久留米市野中町の肝臓内科・血管内科・消化器内科・乳腺内科です。電話:0942-33-5006
脳梗塞・心筋梗塞は本人の意思で予防できる病気です。
“自分だけが自分を守れる”
でも、その危険の足音は自分でも、例え医師本人でも“自覚症状”では判りません。
8カ所の血管エコーなら、危険の足音がはっきり聞こえるし、足音の大きさまで判るのです。
また、危険が明確になっても、自分で食事内容を見直さない限り、LDLが下がっても、血圧が下がっても危険回避できません。
血管のプラーク“脂よごれ“を簡単に取る魔法の薬は残念ながらありません。
血管のプラークは主に口から入る脂質(動物性・植物性を問わず、脂質の酸化・無酸化に関わらず)が沈着したものですが、これを減らすコツは“道路清掃”と同じです。
プラークをゴミに例えると「誰かがゴミを散らかし、誰かが片付けている。
ゴミを散らかしているのは、あなたの口なのです。
ゴミを片付けているのはマクロファージです。
マクロファージは毎日掃除していますので、散らかす量を極端に減らせばゴミは減るのです。少し減らしただけでは現状維持でしょう。ですから時間がかかりますが、着実に減ります」
血液サラサラ薬は基本的にはゴミを片付けるためではなく、とりあえずは脳梗塞・心筋梗塞にならない状況にしておくために必要なのです。
血液サラサラ薬は自己判断で軽々しく中止しないで下さい。
(備考:右上の私の著書(2018年4月20日発行)には食習慣のアンケート点数(食習慣点数)のページがあり、ご自身の食習慣を点数で表せます。血管エコー実例の項目で比較してみて下さい。)