追記記事で・・・「最新RAP食の1日脂質摂取量は13g前後〜20g程度かもしれません」と記載していたからでした。
本日「最新RAP食の1日脂質摂取量は16g〜24g程度かもしれません」と、修正しました。
ただし、実際には1日の脂質量を把握しているのは数例に過ぎませんので、今後も修正の余地あり。

また、脂質摂取を20g 程度にしているから、タイや鯖を食べたいからと少量(100g 当たりの脂質 が多いので小さい切り身にして)だけ摂取したり、 好きな天ぷらを脂質内だからといって食べて みたり・・このように1 日の脂質のみに焦点を当ててRAP 食を考えると・・好きな・・脂質の多 い食べ物を頻繁に食べるようになると・・無意識のうち内に・・タンパク質不足・炭水化物不足 となり・・エネルギー不足となり・・さまざまの症状が出てくることが危惧されます。

<RAP食で・・タンパク質が不足気味になりやすい方に・・補助食品の知恵>

簡単に、安全にタンパク質不足を補うには、保存食でもあり、脂質が少なく、安くてうまい「竹輪」 や「卵白」&「塩無添加いりこ」を推奨。

ちくわ1本(約20cmのクラシックタイプ:約90g)で11.0gのタンパク質、卵白1個分で4.4g のタンパク質です。 これに、後述の「塩無添加いりこ」10gを食べるとタンパク質が6.8g摂取できます。

ちくわ1本+卵白だけ1 個分+「塩無添加いりこ」10gを毎日摂取すると・・それだけで・・ 毎日・・11.0+4.4+6.8= 22.2g のタンパク質を摂取可能です。

今が旬の「そら豆」6本・・1 本に3個の「そら豆」・・つまり18個の茹でた「そら豆」には・・

概算ですが・・種皮をとった可食部分・・1 個は4.2gとして・・18個で75.6gの重さ。 茹でて食べる「そら豆」は未熟豆ですので、100g中の脂質は0.2g、タンパク質は10.5gです。

つまり・・茹でた「そら豆」18個のタンパク質は・・7.9gです。
(注意:ゆで「そら豆」を食べるときは・・種皮までいただきましょう・・貴重な食物繊維です)

体が細い人、筋トレ中のプロテインサプリメントを取りたい人などには、サプリを買うよりもお得 な選択かと思います。
(注意:卵の全卵1 個は毎日・・必ず食べましょう。 その上に、卵白だけ1 個分を推奨)

プラークを減らす努力をしたいなら・・せめて1 年は・・好き嫌いを捨てて・・健康ファーストを 貫き・・自粛の食生活を!

<脂質計算での低脂質(M-line 以下)だからと・・それだけで、安心・油断していませんか?>

現在の外来では、毎日の脂質摂取をきめ細かく質問する・・というよりも・・トコロテンの260g 以上の摂取、脂肪0 ブルガリアヨーグルト40〜50g摂取、病院薬のEPA 製剤の服用(既に、EPA 以外 の抗血小板剤:サラサラ薬を服用中の方は、EPA の300〜900mg を処方追加いただけないか、担 当医に相談を)、便通異常で処方されるラックビー微粒(ビフィズス菌製剤:錠剤でも可)の服用 を継続されているか?・・スタチン剤を・・まだ服用中なのか?・・・服用中なら、服用をやめて いただくなどを・・・特に注視しています。

これらを励行し、禁煙、禁酒状態、禁全植物油(生でも)にし、サバ缶が健康にいいという迷信、 青魚が健康にいいという迷信、白身魚は健康にいいという迷信、納豆を含む大豆食品が健康にいい という迷信、スタチン剤が動脈硬化に効果があるという迷信、ナッツが健康にいいという迷信、高 カカオチョコレートは健康にいいという迷信、等々・・ここに書ききれない迷信を捨てるなら・・・・ 3 日間の平均での・・1 日の脂質摂取量は20〜30g(あくまでも推測)に収まり、これに前述のマ クロファージが元気になる食物を毎日摂取すれば・・プラークは減少するでしょう。

『レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉』
“多くの人は、私を非難する正当な理由があると考えるだろう。判断力が未熟なために、権威あ る人々の考えと私の見解が正反対であると断じ、私の仕事が単純で平易な経験から得られた問題 提起だとは考えないのだ。”

マクロファージの貪食能は各個人で大きく異なります。

でも当院では・・プラークの増減の状況を正確に判断しながらのプラーク治療が可能です。

プラークの治りが良い理由は、この点が非常に大きいのだろうと思います。

「これだけ注意して食べているから安心!」・・と、“高を括る”のは・・今までの、長い経験から・・ 極めて危険です。本当に・・血管の状態は・・見なければわかりません。

一度しかない健康だから・・油断して、取り返しがつかないことになってしまっては・・・・今ま で頑張ってきたマクロファージに対して・・大変申し訳ないと思いませんか?

<RAP食をしていて・・不足になりがちな・・骨・軟骨成分 ・・毎日食べるべ き食物とは >

乳製品からCa( カルシウム)を摂取しようと考えないようにしましょう。脂肪0 のヨーグルトであ っても・・推奨の量以上の摂取で・・・プラークが悪化します。(観察による事実です)

でも、骨のため(脊椎の圧迫骨折予防は重要)に、乳製品を摂らなければ・・と、思い込んでいま せんか?

食事に気をつけていても・・特に女性は・・60歳以上になると・・骨粗鬆になりやすく・・胸椎 や腰椎の圧迫骨折を・・非常に起こしやすく、70歳以上になって、行動が制限されるようになり ます。

その、予防のために・・「塩無添加いりこ」「塩無添加 食べる小魚」などの商品がお薦めです。

いずれもカタクチイワシの小魚(長さ5cm 程度)です。通常の“目刺し”や“いりこ”は海水が ついたまま乾燥していますが、これらの商品は“真水”でボイルしてあり、塩無添加です。

味噌汁などの料理には普通のいりこ(煮干し)のほうが、塩味が効いて重宝ですが・・プラスして 摂取するための小魚は・・・塩無添加でなければいけません。

例えば、「塩無添加いりこ」(40g入り)の商品の栄養成分表示ですが

商品100g当り脂質4.8g 、タンパク質68.3g 、カルシウム2800mg、 炭水化物0.5g、食塩相当量1.75gです。(ちなみに・他社の製品では100g中に EPA320mg EPA260mg 含有)

1日摂取量の推奨ですが・・RAP 食を信じて行おうと考えてらっしゃる・・全ての男女の方に・・40g入りを4日間で食べましょう(1日約10g)・・・毎日摂取です。・・10gとは・・約4〜5cm の小魚30〜40匹に相当。魚の“頭”や“腸”まで食べましょう。全てが栄養です。 食べ方は自由です。

腸には植物性プランクトンが作ったEPAやDHAなども含まれており、食べないのは“もったいない”です。ライオンが草食動物の腸を貪り食うのは、植物の成分を食べたいからです。ライオン がハイエナやハゲタカを食べないのは、ハイエナやハゲタカが肉食だからでしょう・・きっと、美 味しくないのです。

「塩無添加いりこ」10g を毎日食べると・・・
脂質 0.48g・・・なのに・・カルシウム 280mg も・・タンパク質 6.8g も摂れます。

ちなみに、普通の牛乳(100g)と比べてみましょう。
脂質 3.8g・・・・・・・・・カルシウム 110mg・・・タンパク質 3.3g です。 カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、ビタミンB2、B6、B12 など・・牛乳に頼る必要はあり ません。

しかも、魚という生き物の丸ごと1 匹分の栄養が全て、バランスよく摂取可能です・・・すごくな いですか・・骨や軟骨、腱や脳や目や皮膚や爪や血管の成分まで・・全ての栄養素が摂取できるの です。

今、あなたは縄文時代に生きていると想像してください。“両手の中に6cm くらいの元気なイワシ が30〜40 匹も飛び跳ねています。・・これ食べたら身体にとてもいいだろうな〜・・”・・本能できっと・・そう思うでしょう。
それは正しいのです。乾燥しても水分が抜けるだけで・・成分の質量に変化ありません。

どんな栄養を摂取したらいいかご存知ですか?・・・そんなこと・・考える必要も、記憶しておく 必要もありません。

つまり・・脳細胞のために一番必要な栄養成分は? 動物の脳に含まれています・・・血管のため に一番いい食べ物は?・・血管を食べればいいのです。

脳のためには、魚の脳やヒヨコの脳を、血管のためには魚の血管やヒヨコの血管を、骨のためには 骨髄まで含有した魚やヒヨコの骨を食べるのが最も理想的です。

人間に必要な栄養がバランスよく全て入っているのが鶏の全卵です。卵は数日でヒヨコになります。 つまり、全卵1個には、ヒヨコの栄養成分が丸ごと絶対的なバランスで、不足なく含有されていま す。

また、毎日“しらす”(半乾燥品)を食べている方は・・カルシウムなど多く摂取している気分で しょう? でも、

“しらす”10gの栄養成分ですが
脂質0.35g・・・・・・・・・カルシウム52mg・・・タンパク質4.1gです。

カルシウムはずいぶん少ないですね・・“しらす”は幼すぎて、頭蓋骨、背骨などが発達していま せん。しかも、内臓・腸は極小、うろこもほとんどなく・・栄養はほとんどありません。

“しらす”は・・栄養を補うための食べ物としては・・日本の“武士道”に反します。

“しらす”は・・地球に生を受けて・・まだ1〜2ヶ月です・・殺生して毎日食べるのは・・・ちょっとかわいそうだと思いませんか? 少しは・・・食べられる側の気持ちにもなりましょう。

<スタチン剤には免疫抑制作用があります・・コロナが怖いあなた・・それでも飲みます?>
世の中の・・大きな“ウソ”ほど・・見抜くのはむつかしいです。

当院では、抗炎症剤も使わず、LDLコレステロールを薬で下げることもなしに・・現在の標準医療では治せないとされている”プラーク“や ”石灰化したプラーク“を・・普通に治せています。

つまり、動脈硬化の原因は“炎症”ではありません。“LDLコレステロール”でもありません。

“プラーク”を治せている・・その事実の現場では・・マクロファージなどの免疫細胞がせっせと、 休日返上で・・・徹夜作業でプラークを貪食しているのです。

LDLを劇的にさげるスタチン剤(コレステロール低下薬)は“プラーク”を減らすことになんら 貢献していません。むしろ・・免疫細胞の「足を引っ張っている」などの・・表現がぴったりの・・ 余計な“薬品”です。(動脈硬化の未来塾 52))

「スタチンの免疫抑制作用--(総説)-岡崎仁昭、ら.Jpn.J.Clin.Immunol.,27(6)357~360(200)」

新型コロナ肺炎ウイルスの脅威に・・無防備に・・さらされている今日・・プラークを減らせない “副作用しかない不要不急の薬”であるスタチン剤を・・飲み続けていいのでしょうか? 臓器移植や慢性関節リュウマチの免疫抑制にも使用される場合がある・・そんな薬を・・です。

脳・心血管系の基礎疾患を持っている方は、重症化しやすいですね・・しかも・・そんなの基礎疾 患をお持ちの方は・・世界的にも・・多くの方が・・スタチン剤を服用されていると思います。 重症化とスタチン剤服用との因果関係については・・今後検討されるべき事柄でしょう。

ご注意:)一部のメディカルジャーナルに、「アトルバスタチンなどのスタチン剤がウイルスに対 する免疫力をあげる・・」との紹介があるそうですが・・くれぐれもこのような情報にはご注意く ださい。

『レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉』
“ちっぽけな確実さは・・大きな嘘に勝る”

------------- 2020年7月20日追記 -------------

<血管壁を健全に保つ方法・・それは皮膚を健全に保つ方法と同じ?>

医学部の基礎講座では・・「組織学」を学びます。 管理栄養士の国家試験にも解剖学、組織学、発生学などの知識が必要です。    

  • プラークは血管内皮の細胞間隙をすり抜けて・脂肪の微粒子(カイロミクロンの一部)が血管壁内へ入り込んで形成されます(前述)。
  • つまり・・できるだけ脂肪滴が血管内膜や中膜に染み込んで行かないように・・血管内皮と・・血管内皮同士の隙間(間隙)・・の状態を健全に保たねばなりません。
    (血管内面をツルツルに保つ)
  • 食べ物で・・「皮膚がツルツルになれば・血管内皮の状態まで・・ツルツルになり・プラークがたまりにくい血管壁にできる」・・これは仮説ですが・・「20歳代では脂っこいものを沢山食べても・・実際にプラークがたまりにくい」「子供と老人の皮膚では、軟膏の染み込み方がずいぶん違う」という観察結果の事実を踏まえて仮説です。
  • 皮膚は上皮細胞でできていますが、扁平上皮細胞です。外から、細菌やウイルスが体内に侵入しないように・・何重にも扁平な上皮細胞が重なって・・多重扁平上皮細胞の構造になっています。
  • 血管の内側も扁平上皮細胞で覆われていますが、内腔をできるだけ広く確保するために・・単層です。この扁平な上皮細胞を血管内皮細胞と呼んでいます。

(一口メモ:細菌やウイルスなどが、外から体内に侵入しやすい場所(空気と触れやすい場所)である皮膚・口腔粘膜・食道粘膜は、細胞を重層化させて緻密にするために・・上皮細胞は重層の扁平細胞です。血管壁や肺胞壁など・壁を薄くする必要がある場合には・・上皮細胞は単層の扁平細胞となっていますが、反面、アルコールや喫煙の刺激によって障害を受け易く、そのような障害があるとウイルスの侵入を阻止しにくいという欠点があります。)

<“食べ物”で・・簡単に皮膚をツルツルにする方法>

血管内壁をツルツルにさせる(?)ための、脂質の少ない“料理”・・それは、“カサゴスープ”
“カサゴスープ”の作り方・・・(カサゴ:100g当たりの脂質=0.3g)

  1. カサゴ(アラカブ)小2匹(or オコゼ刺身後のアラ、カサゴ刺身後のアラ)・・。
  2. 中鍋に水を6〜7cmの深さ程入れ、カサゴを入れる。
  3. タマネギ1個を刻んで投入。
  4. 減塩味噌:大さじ1/3程いれる。(お椀1杯の味噌味-用)
  5. 沸騰したら・・鍋蓋を開けたままで、菜箸で身と骨と皮がバラバラになるように突つきながら、グツグツに25〜30分程煮込む。
    (小骨が多いので、カサゴの身は、決して食べないこと)
  6. お椀の上に網目の「ステンレスのざる」を置き、内容物を全てお椀に移し、小骨を完全除去する。
  7. 小骨が全くない、カサゴスープの完成。(水分が蒸発し、お椀1杯分)
  8. お好みで、柚子コショウ、細ネギを少量入れて“漢方薬”と思っていただきましょう。

(効果)

  1. 3時間後にお風呂に入ったら・・まず、お湯だけで顔を洗ってみましょう。 顔や手に油を塗ったみたいに、ヌルヌル感を感じるはずです。 石鹸で洗っても、そのヌルヌル感は取れません。
  2. 翌朝、同様に水だけで顔を洗ってみてください。ヌルヌル感を顔や手に実感するでしょう。特に、水に濡れた手を・・“にぎにぎ“してみてください。何か粘着液が指に付いている感覚を覚えるでしょう。この感覚は石鹸でも落ちません。脂は石鹸で落ちます。
  3. でも・手が乾くと・・サラサラになるはずです。
  4. この手のネバネバ、顔のしっとり感は・・・顔や手に保湿成分が吹き出た証拠です。
    この水に濡れるとヌルヌルした感覚になる成分は? セラミド? 天然保湿因子(NMF)? コラーゲン?・・。
  5. 理由はともかく・・脂質が少ない魚の・・魚皮コラーゲンをたっぷり食べた後に・・顔や手に生じる・・不思議な現象・・“ねっとり・しっとり感“・・「食べる化粧品」として2週間〜月に一度程度・・いかがでしょう。
  6. 久留米では、カサゴ2匹で700〜1000円前後です。確実に効果がある“食べる化粧品”と思えば・・安い買い物かも。

備考:魚は特別に新鮮である必要はありませんので、閉店間際なら安く買えるかも・・また、カサゴやオコゼでなくとも、コチやその他の小魚で、100gあたりの脂質が1.0g以下の魚を選択すればOKでしょう。カワハギの皮を煮込んでもOK?だと思いますが・・硬い皮は・・溶けるのでしょうか?・・機会があれば実験してみます。

<健康に気をつけています!と言われても・・健康の根源とは何!?>

しばしば・・・「健康に気をつけています」・・と言われる場合が多いのですが・・そんな方々でも・・プラークがたっぷりと溜まっています・・事実です!・・・・なぜでしょう?

そもそも、皆様が・・深く考えずに簡単に使う言葉である・・『健康』とは何?

「健康に気をつけています」という方の、行動パターンとしては・・・
“運動“”食事・栄養“”睡眠(休養)“”新聞テレビなどでの健康知識を増やす“などでしょう。

“健康行動”に関する具体的なデータがあります・・・

「健康日本21」の1920人のアンケート調査(健康行動の内容)】

  1. 過労に注意して睡眠・休養を十分取るように心がけている・・・・・・・・62.9%
  2. 食事・栄養に気を配っている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61.5%
  3. 定期的に健康診断を受けている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41.4%
  4. 新聞・テレビ・雑誌などで健康の情報・知識を増やすように努めている・・32.3%
  5. 運動やスポーツをするようにしている・・・・・・・・・・・・・・・・・28.9%
  6. 酒・タバコをひかえている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20.2%
  7. その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4.1%

睡眠や休養をとることは、大正解ですが・・・・その他は、どれも抽象的で、動脈硬化を改善させるという観点からは、逆効果もあり得ます。

一言で解説すると、こんな気遣いでは・・現代人の『健康』は守れません。

なぜなら、免疫細胞に守られている・・・という具体的な事実関係があるにも関わらず・・
免疫細胞への感謝や気遣いの念が感じられません。
(多くは、単純に自分の肉体や臓器への“思いやり”や“気遣い”です)

人間社会ですから多少のストレスはあるでしょう・・そんな中で、そこそこ「健康」と言える状態とは・・・とりあえず、命に影響のある病気の心配がない状態です

それでは、その「命」ですが、誰かに守られていなければ、3日で危篤状態になるでしょう。 私たちの命を守っているのは、身体中を日夜パトロールしてくれている免疫細胞という小さな“生き物”達です。

それでは、漠然とした宗教の言葉みたいな「健康」の意味を、科学的に説明します。

その前に・・
【事実関係】A

主な“ヒト”の死因ですが・・

1)ガン
2)動脈硬化(心筋梗塞、脳梗塞など)
3)感染症・・肺炎、等々。

【事実関係】B

最近の総合病院の外来を覗くと・・・

1)がん患者さん・・がん治療後の患者さん・・
2)動脈硬化が原因で・・高血圧不整脈骨や軟骨の劣化に伴う・・様々な症状を治療するために通院している患者さん。加齢が原因だと説明されている・・ほとんどの病気
3)ウイルス・細菌などの感染症で通院中の患者さん・・・などがほとんどを占めます。

【事実関係】C

1)本人は気づいていないですけど・・「酸素を含んだ空気を吸っているから生きていられますが・・」、その酸素を作ってくれたのは・・酸素発生型光合成を行えるシアノバクテリア(ラン藻)とよばれる原核生物:“生き物”が27億年前頃から酸素を作り始め、22億年くらいの時間をかけて、現在と同じ酸素濃度に増やした・・と、考えられています。つまり、“ヒト”が空気を吸って生きられるのは、昔の“生き物”の生命活動おかげなのです。
2)「細菌やウイルスが混じった空気を吸っても・・生きている」・・・それは免疫細胞という“生き物”が、24時間体制で細菌やウイルスを・・未然に(炎症の事態になる前に)退治してくれているからです。
3)「免疫細胞がいないヌードマウスに、人間の肝がん細胞を移植すると・・なんと10倍の速度で増殖するのです」・・つまり、その移植元の“ヒト”の免疫細胞=“生き物”はがん細胞を非常にたくさん食べていたことになります。(ガンの発育を10分の一に抑えていたことになります)
4)「当院のホームページでは、プラークが減る事実を、「見える化」していますが、免疫細胞であるマクロファージが24時間、火災や水害の災害救助の隊員みたいに、命がけで・・夜を徹してプラーク(脂肪)を食べて、体内で脂肪を酵素で分解して、体外に放出しています。このことは福山大学:Hiroshi Matuoka ,et al. BMC Molecular and Cell Biology 21, 32(2020)の論文
・論文名:Retinoic acid receptor-related orphan receptor α reduces lipid droplets by upregulating neutral cholesterol ester hydrolase 1 in macrophages(レチノイン酸関連オーファン受容体αはマクロファージにおける中性コレステロールエステル水解酵素の上方制御により脂肪滴を縮小させる)
でも、確認されています。・・・つまり、プラークを減らしているのは、私でも患者さんでもなく、患者さんのマクロファージや血管平滑筋細胞などの、遊走して異物を貪食可能な細胞・・つまり“生き物”=自然免疫細胞なのです。

【事実関係】D

みなさんが普段・・なんら気にかけていないであろう、ご自身の免疫細胞は具体的にどんな活躍をしているのでしょう?

1)がん細胞をやっつけて食べるのは免疫細胞です。
2)動脈硬化の本態であるプラークを食べて、消化して減らすのは免疫細胞です。 (現在の医学書には酸化LDLを食べて、食べ過ぎて死んでプラークの原因になる・・と、記載されています。この解説は間違いです。)
3)感染症の原因である細菌やウイルスを退治するのも免疫細胞です

つまり
事実関係A〜Dを・・考慮すると・・本当に重要な・・具体的な健康行動とは

<健康に気をつけるなら、最も優先すべき『健康行動』とは何?・・>

それは・・
マクロファージなどの自然免疫細胞“生き物”さん・・に対して・・

  1. 仕事の邪魔をしないこと・・アルコール多飲・喫煙・睡眠不足・古い、間違った医学常識を信じない。(現代医学が勧める健康ににいい食品は・・私の研究では、ほとんどが健康に悪い食品です)、そして、コレステロール低下薬(スタチン剤=免疫抑制作用あり)を飲まないこと。
  2. 手伝うこと・・・高脂肪食の習慣を止める(高脂肪食なら、たくさんの脂肪を貪食しなければならない)、細菌・ウイルスの侵入を最小限にする(手洗い、マスクで余計な仕事量を減らす・・ウイルスパトロール、退治しながらプラークも食べてくれ〜・・と願うのは酷です)。
  3. 元気づけること・・・毎日の多めのトコロテン(260〜390g)、野菜・きのこ類を多めに摂取、ブルガリア菌の(脂肪0ではない)プレーンヨーグルトを隔日で30g(量は厳守!)だけ摂取、EPAまたはDHA製剤の服用、ビフィズス菌製剤の服用など。

コメント):

  • 免疫細胞は、病気の根本原因のほぼ全てに関与し、病気の原因物質の除去、無毒化、損傷を受けた組織の修復など、・・・発病しないように・・未然に敵を退治あるいは損傷した部位を修理してくれています
  • パトロール中のマクロファージ(警察官レベル)が未然にウイルスなどの敵を発見して駆除できた場合は、炎症は起こりません(自然免疫で解決しますので、炎症は起きません)。
    つまり、体内に侵入したウイルスや菌が少なければ・・発病=炎症(獲得免疫システムの動員:抗体を投げつけたり、感染した細胞にミサイルを打ち込んだり、軍隊の出動並みの対応になり、住宅街が戦場と化します。ここの現象をマクロで眺めると“炎症”となります)・・には至らないということになります。
  • コロナ対策で、3密を避け、換気する、マスクをする、手洗いをする・・ことが重要ということは、門外漢である私の解釈ですが・・口や鼻から入るウイルス量を、可能な限り減らしましょう・・・ということになり、これらの行動は自然免疫細胞のミッションを“手伝う”ことになります。
  • 香港大学のマウスによる研究でも、マスクでマウスの感染率を低下させることが判明しており、さらに重要なのは、マスクをつけたゲージのマウスは、感染しても体内のウイルス量が少なかったことです。 C型肝炎のインターフェロン治療では、ウイルス量が少ないと治りやすいのです。・・つまり、自然免疫の担当細胞にとっては、敵(ウイルス量)は少ない方が退治しやすいのです。

    さらに、感染しなかったマウスたちは、体内に侵入したウイルスが極めて少数だったために、自然免疫によって、未然にウイルスを退治できて・・その結果、感染していないのでしょう(抗体ができていない)・・・、感染していないマウスが、ウイルスを1匹たりとも吸い込んでいない(“暴露”を受けていない)など・・、絶対に考えられません。
  • マスクをつけるということは・・・吸い込むウイルス量を最小限にして、自然免疫の代表格であるマクロファージのウイルス退治能力に期待する・・という、科学的には正しい予防戦略です。
  • 接触感染で口から入るウイルス量は、飛沫とともに吸い込むウイルス量よりも多いかもしれませんので、手洗いはこまめにすべきです。

<骨折を治しているのも免疫細胞などの、細胞達です>

とにかく元の状態に戻すのが彼らの使命ですから、血管壁のプラークを食べて減らすのも、骨折部の余計な骨を削るのも、血腫や壊死した骨組織を貪食するのも免疫細胞の使命なのです。

つまり、「健康に気をつけている」というためには・・・これらの「自然免疫を担当する・・マクロファージさんが、気分良く仕事できるように・・・・ペットや植物を育てる時と同様に・・・・ “マクロファージが嬉しく感じる行動→”毎日・適量の“食品摂取”をしなくてはいけません。

当院に来院することで、プラークの退縮が良好になる方がおられます・・・・おそらく、塾の授業と同じかもしれません。

参考書を読めば、学習は、塾に行かなくても可能です・・・でも、多くの方は・・塾で“考え方”と“講義”を聞いたほうが成績は上がりますよね・・・危険な方は・・直接相談されたほうがいいかもしれません。

現代医学では治せない“動脈硬化”に関連した“不治の病”なら・・・iPS細胞を使わなくても・・・本来備わっている元の状態に戻す免疫細胞や、傷ついた細胞に近接した細胞の能力が最大限に発揮されれば・・・オーガニックな薬品を用いたバイオセラピーで治すことは可能です・・・いつの間にかそんな医療を実践している事に・・気付き始めました。

自然治癒・・それは植物やトカゲなどだけに備わっている特技ではなく、人間の全ての組織に、iPS細胞類似の能力が備わっているような気がしています。

< 私の・・自然治癒の体験 >

10年ほど前の話です。私は診察中に、エコー写真をハサミで切る際に、誤って自分の左手薬指の先端の皮膚を、厚く5x6mmの幅で切り落としました。皮膚と皮下組織まで含めての切断ですから、血が出るし痛いし、慌てて切り落とした爪みたいに白い断片を元の場所に戻してテーピングしました。“手術しないとダメでしょう先生・・”と、知人のDrに言われましたが(園芸でも接ぎ木に失敗すると穂木は枯れます)、植物みたいに接ぎ木が成功するかも・・と、思い・・・・抗生剤を飲んで接ぎ木の成功を祈りました。 幸い“皮膚”の接ぎ木は成功し、血液も循環し、神経も復旧しました。

でも・・・傷を元の状態に修復する、その難題を誰がどのようにして考え、傷周辺の細胞に伝えるのでしょう? 今でも指紋の模様がずれていますので、切断された血管や神経はかなりずれていたはずなのに・・・

距離が離れた毛細血管同士あるいは、神経同士をつなぐ技術力は、まさに神の領域です。

<“炎症”とは何? コロナ感染・・無症状・発症はなぜ生じるの?>

前述のコメントを記載した後に、国際医療福祉大学の高橋 泰教授のコロナ感染症に関する「感染7段階モデル」の記事(東洋経済)が目にとまりました。記事から抜粋すると・・・ 『日本(アジア人)は欧米人よりも、自然免疫力が強くその結果、「軽症以上の発症比率」は低くなるが、抗体陽性率も低くなる。「これまで多くの人が新型コロナにすでに感染しているが、自然免疫でほとんどの人が治っている」という仮説に立って、抗体ができる前に治っているので、抗体陽性者が少ないと考える方が自然であろう』

要するに、今までの事実関係を踏まえた、高橋 泰教授の仮説が正しければ、自然免疫の主な立役者であるマクロファージを元気な状態にしておくことが・・・最も信頼できる、コロナ発病の予防策となります。

この高橋教授の記事で長年の疑問が消えました。“炎症”の本質とは何か・・です。

「炎症」とは自然免疫の力では間に合わず、獲得免疫の力を必要になった状態・・・ と言えます。

つまり、炎症が起こると、発赤・熱感・腫脹・疼痛などの症状(炎症の4徴候)が出ます。細菌やウイルスを毎日吸っているはずの人間が、無症状なのは・・マクロファージなどの自然免疫細胞(“生き物”)が、簡単に苦もなく、それらを退治しているという事実のおかげです。

コロナウイルスも、毒性は強くなく、暴露したウイルス量が少なければ、マクロファージなどの免疫細胞が元気であれば・・パトロール中に簡単にウイルスを退治できるので・・抗体もできず(獲得免疫の出番がないので)、炎症も起こらず、無症状で治ってしまう。

今までの事実関係を総合すれば・・・高橋教授の仮説は、正しいと思います。

ただし、60代以上が感染すれば、プラークがほとんどの人で溜まっており、自然免疫の主役であるマクロファージは疲弊しており、重症化率は高くなり、極めて危険です。

高齢者には、RAP食で“風邪をひかない体質=自然免疫が強い状態”にしておくことが至急求められています。(動脈硬化の未来塾 107))

RAP食なら、風邪をひきにくくなりますから、「自然免疫力」を間違いなく上昇させることができます。

『レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉』
“あらゆるものは、他のあらゆるものと関連する”

< バラのトゲが刺さったら、すぐ抜いて、一刻も早く消毒を>

日頃の経験の謎が解けました。
バラのトゲが指に刺さるのはしばしばです。以前は、トゲが刺さっても、棘はすぐ抜きますが・・血が出ていないからと、消毒しないで庭仕事を続行していました。すると、トゲが刺さった部位がズクズク疼くように、いつまでも痛いのです。でも最近は、経験上から、刺さったトゲを抜いたら一目散で傷を消毒します(以前はイソジンで、最近は近くにあるアルコール系の手・指消毒液をふりかけ、傷の内部にまでしみこむように何度も指で押さえます。すると、痛みがスーツと消えるのです。この間約1分。

これは、細菌などの存在下で生じる炎症機転がストップし、痛み物質の放出が不要になったものと考えています。生体に菌が侵入するとすぐに免疫細胞は反応して集まってきます。

ですから、免疫細胞が集まる前に“菌”を殺さなくてはいけません。 そうすることで、痛みが急速に消失するのです。

この集まるスピードは、蚊に刺されてすぐに、刺された場所が盛り上がり、痒くなりますね。この現象は免疫細胞が刺された皮膚に、異物を排除しようとして集まってきた証拠です。痒くなるのは、蚊の唾液ではなく、免疫細胞が出す物質が原因と言われています。 痒みで、掻きむしらせて、汚染された皮膚を取り除こうとしているらしいです。

蚊に刺されて、痒くなるまで、1分もかかりませんよね・・・免疫細胞が異物を見つけるスピードは思ったより、かなり早いのです。

免疫細胞は、1分以内に我々の脳を思い通りに動かしていることになります。
免疫細胞の賢いこと、恐るべし・・です。

< エビオス錠剤・・・解禁です。粉末でなくてもOK >

トコロテンを食べないでも・・エビオス粉末を飲んでいるから・・と・・プラーク退縮を期待される方もおられますが・・エビオス粉末には・・単独で、そのような強い働きがないことは、今までの経験で確認できました。栄養がバランスよく含まれた、全体食に近い食べ物としての役割を期待しましょう。

以前は、ごく微量の油添加と生菌摂取の観点から、エビオス粉末を推奨していましたが、酵母菌としてのプラーク改善効果を実感できませんでしたので、エビオスの錠剤も推奨といたします。(1日10錠を1〜2回に分けて、噛んでも潰して飲み込んでもOK です)

< トコロテンですが・・品物で効果に差があり!・・ご注意を! >

今まで、トコロテンの品に注目せずに、どこのトコロテンでも同じだろう・・的に考えていましたが、それは間違いでした。トコロテンをたくさん食べているのに、プラークの治りが悪い人がいれば、必ずスーパーのですか?トコロテンのコシはありますか?と、聞くようにしています。

なぜなら、最近・・・箸でつまむとすぐに切れるようなトコロテンを食べていた人のプラークの治りが悪く、コシのあるトコロテンに変えたらプラークが退縮したという人を数例経験したからです。

水増ししたトコロテンは柔らかく、テングサの成分が少ないのです。トコロテンの水分量は98〜99%前後と言われていますが・・

98.0%の水分量なら水100g中2gがテングサ成分です。300gなら6gがテングサ成分。
99.0%の水分量なら水100g中1gがテングサ成分です。300gなら3gがテングサ成分。
99.5%の水分量なら水100g中0.5gがテングサ成分です。300gなら1.5gがテングサ成分。

海外生活の方・・・治療のための粉寒天なら・・1日6g〜8gが適当かもしれません。

(毎日、棒寒天2本を水に溶かして、サラダなどとして食べていた人のプラークは良好に改善しました。・・・普通の棒寒天は、1本で粉寒天4gに相当・・・つまりこの方は、粉寒天8gを毎日食べていた計算になります)

健康に関わる食品ですから・・安い?柔らかい(水の多い)トコロテンは成分が少ないはずです。 “安い”・“コシのない”トコロテンでは、1日600g以上食べないと・・・効果が無いと考えましょう。・・お腹を壊しそうですから、実際には控えましょう。

昔ながらの職人が作る
硬めのコシのあるトコロテンを、絶対にチョイスするべきです。

“トコロテン”は食品ですが、当院では多くの経験実例からマクロファージを活性化させる“薬”扱いとしています。
くれぐれも・・“トコロテン“を・・値段だけで選ばないようにしましょう!

<善玉菌は多ければ多いほど良いと!・・でも、それは間違いでした>

なぜなら、 脂肪0ブルガリアヨーグルトを100〜200g/日以上食べた場合と・・同じヨーグルトを40〜80g/日食べた場合を比較したところ・・100〜200g以上を毎日食べた場合には・・ほとんどの場合で、プラークが不変または悪化し・・一方で・・1日に・同じヨーグルトを・・・40〜60gに制限して食べた場合・・ほとんどの例で・・プラークが改善しました。

しかし、完全にヨーグルトをoffにした数名は、改善が見られませんでした。(ご注意ください)

善玉菌といえども・・適量が存在することが判明いたしました。(同一人物で・・同じ食習慣で・・6ヶ月以上の観察期間での検討)

この事は・・脂肪0ヨーグルトの摂取量によって・・・マクロファージの貪食能・・またはマクロファージ内での脂肪分解能・・またはその両方の能力が・・・脂肪0ヨーグルトの摂取量が適量であれば・・亢進し・・あるいは・・摂取量が多ければ(およそ70g以上)・・抑制される・・という解釈になります。

同じ食習慣なのに、プラークが増減するという事は・・・マクロファージの貪食&脂肪分解能が・・亢進すれば・・・多少の脂質摂取量の増加があっても・・プラークは減少を続けるかもしれません。(まだ仮説です)

今回の知見は、野菜が大好きなら・・肉大好き・魚大好きでも、揚げ物が好きでも、・・なぜか・・プラークがたまりにくいのですが・・書籍「脳梗塞・心筋梗塞・高血圧は油が原因」P195

現在では、その理由としての解釈は・・「野菜の多食で、腸内細菌の絶妙なバランスが保たれ・・

結果として、マクロファージの貪食&脂肪分解能が亢進し、結果としてプラークが溜まりにくい」・・・と理解しています。(野菜の消化酵素やファイトケミカルなどの成分による効果よりも、マクリファージの活性に好影響をもたらす“野菜の繊維成分の量#が重要なのでしょう)

野菜たっぷりの味噌汁や、トコロテンの多食も・・キーワードは食物繊維を多く摂取!です。

<“塩無添加煮干し”摂取も・・・RAP食の重要行動 です>

過去に記載した煮干しの記述を修正しました。最近の商品は工場でボイルし、工場で乾燥させている商品がほとんどなので、肝硬変や糖尿病の方も、ビブリオ菌に感染する危険性はなく、加熱しないで食べて大丈夫です。

前述の「塩無添加いりこ」の食べ方ですが、

非常に重要な魚皮コラーゲンを有効にいただくために・・

【悪い食べ方】

  1. フライパンで“炒る”--→ダメです。→魚皮コラーゲンが死んじゃいます。
  2. 煮物に入れる--→ダメです。→魚皮コラーゲンが溶けて流れます。
    (魚皮コラーゲン・・・皮膚をツルツルにします。)

【良い食べ方】
そのままでもいいですが・・数匹ずつ食べるためには・・硬すぎます。
・器に水またはお湯を入れ、その中に40匹程(10g)入れ→数分後に箸でいただきます。
(生臭さが気になる人は、紅茶を少々いれると生臭さが消えます。各自で工夫を)

『漢方&サプリ』 と考え、“骨”&“筋肉”のケア、 “貧血”対策のために毎日いただきましょう!

【貧血予防、治療にも有効】
RAP食で、時々貧血になられる方がおられます。VitB12欠乏の場合が多いです。 でも、煮干し10gにはVitB12が4.13μgも含まれ、鉄:Feも1.8mg含まれています(魚の血も赤い)。

参考までに、国民栄養調査(2018)では、Vit B12に関して、男性の平均摂取は6.5μg、女性では5.4μgでした。これは男女ともに推奨量を満たしています。つまり、煮干し10gはVitB12欠乏症の薬やサプリとしても十分に使えます。

【長寿は得られた・・・でも、肋骨、手首骨折、圧迫骨折の予防を考えなくては・・・】
以前、長きにわたり、骨密度を上昇させるために、朝食前に飲む薬(毎日または月に1回)を処方していた時代がありますが、・・・骨密度が明らかに上昇した症例は記憶にありません。骨を丈夫にするには、薬よりも“塩無添加煮干し”と、階段の上り下りなどの運動が重要です。

「薬飲んでいるから・・シラスを食べているから・・骨は多分、大丈夫!」・・・これは間違いでした。Dr経験44年間の自戒を込めて。 シラスは、調べてわかりますが・・・Ca,Mg、などのミネラルはごくわずかしか含まれていません。

ビタミンDは、煮干し10gに1.8μg含まれていますが、1日の必要量にはかなり不足です。
ちなみに、2015年版の日本人の摂取量の目安は、18歳以上の男女共に5.5〜100μgです。

特に60歳以上の女性の場合、将来の圧迫骨折回避のためにも、骨密度が低いと指摘されているなら、大塚製薬の「ネイチャーメイド Super D」なら1日に1粒(25μg)(90粒で915円=1日10円)がお薦め。 (ただし医療機関からビタミンDの薬を処方されている場合は服用してはいけません。担当医にご相談を)

なお、骨密度を測定していないなら、2日に1粒でいいでしょう。

特に、医薬品として強い作用のビタミンDのお薬「エディロールと」いう薬の場合、血中のカルシウム(Ca)が上昇しすぎて、腎障害(Crが上昇)をきたす場合がありますので・・長期に服用されている場合は・・採血結果で、カルシウムが上がり過ぎたら、Crが上昇していないか・?・・くれぐれも・・本当に自分で注意してください。
老婆心ながら・・医療現場で、気付くのが遅れる場合があります。

【肌も“つるつる“になるでしょう】
先ほど記述した、“カサゴスープ” 程には明らかではありませんが、塩無添加煮干しを1日10〜13g食べると、明らかにカサゴスープ同様に、手洗いの場で、手のヌルヌル感(手に水気があるとヌルヌル、乾燥するとツルツル)を感じるでしょう。

“塩無添加煮干し”は、特にオススメの食べる化粧品です。

【タンパク質補給にも便利】
魚・肉からのタンパク質摂取は不可欠ですが、RAP食では、100gあたりの脂質量が2.0g以下の魚・肉を、1日200g以上(特に上限なし)を摂取するように推奨しています。

“塩無添加煮干し”の商品なら 100g中・・およそ4.8gの脂質量で蛋白質は68.3gです。

“塩無添加煮干し” 10gなら脂質0.48g、蛋白質6.8gです。(普通の牛乳200ccで蛋白質は 約6.6g)

一般的なお薦めでは、“塩無添加いりこ”を10g(長さ4〜5cmのカタクチイワシ約40匹)です。

夏場は、麺類などがお多くなり、蛋白質不足になりがちですので、竹輪(かまぼこ類、カニカマなど)&ゆで卵(白身)で補うなど心掛けましょう。

塩分は、動脈硬化の原因ではありませんので、竹輪などの蒲鉾に含まれている塩分程度は問題ありません。 ただし、竹輪などをいただく時には、お茶やミネラルウオーターやノンアルコールビールなどを飲むように心掛けましょう。 飲んだ水分は、1時間以内に・・塩分を引き連れて・・ほとんどが膀胱にたまり尿として排出されます。

<「糖質制限している人は・・熱中症や脳梗塞になりやすい」・・ご注意を!>

寝る前に水を飲み、・・それで熱中症や、脳梗塞を予防しましょう・・・など・・得策ではありません。

  1. まず、寝る前に飲んだ水は・・・1時間以内に・・そのほとんどが膀胱に溜まります。血液中のやや過剰な水分はすぐに、腎臓から尿として排出され・・元の状態に戻ります。ですから、寝る前のコップ1杯の飲水は、寝てから2-3時間後には膀胱に尿が充満し、排尿で目を覚ますことになり、安眠妨害になる可能性もあります。

    昼ならこまめに飲水は可能ですが、・・夜は6時間ほど意識のない状態が続きますので、水よりも、ゆっくり水分が吸収される、何かの食べ物が有用です。

    夜中の脱水症予防策として・・昔から・・テレビでよく言われる・・、寝る前のコップ1杯の水・・この方法・・いささか・・害あって利益なしの・・素人的発想です。ご注意ください
  2. お米1合は150gと言われています。炊飯すると“ごはん”350gになります。(つまり1合のご飯には200ccの水が含まれています)。お茶碗1杯150gの“ごはん”・・この中には86ccの水が含まれています。つまり、2膳の“ごはん”を夕食にいただくと・・86x2=172cc(コップ1杯の水分量)の水分摂取になります。ただし、この“ごはん”内の水分は・・・3〜6時間かけて・・徐々に“ごはん”粒が消化、吸収され・・水分も吸収され・・・就寝中の血液の水分不足を補ってくれます。

    (備考:夕食時の“ごはん”粒は、睡眠中の脱水を防いでくれます。ご飯を食べて1〜2時間後でも“ごはん”粒は溶けずに胃袋の中に充満しています・・エコーで確認容易。うどんの麺も1〜2時間では溶けません。糖尿病の方でも、脂質制限をしていれば炭水化物である“ごはん”は増やしてもOKです。増やすなら夕食時の“ごはん”を増やすのが、夜の熱中症や脳梗塞予防対策としては適当です。)
  3. 夕食後に、甘夏の可食部分200〜300gを食べたとしましょう(推奨でもあります)。みかんの粒々には水分が詰まっていますので、その多くの水分は数時間かけて、ゆっくり吸収されます。他の果物でも同様に、果肉には多くの水分が含まれています。つまり、果物を食べるということは、“ごはん”と同じ効果で・・・・3〜6時間でゆっくり、その果肉の水分が吸収されるのです。
    (夕食後の果物は、睡眠中の脱水を防いでくれますが、食べすぎると夜間頻尿になります)
  4. 果物の果糖は糖質ですから、糖質制限の方は、控えられるかもしれませんが・・・これも危険な・・思わぬ罠になり得ます。 糖尿病の方は、脱水予防には・・甘い果物よりも・・トマト・キュウリが適当でしょう。

以上より、 糖質制限をしないで、夕食に“ごはん”を多めにいただき、デザートに果物(バナナ以外)を適当量いただくのはRAP食での推奨です。(果物の量の制限は撤廃しました)

また、煮野菜を多くいただくのも、RAP食の基本ですが、野菜も水分を多く含んでいます。

RAP食は・・・
脳梗塞予防だけでなく、熱中症予防にも有益だと、ご理解いただけると思います。

一方で・・・

糖質制限食を信じる人は、上記1)〜4)の理由で、たとえ寝る前にコップ1杯の水を飲んだとしても・・・熱中症や脳梗塞になりやすいと思われます。

<日本人の造語とされる“医食同源”?・・・中国では“薬食同源”?>

“医食同源”・・・・これは、中国古来の考えである“薬食同源” を日本人の学者が、日本人に理解しやすいように造語した言葉とされています。

15年前の私には、抽象的な “美しい言葉だけど、現実味がない”という理解をしていた言葉でした。

私が調べた範囲では、中国古来の食療法や漢方薬の歴史に、 “生き物”が生体内に住んでいて、それが物理的な仕事・・つまり、異物や菌、がん細胞などを貪食したり、ウイルスに抗体を投げつけるなどをして病を治している、などという発想はありません。

ただし、中国から伝来した仏教には、現世の人を薬師如来様が化身して守ってくださる・・・、との薬師如来信仰があり、これは免疫細胞が化身して化身仏となり、生身の体を守ってくださる・・つまり、生体の免疫システムを言い当てている発想とも考えられます。

昔の人は、病を持つ人が、自然に治る様を見て・・その様な発想が生まれたのでしょう。・・治るには、何かの力があるはず・・と。 それは、科学的には正しい発想でした。

『食』は免疫細胞の活性を・・「抑制」したり、「活性化」したりする。      
  ですから、感染症、がん、動脈硬化・・全ての根源になりうる。

『食』は・・・血管プラークを簡単に肥厚させることができる。      
  ですから、組織は低酸素状態になり、がんの・・根源になりうる。プラークは動脈硬化そのもので、心筋梗塞・脳梗塞や、多くの疾患(症状)の根源である。(動脈硬化の未来塾 7))

すなわち、病気の根源は『食』である。
しかし、その病気を治す根源も『食』である・・・この時・・人は、『食』を『薬』とみなす。

多くの場合、医師が治すでもなく、食品が治すのでもなく、
実際に治してくれる実働部隊は“免疫細胞群”なのです。

その免疫細胞を抑制するのも、活性化させるのも・・・適量の『食』=『生物由来薬』なのです。

したがって、RAP食の概念の表現としては、やっぱり “薬食同源”がふさわしい。

コメント):昔の中国の食医の発想では、免疫細胞が生命に関わる全てを取り仕切っていることは、書かれていませんが、香辛料に敬意を払っていましたので、免疫の存在というより香辛料の力は感じ取られていたようです。なお、香辛料の一種である“八角”はインフルエンザの特効薬の原料でもあります。

<RAP食開発のコンセプト・・脳梗塞・心筋梗塞・・発症0(ゼロ)! を目指して>

より有効なRAP食の開発には、プラークと食品摂取との関連性を詳細に分析する必要があり、 この研究は現在も進行中です。

長年の試行錯誤の食事指導の経験から・・

RAP食は、基本的には脂質制限食ですが、・・・

「健全な肉体を維持しつつ、マクロファージを活性化させる食品摂取を必須扱い(薬)とし、免疫細胞の力を最大限活かして、動脈硬化の本態であるプラークを効率よく減らすための食事療法」です。

プラークを治す食習慣を追求していたら・・、いつの間にか・・『食』=『生薬』の考えに到達しました。

さて、現代医学の常識ですが、
「高血圧が原因で・・動脈硬化になる」「LDLが高いと・・・動脈硬化が進行する」「血圧が安定すると動脈硬化が進みにくい」「LDLが低いと動脈硬化が進みにくい」

いずれも、社会人としては見過ごせても・・“科学者の端くれ”としては・・・・ 受け入れ難い、現代の誤った「一般常識」です。

これらの常識が変わらなければ、これからの数10年〜200年後も、脳梗塞や心筋梗塞・認知症によって、多くの人が苦しむという・・禍根を残すことになるでしょう。

このホームページの内容を、苦々しく思っておられる学者の方もおられるでしょうが、その方達の子孫の病気を予防し、治せるのは・・RAP食だけかもしれません。

本当の・・病源は 『食』、 根本的な・・治癒源も 『食』

<一度避難も、自宅に戻り亡くなる・・母の愛はいつまでも・・
でもこの悲劇は・・医療関係者である私たちにも責任があります

2020年7月10日。NHKの報道によれば、「熊本県芦北町では、大雨で浸水した自宅から一度は避難したものの、再び戻った78歳の女性が亡くなりました。女性の長男(48歳)は2ヶ月前の5月に心不全でなくなりました。自宅には四十九日を終え、自宅にまだ骨壷がありました。女性は何かを抱きかかえたように亡くなっており、息子の骨壷を取りに戻ったのではないかと見られています。」・・・

もし、息子さんが心不全で亡くなっていなければ、この息子思いの母親の命は消えることはありませんでした。息子さんは病院へ通院されていたのでしょうか? それとも“突然死”だったのでしょうか?少なくとも健診は受けられていたはずですよね。

この「災害死」に関して、どれほどのDrが、責任を感じられたでしょうか?

悲劇は悲劇を生む・・・48歳の男性の心不全・・それは心筋梗塞による突然死だったかもしれません! (息子さんが、突然死かどうかわかりませんが、社会の、スルーされている悲しい現実にメスを入れます)

< 現代の突然死の多くは・・・・『激変した食環境による災害死』 である>

(動脈硬化の未来塾 112))の<つぶやき>で提示したように、40代の男性の心原性の突然死は・・2005〜2007年の3年間でも、年平均630人も発生しています。
・・月平均で52人も・・心原性で突然死しています!---子供がまだ小さいであろう・・働き盛りの40代の男性だけで、です。

ちなみに50代の男性だけで、年間平均で1,554人、月平均 518人も心原性で「突然死」です!

これらの不幸な 『死』 の根本的な原因は、継続的な高脂肪食・低炭水化物食にあると考えられます。 また、血管プラークを観察することもなく、目先の血糖や体重やコレステロール値を健康の“ものさし”にしている医療環境にも大きな問題があります。

現代人に特有な『食環境による災害死』と捉えるべきでしょう。

有名人の突然死だけでなく、コロナの報道だけでなく、交通事故死だけでなく・・・・
一般市民の突然死も・・災害ニュース扱いにして欲しいですね・・。

なぜなら・・
心原性突然死(総務省消防庁調べ:平成30年度:1年間25,569人は・・・

交通事故死(警察庁調べ:2019年 1年間3,215人の・・なんと・・7.9倍も多いのです!!
新型コロナウイルス感染症死 2020年 2月〜7月18日まで・・・986人

若い人の“突然死”を可能な範囲でニュースにしないと、臨床医も一般市民も、 本当は防げる・・・『食環境による災害死』に気付いていただけません。

あるいは、気付いているけど、「どうしようもない定め」と、経済のために諦められているのでしょうか?

現在の健康知識は、何かいいものを摂取したら健康になる・・的な、頭で考えた知識だけの話ばかりです。

間違った知識を学習すれば・・、真面目な性格の人ほど・・逆に、急速に健康を害します。 ( 『動脈硬化の未来塾』 に事実関係を多く掲載)

『災害』は起こってからでは遅いのです。

『人工衛星&スーパーコンピューター』 による大雨や台風の予測 は、災害発生前に住民に避難を呼びかけ、「災害死」を大幅に減らしているのは、間違いありません。

でも、
『8カ所の血管エコー』 による予測は、自覚症のない患者さんの意識を変え、『食環境による災害死』予防に大きく貢献する・・日本で生まれた“技術革新”だと思っていますが、・・・・

循環器の参考書に発表されてから10年・・未だ臨床現場では活用されていません。
「血管エコー パーフェクトガイド 動脈硬化の早期発見」循環器臨床 サピア9:中山書店 2010年8月

『レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉』
“私の仕事は、他人の言葉よりも自分の経験から引き出される。 経験こそ立派な先生だ。”

**** 2020年11月24日追記 ****
<マクロファージに最大限の敬意と拍手を!>

2019年の交通死亡事故死=3215人・・これは自動運転が普及すれば0に近くなるでしょう。

2017年の病院外で「一般市民が目撃した心原性心肺機能停止病症者=25,538人(1ヶ月後生存者=2,404人:1ヶ月以内に約9割死亡)) (総務省消防庁「令和元年度版 救急救助の現況」)

その・・主な原因は急性心筋梗塞ですが、その元となる主な原因は食習慣(高脂肪食、酒類多飲)→冠動脈のプラークの肥厚→心筋梗塞→心室細動→心停止です。

・・身体各所の動脈のプラークが減れば(冠動脈のプラークも同時進行で減る)、基本的に心筋梗塞は予防できます。・・心筋梗塞が減れば、心室細動も減り、突然死が減ります。

つまり、理論上は「心筋梗塞」による「突然死」は0にすることも可能です。

ここで、プラークを増やしている犯人は、健診で悪者扱いされていますが、コレステロール(LDLなど)ではありません。

最近、初診から3〜4ヶ月の観察で、プラークがなんと0.6〜0.7mmも減る症例をしばしば経験します(動脈硬化の未来塾 117))。現代では奇跡に思える結果ですが、これらの奇跡的な治癒症例に学び、その仕組みを解明できれば、普通に動脈硬化を治せる時代が、全ての病院にやってきます。

このようなダイナミックな作業を成し遂げた立役者であるクロファージの存在を深く考えないで、動脈硬化を治す方法の進歩はあり得ませんので、突然死も減ることはありません。

<マクロファージを身近に感じ、愛情を注ぎましょう>

マクロファージは自分の身体の中に・・果たして何匹住んでいるでしょうか? 自分を24時間、死ぬまで守り続ける生き物達(貴方の命を身を挺して守るペット達)です。

昔の私は、白血球の数を正常値なら約5,000/μl前後など表現し、赤血球と同じく、個数として扱っていました。マクロファージは白血球の約5%前後を占める単球が変身した“寿命のある生き物”
なのです。

血液の1μl(マイクロリットル)・・つまり・・1/1,000cc中に、白血球は5,000匹いるのです。
(思考できる細胞で自分の意思で動き回れるのですから、金魚みたいに“匹”扱いにするべきです)

白血球は骨髄で造られます。白血球の約5%が単球ですが、血液中に約2日間生活し、その後は血管の外に出てマクロファージに変身すると言われています。

すると、マクロファージの元の単球の数は 約250匹(5,000x0.05)/μlです→つまり1ccの血液中に約25万匹(250x1,000)も住んでいます。

人体の血液量は、例えば60Kgの人体なら、体重の1/13と言われていますから、約4.6Kg=4.6リットル(4,600cc)が血液量となります。

つまり、ヒトの体内には約11億5千万匹(250x1,000x4,600=1,150,000,000匹=)!の単球(マクロファージ予備軍)が住んでいることになります。

ただ、この単球の数は流血中だけの数です。プラークの中に潜って貪食中の現場に張り付いているマクロファージや、癌組織をやっつけている最中のマクロファージ達、肺胞で雑菌やウイルスを貪食しているマクロファージ達、肝臓の組織に住んでいるクッパー細胞、石灰化したプラークを食べて減らしてくれている“破骨細胞”などを含めない数です。

プラークを“たっぷり”食べたマクロファージは、リンパ管からリンパ節へ移動し、“あそこにはおびただしいプラークがあるぞ・・手が空いている同僚は集合して手助けしてほしい!”旨の情報を発信しているに違いありません。

この免疫細胞が活性化される主な場所が腸管とされています。腸は1〜2mくらいと考えがちですが、実は7〜9mもあり、この広大なスペースの環境が改善されれば、免疫細胞の活性も劇的にupするに違いありません。

血液中を流れている11億5千万匹の単球が、順次血管内から血管外(血管壁内を含む)の組織へマクロファージとなって出陣する訳ですから、それぞれ5%でも元気になればとてつもなく大きな力が生じ、大きな変化をもたらしてくれます・・その気になれば、突貫工事で奇跡的な仕事が可能なのです。でも、それは奇跡ではありません。

なぜプラークが短時間に減るのか?の問いに対する答えは、この計算結果に込められています。

<高脂質食を食べないでも、低脂質食を食べていても、プラークを増やせます>

「プラークを増やす(進行させる)方法 」= マクロファージの活性を落とす方法と言えます。

簡単です。それは、喫煙、アルコール多飲、野菜不足の生活、脂肪0のヨーグルトなどの乳製品の摂取過多(不思議ですが、多くの実例から得られた事実です)などをすればいいのです。

<実例を元に、マクロファージの仕事ぶりを計算してみましょう>

今、コロナ禍の最中において、命・健康の本当の恩人(ウイルスやガンやプラークまで食べてくれる)を正しく認識し、その生き物(免疫細胞)に深く感謝し拍手を送ることが家主の最優先の務めです。

実例で計算します。

当院症例で、4ヶ月で右鎖骨下動脈のプラークの厚さが4.11mmから3.33mmまで、0.78mmも厚さが減少(退縮)した症例があります。
この方のプラーク形状から、減少したプラークの体積は12.0x12.0x0.78=112.32mm3です。

マクロファージの大きさ(容積)は、単球よりもやや大きいと仮定して、直径が30μm(0.030mm)とすると、概算で0.030x0.030x0.030=0.000027 mm3となります。

1匹のマクロファージが1日でプラークを貪食する量は、自分の容積の半分の量だと仮定して、0.000027÷2=0.0000135 mm3です。

つまり、4ヶ月で減少した脂肪(プラーク)の量は、マクロファージが1日で食べる量の何匹分に相当するか? 延べで計算すると、112.32mm3÷0.0000135 mm3=8,320,000つまり、マクロファージ832万匹分の脂肪の量です。

1ヶ月のプラーク減少量は1/4の208万匹分の貪食量になります。

1日換算では、右鎖骨下動脈の1箇所だけで、約69,333匹(≒2,080,000匹÷30日)のマクロファージ、がプラークという“食習慣災害ごみ”を撤去するために1日中、休みなく働いた計算になります。

血液中には11億5千万匹も単球が住んでいますから、4ヶ月でプラークの厚さが0.78mmも減ったことは、充分納得できる計算です。

ラークが減るということは、科学的に考えて、マクロファージの貪食以外では考えられません。

<動脈硬化メカニズムの理論の違いで、治療の「コンセプト」が全く違う>

現代医学の理論(LDL:動脈硬化主犯・マクロファージ:共犯説)では、プラークの退縮を説明することは不可能です。残念ですが、皆様が信じて疑うことのない現在の標準医療に採用されている動脈硬化理論は科学的ではない(正しくない)ことになります。(動脈硬化の未来塾 11))

正しくない理論を元にしたガイドラインを守っても“治す”ことは現実にはかなり無理なのです。
“治せない”ので、動脈硬化進展の抑制効果の有無(A群がB群よりも心血管イベントを@%減らせた・・など)をエビデンスとして紹介しているのです。

善玉コレステロール(HDL)がプラークを減らすという仮説は、LDL:動脈硬化主犯説が正しいと仮定した場合の論理に過ぎませんし、HDLがプラークを減らしたという事実確認はありません。

私の理論(マクロファージ:救世主説)では、プラークを普通に減らすことができます。ですから、一次の脳・心血管イベントを0にし、その再発を0にするのが目標です。(動脈硬化の未来塾 113)) (動脈硬化の未来塾 114)) (動脈硬化の未来塾 117))

<長い間・・間違った理論が、バラを薬漬けにしていました・・>

21年前の1999年から、バラを完全無農薬で育て始めました。当時は「バラは農薬を使わないと育てられない」という考えが支配的でした。
それが、現在まで戦後75年間も続くバラの標準栽培法なのです。

クリニックのオーガニックなバラ庭は、土壌菌の研究・虫の研究を経て、廃食用油を複数の有益菌で分解して得られたオーガニック肥料「夢油肥」の開発などのおかげで、モンシロチョウやアゲハチョウやハナアブなどが乱舞する、膨よかで、命が溢れ、香り豊かな庭として維持され続けています。

2020年5月14日 クリニック庭

<マクロファージ・白血球を増やす方法・・>
マクロファージを増やす方法・・それは、白血球を増やす方法・・と同じです。
血液中のマクロファージや白血球が少ない場合は・正常レベルまで増やすことは可能かもしれません。 でも、一見健康な状態で、白血球を正常レベル以上に増やすことは、身体に炎症(免疫と細菌やウイルとの戦争状態)などの非常事態が生じない限り無理です。

10歳頃より54歳まで、健診の度に白血球数低値を指摘されていた方が、偏った食習慣をRAP食に改めることで、初診時に2,900/μlだった白血球数が、4ヶ月後には3700/μlとなり、1年後には4,000/μ、1年4ヶ月後には正常レベル(4,600/μl)まで、次第に上昇した実例を、(動脈硬化の未来塾 114))症例1で紹介しています。

<RAP食ではバナナ禁止です>
(バナナ以外の他の果物は全てOK、量の制限も撤廃しましたが、糖尿病の方はご注意ください)

同じく、バナナ禁止にした動物園があります。山口県の「ときわ動物園」です。
詳細は「動物園の食卓革命」で検索を。キーワードは、食物繊維&カロリーです。
バナナは、果物の中でも80Kカロリーあたりの食物繊維が最も少ない果物。バナナを食べると、他の食物繊維が多い果物の摂取量が低下します。プラーク治療になぜバナナがいけないか? 臨床的な観察結果を「動物園の食卓革命」の実験によって、科学的にやっと説明できた感じがします。

 猿の毛並みの悪化の原因の正しい解釈としては、バナナの糖質の多さよりも、むしろ食物繊維の少なさが原因とおもわれます。

そして、事実関係を並べると、「猿の“毛並みの悪化”と“元気がない”は“免疫機能低下”“免疫活性低下”と大いに関係がある」という仮説が成り立ちます。

ちなみに、アトピーは免疫の一部の反乱ともいわれ、皮膚や毛根の状態がおかしくなりますし、ストレスで頭髪が抜けるのも、免疫が大いに関与しています。

そしてこの仮説が正しいことは既に証明済みでした。(KOMPAS 慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト  永野圭介(皮膚科):「毛の新たなる存在意義--毛嚢は免疫スイッチ--」

「動物園の食卓革命」での観察結果は、毎日の食事が免疫に非常に大きく作用するという医学的な実験例として、大変貴重な研究結果です。

バナナ中心の餌を野菜中心の餌に変更したら、毛並みが良くなり、元のバナナ中心の餌に再度戻したら毛並みが悪くなり、さらに野菜中心の餌にしたら毛並みが良くなった・・・。これは信頼できる、医学のための大変貴重な動物実験結果です。

あらゆる食物・食品は・・あらゆる病気と関連する・・(動脈硬化の未来塾 32))  (動脈硬化の未来塾 7))

<野菜は救世主、8〜13年分の寿命を取り戻せる>

野菜類摂取に関する詳細は「脳梗塞・心筋梗塞・高血圧は脂が原因」(幻冬舎)P92-198 参照を。書籍に記載した内容は非常に重要ですが、ホームページには未掲載です。なお、書籍の食事指導も2020年3月発行の第3刷から最新RAP食といえる記載に修正しています。

最近、サルだけでなく“野菜類“摂取の努力が、ヒトの免疫活性を高める上で極めて重要であることを実感しています。

書籍では、野菜大好き人は、肉、魚、揚げ物類などの高脂質食品を大好きでも、T-max値(C-max+A-max+S-max+F-maxの実数)は有意性を持って、かなり低く抑えられていることを数学で証明してはいたのですが・・・、これらの事実は、実際の症例での食生活指導に生かされるべきだと実感しています。(書籍を参照ください)

ちなみにC-maxとは、左右の頸動脈でのmax-IMT(プラークの高さのMAX mm)。

脂質摂取は、ある程度・・・ザックリと制限すればOKで、実は、マクロファージの活性を高める努力がなされなければ、プラーク改善効果は長続きしにくいということが、次第に判ってきました。

過去に記述したM-lineは、野菜類の摂取量次第で、月単位で極めて大きく変動するものと思われます。

以前は、M-lineは個人で決まっており、あまり変化しないだろうと考えていました。

昔の私のRAP食に対する考えは「RAP食は、主に過剰な脂質摂取を減らした食事療法であり、付随してトコロテンや野菜たっぷりの味噌汁、他を摂取しましょう」でしたので、・・まだ、トコロテンや野菜類をたっぷり食べないでも、「脂質制限さえしていればプラークを継続して減らすことができるのでは・・」と、脳裏に焼き付いている方が多くいらっしゃいます。・・くれぐれも昔のRAP食の考え方を廃棄していただきますようにお願いいたします。

野菜摂取によるマクロファージ活性亢進の主な理由の一つは、食物繊維でしょう。他の理由を研究中。

<葛根湯の長期服用で、プラーク改善に効果を感じられず・・副作用事例も。>

“肩こり”等の改善を期待した葛根湯の長期(3〜4ヶ月)服用予定開始症例を7例経験し、3例は服用2日〜2週間以内に、嘔気・下痢・軟便などで中止となり、3例は3〜4ヶ月服用し、特に副作用は認めないものの、プラーク改善効果は感じられなかった。残る1例は医療関係者で、コロナ恐怖により3月下旬から葛根湯を薬局で購入し、1日1〜3回服用していたが、8月中旬に下肢のむくみが顕著になり中止。中止して1ヶ月目頃からむくみ改善。ただし、葛根湯のおかげと感じられるプラークの改善は認めなかった。
(葛根湯による“むくみ“は、副作用としての”偽アルドステロン症“が考えられた)

結論:葛根湯の長期服用は、決してお勧めできない。

備考:葛根湯とは、薬草の合剤です。成分:葛根、大棗、麻黄、甘草、桂皮(シナモン)、芍薬、生姜(生姜の根)などの合剤。
例えば、葛根湯で副作用が認められれば、他の漢方でも同じ成分が配合されていれば、同じ副作用が出るでしょう。

付録:)免疫力を上げるために、十全大補湯(7.5g)2P,2x/日を3ヶ月服用された1例は、プラークの進行はストップしたが、プラークは改善しなかった。

<スタチン剤(コレステロール低下薬)は、やっぱり飲まない方が得策>

一流誌の最新論文で、今までのLDLの低下治療のエビデンスに疑問符!

Medical Tribune 誌で取り上げた論文は、スタチン 剤(コレステロール低下薬)でLDLコレステロールを一生懸命下げても、心臓死や、心血管病の予防には貢献しないという論文です。

なお、「突然死」の原因を調べていたら、右下に紹介した「心臓突然死に関する最新知見」というタイトルの和論文の引用文献16)(表)に気になる事実記載がありました。

引用文献16)(J Am Heart Assoc, 2015; 4 : e001399 )の詳細は、
「デンマークの4カ所のPCI(経皮的冠動脈ステント治療)センターへ2年間に緊急入院した心筋梗塞患者660例について、ステント治療する前に、VF(治療前12時間以内の心室細動)をきたした人(219例)と、心筋梗塞は起こしたが、VFを来さなかった人(対照群:441例)の危険因子を検討しています。

結果:
1) アルコール多飲者は・・普通の人に比べて、非常に危険な心筋梗塞(VFを伴う)になる確率が、3.3倍も高かった
2) 心房細動の既往者は、既往のない人よりも同様に2.1倍も高かった。
3) スタチン剤を服用している人は、スタチン剤を服用していない人に比べて、・・心筋梗塞になった場合、・・非常に危険な心筋梗塞(VFを伴う)になる確率が2.1倍も高かった。
(つまり、心筋梗塞になった場合、助からないで・・突然死に至る確率が2.1倍になる)

スタチン剤に関して、上記の英語の論文の考察としては、「普通の心筋梗塞を起こした群よりも、コレステロールが高かったからとか、心筋梗塞リスクがより高かったから、」(スタチン剤を処方される機会が多かった?との推論)と論文では解釈されていますが、それは事実でしょうか? 

将来VFを起こす心筋梗塞と、VFを起こさない心筋梗塞を、デンマーク全土の臨床の現場Drが、前もってLDL値などで判断して、スタチン剤処方を決定するなど不可能です。

スタチン剤は、心筋梗塞のリスク・LDL高値を標準医療の立場で考えて、ランダムに処方されていた・・と考えるのが妥当でしょう。

つまり、論文の結果は事実をそのまま物語っているのです。
(スタチン剤を信じる学者は、これらの事実関係を、何かと理由をつけてスルーします。)

なお、高脂血症とVFとの関係は認められていません(表)。

私個人の解釈:)
・スタチン剤は心筋細胞にも存在する“ミトコンドリア”(自己発電の発電機の役割)の毒ですから、直接的な影響も考えられますし、スタチン 剤を飲んでいると、本人はLDL が低下している事実を認識できますから、酒類を控えることもなく、高脂質の食物を制限することもないでしょう。

・アルコール多飲者は・・心筋梗塞になった場合、3.3倍もVFになるわけですから・・
心理学の視点から考えると、

1)スタチン剤服用→2)LDL低下→3)本人安心感→4)アルコールを増やしたくなり多飲する→5)採血でLDL上昇なし→6)薬を飲んでいるから安心し,調子に乗る→7)さらにアルコール摂取量の増加→8)VFを伴う心筋梗塞で発症。

このような事象も、間接的なスタチン剤の副作用と認めるべきです。

つまり、当院で以前から経験しているが如く、スタチン 剤は健康にとって、直接的にも、間接的にも“逆効果”だと言えます。(動脈硬化の未来塾 52) (動脈硬化の未来塾 68)

備考:)突然死の主な原因である心筋梗塞ですが、心室細動(VF)を伴う心筋梗塞を救命することは困難(10分以内にAEDで除細動しなければ絶望的。3分以内なら70%救命。)とされています。つまり、突然死を予防するには、早くRAP食へ変更し、減酒・脱スタチン剤なのです。

<腸内細菌を健全に保つため、食品保存料、防腐剤、PH調整剤、などに注意!> 
 
スーパーでよく見かける、賞味期限が長いメカブやモズクなどのパック品、パック詰めされた生の麺類やハムなど・・多くの食品(漬物なども)に、保存料(防腐剤やPH調整剤)が添加されている場合が多いです。  
まさか・・“賞味期限が長いから重宝“・・なんて、安易に考えていませんか?

最近のニュースから、コンビニでの食品ロスを減らす観点から、賞味期限を延ばすなどの対策がなされるそうですが・・・、保存料・PH調整剤添加の食品が増えないことを願っています。

それらの商品においては、パッケージの中身が健康にいい食物でも、保存料が染み込んでいますので、腸内細菌の善玉でも悪玉でも差別なく殺してしまう、あるいは増殖を抑制するのです。・・

食品の保存料はそもそも、菌が繁殖しないための添加物→腸内環境には毒です。
(酸化防止剤としてのビタミンCならいいかも) 

また、食物繊維は腸内細菌にとっては重要な餌・食べ物でもあります。
貴重な食物繊維を含む“漬物”に保存料やPH調整剤や人工色素がしみ込んでいては、腸内細菌はその食物繊維を食べるどころか嫌がるでしょうね
。消化酵素は嫌がらずに消化してくれますが・・・。

みなさんが善玉菌なら、そんな薬が染み込んだ餌(食物繊維)を食べたいでしょうか?

マクロファージは、「腸内細菌がバランスよく繁殖した腸内環境で活性化される生き物である」・・ということをご理解ください。

付録:)当院推奨のトコロテンが「タレなし商品」を選択可能になりました。
この記事の39P前(2020年1月21日掲載記事)に、ダウンロード用として添付した注文用紙を、新しい注文用紙に差し替えていますのでご利用ください。

『レオナルド・ダ・ヴィンチ』の言葉
「あらゆるものは、他のあらゆるものと関連する。」

2020年12月25日 追記
<バナナ以外の果物は、毎日欠かさずに多めにいただきましょう>
果物の制限は撤廃して、量の制限も撤廃しましたが、一歩踏み込んで、果物は海藻・野菜の次の推奨品に格上げいたしました。積極的にとりましょう。 

詳細は(動脈硬化の未来塾 118)) を参照ください。

<スタチン(コレステロール低下薬)を止めてRAP食にすれば、いいことが待っています>
(動脈硬化の未来塾 119))をご覧ください。

2021年4月29日 追記

<「 脂肪0ではないヨーグルトは1日置きに30g(大さじ半分)摂取へ減量 」>
(2021年8月10日改定)

改定の理由は(動脈硬化の未来塾 122))をご覧ください。以下の脂肪0ヨーグルトに関しては過去の事実に基づく逸話としてご理解ください

現在推奨しているブルガリア菌のプレーンな脂肪0ヨーグルトですが、週に1〜2回でも、決して1回量を50g以上食べてはいけません。

特に、男性の場合、週に3〜4回しかヨーグルトを食べないからと・・1日60〜100〜130g摂取する人が後を絶ちません。男性は、料理をしない人が多く、食品の@@gの感覚が非常に鈍いのかも。

今まで30〜40gと指導していたら、男性のほとんどが大さじで2〜3杯の感覚で60g〜100g/日または、「毎日じゃないから・・」と、80〜130g、時には200gを週に2〜4回程食べられています。
これらの食べ方(量)は、いずれもプラークが悪化することが多く、本当にNGです。

現時点:2021年4月29日現在、週に1〜3〜4回しかヨーグルトを食べないとしても、その1回量は30g(大さじ半分量)、しかも毎日ではなく、1日置きです。(多くの実例の観察結果から)。

<実例です>
・脂肪0ヨーグルトを毎日50g食べられていた人が、毎日40gに僅か10g減量しただけでプラークが退縮した1例
・1日置きに60gで食べられていた方のプラークが小康状態でしたが、1日置き30gへ減らして、プラークが改善した症例
・その他、毎日60〜70gで食べられていた多くの方のプラークが悪化し、毎日30〜40gまたは1日置きに30〜40gへと減らしただけで、そのほとんどの方のプラークが退縮しました。

<脂肪0ヨーグルトの適量を守れずに脳梗塞になった1例を紹介します。>
脂肪0ヨーグルトは、経験を重ねるごとに、摂取量を制限してきましたが、それに従わなかったので脳梗塞をきたしたと思われる症例を、総頚動脈のプラークの変化と共に紹介します。
75歳男性
・2017年10月下旬--左総頸動脈(縦断)でプラーク=1.43mm 観察開始
・2018年 2月下旬--左総頸動脈(縦断)でプラーク=1.17mm----改善
・2018年9月上旬--左総頸動脈(縦断)でプラーク=1.28mm----悪化
・2018年12月中旬--左総頸動脈(縦断)でプラーク=1.38mm---悪化
・2018年 4月中旬--左総頸動脈(縦断)でプラーク=1.38mm---不変
 ****この頃から脂肪0ヨーグルト130g/日.開始----推定***
・2019年12月下旬--左総頸動脈(縦断)でプラーク=1.54mm---悪化
 脂肪0ヨーグルト130g/日.中→1日60gへの減量を指導するも、わずかに減量。
・2020年 4月中旬--左総頸動脈(縦断)でプラーク=1.48mm---やや改善
 脂肪0ヨーグルト100g/日.中→1日50gへの減量を指導するも減量なし。
(130g→100gにてわずかにプラーク改善したので、ヨーグルト減量指導を守れず)
・2020年 8月中旬--左総頸動脈(縦断)でプラーク=1.58mm---悪化
 脂肪0ヨーグルト100g/日.中→1日40gへの減量を指導するも減量なし。
2020年10月中旬—急性脳梗塞で緊急入院—
 2週間で退院。(後遺症なし)
・2020年 12月中旬--左総頸動脈(縦断)でプラーク=1.53mm---やや改善
 脂肪0ヨーグルト50g/日.(週に4〜5回摂取)中?1日30〜40gへの減量を指導
・2021年4月中旬--左総頸動脈(縦断)でプラーク=1.68mm---へ、かなり悪化
 脂肪0ヨーグルト80g/日.中→1日30gへの減量を指導。このままでは脳梗塞再発も!

コメント:
**4月下旬から…. RAP食のさらなる進化を求めて、診察を受けられた方に限り、脂肪0ではない普通のプレーンタイプのブルガリアヨーグルト30g(大さじ半分)の1日置き摂取に変更中。
「理由」:プラークのビフォーのサイズが知りたい事と、脂肪0ヨーグルト30g摂取(毎日でも1日置きでも、効果に差なし)の場合でも、現状では満足のいく結果が得られているため。
必要最小限のブルガリア菌を摂取し、脂質の摂取をほとんど問題ないレベルに抑えたいため。

**脂肪0牛乳製ヨーグルト中止の理由は、今後、科学的な考察を加えて記事掲載予定

**牛乳が飲めない方は、脂肪0ヨーグルトも普通のヨーグルトも摂取不可でしたが、4月下旬から、豆乳ヨーグルト(甘くない、プレーンだけ)を1日置きに、同じく30gだけ摂取されるように推奨いたします。

結局、当院へしばらく来院されていない方や、一度も来院されていない人などは、

「脂肪0ではないヨーグルトを1日置きに30g(大さじ半分)摂取へ減量」
(2021年8月10日改定)

を強く推奨いたします。

自己の判断で、脂肪0の乳製品ではない「普通のブルガリアヨーグルト(プレーン)30gを「1日置き摂取」へ切り替えてもよろしいかと・・・私自身は、脂肪0ヨーグルトを止め、普通のブルガリアヨーグルト(プレーン)30gを1日置き摂取へと切り替えました。

プレーンではない、甘いヨーグルトは乳酸菌が死んでいます。生きている乳酸菌が中にいれば糖を食べ尽くしますから、甘いはずがありません。人工甘味料は腸内環境に悪影響かもしれません。

<発酵食品や@酢食品は健康にいい食品ですが・・場合によっては逆効果!?>
 
昔から健康にいいと信じられている食品が、本当に健康にいい食品なのか?疑問に感じます。
昔の中国や日本の先生方によって形作られてきた学問ではありますが、血管プラークの増減という最も健康に直結した“症状に現れないバロメーター”の変化についての情報は、全くなかったに違いありません。
また、血管プラークの増減が見えないから、健康に良いはずの食品の適量も不明でしょう。

テレビでよく耳にする「@@は〇〇するから健康にいいと言われている・・云々・・」ですが、昔は超音波装置がありません・・昔の「健康にいい」は「プラークが減少すること」ではなく、単に「体調がいい」とか、「抗酸化作用があり・・」とか、「ビタミンやミネラルが多いから・・」とか、現在の健康常識は、視覚による科学的な観察がなされていない「未確認事項」ですから、そのまま信じるわけにはいきません。

現在では、今までのRAP食の修正のおかげで、プラーク難治例が大幅に減少しました。

でも、この難治例の中で、健康に良かれと摂取していた食品が、プラーク改善にブレーキ、または悪化の原因となっていると思われる症例を経験することが珍しくありません。

例をあげると、
・クエン酸+重曹の溶液:500ccを、毎日または週に3回飲用していた症例のプラークは悪化しましたが、中止でプラークが改善しだしました。
・クエン酸溶液(1日2000cc)を「血管が浄化される・・」という甘い言葉を信じて、毎日飲用していた症例。プラークが悪化していました。
・乳酸菌入りの錠剤(サプリ)を常用していた症例。
・乳酸菌入りの液体飲料サプリの毎日飲用症例。
・@@@酢の毎日飲用症例。
・@@酢の毎日飲用症例。
・三杯酢の多用症例、などでもプラークが悪化。(塩分がダメとの偏見が頭にあり、酢の摂取に偏ったため症例)
・@酢汁、レモン汁の多用症例・・これらを多用するようになって、消失していた“閃輝暗点が出現するようになった”。(遠方のため、プラークの増減を未確認ですが)
など
・花粉症薬の半年以上の常用例(1例のみ)。
これらの症例が、プラーク改善にブレーキになったと考えられる症例でした

なお、抗リウマチ薬やステロイド剤では特にブレーキとは感じられていません。

クエン酸は、梅の“すっぱい”の成分で、梅干しの酸は殺菌効果(食中毒予防効果)があると知られていますので、腸内環境の悪玉菌のみならず、善玉菌にとっても迷惑な話です。

柑橘類の生食や梅干しなどの食品として摂取するのではなく、健康のために“酸っぱい液体”を飲用すると、腸内環境のバランスが崩れて、免疫細胞の活性低下につながるのかもしれません。

レモンなどの、特に酸っぱい柑橘類は、料理の味付けのみに留めましょう。

考えてみれば、アルコール・酢は・・低濃度で殺菌剤、菌の感染予防剤なのです。

同じ理屈で、サプリとして工場で大量生産された乳酸菌の錠剤や液体なども、腸内環境のバランスを壊すのかもしれません。 

アルコールでプラークが悪化する主な原因も、アルコールによる血管内皮細胞障害よりも、アルコールによる腸内環境の破壊→免疫力低下→プラーク悪化(動脈硬化進行)のルートも考えられます。

< 当院推奨のトコロテンでも、三杯酢のタレはご遠慮ください >

 トコロテンは腸内の善玉菌のエサでもありますので、酸っぱい酢が絡まった
トコロテンはお控えください。(理由は前述)

また、当院推奨商品のトコロテンに封入されている水は“ぬるぬる”していますが、濃度の高いトコロテンから染み出したテングサ由来の有益成分+保存料としての食酢です。トコロテンに封入されている水を飲むのはNGです。
実際の食べ方は、以前記述してますので参照ください。

<骨のためには骨:“塩無添加煮干し”を食べるべし!>

例えば「@@ケア」というサプリがあり、ある種の乳酸菌含有錠剤ですが、このサプリで骨粗鬆症に有効とのことですが、その原理は、このサプリが破骨細胞の能力を阻害し、骨を削るのを弱めるのだそうです。

でも、ちょっと待ってください。破骨細胞はマクロファージが変身した細胞“です。血管の石灰化が治る!・・そのお蔭様の細胞の働きを阻害するなんて・・石灰化したプラークや、石灰化していないプラークまで、治るのを(貪食するのを)邪魔することになります。

骨さえ良ければ、血管の汚れが進行しても良いのでしょうか?

骨を丈夫にしようと思っても、丈夫にするためには素材が必要です。大工が元気でも、木材がなければ家は立ちません。骨のためには骨を食べるべし!目のためには目を食べるべし、脳のためには脳を食べるべし、骨髄のためには骨髄をたべるべし、血管のためなら血管を食べるべし。

全て解決してくれるのが、以前紹介した「塩無添加煮干し」10〜15g/日摂取です。
「塩無添加煮干し」を食べれば、エビオスを服用する必要はありません。

<“塩無添加煮干し”は、熱湯でふやかして食べるべし>

私事ですが、乾物である「塩無添加煮干し」をそのままの状態で食べていましたら、直後に喉に違和感(唾を飲み込む時に異物感)を感じました。喉の奥を覗いたら、咽頭奥に煮干しの胸ビレが白髪みたいに1本突き刺さっていました。咽頭違和感に、1時間ほど“咽頭がん”では?と、ひどくおびえたことがあります。幸い、割り箸で軽く当てて動かすと、簡単に抜けました。

また、患者さんで、「塩無添加煮干し」を食べた後、しばらく“胸のつかえ感”を感じる方がおられました。

・・対策として、紙コップなどに「塩無添加煮干し」を10〜15g入れ、熱湯を注ぎ、5〜10分ほど放置後、そのまま水切りして、無添加の濃縮たれ(麺つゆなど)を少々入れ、冷水又はお湯を入れて、よく噛んでいただく・・など、いかがでしょう。 その他、各自工夫して下さい。

特に女性は、圧迫骨折にならないように。RAP食なら長生きしますから、普通にしていたら・・圧迫骨折は避けられない苦難として、やってくることでしょう。 

<筋肉を太くしたいならタンパク質を食べるべし>

人類の祖先は海水中にいた真核生物です。エビオスは、真核生物である酵母菌の集合ですから、人間に必要な栄養はほとんど含まれています。でも、煮干しの方が優れているのは、人間は脳・目を使って、足で歩き、陸上で生活しなければいけません。ですから、海に住んでいた酵母菌の栄養では不足する部分があります。
目や、頭蓋骨、骨、筋肉の素材がいっぱい詰まった煮干しのほうが断然いい!ということになります。

エビオスにはVitDが含まれていませんが、煮干しには・・当たり前ですが、Vit DやB12, 葉酸、鉄分、ナイアシン、核酸、アミノ酸、タンパク質なども・・人間に必要なすべての栄養素が含まれています。(魚からヒトへ進化していますので当たり前の話です、魚の血液も赤色です)

RAP食をしていると、どうしても貧血や低蛋白血症へ傾く方がいらっしゃいます。
脂質を敬遠するあまり、タンパク質摂取がおろそかになり(RAP 食では、過去にもタンパク質摂取制限をしたことがありませんが)、魚や肉の内臓摂取がおろそかになるためでしょうか?

そんな症例で、食事以外で、「塩無添加“煮干し”」10〜15g/日摂取+無添加ちくわorかまぼこ(伝統ちくわ2本分相当でタンパク質:21g)(保存料、人工甘味料無添加)を毎日摂取いただくと、アルブミンが3.9g?4.3g 貧血Hb 10.0g?12.0g程度まで改善することがしばしばです。

最新のRAP食では、エビオス摂取よりも、甘酒摂取よりも、「塩無添加煮干し」10〜15g/日摂取が重要とお考えください。

筋肉増強のためのタンパク質摂取は、たとえ脂肪0商品であっても、商品のプロテインではなく、素材(ちくわ、かまぼこ)からのタンパク質20g/d程度の摂取を強く推奨いたします。

なお、わざわざ、煮干しの頭と腹ワタを外して食べておられる方がいらっしゃいましたが、一番必要な栄養が詰まった部分を捨てることになりますので、丸ごと全ていただきましょう。

何度も述べます・・RAP食 +「 “運動”と“ちくわ”と“塩無添加煮干し”です 」

ちくわの塩分・・「心不全」の人以外、問題ありません。大丈夫です。食べる方が利点ありです。

<クロピドグレル錠の副作用・バイアスピリンの副作用----希だけど重要な事例>

バイアスピリンの副作用…胃潰瘍は周知の事実ですが、再生不良性貧血もあります。
<症例提示(薬処方・管理は他医院)>
83歳女性
2007年4月 血小板20.1万 赤血球404万 白血球7300
2008年1月 バイアスピリン(100)1—1日置きで開始
2009年4月 血小板5.8万 赤血球286万 白血球5800
       バイアスピリン(100)1-中止  (服用開始から数か月で血小板低下?)
2010年9月 血小板5.8万 赤血球265万 白血球4000
2013年12月 血小板3.3万 赤血球136万 白血球2860 入院

クロピドグレル錠の副作用…胃炎もたまにありますが、再生不良性貧血もあります。
<症例提示>
70歳女性
2010年2月 血小板28.3万 赤血球505万 白血球**
2010年8月 バイアスピリン(100)1/日--開始
2014年2月 クロピドグレル(25)2T,1x開始(バイアスピリン中止)
       血小板26.8万 赤血球421万 白血球5900
2020年6月 血小板16.8万 赤血球358万 白血球3400
2020年12月 血小板10.5万 赤血球349万 白血球2100
同日***クロピドグレル:中止***(服用開始から6年経過で
2021年1月*日(中止後14日目) 血小板9.8万 赤血球343万 白血球2300
2021年1月**日 (中止後24日目)血小板9.6万 赤血球349万 白血球2700
2021年2月**日 (中止後54日目)血小板12.2万 赤血球338万 白血球4000

コメント
**クロピドグレル25mg, 75mgの錠剤やバイアスピリン錠100mg(血液サラサラ薬)は実に多くの人々が服用されています。服用中の血液データは採血された医療機関で管理されていますが、微妙な変化は特にコメントがないかもしれません。
この2種類のお薬は臨床現場ではどうしても必要な場合が多く、多くの方が飲まれています。
上記2名は私が知り得た症例ですが、全国的にはかなり多くの方が再生不良性貧血へ移行中かもしれません。2例目の副作用発現は服用開始から、なんと6年目です!

この記事を閲覧して、自分の判断で服薬を決して中止してはいけません。 
2例目はプラークがかなり退縮していたので中止しても問題ありませんでした。

クロピドグレル錠、またはバイアスピリン錠は、脳梗塞入院時や冠動脈ステント留置術後に、ほとんどの例で処方が開始されます。

サラサラ薬服用中における、経過観察のための採血データですが、LDLの値はスルーしても、血小板数、白血球数、赤血球数のいずれかが階段状に低下していないかを・・必ずご自分でも確認する癖をつけましよう。 Drも人間ですから、貧血、血小板、白血球の数値は、100%Dr任せではいけません。
手立てが遅れると、1例目のように元に戻らないこともあります。

その他、今までで、
・間質性肺炎の1例でクロピドグレルの副作用が疑われる症例。
・間質性肺炎の1例でバイアスピリンの副作用が疑われる症例。それぞれ経験しました。
間質性肺炎:「歩くと息切れがするようになった」などの症状が出ます。

また、
・バイアスピリン服用中に黒色便になり、小腸の回腸末端に多発の潰瘍を来たした1例も経験しました。痛みはなくても、便が黒くなったら、まず胃・十二指腸潰瘍を疑うのですが、小腸潰瘍もありうるということです。 稀ですが、全国的に見ればありうる副作用です。

<久しぶりの方のプラークが悪化している場合があるのは・・なぜか?>

2年ぶりに受診された方のプラークがかなり悪化していました。本人は確実に改善しているだろうとの予想でしたが・・・。
 
久しぶりに受診されて、プラーク悪化が再燃した皆様方に共通しているのは・・
1)「改善したので油断した・・」ほとんどの場合が、ホームページの閲覧なし。
2)ホームページは時々閲覧しているが、RAP食のページの新しい記事の詳細を読んでいない。
3)ホームページは時々閲覧しているが、「判ったつもりで、RAP食の新しい推奨事項(特に脂肪0ヨーグルトの適量の指導、トコロテンの記述)などを、最重要事項と感じられずに、スルー読みしただけ」・・の・場合がほとんどです。

過去の私の考えを“信奉”し過ぎて、その後はその考えに則って、自分なりに行動されていた場合、現在の私の指導の変更・推奨点などを受け入れられていなかった場合はプラークが悪化します。

ネットに記載の変更点を、素直にお守りいただいていて、久しぶりに受診されたほとんどの方は、期待を裏切ることなくプラークは退縮中でした。ご心配なく。

<最近感じること:2021年4月29日>

プラーク悪化の要因が、一つ一つ、明らかになるにつれ、人間の常識では考えられない動脈硬化のリスク因子があぶり出されてきました。・・動脈硬化を継続して改善させ続けるためには・・知られざる真実を明らかにする必要があります。 単純に乳製品はダメとか、肉(魚・肉)はダメとか、青魚がいいとか、そんな過去の人が作った分類(名称)で、真実は明らかになりません。なぜダメなのか?ダメでない場合も多いがなぜなのか? なぜいいのか? 両面からその謎の真相解明まで踏み入る必要があり、今後は難解な問題解決のために、時間のかかる事実認作業の繰り返しが求められます。

したがって、RAP食の改正には慎重にならざるを得ませんが、ご希望がありましたので改定いたしました。

私が経験した、わずか1例といえども、日本いや世界にお住いのすべての日本人では、数10〜数100名が当事者たりうると考えられますので・・。

<この記事を終了しようとしていた時、1本の電話が・・内容を紹介します>
 
 すぐに診察受けられますか? 50〜60代の女性の声。 眼科で右目の眼底出血といわれ、
「網膜静脈分枝閉塞症」との診断を受けました。

Q:最近健康のために何か努力されていることはありますか?
A:はい、
・1年前から糖質を減らして、3食のご飯の内“玄米”を軽く1膳/日いただいています。
・1年前から鯖の水煮缶を2日で1缶を一人でいただくことを・・現在まで続けています。
・3ヶ月前から、アボカドを毎日0.5個いただいています。
2ヶ月前、急に血圧が上昇してきました。(2週間後には自然に低下)
・1ヶ月前から、牛乳、豆乳ヨーグルト、ヨーグルト、バナナ、りんごのスムージーを毎日いただいています。
1週間前に、急に右目の上半分がぼやけて・・眼科で、眼底出血と診断。
病名は「網膜静脈分枝閉塞症」 失明の原因としてよく知られています。

私のホームページをご覧になっている方はお分かりですね・・何が犯人か?
そして、その黒幕は? 現代の間違った健康常識ですね。
この方の行動の根底には、糖質制限を善とする間違った考えもあります。
正しくない情報は、人を簡単に不幸にします。

“食”は、扱いが極めて難解な“諸刃の剣”

*今年はバラの世話に集中できましたので、庭は昨年よりも元気で華やかです。でも、見頃は例年よりも10日ほど早く、期待されて予約を取られた方は、少し盛りを過ぎていますので、何とぞ悪しからず。

2021年8月11日追記

<免疫(白血球)を元気にするために・・“塩無添加煮干し”・・を推奨します>
以前、骨折予防のため・・骨のためには骨髄もある骨を食べましょう・・と、いうことで“塩無添加煮干し”を強く勧めましたが・・・最近、塩無添加煮干しを増量いただいた方のプラーク改善が良好であった方がおられました。 マクロファージの貪食能を高める食材を求め続けていますが・・・実際にプラーク退縮に貢献できる食材は極めて少ないのが現状です。 でも、塩無添加煮干しに・・は間違いなく、免疫を元気にする物質が含まれています・・やっと気付きました。

「??・・なぜ?」と思われることでしょう。そして「チリメンジャコではダメですか?」との声が聞こえてきますが・・ダメです。2つの理由があります。

1つ目:イワシの稚魚であるチリメンジャコには赤い血が少ないです(骨髄が少ない)。
2つ目:チリメンジャコのお腹は小さいです・・小腸・大腸およびその内容物も・・ごく微量。
3つ目:チリメンジャコ普通は塩水で茹でるので、多く摂取すると塩分摂取過剰になります。

赤い血には赤血球や白血球が含まれ、煮干しサイズのイワシの骨髄でも作られます。
そうなのです・・免疫細胞(リンパ球やマクロファージなど)は骨髄で作られます・・つまり、骨髄には免疫細胞を作る原材料や免疫細胞増殖の促進物質が・・必ず・・多く存在します。

なお、「腸内細菌が免疫細胞を操っている」とのNHK(BS番組)放送がありましたが、腸内環境は免疫にとって必須な環境です。

“煮干し”のお腹(腸)には、免疫を元気にする何か?が必ず含まれているはずです。

したがって、RAP食において、“塩無添加煮干し”は推奨順位・・第4位とします。

“塩無添加煮干し”は決してフライパンで加熱しないように・・・高熱で免疫を元気にする有益成分が変成します。骨だけのためなら・・OKでしょうが・・。

“塩無添加煮干し”の摂取量ですが、1日10〜15gです。
(“塩無添加煮干し”を購入できない人は、普通の煮干し(小さめ)を真水で1-2分ボイルして塩抜きしていただきましょう)

なお、“煮干し”には核酸もプリン体も多く含まれていますので、痛風の心配がある方は少なめにしましょう。摂取しすぎると尿酸値が上昇します。 ビールにもプリン体は多いですが・・・。

“塩無添加煮干し”の推奨順位を上げましたので・・「ビール酵母」(エビオス)は総合ビタミン剤的な役割は大きいですが、・・プラーク治療の観点からは・・摂取しても、しなくてもいいことにしました。(エビオスの酵母菌は生菌ではない?・プラーク退縮に貢献度が少ない・・実感です)

<酢やクエン酸・・薄めても・・週に1〜2回でも・・飲んではいけません>
人類の食と健康の常識は道半ば・・・
@酢や@@酢、クエン酸・・水で薄めて飲む健康法が・・流行しています・・

腸内細菌のいない“胃“のみで吸収されるなら・・健康にいいかもしれません。

「腸内細菌が免疫細胞を操っている・・」という、事実に基づく仮説から考えれば

免疫細胞は・・・・事実として・・
「新型肺炎の原因であるコロナウイルスから人類を守る細胞です」。
「がん細胞を日夜食べてくれています」。
「プラークも日夜24時間体制で貪食しています」。

つまり、腸内細菌は人類にとって不可欠で、ヒトは最大限の“おもてなし”“ご機嫌うかがい”を腸内細菌に対してすべきなのです。

身体各所の動脈の血管プラークの増減を見ることなしに、健康にいい食品(食物)と推奨するとは・・・なんと大胆な決断でしょう・・頭だけで考え・・実際の血管内を観察することなく・・つまり、その食品のプラークに対する影響の具合を検証できなかったから・・動脈硬化が4000年経っても治せなかったのです・・むしろ・・健康にいいはずの食品でさえ進行する場合もあるのですから。

例えば、脂肪0の乳製品であるヨーグルトを毎日50〜90gでもプラーク悪化傾向を感じますが・・100g以上を毎日摂取すると・・高頻度にプラークが悪化します・・信じられますか?・・でも・・驚愕の事実です。200g以上を毎日摂取するなら・・本当に最悪です。
(動脈硬化の未来塾 122))

酢や、ポン酢の使用は、刺身、鍋物以外では使用しないのが無難です。

理由は「腸内細菌が免疫細胞を操っている」からです。その腸内細菌が嫌がるpHの低いレモン汁・酢が小腸・大腸へ素早く流入すれば、腸内細菌叢に悪影響を及ぼし、結果として、マクロファージの貪食能が低下するのでしょう。

<トコロテンパックの液体は飲まないように・・・保存料として酢を使用>
以前、トコロテンパック内の水はヌルヌルして、有益成分が含まれているので、「水洗いする必要はない」・・とか・・・「汁を飲む必要はない」とか記載し・・汁の酢の濃度が薄いために・・汁を飲むことを禁じていませんでした。

ところが、酢の健康法として、各種の酢を10倍に薄めて飲んでいる方の12人は、ことごとく、プラークが悪化または改善なしの状態であることが判明しました。
酢はどんな酢も、高級な酢も酢酸です。焼酎や赤ワインのアルコールもエチルアルコール)

また、酢を飲むのを止めた2人では、プラークが改善しだしました。さらに、クエン酸を薄めて毎日飲んでいた人の2人中2人ともに、クエン酸の飲用を止めたらプラークが改善しました。

他にも、塩分を控えるために、なんでも“ポン酢”“三杯酢”などをかける人・・も、そのような習慣をやめたらプラークが改善しました。(過ぎたるは及ばざるが如し)

また、当院推奨トコロテンのタレには成分表示がありませんが、私の記憶では、以前と同じものであれば人工甘味料が添加されていますので、あごだしタレでも、トコロテンに絡めて食べるのはお控えください(半分の量でも)。
もし、添付のあごだしタレを使う場合は、水(お湯)で薄めて、スープ状態にトコロテン麺を入れていただきましょう。(摂取するタレがかなり薄められます)

最もオススメのトコロテンの食べ方は、スープなしの製品を購入し、市販の“めんつゆ”(人工甘味料無添加)で、スープに浸していただいてください。

なお、知人の情報では、水洗い後のトコロテンに竹輪を薄切りにして乗せ、そのままいただくと美味しいそうです。 酢や油を使わなければ・・冷やした味噌汁や、宮崎名物の冷やし汁をかけてもいけそうです。野菜スープ粉末もいいかもしれません。黒蜜でスイーツとして食してもOK です。

また、トコロテン1パック(130g)をザルで水洗いして・・「永谷園のお茶漬け」半パックを・・ふりかけ、冷たい水を少量入れて食べると・・美味しいです。

一度、何もつけずにいただいてみてください。結構いただけます。
そうすれば・・味付けのアイデアが浮かぶことでしょう。

市販のビン売りのめんつゆには、 “あごだし”ベースのタレであっても、カタカナ文字の人工甘味料は・・普通は添加されていません。 “あごだし”タレは、粉末でもいけるはずです。

人工甘味料(スクラロース、アスパルテーム、他など)は、少量といえども・・毎日摂取すれば腸内細菌に悪影響を及ぼすことが懸念されています。

<タンパク質摂取は「板かまぼこのスライス食」での補完がお勧め>
腸内細菌のコンディションが非常に重要だとわかってきましたので、毎日摂取する食品なら「人工甘味料」無添加の食品にしましょう。

人工甘味料の名前を覚えられないなら・・成分表に記載の「カタカナ文字」は、ほとんどが人工甘味料です。

竹輪には、生食用のニーズのために「人工甘味料」を添加している製造業者がほとんどです。「人工甘味料無添加」の竹輪も存在しますが、スーパーで見かける機会は少ないです。

白い板蒲鉾なら・・カタカナ文字の人工甘味料は、多くの場合添加されていません。板かまぼこは、普通は生食用ではありませんので、甘さ・味で消費者を釣り上げる必要もありませんので添加されていません。

赤やピンクの色をつける色素も消費者を釣り上げるための色素ですから敬遠しましょう。

老後のため・・足の筋肉をつけるには・・「筋トレ+タンパク質摂取」が必要です。

RAP食の観点から、脂肪0ヨーグルトと同様に、脂肪0の乳製品であるプロテインもお控えください。植物由来のプロテインなら、プラーク観察しながらの摂取ならOKでしょう。

“板かまぼこ”ならプロテイン以外の成分も多く含まれていますから、体にとっては・・お得かと。

<保存料:ソルビン酸にはご注意・・何気なく常食してはいけません>
常食の場合は特に、pH調整剤・保存料(ソルビン酸など)・人工甘味料・色素・などにはご注意ください。特にソルビン酸は抗菌剤ですから腸内環境・免疫システムに悪影響となります。

ソルビン酸はちくわに限らず、ワインソーセージ、ハム、漬物、チーズ、はんぺん、ジャム、などにも使われることがあり、防腐剤ですから・・食中毒予防にはなりますが・・腸内細菌の善玉菌のエサにはなりません。つまり、プラーク退縮のためにはマイナスの食品となります。

<レモン水・レモン果汁・・・アルカリ食品なので・・とってもいいですか?>
レモン水が流行っていますが、プラークが溜まっている方はお控えください。
レモン水はpH2.3程度、食酢はpH2.8程度・・・いずれも強い酸性です。

症例観察より、@@酢(どんな酢でも)を10倍に薄めてもプラーク退縮には悪影響があるわけですから、レモン水を10倍に薄めてもプラーク退縮に影響を及ぼしかねません。

「体をアルカリにするためにレモン水を飲んでいます」と言っていた人がいますが・・・レモン水や梅干しは、確かに身体に吸収されたらアルカリ食品ですが・・・吸収される前の段階・・腸内フローラの中を通過する際は、まだ酸性で・・腸内環境の善玉菌(好むpHは7〜8)にとっては・・・・大変迷惑な酸性の飲み物なのです。

トコロテンには、酢がしみ込んでいませんが、酢漬けのお野菜にはたっぷり酢がしみ込んでいるでしょうから・・プラークがたくさん溜まっている人にとっては・・腸内の善玉菌の立場に立てば・・控える必要があります。

なお、寿司のシャリでプラークが悪化する実感はありませんので・・大丈夫です。

また、柑橘類でも“甘夏”程度のすっぱさなら・・どれだけ摂取しても(甘夏を1日2-3個毎日でも)OKです。

刺身に、レモンの輪切りが添えてあるのは、殺菌剤としての・・食中毒予防に有効という先人の知恵なのでしょう。

動脈硬化が進行している人や・・65歳以上の老人は・・くれぐれもご注意ください。

<当院推奨トコロテンの成分:脂質の秘密・・お教えします>
ある人が、当院推奨トコロテンのパッケージ記載の成分表を見て・・・おそらく心配して・・製造元に・・「脂質が0.1gもあるけど・・なぜか?」と、電話されたそうです。

無理もありません・・・伝統的な作り方は、おそらく脂質が含まれないような作り方です。これは私の私見ですが、
この脂質には、免疫を高める何かの物質が微量だけ含まれていると考えています。

例えば、昆布やノリには土壌菌由来の「糖脂質」である免疫力を高めるとされるLPS(リポポリサッカライド)が付着しているとされますが、そのような物質かもしれません。

ただし、プラーク改善にLPSの影響が大きいなら・・トコロテンではなくワカメやメカブでもいいはずですが・・そのような実例はまだ経験ありません。

当院推奨のトコロテン100g当たりの脂質は0.1gですから、1個の容量130gでは0.13gの脂質含有量となります。(パケージの表示は小数点以下第2位を四捨五入し、0.1gとなっています)

このトコロテンが特別である証拠は、パッケージに記載の通りですが・・伝統的なトコロテン製法で作られたトコロテンの成分表を・・ご覧になった方は・・どれだけいらっしゃるでしょう?
通常の製法では・・脂質0.0g、糖質0.0gです。

<当院推奨トコロテンの成分:炭水化物の秘密・・解説します>
炭水化物を、糖質制限食の延長線上での炭水化物と・・・考えていませんか?
炭水化物=糖質+食物繊維 なのです。

つまり、炭水化物制限は・・・食物繊維制限につながるのです。
食物繊維が善玉菌のエサであることは・・よく知られた事実です。

当院推奨のトコロテン100g当たりの糖質は0.1gですから、130gでは糖質=0.13gです。
当院推奨トコロテン100g当たりの炭水化物は1.2gですから、130gでは炭水化物=1.56gです。

ですから、
当院推奨トコロテンのパッケージには130g当たりの食物繊維=1.4gとプリントしてあります。
(食物繊維=1.56-0.13g=1.43gですから、小数点以下第2位を四捨五入すれば1.4gです)

炭水化物は1.56gですから、小数点以下第2位を四捨五入すれば、130g当たり1.6gと印刷しても良かったのでは・・と思いますが、パッケージには1.5gと印刷されています)

糖質0.1g中には、更に詳細に分析されていませんが、有益成分のアガロオリゴ糖なども含まれている可能性があります。  ・・・糖質0がいいなんて・・誰のお考えでしょう。

結論を述べますと、
当院推奨のトコロテンには、腸内細菌が好む食物繊維、他が2倍以上も含まれていることになります。  臨床経験(プラーク観察)による効果(後述)・・その理由を科学的に裏付けることができました。

成分の精密分析結果と当院の臨床結果のデータ解析(後述)が出る以前は・・・当院推奨のトコロテンを勧めても・・
「同じテングサでしょう・・」と、素直でない方が多くいらっしゃいました。

<当院推奨の高品質トコロテンとは・・>
100g当たりの炭水化物1.2g以上、脂質0.1g以上、糖質0.1g以上のトコロテンとします。

もしこの基準を上回る製品が他にあるならば、推奨させていただきます。
その製品が日本一の製品です。

このレベルは、自作のトコロテンでは・・極めて困難なレベルです。

現在知られている伝統的なトコロテン製法で作った場合は、炭水化物0.6g、脂質0.0g、糖質0.0g止まりです。

そもそも、伝統の製品は・・こだわりの消費者の存在があって・・進化しています。

残念ながら、トコロテンを冬まで食べる習慣は日本にはありませんでした。
夏の暑い時に、体を冷やす食べ物という感覚でしかなかったのです。冬でもトコロテンを勧めるDrは今までほとんど存在せず、消費者がトコロテンの成分表示を見ない(どこも同じと思い)ので、トコロテンの成分に注視するトコロテン製造業者もいません。

私も同様に・・当院推奨トコロテンも伝統的なトコロテンと同じと思っていましたが・・
プラークの著効例を2020年8月〜9月にかけて・・立て続けに経験したことで・・・
2020年9月末に、当院推奨トコロテンでの著効例が非常に多いのに気付き、過去にさかのぼって、「伝統的な製法のトコロテン」と「当院推奨トコロテン」の効果の比較行いました。

<トコロテンの製品の違いによる、プラーク退縮効果に与える影響の検討>

『 期間:2020年3月1日〜6月30日における症例。
対象:トコロテンを毎日130g以上摂取できた35症例を対象とした。後ろ向きに検討。

方法:1)3〜4ヶ月の観察期間で0.3mm以上プラークが退縮すれば著効例とした。
2)当院推奨のトコロテンを130g/日摂取した群、260g/日摂取した群の2群に分け、伝統的な製法によるトコロテンを130〜220g/日摂取した群、300g/日以上摂取した群の4群に分類して検討した。
(伝統的な製法によるトコロテン221g〜299g/日摂取した症例はなかった)

その結果、
1)当院推奨トコロテンを260g/日以上摂取していた16症例中の11例(68.8%)が著効例。
2)当院推奨以外のトコロテンを300g/以上摂取していた7例中の3例(42.9%)が著効例。
3)当院推奨トコロテンを130g/日摂取していた7症例中の2例(28.6%)が著効例。
4)当院推奨以外のトコロテンを130〜220g/摂取していた5例中の0例(0.0%)が著効例。』

備考:(動脈硬化の未来塾 117))表2のグループXは当院推奨トコロテンを260g以上(2例のみ390g摂取)摂取し、かつ当時の推奨量である脂肪0ヨーグルト30〜50g摂取を守れていた症例でした。        
グループXの著効率は、11症例中の8例(72.7%)でした。                           

この衝撃の結果を踏まえ、2020年10月に、“このトコロテンの成分は絶対に普通とは違う”とお伝えし、製造業者に、より精密な成分分析の実施を無理にお願いした経緯があります。
(零細企業にとっては、高額な精密成分分析検査を行っても、消費者の購買動機には繋がらないとのお考えだったのでしょう)

当院推奨トコロテンのパッケージの成分表示(前述)は、私の指摘がなければ・・一般的なトコロテンの成分表示と同様の数値のままだったに違いありません。
(製造者も自身が作るトコロテンが、伝統的な製法によるトコロテンと・・精密な科学的な分析で、これ程までに差が出る・・ということはご存知ありませんでした)

コストと手間をあまり考えないで・・日本一のトコロテン製造を目指された職人魂に敬意を表します。

原料は・・同じテングサだけど・・・、同じコメだけど・・・、同じブドウだけど・・、同じ糸だけど・・・、同じ鉄だけど・・世の中には・・作り手の知恵と努力と心意気で・・全く次元の異なる製品が存在します。

RAP食の推奨食品の第一位が・・普通のトコロテンではないことを・・やっとご理解いただけたかと思います。

RAP食が進化し続けているのは、プラーク測定精度&先入観のないデータ解析のおかげです。
(過去にプラークを治せた人はいませんので、昔の健康常識は全て疑う必要があります)

<脂肪0ヨーグルトは禁止し、普通ヨーグルト30ccを1日置きの摂取にします>

理由は(動脈硬化の未来塾 122))に記載のごとくで、脂肪0ヨーグルトを禁止し、

普通のプレーンヨーグルト(ブルガリア菌)30ccを1日置きに摂取といたします。
30ccとは、大さじ半分程度の量(なめる程度)ですの、くれぐれもご注意ください。
ヨーグルトを全く食べないと、プラークの治りが悪いのは、多くの方で既に経験済みです。
(食べるタイミングはいつでもOK)

牛乳不耐症の方は、プレーンの豆乳ヨーグルト30ccを1日置きに摂取といたします。

備考:ヨーグルトはいずれも400ccの容器ですから、1個を1ヶ月間で食べきる量です。キレイな大さじを使用するなら、味噌や醤油のように賞味期限を過ぎてもそんなに変質いたしません。
匂いや、色、味に注意しながらですが・・1ヶ月程度は食べられるでしょう。
(これは、あくまでも私の経験による私見です)

賞味期限があるからとか・・果物と一緒に食べるからとか・・・・決してヨーグルトの量を増やしてはいけません。

RAP食でのヨーグルトは、処方箋扱いのお薬同様に・・菌種・量にご注意ください。

<・・一足先に未来を体験しませんか?・・・>
認知症や脳梗塞なんかに・・なりたくないので・・動脈硬化(プラーク)を治したい・・そんな"夢みたいな望み"が叶えられる “未来への扉”を開けられるのはあなた御自身です。

**ここまでお読みいただいた方は・・家族の・未来の大きな不幸を・・一つか二つ・・消せることでしょう**

*(2014年7月22日記載)**************************
*(2014年8月18日 内容の9カ所で細かな修正)******
*(2014年9月13日追記)**************************
*(2014年10月14日追記)アルコールに関して**************************
*(2014年10月14日追記)喫煙に関して**************************
*(2014年10月14日 今までの掲載内容の冒頭部分とアルコール・缶詰の部分を修正)******
*(2014年11月17日 追記:揚げ物食の流行・・・弁当食に一言・プリン体・超一流選手の食事)
*(2015年2月22日 甘酒・豆乳ヨーグルトに関して・・追記、 エビオス記述:前文修正)
*(2015年3月25日 脂ののった魚の過食は注意を・・全ての植物油、ココナッツオイルも危険)
*(2015年4月30日 MEC食は危険・・花粉症も予防できる・・私の勧め食習慣を「RAP食」と命名・・本文の・・「プラークが悪化した実例」他・・細かなところを10カ所以上・・修正。・・もう一度・・通しでお読みください)
*(2015年5月18日 追記:フライパンで焼いた後に残る汁は・・料理に使わないこと。油炒め・揚げ物の調理は肺がんとも関係あり・・エゴマ油・ココナッツオイルは生でも要注意)
*(2015年7月6日)追記:魚の過食を止めたら・・本当にプラークが何例も改善した。脂の乗った魚の過食は危険であることを証明.また、たとえ魚過食でも、野菜を多食していればプラークが溜まらないことも確認・・統計処理でも証明された。動脈硬化の未来塾45)を掲載。
*(2015年9月7日)追記:
・甘酒を勧めている記述(2月15日追記)を削除し、甘酒の記述変更。2012年の追記記述の・・「危険なのはコレステロール・・・・」以下を修正。
・豆乳ヨーグルト・野菜ジュースを勧める記述掲載。
・**お勧め食品**の項で・・「海藻類」摂取に関して・・毎日の摂取を勧めていましたが・・まれにコンブなどの多食の場合に・・甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症の報告がありますので・・「毎日摂取を」の部分を「なるべく週に3〜5回」へ記述を修正。
・ココナッツオイルなど注意文掲載。
・植物油脂添加製品に注意
(2015年11月30日 追記)*********
・ チキン:鶏肉はお勧めです
・ やはり、卵は動脈硬化とあまり関係ないかも
・ 素焼きのナッツは動脈硬化に関係するか?
・ 最近の怖い話しを二つ
・ 「介護離職者」にならないために・・これこそが根本的な対策!
*(2016年2月1日 修正&追記)
 ウサギ実験の論文解説を修正加筆
*(2016年2月1日 追記)
 魚介類・肉の選び方・・を追記
*(2016年2月15日)
 麺類の選び方・・を修正・追記
*(2016年2月15日)
 魚介類の項を・・修正・追記
*(2016年2月15日)
野菜ジュースには栄養がない!?を追記
*(2016年3月28日)追記
  果物・お菓子類   の項目について

*(2016年3月28日)修正
  缶詰について   の項目について
*(2016年3月28日)修正
  パン? ごはん? の項目について
*(2016年3月28日)追記
  魚の缶詰は大丈夫か?***の項目について
*(2016年3月28日)---追記
<「青魚の魚油は健康にいい」は迷信です。療養中の方へ・・脂の乗った「青魚」は危険>
*(2016年3月28日)---追記
<「ドブ川」 清掃作業したことありますか!?>

*(2016年4月13日)---修正
・EPA・DHAのサプリ製品を勧める文章を削除・修正
・ 焼き芋を毎日食べる人が出たので・・その文言修正。甘くないイモを、甘くないサツマイモと誤解されるので修正。
・ 「肉類」の項目で、動物性蛋白質は魚から摂取・・を削除・修正。
・ ごはんの酸化の説明を削除。脂質の絶対量が少ない場合は酸化・非酸化はあまり影響なし

*(2016年5月18日)---修正
<脂の乗った青魚・・・・>の部分で、毎日でなくとも週に2〜3回でも・・へ修正。
<魚・・の選び方><肉類の選び方・・>の推奨脂質量を5g未満から4g未満へ修正。

*(2016年6月6日)---追記
<オリーブオイルの日常的使用は危険>
<脂たっぷりのラーメンの多食(汁まで飲む)は危険>
<頸動脈エコー検査・動脈硬化検査(CAVI検査・ABI検査)で安心するのは危険>

*(2016年8月8日)----追記
<推奨の野菜ジュースの銘柄変更です>
<血管のために・・魚介類・軟体動物のコレステロールを努めて摂取を>
<くも膜下出血の人は・・・LDLが低い・・LDLが低い人こそ危険>
<血管力が良好でも脳梗塞になります・・血管力より血管プラークの堆積が重要です>

*(2016年9月20日)--追記
<白身魚が健康にいい・・も、迷信です。魚は100g中の脂肪分(脂質量)で選ぶべし>
<脳梗塞の再発、心筋梗塞の再発が怖い方・・などの・・魚介類・肉の食べ方は・・・>
<今流行の植物油についての余談ですが・・>
<今でも、糖質制限食で脳梗塞になりかけた人がいます・・本人は医療関係者です>

*(2016年10月17日)----追記
<ココナッツオイルの常用は本当に危険・・・緊急案内です・・・>
<お肌がカサカサで・・心配なら・・RAP食の裏メニュー伝授>

*(2016年11月1日)----追記
<ビール酵母摂取の推奨は「エビオス錠」から「エビオス粉末(ビール酵母)」へ変更です>
  それに伴い、本文中のエビオスをエビオス粉末へ修正。

*(2017年2月18日)---追記
<ソフトカプセルのサプリメントにご注意下さい>
<プラークを治したい方・・トコロテンは・・常用摂取を心がけましょう>

*(2017年5月1日)---追記
<トコロテンがなぜ?プラーク改善に必須アイテムか>
<甘酒は動脈硬化改善のための推奨食品:第3位です>
<豆乳はRAP食の必須アイテムから消去>
<脳出血やくも膜下出血の根本原因は・・96.7%がプラークです・・その実態に迫る>
<植物油と健康に関しての再確認です>
*(2017年5月1日)---記事内容の修正
<ビール酵母摂取の推奨は「エビオス錠」から「エビオス粉末(ビール酵母)」へ変更です>
の記事内容の修正
わかもと錠剤、エビオス(錠剤)を強く推奨しているかのように受け取られるため・・その部分の記事を削除。
*(2017年7月19日)---追記
<RAP食を自分で行う場合に、ストイックに甘い物制限+脂質制限をしないように>
<ビタミンC摂取のためにミカン類の果物推奨&全ての人に毎日卵1日1個摂取を推奨>
<“コンビニおにぎり” “コンビニ弁当のごはん”には注意が必要です>

2017年7月20日
<記事の削除について>
2017年9月19日
<卵>に関する記事----修正しました。
<乳製品>に関する記事----大幅に修正しました。
<お勧め食品>に関する記事----一部修正しました。
<食後のスイーツは何がいいか?>----修正しました。
<野菜ジュースには栄養がない!?>----修正しました。

2017年10月10日
<卵>に関する記事----修正しました。
<サバの水煮缶>に関する記事----修正しました。
<脳出血やくも膜下出血の根本原因は・・>に関する記事----追記しました。
<油未使用でのナッツ、・・・>に関する記事----修正しました。
<RAP食を自分で・・・、ストイックに砂糖制限+脂質制限・・>--一部修正しました

2017年10月31日
<お勧め食品・・・・魚介類の注意書きを追加修正>
煮干しを、肝臓病・糖尿病の方は「そのまま食べる」のは控えて、必ず加熱していただく様に修正しました
2017年12月27日 追記
<豆乳ヨーグルトは1日300gまで。その際は、豆乳は控えましょう>
2018年1月27日 追記・修正など
<**果物・お菓子類**> 「炒り豆」推奨していましたが「大豆の炒り豆」削除です
<魚の缶詰に関して> 具体的なデータ提示と注意喚起の記事掲載
<卵はやはり血管プラークとあまり関係ないかも>この記事削除 (卵は1日1個まで)
1日卵を2個食べ続けると、場合によってはプラーク改善にブレーキになります。
<RAP食を自分で行う場合に、ストイックに砂糖制限+脂質制限をしないように>記事修正
の、“元々肥満ではない女性の方が痩せすぎで心配される場合があります。”に関するアドバイスを一部修正
<大豆・その加工品(豆腐、豆乳、豆乳ヨーグルト、枝豆、納豆、煮豆など*合計で)の過食はNGです> 新規
<ナッツ類の過食はNGです>—新規
<植物性の脂質(素材含有)も摂取過多はNGです>-新規
2018年2月19日:追記
・<納豆の摂取制限をします。納豆は毎日半パック(約20g)までに制限>
・<治療のためのRAP食では、週に2回以上口にする魚または肉は、100当たりの脂質量が2.0g以下の食品をチョイスすべきです>
・<現代人にとっては「食べ過ぎたら危険な大豆」・・に比較してナッツ類の摂取を考える>

・29Pの<豆乳ヨーグルトは毎日:1日2個食べましょう・・>を修正
<豆乳ヨーグルトは毎日:1日100〜200ccを推奨>へ:記事も修正
・豆乳ヨーグルト推奨摂取量:毎日100〜250g→100〜200gへ修正(記事本文)
・納豆の1日標準摂取量:毎日1パック→毎日半パック(約20g)へ修正(記事本文)
・35Pの食品の脂質含有量:牛ミノ(1.3)→(8.4)へ訂正

2018年3月8日:追記
・納豆推奨(毎日半パック約20g)→納豆ミニパック(半パック)を週に1〜2回までに
・<油未使用でのナッツ、殻付きピーナッツはプラーク原因になるか・・>この記事削除
・<「甘酒」は動脈硬化改善のための必須推奨食品:第3位→4位へ変更>

第3位は根菜汁です。第4位の納豆はランキング外へ。
・<納豆の摂取制限をします。納豆は週に1パック(約40g)毎日半パック(約20g)までに制限>―記事内容修正
・<現代人にとって「食べ過ぎたら危険な大豆・納豆」・・を考える>新規
・<玄米100%食は本当に健康にいいのか?>新規
・<納豆は毎日1パック食べてはいけないですか?>新規
・<運動していたら納豆は多めに食べていいか?>新規
・<運動できない人:車椅子生活者の納豆・大豆製品の摂取に関して>新規
・<チョコレートはいいですか?・砂糖抑えたチョコでも・・過食は危険>新規
・<ナッツ類を最近食べている人が多いです・・ナッツ類の過食ででプラークがどうなるか?・・血管の中を見ていない学者の見解を信じてはいけません・・命を縮めますよ>新規
・<アイスはいいですか? ソフトクリームはいいですか?>新規
・<カレー粉は脂質が多いけど・・いいですか?>新規
・<チーズはいいですか?>新規

2018年4月6日:以下の部分を修正
<現代人にとって「食べ過ぎたら危険な大豆・納豆」・・を考える>
胚芽米(ごはん:飯)の脂質計算を、誤って乾燥胚芽米の脂質量で行っていましたので修正しました。
<玄米100%食は本当に健康にいいのか?>
玄米ごはんの脂質量計算を乾燥玄米の脂質量で計算していましたので、炊飯後の玄米飯での計算に修正しました。

2018年8月6日 修正追記の部分
・味噌の脂質量に誤りがありましたので修正しました。
・納豆の推奨レベルを下げ、プラーク治療中は納豆の摂取を週に1回から0回へ変更し、豆乳ヨーグルトの適量を100〜200gから100〜130gへ変更しましたのでご確認下さい。
<納豆・大豆製品・植物性脂質制限をしたのは・・やっぱり正しかった>
<豆乳ヨーグルト摂取に関する最新の見解>
・乳製品の“脂肪ゼロヨーグルト”を摂取可とし、雪印の「豆乳ヨーグルト(豆乳仕立て)」を推奨品の上位にランクインさせた。

<ベジタリアンがなぜ動脈硬化になるか?>
<血管にいいはずのチョコやナッツがなぜプラークの原因になるのか?>
<果物の摂取制限を撤廃しました>
<麺類やその他の植物油脂添加品でも、成分表で脂質が低ければOKです。書籍に記載の考え方を修正しました>
<「脳梗塞・心筋梗塞・高血圧は油が原因」の増刷分では以下の修正予定です>

2018年10月31日 以下を修正・追記
「2018年8月6日追記を修正」
<豆乳ヨーグルト摂取に関する最新の見解> 記事を全面削除
通常の豆乳ヨーグルトを推奨品から除外し、推奨品は「無脂肪の豆乳ヨーグルト」「無脂肪の牛乳製ヨーグルト」としたので。」
前述のヨーグルトに関する記事も修正しています。
「2015年9月7日 追記を修正」
<豆乳ヨーグルトは毎日:1日100〜130ccを>の記事を全面削除」

「2016年8月8日-追記-を修正」
<推奨の野菜ジュースの銘柄変更です>を一部修正
カゴメの野菜ジュースでも手や顔が黄色くなります。毎日摂取のジュースを野菜からトマトジュースへ変更です。

追記としては
<RAP食は脂質制限食ではありません。脂質の過剰摂取制限食です>
<脂肪0のヨーグルトが推奨品です***豆乳製・牛乳製に特にこだわる必要なし**>

2018年11月16日:修正
修正カ所---(サプリのプロテインに関して)
・「原材料に・・牛乳・植物油脂・・が使用されている製品はNGです」(この分を削除)→成分表で脂質0gであることを確認しましょう。原材料に関しては植物性でも、動物性でも問題ありません。
・「脳梗塞・心筋梗塞・高血圧の原因は油」の修正予告(8月6日)を削除して、新たに修正して掲載

2019年3月19日:修正
1)脳梗塞後・心筋梗塞後・認知症傾向などの療養中の方は、くれぐれも100g中の脂質の量が3.9g以下の魚介類をチョイス、または鶏肉・ブタ赤身など、脂質がより少ない食材にしましょう
→くれぐれも100g中の脂質の量が2.0gへ修正

2)<豆乳ヨーグルトは1日130gまで。豆乳は控えましょう>
→<豆乳ヨーグルトは必ず脂肪0gの商品を。1日100〜200g>

2019年6月25日:修正
<飲むヨーグルトはいいですか?>
脂肪0の飲むヨーグルトを推奨(旧)→飲むヨーグルト(脂肪0)の推奨は「プレーンタイプの飲むヨーグルト」に限定。
甘さのある飲むヨーグルトは・・美味しくても・・決して推奨致しません。ご注意ください。

2019年10月21日:修正
1)2019年6月25日 追記の<脂肪ゼロ:飲むヨーグルトの推奨品はプレーンタイプに限定。>の記事を削除
2)飲むヨーグルトを推奨品から削除。
3)ラットの実験図の図を修正
4)M-line 理論図を修正しました

2020年1月21日修正
・2019年12月9日追記の図を修正(脂肪0ヨーグルトの量に関して)

2020年2月18日修正
・2019年12月9日追記の図を修正(再度:脂肪0ヨーグルトの量に関して)
・2018年10月31日の記事で「豆乳ヨーグルト」「プロテインサプリ」に関する記事を削除

2020年7月20日修正
(2015年9月7日追記分)において
サプリのプロテイン摂取はいいか?質問されますが・・基本的には、竹輪(蒲鉾など)+卵白+塩無添加いりこ(塩無添加の食べる小魚)などからプロテインを摂取すべきです。どうしても摂取したいなら、植物由来にしましょう。 と、修正
<ビール酵母摂取の推奨は「エビオス錠」から「エビオス粉末(ビール酵母)」へ変更です>
これを削除しました。

2020年12月25日修正
<本文中の、果物に関する記述を修正しました。>
果物は(バナナ以外)、制限撤廃よりもむしろ推奨品に格上げいたしました。

2021年4月29日 修正
・脂肪0ヨーグルトの推奨量を、1日置きに30g(大さじ半分)摂取へ変更。
・トコロテンのタレに三杯酢を使用しないようにしましょう。
・クエン酸の飲用を禁止。
・レモン汁や酸っぱい液の飲用にご注意を、
その他。

2021年8月10日 修正
・脂肪0ヨーグルトを禁止し、普通のプレーンヨーグルト(ブルガリア菌)を1日置きに30g(大さじ半分)摂取へ変更。
・トコロテンパックに封入されている水は飲まないこと(水切りをよくするか、水洗い後になど、人工甘味料・酢を添加していない“めんつゆ”などでいただきましょう)。

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